無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

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戦姫8 光と闇の剣士?

 

 

 

前回のあらすじ 

追跡者を撃退したハルトと大智、しかし突如現れた剣士の乱入により事態は混沌となる

 

その剣士は響から聞いていた剣士と瓜二つであり…何故かハルトに異常な執着をしていた

 

 

ルサルカが変身したグレア2とGMライダーの連携により辛うじて撤退したハルト達であったが

 

ーーーーーーーー

 

 

拠点にて

 

 

「響が夢で見た剣士に襲われたぁ!クイズ先輩とハルトが!」

 

 

「はい…ルサルカの援護で何とかなりましたが…かなりの強さでした消耗してない僕達全員でも勝てたかどうか」

 

 

「そんなにか…姐さん、どうするよ」

 

 

「今はそんな事より」

 

 

冴は目線を動かすとそこには

 

 

「……………………」ガタガタ

 

 

ハルトが体育座りで震えていた…その瞳には色が消えておりガタガタと携帯のバイブレーションのように震えている敵を手にかけても良心が痛まない所か大笑いする彼が剣士と邂逅しただけで青羽を手にかけてしまった戦兎級に怯えているのだ

 

 

 

「何があった?」

 

 

「その剣士に何故か迫られてまして…ただあまりにも狂気が過ぎたので怯えています」

 

 

「いやヤバいだろ!あのメンタルお化けが逆にメンタルやられるってどんな奴だぁ!」

 

 

「見てみる?」

 

 

「え?」

 

 

「このヴィジョンドライバーには記録能力があるから見せる事は出来るわ…ただおススメはしないわ遠目から見ても怖かったもの…」

 

 

「へぇ〜面白ぇじゃねぇか折角だ見せてもらおうか!」

 

 

「クリス待ちなさい!」

 

 

 

冴の静止も虚しく数分後

 

 

「「……………………」」ガタガタ

 

 

「お前スゲェよ…あんなの直接向けられて震えてるだけで済んでるとか…尊敬するわ」

 

 

「………どうも、けど怖いのは怖い」

 

 

「だよなアタシも暫く夢に出てきそうだ…つか何で響の奴はアレの夢みたんだよ」

 

 

「俺に質問をするな」

 

 

恐怖に震えるものが2人になっただけであった

 

 

 

「はぁ……直接狂気を向けられていないクリスでさえあぁなるのか…大智、アンタ的にどうみる?」

 

 

「個人的な意見ですがハルトに対して危害を加える気はないと思います…ただ」

 

 

「私達はそうでないと」

 

 

「正解…それとハルト」

 

 

「……………………」

 

 

「はぁ…ルサルカお願いします」

 

 

「えぇ……こほん…良い加減再起動なさい!」

 

ルサルカはスリッパで頭を叩くとハルトは再起動したがその手には撃退の為だろうか

 

 

「…………………っ!」ガタガタ

 

 

ニンジャとブーストバックルが握られていた

 

 

「そんなに赤と緑が好きかぁ!!」

 

 

再度叩こうとしたルサルカに思わず冴も止めに入る

 

 

「落ち着きなさいルサルカ!話が進まない!!」

 

 

「離しなさい冴!」

 

 

「やれやれハルト、君はあの剣士の正体に心当たりがあるね?」

 

 

「「え?」」

 

 

「っ!……何で?」

 

 

「あの時、君は下ろしてくれと言った…それまでは逃げようとしていたのに…つまりあの段階で君は剣士の正体に心当たりがあったから確認したかった、違うかい?」

 

 

「そうだよ…けど何で…人どころか虫すら殺せないような優しい子だったのに」

 

 

 

「まぁ君の知り合いなら対策も立てられるし…いや君がいた街の人間なら君自身が決着をつけるべきかな滅ぼしたの君だからね」

 

 

「………それもそうだな行ってくる皆んな手出し無用だ」

 

 

「分かってますよ」

 

 

