前回、カリバーvs響、ジャマトライダー、ナッジスパロウ、ダパーンvs特殊部隊と言う構図になった
そんな時 紫の閃光がカリバーを命中し乱入したアナザータイクーンと紫の戦姫 小日向未来に対して激昂したジャマトライダーが襲いかかった
「不幸にしてやるよ化け狸」
「っ……が……はっ!」
「死ね!」
「がっ……!……はっ!」
苦しんでるアナザータイクーンだが、ポフッ!と可愛らしい音と共に煙が出るとアナザータイクーンの体は木の丸太と入れ替わっていた、しかも残念と書かれている
「これ……っ!」
慌てて防御姿勢を取ると手裏剣型エネルギーを投擲され防御してる内にアナザータイクーンを見逃してしまった
余談だが魔王ハルトも最低最悪の魔王と戦った際に同じ手を使っていたりする
「今日の晩飯はタヌキ汁かな……残念か…本当に一々頭来るなぁ!!」
ジャマトライダーは戦斧を作るとツタに巻きつけ高速で鎖釜のように回転させ始めたのを見て
「ヤベェー…ハルトの奴マジギレしてる……幸いなのは探知能力とか無い所だな…もし魔王のアイツにこんな事したら一瞬で消し炭だし」
と隠れ身の術で姿を消しながら分析しているアナザータイクーンは相手がこの世界のハルトで良かったと思う、もし魔王ハルトなら
〈隠れたか…この世界全て攻撃すれば見つかるよね!みんなも探してくれ!!〉
と言って絨毯爆撃するか怪人やアナザーライダーを召喚して人海戦術で探し出せるのだから
「い、いやその前に王の勅令で無力化されるな」
つくづく彼方のハルトは化け物であると理解する
「か、変わり身の術だと!!」
「ニンジャフォームってあんな使い方があるのか…姐さんできる?」
「……頑張る」
「取り敢えず僕達は響を助けますよ!」
「「あぁ!」」
三人は響を助けようと動き出そうとしたが三人の前には刀を構えた防人が立っていた
「すまないが彼女達の立ち会いに近づけさせる訳にはいかない!」
構えるが三人は凄まじい勢いでロポとナッジスパロウが前衛、ダパーンはマグナムで後衛を担当した
「「「邪魔をするなああああ!」」」
防人vsナッジスパロウ、ダパーン、ロポ
開戦?
その頃 アナザータイクーンvsジャマトライダーは戦斧を振り回しながら周りを見渡す
「森の中に逃げたか?いや」
アイツの狙いが響を攫うことなら逃げの一手はない、まさか森に誘ったのゲリラ戦か?ならニンジャの方が有利に…あれ
待てよそう言えばいつの間に特殊部隊の奴等は伏せてたのだ?時間から考えると俺とあかねが談笑してる時間も見られていたのは分かるが、アレだけの規模を用意するとなれば事前の用意が…あ、尾行されてたのか…尾行?
「そうか…お前か」
「え?」
それに思わず隠み身の術で隠れていたアナザータイクーンも声が出た
「お前があかねとの久しぶりの時間を邪魔したかぁ!!」
「うええええええ!」
あの特殊部隊の奴等に出歯亀させていたのはお前のせいかぁ!!と怒り心頭に発すると
「あかねとの時間を奪いやがって!!化け狸め万死に値するぞ!!」
「何か勘違いしてないか!俺達は響を助けたいんだよ!」
・・・・・・・・
「お前達の世界の響をだろうが!この世界の響を不幸にしてまで助けたいなら…俺が許さねぇ…今までそっちの響が幸せに暮らしてたならよぉ…こっちの響の為にも取り立てねぇとなぁあ!」
『JYAMATO』『ZOMBIE』
ゾンビジャマトフォームになりゾンビブレイカーを構え直して撃ち合う
この場面においてハルトとナツキの戦闘スタイルには大きな差があった
剛よく柔を断つ
正面からの力押しを得意とするハルト
柔よく剛を制す
手数によるヒットアンドアウェイのナツキ
それぞれの至高があった
「違うって!こっちの響の心臓にあるガングニールの破片を除去しないと、この世界の彼女の命も危ないんだよ!!」
「そんな最もらしい嘘八百を!!」
『POISOM CHARGE!TACTICAL BREAK』
ゾンビブレイカーにエネルギーをチャージして一撃を放つ
「あー!もう!何で話聞かない所まであっちのハルトと似てんだよ!!」
『ROUND 1 !TACTICAL SLASH』
ニンジャデュアラーをシングルモードにしてディスクを回転させエネルギーを貯めて構えると
「「らぁ!!」」
両者の一撃が中間地点で交差すると強い衝撃が待機を震わせると周りの視線を独り占めした
「ナツキ殿!」
先日、コンタクトを取った異世界からの協力者の苦戦に驚く翼であるがナッジスパロウ達は肩をすくめて呆れる
「おやおや僕達のリーダーはご機嫌斜めですね」
「あぁ…つか、いつの間にアイツがリーダーになってんだよ」
「僕達が集まるキッカケですからね」
「それにご飯が美味い…」
「沖縄料理は姐さんには劣るがな」
やれやれと呆れているが大智は冷静に
「しかし先程のタヌキさんが言ってたことは本当なのですか?響の心臓に聖遺物の破片とは?」
「え?クイズ先輩はあんな奴の言い分信じるのかよ!!」
「どんな事でも知っておくのが嗜みですよ、それにその話が本当なら僕達の方が響に迷惑をかけている事になる」
