破滅的行動って何ぃ?
アイちゃんって1巻、あかねちゃん情報、11巻、45510の話的に
自分に自信が無くて臆病な性格って事は伝わってくる。
特に45510の話は運営ですら忘れたような場所、
B小町メンバーしか見れない思い出の場所だからこそ
自分の想いと弱音を託す所が本当にズル可愛い過ぎる。
このブログにメンバーが見に来ないって誰よりも分かっていたアイちゃんなのに。
ポケットの中から音楽が聞こえる。
「はーーい。佐藤社長どうしたの? 私今オフなんだけど」
「俺は斉藤だ。クソアイドル」
「用事がないなら切るよぉ」
「今どこほっつき歩いてる。アイドルの自覚をだなぁ・・・」
「もうーー用事がないなら本当に切るよ!」
「待て待て。アイあの話を受ける気になったか」
「うーーん。あんまり受ける気しないなぁ」
「だって私はアイドルなのに受ける意味なくない?そんな時間があれば
もっとダンスの練習とかした方が良いと思うし」
「あのなぁ。アイドルの仕事は歌って踊るだけじゃないんだぞ。
せっかく鏑木さんがお前の事を思って紹介してくれたんだぞ。
それだけアイお前に期待しているって事だ。
お前だって分かってるだろ?今のお前に必要なのはアイドル以外の部分だって」
「分かってるよ。でも私ばかり・・・」
「おい。まさか・・・お前まだ気にしてるのか?」
そんな事分かってる。
アイドルを初めて2年が経ち私たちの歌が何曲か出来て歌詞と振り付けを覚えて
ライブや握手会など何度かやった。
私的にライブとか成功したと思えるし皆が喜んでくれたと思う。
皆も喜んでたから私も喜んでる様に見せた。
それからB小町の固定ファンをつくようになってきたと思う。
その中で私のファンは多くなってきた。
その結果・・・
いじめが起こった。
最初は化粧品1個が無くなった。
私の事だから適当なところに置いてしまったんだと思い探した。
だってあの化粧品は社長が初ライブ記念で私の為に買ってくれたやつだし。
安い化粧品なら諦めれたけど仕方なく探した。
チームのメンバーの1人が嗤ってるのが視界に入った。
その嗤い方は知ってるし見に覚えたが合った。
私は人の顔と名前を覚えるのが苦手だから名前と顔が一致しない。
学校でも
「山田さんおはよう!」
「はぁ・・・山田じゃなくて山本!
アイちゃんワザとやってる?
これで何回目?」
「あはは。ごめんねぇ」
「はぁ。あっち行こう」
「はぁ・・・またやちゃったなぁ」
椅子に座り机の中の本を探す。次の授業は数学だったよね。
本とペンケースを取り出す。あれ?いつも使ってるペンが見当たらない。昨日、確かに入れたはず。
どこに「クスクス」と視線と笑い声が聞こえ後ろから聞こえる。
あぁまただ。
私はいじめられやすい。
酷いいじめはないけど人の輪に入れなかったり物を隠されたりする。
「星野さんまた無くしたのぉ」
「あはは。そうなんだぁ。どこかに落ちてるか見なかった?」
「
「ミキ知ってるぅ?」
「
「見つけたら星野さんに教えるねぇ」
「ありがとう!見つけたら教えてね!」
「
噓
嘘
嘘
嘘
嘘
皆嘘が下手だなぁ。
この子達の場合はワザとかもしれないけど。
私みたいに考えないで嘘つけないなんてまだまだだなぁw
まぁそんな必要もないだろうけどね!
だから大小色々ないじめをされてきた私は今更、化粧品の1つや2つ無くなっても気にしないんだけどね!
何よりB小町3周年が近い今、問題になっても困るしね!