「それと…俺の身に何かあったら響は頼んだ」

 

 

「任されましたよ」

 

 

「ん」

 

 

ハルトはそれだけ言うとドライバーとバックルを持って外に出た

 

 

「ちょっと大智!」

 

 

「考えてください、彼だけがあの剣士と対話が出来るのならこの場の最適解は彼と剣士を2人にさせる事違います?」

 

 

「危険すぎる!どんな奴かも分からないのに!」

 

 

「それはどうかなぁ…」

 

 

「え?」

 

 

「剣士が僕の想像通りの人物なら大丈夫だよ…けど今は」

 

 

「……………………」ガタガタ

 

 

「クリスを再起動させようか、最悪のケースと彼女の銃は必要になるから」

 

 

「賛成」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そしてハルトは人気の少ない夜の街を歩いていると

 

 

「どうもっす、お兄さん」

 

 

声をかけられたので振り向くと、そこには黒髪を後ろにまとめ全体的にゆったりとしたパーカーを着ている小柄で中性的な子がいた

 

 

「何?」

 

 

「いやね、こんな夜遅くに何してんだろうなぁって、ほら知らないっすか?最近この道では植物みたいな通り魔が出るらしいっすよ」

 

 

「通り魔?……何それ都市伝説?」

 

 

「みたいなものっすね…こう見えて怖がりだから…少しお兄さんと歩いて帰りたいなぁ……ってね!」

 

 

「っ!」

 

 

その子は貫手でハルトを貫こうとしたが直前で地面から伸ばしたツタで防御、反撃に転ずるが直ぐに距離を空けられてしまった

 

 

「やるねぇ…つか人間っすかお兄さん?」

 

 

「安心しろ最近、人間かどうか怪しくなってきたと思っているところだ」

 

 

「いや全く安心出来ないんですが…しかし僕と同じようなのがいるとか世界は広いっすね」

 

 

「同じ?」

 

 

尋ねると悪い意味でニヤニヤしている

 

 

「あ、そう言えば自己紹介がまだだったっすね僕の名前はアカリ…今の先輩…カリバー先輩のお気に入りっすよ、元お気に入り…未練がましい過去の人!」

 

 

「っ変身!!」

 

『JYAMATO』『ZOMBIE』

 

 

その言葉でハルトは完全にキレ、バックルを取り出した

 

 

「あ、やっと戦う気になったっすね!ははは!んじゃバトルスタートっすよ」

 

アカリもドライバーを取り出し腰に添えると本を展開した

 

 

『金の武器 銀の武器!GOLD or SILVER!』

 

 

ライドスペルを読み終わるとドライバーに本を装填して一体化していた剣を引き抜く

 

 

「変身!」

 

『最光発光!!WHO is THE SHINING SWORD!最光一章!金銀の力得た輝く剣!最光!!』

 

 

「……………」

 

 

誰が予想しただろうか、変身したら剣になる仮面ライダーがいる事を怒りで震えていたハルトもその姿を見てキョトンとするしかなかった

 

 

「どうだこの姿!これこそが世界で最初に生まれた聖剣 光剛剣最光で変身するライダー!その名も仮面ライダー最光!僕は世界を守る剣だ!」

 

 

「仮面ライダーって何処向かってんだろう」

 

 

俺が死んだ後の仮面ライダー業界が心配になってしまった瞬間であった

 

 

 

「馬鹿にするなよ!これでも僕は剣士なんだ!!とぉ!」

 

 

「っ!剣士!?剣の間違いだろう!!」

 

 

最光はその剣状態のままジャマトライダーに接近して一撃叩き込むが負けじとゾンビブレイカーを振り回すが

 

 

「はははは!遅い遅い!何処狙ってるのさ!!」

 

 

その速度は光に匹敵すると言われる聖剣の力によりジャマトライダーにダメージがドンドン蓄積されていき膝をつく

 

 

