ひろがるスカイ!プリキュア~選択者の継承~ 作:ディロイ・ファントム
おとはは自室の写真立ての前に行き、覚悟を決める
おとは「使いたく無かったけど・・・一か八か!」
そう言って写真の裏に置いておいた鍵穴のマークが描かれたカードを回収する
おとは「アンロック!」
おとはは窓から飛び降りながら、そのカードでアンロックを行い、ランボーグの元へ急ぐ
ソラ「ダメです・・・全然届きません」
プリズム「タウィルが居たら届くんだけど・・・」
キュアスカイ、キュアプリズム、あげはがどうしようかと悩んでいるとUFOランボーグに向かって何かが飛んでいくのが見えた。・・・命中し無かったが
あげは「何今の!?」
プリズム「ッ!?あれを見て!」
キュアプリズムが地面に誰かが居る事に気付き、それに釣られて2人も見る。すると確かに誰かが居る。遠いので白い事しか分からなかった
スカイ「私!見てきます!」
キュアスカイが1度降りて正体を確認しに行く
スカイ「貴女は何者ですか!」
ウリス「私はウリス」
スカイ「ウリス・・・」
ウリス「・・・と言っても、これはあくまでもガワなの」
スカイ「えっ・・・えっ!?その声、もしかしておとはさんなんですか!?」
ウリス(おとは)「そうなの!・・・ンン’’ッ!まぁ、そう言う訳だけど、このままじゃ届かないのも事実」
スカイ「私達の方も、届かなくて悩んでます」
ウリス(おとは)「それなら・・・グロウ」
ウリスは第2段階とも言えるウリス・ブラッディとなった。これではまるで
スカイ「進化・・・した・・・」
ウリス(おとは)「さて、今から破壊するわ。動力炉を狙えば良いかしら?」
スカイ「あの、動力炉ってなんですか?」
ウリス(おとは)「そうね・・・人間で言う心臓よ。最も、あぁいった機械の場合、動力炉を破壊すれば機能停止、或いは木っ端微塵に爆発するだけね」
スカイ「それはダメです!」
ウリス(おとは)「どうして?」
スカイ「あの中には、エルちゃんが居るんです!」
ウリス(おとは)「・・・本当に?」
ウリス・ブラッディの質問にキュアスカイは無言で頷く
ウリス(おとは)「・・・参ったわ。取り敢えず破壊しない程度にはやるけど、期待はしないで」
1度キュアプリズムとあげはと合流する事にした。勿論正体も明かした
プリズム「信じられないけど・・・本当におとはなの?」
ウリス(おとは)「勿論。この口調だって、このガワ本来の口調だし」
あげは「それで、あれを壊せれるの?」
ウリス(おとは)「勿論。ブラッディ・ストライクをあれに叩き込めば問題ないわ。近付く必要はあるけど」
あげは「その近付くと言う事が出来てないから・・・ッ!?みんな避けて!」
ウリス(おとは)「ッ!?グロウ!アーツ!エグニマ・オーラ!」
ドォォン!
突然UFOランボーグから超極太ビームが飛んで来て爆発する。煙が晴れてきて様子が見れる様になるとキュアスカイ、キュアプリズム、あげは、カバトンが驚く。何故ならキュアスカイとキュアプリズム、あげはが無傷で、ウリス・ブラッディ・・・いや、ウリス・バーチクルが空中で、それも無傷でたたずんでいた
ウリス(おとは)「・・・ふぅ。ウリス様様ね」
プリズム「衣装が変わった!?」
ウリス(おとは)「は?当たり前でしょ?」
あげは「ちょっと!私達はそう言う事も分からないんだからそんな風に言わなくても!」
おとは「・・・やっぱりウリスは良くなかったの。キー、アンロック」
タウィル「ウリスだと精神が引っ張られ易い・・・やっぱりこっちの方が安定するの」
スカイ「おとはさん!その姿ならあそこまで飛べませんか!?」
タウィル「・・・いやー、あそこまでは少し厳しいの」
スカイ「そんなぁ」
タウィル「遅くても良いなら飛べなくは無いの」
プリズム「出来れば速くあそこまで到達出来るのが理想だけど・・・」
タウィル「(グロウして赤タウィルになればこっちとは比較にならない速度は出る。けど、気持ちが何故か昂ぶり易いから助けられても被害が出る・・・ううん。迷ってられない)」
あげは「・・・おとは?」
タウィル「・・・3人共、離れてて」
プリズム「どうして!?」
タウィル「今から炎翼の翔破を使うから!」
あげは「何するつもりなの!?」
タウィル「グロウ!」
タウィルは白から赤へと変化し、咄嗟にアーツを使用する
タウィル「アーツ!炎翼の翔破!」
炎の翼を纏い、飛翔する。その際に発生する熱風でプリキュア達が僅かにダメージを負う
タウィル「ッ!?エルちゃんッ!」
タウィルが見たのはエルちゃんが逃げようとしていたが、謎の光線に捕まってしまい、回収されようとしている所だった
タウィル「ツバサ!諦めちゃ駄目なのッ!」