「あれぇ?ここに化粧品しまったんだけどなぁw
どこかの控室に置いてきたかなぁ」
「もうアイちゃんドジだなぁ」
「アハハ。気を付けないとねぇ。皆も気を付けてね!」
「もうアイちゃんじゃないんだから。大丈夫だよ。
アイちゃんだけだよ。まだメンバーの名前覚えてないのw」
「アハハ。ごめんねぇ私、名前と顔を覚えるの苦手だから。
これでも頑張って覚えようとしてるんだよ!」
「アハハ本当かなぁ早く覚えてよ。もう2年経つんだからね。
あっ私、振り付け確認したいから行ってくるね」
「うん。いってらっしゃーい」
「チッ」
それから数日後、振り付けの確認の為、ダンスルームに入ろうとした時
「ねぇ。アイちゃんがおじさんと歩いてるの見たって人がいるんだってw」
「えぇww嘘ぉそんな訳ないでしょ?」
「本当だって。見た感じお金無いだろうし。いつも同じ服着てるじゃん」
「だからってアイドルがパパ活はしないでしょ?」
あはは・・やっぱり私はこうなっちゃうんだ。
嘘吐きの私がアイドルするなんて無理だったのかなぁ。
アイドルは愛と夢を売る仕事。
でも私は愛がよく分からない。
だって私は誰かに愛された事がない。
愛されたことの無い人間が誰かを愛せる訳がない。
でも社長は言った。
嘘吐き続ければ何時か誰かを愛せるかもしれないって。
嘘に嘘を重ねて
でも私は愛が欲しい。誰かを愛して誰かに愛される事はきっと素晴らしい事だと思うから。
私は噓吐きだから、また嘘が一つ増えるだけ。
私一人知らない振りをして皆に合わせて何も変わらない日常を繰り返せば問題ない。
「アイ?そんなところで止まってどうした?狭いんだからそんな所で止まったら邪魔になるぞ」
今この会話を聞かれたら大変なことになる。「あのね佐藤社長ちょっとあっちで」何とか引き離さないと
「斉藤だクソアイ「そういえばアイちゃんの化粧品隠したの〇〇?」ル?・・・」ダメだよ
「だってあの子ばっかり贔屓されてズルいじゃん!私達だって頑張ってるのに・・・」それ以上言ったら
「もしかして社長にパパ活してるんじゃないw」
「は?」 顔を上げて佐藤社長の顔を見ると今まで見た事ない形相をした佐藤社長がいた。
「佐藤社長?ほら落ち着いてあっちで話そう?」
「斉藤だ。こうやって返事出来るぐらい冷静だ」
「そうだね。あっちに「おい!今の話どういう事だ!」行こう・・・」
その後B小町全員に面談があり〇〇ちゃんはクビになった。
今までギスギスしてたB小町のメンバーとは明確な壁を感じるようになった。
ギスギスするって事は私の事を等身大で見ていてくれていたって事。
でも今もう・・・
「ねぇここの振り付けってこうだっけ?」
「うーーん。こうじゃね?」
「ええぇ。そうかなぁ」
「この振り付けはこっちの方が良いと思うよ!」
「あっうん。そうだね。アイちゃんが言うならそうだね」
「そうそう。 アイちゃんが言うなら間違いないね」
「あっそういえばこの前ね・・・」
「えぇぇ嘘ww」
「・・・」
アイドルは孤独だと聞いたことがある。
アイドルとして成長していくにつれて
分かってる。 みんなが求めているのは
だから一杯いっぱいイッパイ
そうする事でみんなの求める
皆が喜んでくれるから私も喜んでいいと思うから。
だから私は今日も
そしていつか
「もう!違うよ。時間も大分経ったし私も気にしてないよ」
「もうすぐ新しいメンバーも募集予定だし新生B小町を盛り上げていかないとね」
「いいよ。ララライワークショップいく。」
「そうか! この経験はきっとお前の為になる!」
「そうだと良いね。あっ!信号が変わったから電話切るね!」
「おう!お前もいつまでもウロチョロしてないで早く帰ってこいよ!
お前は顔は良いんだから」
「うるさいなぁ。顔だけは余計ですよぉだ!」
電話切る。
ふぅ・・・私はただ
「アイドルは大変だぁ」
思ったより話が長くなったのでここで区切ります。
無駄に話が膨らんでしまった。