「さーて…そろそろおしまいかな…あ、そういえば聞いておきたいんだけど」

 

 

「あ?」

 

 

「先輩が言ってたんだぁ…速度は重さ、光の速度で切られた事はあるかぃ?って何の話しか知ってるぅ!!」

 

 

『最光発光!!』

 

 

「っ!」

 

 

「さよならだ過去の人!!」

 

 

『GOODLUCK!』

 

 

必殺技で光の速度で突き進みながら真っ直ぐジャマトライダーを貫こうとした最光に防御態勢を取るがどれだけ早くても人間が光の速度に間に合う訳がない

 

 

「っ!」

 

 

その一撃はジャマトライダーを貫く…筈だった

 

 

「ねぇアカリ…何してるの?」

 

 

その声で剣がジャマトライダーのドライバーを貫く寸前で静止する

 

 

「っ!!せ……先輩!?こ、これは…」

 

 

「何してるのって聞いてるの?」

 

 

「えーと…これは……そのぉ…」

 

 

「この子に殺されかけました」

 

 

取り敢えず助かるならばこの状況を利用しようと頭を回したハルトの告げ口に

 

 

「え?ちょっ!!」

 

 

「ふーん……じゃあ…封印してあげようか」

 

 

フランベルシュのような黒い聖剣、暗黒剣月闇を振り上げると

 

 

「ちょっ!ごめんなさい!!!」

 

 

涙まじりの声で変身解除したアカリは迷わずに土下座をして先輩と呼ぶ剣士に許しを乞う

 

 

 

「私、言ったよね?ハルトには手を出すなって」

 

 

「い、いやそんな事いって「何?」本当にすみませんでしたぁ!何でもしますので封印だけはご勘弁おおお!」

 

 

あ、あの剣が全力で土下座する姿にやはりこいつ怖えと震えていると

 

 

「あ、ハルト!やっぱり来てくれた!ちょっと待っててね、この子封印するから」

 

 

「あ、いや…その……ちょっと待ってあげたら?」

 

 

「っ!!」

 

パア!と顔が綻んだ

 

 

「そいつを封印する前に、カリバーお前と少し話しがしたい」

 

 

「うん、いいよ」

 

 

「封印するのは確定事項っすか!?」

 

 

「執行猶予だよアカリ、封印されたくないなら邪魔しないで…何なら邪魔しそうな奴倒してきて」

 

 

「は、はい!!」

 

 

変身解除したハルトは不安半分で恐る恐る尋ねるフードを被ってるので見えないが

 

 

 

「カリバー、お前はその……あ、あかね…なのか?」

 

 

確認するのが怖くて怖くてたまらない…だが

 

 

「そうだよ」

 

 

とフードを脱ぐと見えたのは別れたあの頃よりも成長して綺麗になっていた彼女の顔であった

 

 

「っ!」

 

 

「久しぶりだねハルト」

 

 

「あ、あぁ…久しぶり」

 

 

「「………………」」

 

 

き、気まずい!どうしよう何か話す話題はないか!考えろ!普段回してない脳みそを今こそ回せ!!とあーだこーだ考えていると、言葉にする前にあかねが近づいてきたので

 

 

「そ……その元気そうで良かった」

 

 

「うん…ハルトも元気そうじゃん、ほらジャマトライダーだっけ?聞いたよデザイアグランプリ?で頑張ってるって」

 

 

「ま、まぁ色々とあってさ…あかねもさ何で剣士になったの?」

 

 

「色々あったんだ、私も」

 

 

「そ、そうなのか……そ、そう言えばさっきの子だけどさ」

 

 

「アカリの事?」

 

 

「そーそー、凄いなぁって思って剣になったりとか色々と」

 

 

「あぁ…あの子は光の聖剣と融合しちゃったんだよ元々余命が短かったから延命と治療方法が確立するまでの融合なんだけど…その…」

 

 

「あぁ…結局治療方法が見つからないでズルズル行った訳だ」

 