ツバサ「ッ!?・・・プリンセス!僕は!貴女を守ります!そして!もし僕に最期が訪れたとしても!最期の1瞬まで貴女を守ってみせますッ!」
ツバサの煮えたぎる思いが通じたのか、ツバサが光りだし、胸の辺りからミラージュペンが出現する
カバトン「嘘だろ!?また脇役がプリキュアになるってのか!?」
エル「ぷりきゅあぁ!」
ツバサ「貴女のナイトが参ります!」
タウィル「ツバサ・・・」
ツバサ「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!ウイング!」
ツバサの周りの空間が変化し、変身が開始される
ツバサ「煌めきホップ!爽やかステップ!ハレバレジャンプ!」
ウイング「天高く広がる勇気!キュアウイング!」
タウィル「キュアウイング・・・空を制すプリキュア・・・ッ!解除!キー!アンロック!グロウ!」
タウィルは1度おとはに戻り、そのままウリスへと変化。更にウリス・バーチクルになり、UFOランボーグに取り憑く
カバトン「なんなのねんお前は!」
ウリス(おとは)「アーツ!ブラッディ・ストライク!」
カバトン「ぬわーっ!?・・・なっ!?掃除機光線が!?」
ウリス(おとは)「ふふ・・・さようなら」
そう言って真っ逆さまに落ちていく。勿論飛べるからこそ出来る芸当ではあるが
タウィル「・・・うん、足は大丈夫。アーツは・・・問題無さそう。ウイング!決着をつけるの!」
ウイング「・・・はいッ!」
カバトン「お前なんぞには負けん!くらえーッ!」
キュアウイングに何度もビームを照射するも、全て躱される。そしてUFOランボーグの上を取られてしまった。そしてそれは、UFOランボーグの敗北を意味する
ウイング「ひろがる!ウイングアターック!」
カバトン「ちぃぃ・・・カバトントン!」
タウィル「最後の仕上げなの!グロウ!」
タウィルは赤に変化する。そして、ある意味最狂で、ある意味最悪なアーツを起動させた
タウィル「アーツ!熱音の稲光!」
タウィルの周りにドラム一式を展開され、それを叩く。すると空から赤い稲妻が無差別に、それも大量に落ちてくる。当然ながらUFOランボーグにも何度も当たる。が、それと同じく町にも被害が多発し、キュアスカイ、キュアプリズム、キュアウイング、あげは、エルちゃんにまで当たりかけたり、当たったりしていた
タウィル「どんなもんなの!・・・あれ?」
エル「えるぅ・・・」
タウィル「・・・なんで怯えてるの?」
プリズム「酷いよおとは!」
タウィル「どう言う事なの?」
スカイ「周りをよく見てみて下さい!」
タウィルはキュアスカイに言われてやっと気付いた。町から煙が幾つも上がってるのを
タウィル「・・・あぁ、熱音の稲光をデフォルトで使ってたの」
プリズム「デフォルトって・・・おとは!貴女は自分がやった事分かってるの!?」
タウィル「・・・やっぱり、難しいの」
ウイング「おとはさん!」
タウィル「・・・みんなは、私達ルリグの事、どの位理解してるの?」
いきなりタウィルからそんな質問を受け、戸惑う。が、4人共ルリグの事はほぼ知らないので分からないと答えた
タウィル「大雑把に解説するなら、睡眠欲と戦闘欲、そして呪いの塊なの」
プリズム「え?食欲は?」
タウィル「正直食べなくても問題は無いの。勿論、問題無いだけで消化も出来るの」
スカイ「だからあのキノコも」
タウィル「それは無関係なの(即答)」
スカイ「がーん」
タウィル「・・・まぁ、ルリグの持つ技・・・アーツと呼ばれているんだけど、これらは『仲間が居る事を考慮していない』事と『周りへの被害を気にしていない』と言う共通点があるの。だからさっきみたいに無差別攻撃があっても不思議じゃ無いの。実際、あるルリグ達は同じ様なアーツ『落華流粋(レクイエム)』を持ってるの」
4人「「「「・・・」」」」
タウィル「・・・まぁ、うん。流石に自重するの」
ウリス
叫喚の閻魔 ウリスの姿をしている。本来は五十嵐留未が望んでなった姿であり、初代ウリスと契約した結果自身がルリグと化していた。だが、今の自分にはあっても無くてもいい物としてタウィルにキーカードを貸し与えている
ウリス・ブラッディ
無道の閻魔 ウリスの姿をしている。所謂ウリスからの強化形態の為、対抗出来るのは同じ存在である無限少女だけである
ウリス・バーチクル
邪眼の閻魔 ウリスの姿をしている。元々の地頭が良いのと戦闘センスの高さも相まって相当な強さを持っている存在。尚、現在はおとはが中身の為本人程の強さは無い
ブラッディ・ストライク
血の力を纏って攻撃するアーツ。威力は一致爆結と同等
エニグマ・オーラ
自身の素の能力を強化するアーツ。アーク・オーラのウリス版と言っても差し支えない。効果は3分続く