 

「うん…融合したから食事とか睡眠とか取らなくて良いんだけど……逆に生きてる刺激や実感が欲しいって!宝くじとかギャンブルとかに手を出して…」

 

 

 

「っ!ちょっと待ってろ、あかね…あいつをチェーンソーで切り刻んでくる!!」

 

 

ハルトは激怒した、幼馴染の大事なお金を使い賭け事を楽しむギャンブル狂に天誅を下さんと、ハルトは政治や経済や令和ライダーの物語やデザイアグランプリの真実なんて知ったこっちゃない何処にでもいた不幸な一般人だ、しかし大事な幼馴染の不幸には人一倍敏感であった

 

 

「え?……っい、いや大丈夫だよ安心して私のお金でギャンブルとかはしてないから!」

 

 

あかねもハルトの勘違いに気づいて慌てて訂正して間一髪助かったのであった

 

 

「それで…あの子がどうしたの?」

 

 

「いや、その……幸せそうで良かったなって」

 

 

「え?」

 

 

「いや自分の事を新しいお気に入りって言ってたからさ…俺がいなくなった後も楽しくしてるみたいで良かったよ、ほら俺といてもハルカや正義バカの所為で迷惑しかかけてないから…そんな疫病神がいなくなったら、あかねが幸せになったなら…俺はあの日にいなくなって良かったなって」

 

 

「………………………………いよ」

 

 

「え?」

 

 

「何でもない、ちょっと待っててねアカリを直ぐに封印してくるから!」

 

 

「え、いやちょっ!」

 

 

止めようとしたが遠くから

 

 

 

「え?先輩どうしたんですか?い、いやちょっ!何で暗黒剣月闇をふりあげ…あーー!」

 

 

 

と断末魔が響いたと思ったら

 

 

「お待たせ…待った?」

 

 

先程見た仮面ライダー最光の姿…まぁ剣の姿で引き摺られていたのだ封印されたってそう言う事!?

 

 

「い、いや待ってないよ!うん!」

 

 

「ごめんね、アカリがそんな事言ってたんだね…お前の所為でハルトが勘違いしてるじゃないどうしてくれるの?」

 

 

ガッガッ!と足元に物言わぬ剣となった最光を足蹴にしている あかねを止めに入る

 

 

「と、取り敢えず封印したと言え聖剣を足蹴にするのは辞めようか…」

 

 

「そ、そうだね」

 

 

「それでさ…この間はありがとう」

 

 

「え?」

 

 

「ほら逃げちゃった時の奴…知らなかったとは言え怯えたりとか礼も言わないで飛んでったりしたからさ」

 

 

「ううん気にしないで、いきなり出てきたからびっくりしたんだよね!」

 

 

「あぁ…しかし……本当に綺麗になったな」

 

 

「え……そんな事ないよ」

 

 

「やっぱり、あかねは笑った顔の方が似合うな」

 

 

「っ////」

 

 

「ほら人の顔って最後に会った時の顔が一番残るって言うだろ…だから俺の記憶のあかねは泣き顔だったから…ごめん…俺と一緒いた所為で不幸にさせて…」

 

 

「ううん謝るのは私だよ…ごめんなさい…ハルト、あの時突き放して…私が弱くて君と一緒に入れなくて…1人にしてごめんなさい!」

 

 

「いや悪いのは俺だよ…全部俺が弱かったからあかねを守れなかった…それだけだよ」

 

 

「そんな事ない!」

 

 

「そうかな……じゃあ少しだけ話し聞いて欲しいな……」

 

 

「一杯聞くよ!だから私の話も聞いて…」

 

 

「勿論だよ俺なんかで良かったら」

 

 

少しずつ、本当に少しずつだが昔のように話せるようになってきた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

朗らかに談笑をしていると昔を思い出す、お互いに空いた時間を埋めるように楽しい時間を過ごしている光景を遠目で見ている者達がいた

 

 

「おい、これ覗き見してるけど大丈夫なのかよ」

 

 

「大丈夫です、この距離ならバレませんよ」

 

 

「しかしさっきは焦ったな…別方向に行ったから良かったが…悲鳴が聞こえたら…そいつが剣になっていたな」

 

 

「あの剣士……あかねと言いましたが確か…」

 

 

「あ…アレだろハルトの幼馴染」

 

 

「えぇ……しかし彼が彼処まで笑顔で話す相手とは」

 

 

「アタシ達でも初めて見るぜ…つか普通に可愛いとか口説いてるし」

 

 

そこそこの付き合いだが作り笑顔以外の笑顔を見たの初めてである

 

 

「なぁ……これ」

 

 

「バレたら大変ね」

 

 

「正解」

 

 

「あいつにバレたら…「バレたら何?」ばっか!血の雨が…ふ………る……」

 

 

「「…………」」

 

 

三人が恐る恐る目線を動かすとそこにはハイライトが消えた響が同じように覗いていた

 

 

「ハルトさん……何であんなに笑顔なの?……と言うかあそこの女の人誰?」

 

 

「「「……………」」」

 

 

三人はあまりの圧力に閉口していると

 

 

「皆、教えて」

 

 

「「「ハルトの幼馴染(です)(だ)」」」

 

 

あまりの圧に屈してしまった

 

 

「そう…あの人が……ちょっと行ってくる」

 

 

「ちょっ待っ!!」

 

 

気づいた頃にはもう手遅れだった

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その頃 ハルト達は互いの近況を報告していたハルトはあの後、とある場所にいてそこの人達に助けられた後、彼等に厄介になっていると

 

 

あかねの近況は?と聞いたのだが

 

 

ハルトが飛び降りていなくなった後に夢であった役者の世界に入り、様々な体験を超えた先で仮面ライダーに出演したと

 

 

「ま、マジでええええ!!」

 

 

「小さな役なんだけど…頑張ったんだ」

 

 

「凄いよあかね!おめでとう!!」

 

 

「ありがとう……でも…ね」

 

 

 

そう言うとあかねは俯くと肩を震わせ始めた

 

 

 

「その事を伝えて…一緒に一番に喜んで欲しかった人がいなかった!私は君ともっと一緒にいたかった!!隣にいて欲しかった!!それなのに!!」

 

 

そこまで聞いて、ハルトは少し後悔した自分の短慮を…そして思い込みを

 

 

目の前の彼女は自分の事を忘れた、もしくは兄妹間の問題に勝手に巻き込んでしまい恨んでいると思っていた…しかし現実はどうだ?

 

 

「あかね……」

 

 

彼女は自分の事を亡くなった(あの世界で)後でもこんなにも思ってくれていたではないか

 

 

「私が弱かったから!あの時、我が身可愛さで君を突き放して見捨てたから!全部私の!」

 

 

その言葉だけは違うと言わんばかりにハルトは気づいたらあかねを抱きしめていた

 

 

「ごめん」

 

 

「ハルト…」

 

 

「あかねの気持ちは凄い嬉しい…そしてごめん…気づけなくて…」

 

 

「ううん…ハルトあの」

 

 

「けど最低でも4人、俺の手で幸せを奪わないと気が済まない奴等がいる」

 

 

「………あの人達?」

 

 

「うん……俺の家族と正義バカには俺が味わった以上の不幸を味合わせないと気が済まない」

 

 

「そっか……なら私も…っ!」

 

 

何かが見えたのか、あかねは全力でハルトを押し倒したのである

 

 

「あ、あかねさん!積極的すぎませんか!そ、その…こう言うのは「ハルト、敵だよ」は?」

 

 

あれ?可笑しいと恐る恐る目線を動かしてみると

 

 

誰かが投げた投石が付近に隠れていた武装隊員に当たっていたのである…かなりの豪速球だったのだろう…頭部に大きなタンコブが出来ている

 

 

「え……狙撃…じゃない投石!?」

 

 

「っ!」

 

 

あかねはゆたりと起き上がると暗黒剣月闇で残撃波を放つとそこには見慣れない装束を着た響が立っていた

 

 

「響!?」

 

 

「ハルト危なかったよ狙撃されかけてた」

 

 

「あ、今のスナイパー?って響が倒してくれたんだありがとう!」

 

 

「どういたしまして……それでその女の人は誰?」

 

 

あれ?おかしい彼女の瞳が束さんや千冬さんと話してた時よりも絶対零度になってるが

 

 

「あ、そうそう紹介するよ響!彼女は「ハルト」ん?」

 

 

 

「この子誰?」

 

 

あれ?今度はあかねも!?嘘でしょ!しかも瞳からハイライトが消えているのですが!!

 

 

「彼女は立花「違うよ」ん?」

 

 

「この子はハルトの何かなって話」

 

 

「は?」

 

 

あれ?雲行きがおかしくなってきてる

 

 

「別に友達とか良いんだ、仕事仲間でも…ただね……それ以外だったら…」

 

 

あ、あれ!あかねさん!何で黒い衝動が出ているのでしょうか!怖いよ暗黒剣月闇がカタカタ震えてるよ!!やっぱりそれ魔剣か何かじゃないかな!?

 

 

「私?私は立花響…今ハルトと一緒に一つ屋根の下で暮らしてる」

 

 

「はぁ!?」

 

 

「響さん!他の仲間とルームシェアしてるよね!つか何でそんなにあかねに攻撃的なの!?」

 

 

「ハルトは黙ってて私はこの女に用事がある」

 

 

「い、いやちょっ!そんな物騒な衣装着てガントレット装備してる人の話は「ハルト」あ、あかね」

 

 

「大丈夫だよ…ちょっとOHANASHIするだけだから」

 

 

「大丈夫じゃない気がするんだけど!」

 

 

「それに見てて私も強くなったんだよ…君を守れるようになったんだって…だから見てて」

 

 

『ジャアクリード』

 

 

「私の……変身!!」

 

 

『暗黒剣月闇!』

 

 

『GET GO UNDER CONQUER THAN GET KEEN!ジャアクドラゴン!』

 

 

『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

 

 

「その姿!そうかお前が!!」

 

 

「ハルトに近づく泥棒猫は私が切り捨てる!」

 

 

「……っ!あの人を捨てた貴女がそれを言うか!!」

 

 

あかねは裏切りの剣士 仮面ライダーカリバーに変身すると暗黒剣月闇を中段に構える

 

 

「え?何で戦う流れなの?」

 

 

流石のハルトも混沌すぎる状況についていけないでいた…が

 

 

「「はああああああ!」」

 

 

両者の拳と刃が重なると同時に周囲に大きな振動が発生したと同時に

 

 

「「「「「うわああああああ!」」」」」

 

 

「え?」

 

 

その衝撃波に負けたのか周囲に伏せていた部隊員が地面に落ちてきたのだ、待て…これはつまり

 

 

「俺…出歯亀されてたの?…ねぇ君達に素晴らしい提案をしよう」

 

 

 

『ENTRY』

 

 

 

ハルトは笑顔でドライバーにディスコアIDをつけるとジャマトバックルを装填する

 

 

「農園の有機肥料にしてやる」

 

 

『JYAMATO』

 

 

右手にブロンアームズを加工して作った戦斧を持ち突きつけるのであった

 

 

 

 






はい!前回から登場していたカリバーと今回登場の最光ですが、詳細設定は後日投稿ですが容姿のイメージだけでも


あかね→黒川あかね(推しの子)ですね、最近アニメ見て一目惚れですいやあの子色々と凄いわ一瞬で推しになりました…

アカリ→破滅フラグ(全力回避フラグちゃん)新キャラです
生意気な弟みのあるショタキャラですね
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