「出た、大智の悪い癖…けど一理あるか事実確認はしてからか…まぁ嘘ならアレだけど」
ロポが呆れているが翼は淡々と
「証拠…となるかは知らんが以前ナツキ殿とエルフナイン殿が用意した写真がある」
そこにはナツキ達がいた世界での響が融合症例時代のレントゲン写真だ
「成る程…それで彼女のレントゲンを撮りたい訳ですか」
「そうなる、それに私達側としても仲間の忘れ形見を有してる彼女を放っておけませんし…それとノイズを倒せる貴方達の事を放置できませんので同行を願いたいのですが」
「最後は全力で抵抗しますが響の事は無視できませんね」
「確かにな、きちんとした病院で検査してもらう必要がある」
「姐さんまで!……まぁ分からなくもないけどよぉ、アレ止めれるか?」
とダパーンの目線の先には
「響!お願いだから話を聞いて!」
「私を見捨てた奴がどの口でそれを言ってるの!!」
「それは…」
勘違いとは言え、自分を見捨てた幼馴染に拳を向ける響に鉄扇で防御する未来がいた、遂に未来の鉄扇を弾き飛ばすと倒れた未来に対して響は怒りの感情に任せて振り上げた右足を下ろし踏みつけるが
「どの口がどの口がどの口がどの口がどの口がどの口が……っ!」
「っ、っ!」
突然、襲い掛かる頭痛に響は踏みつけるのを辞めて倒れる
「響!」
「私に近づくな!!」
そして此処でも
「未来ちゃん!!ちょっ、響ちゃん話を聞いてくれよ!」
「戦いの場で余所見してんじゃねぇ!!」
『POISOM CHARGE TACTICAL BREAK』
「うらぁ!!」
視線が逸れた隙にジャマトライダーはゾンビブレイカーにエネルギーを溜め必殺技をガラ空きのボディーに叩き込むと変身解除したナツキは地面に転がると
「がぁ……くっ!!」
「さて……残りはあのビーム女か…こっちの響の不幸の元凶だキチンと取り立てねぇとなぁ!」
完全に怒りに飲まれているハルトにナツキが
「さ、させない……」
足を掴んででも止めに入るがハルトは問答無用でゾンビブレイカーをナツキに突きつけるが
「離せ、変身してない奴を攻撃する気はない」
あの人達だって変身解除した人間には危害を加えなかった…え?浅倉さん?あの人は例外だよ…あの人に鉄パイプを渡したら何でもありだから
「そ、そうは行くかよ…本当に響が危ないんだ!二つの世界の響がピンチなんだよ!」
「ふーんタヌキは化かすのは上手いから信用できないなぁ」
取り付く島もない……が
「待ってください、ハルト」
「五十鈴?どうしたよ」
「タヌキさんの話は本当かも知れませんよ」
「何?」
何処の世界でもハルトは仲間の言葉は素直に届くのである、頭が冷えたのか変身解除するが
「おい」
「な、なんだよ…」
「俺の足に触ってんじゃねぇ」
「ごふぅ!!」
迷いのない爪先蹴りがナツキの腹に強烈に刺さったのである
五十鈴説明中
「成る程な…また俺は早とちりだったか?」
「いいえ、彼等が嘘をついている可能性もありますから一概に悪い訳ではないですよ…それに彼女との逢瀬を邪魔されて怒るのは当たり前でしょう?」
「そうか…んじゃあのタヌキの話は持ち帰って検討する皆撤退だ!響も行くぞー」
「うん……後でアイツの話を教えてもらうから」
「それ本人から聞けよ」
「やだ」
「響!待って!」
「何でよ何も言わないで私の前から消えたのは未来でしょ?なら私だって勝手にやる、もうこれ以上私の邪魔をしないで」
と突き放す
「………っ!ちょっと待ちなさい!!」
「っせぇ俺達に命令すんなよ」
ハルトの号令で仲間達は撤退の準備を始めるとナッジスパロウ達は手慣れたように準備を始めるとあまりに自然だったので周りが慌てて止めに入るが関係ない、ハルトはカリバーの元へと足を運ぶと
「行こうあかね…一緒にいてくれないか?」
ハルトは彼女に手を伸ばして明るい笑顔を向けるとあかねには出会った時の記憶がフラッシュバックした
『一緒に遊ぼう』
「け、けど」
「俺といるの嫌?」
「そんなことないけど私…」
「へぇ…良いのかなぁ?このままだと私がハルトを独占しちゃうよ?」
変身解除している響がニヤニヤしながらハルトの腕を組むと同じように変身解除したあかねはハイライトが消えた瞳で
「え?それ勧誘になってな「何言ってるの?私も行くけど?」あれぇ?」
「それと独占?何言ってるの?そこは私の居場所だよ…その汚い手でハルトに触らないでくれるかな?」
「何言ってるのハルトは私のものだよ?」
「私のなんだよ、ずっと前から」
「そんなに大事なら名前でも書いときなよ」
「そうだね…ならその腕に私の名前を書いておこうか…アカリ、切れ味最大」
「了解っす先輩!!このスケコマシの腕を一刀両断にしてやるっす!!」
暗黒剣と光剛剣を震える手で構える、ハイライトの消えたあかねにハルトは顔面蒼白になる
「あ、いやちょっ…あかねさん?その両手の剣で切られると流石の俺の腕も一刀両断されちゃうなぁ…なんて」
「大丈夫だよ、ハルトなら切られた腕を再生できるでしょ?」
「いや出来るかぁ!普通の人間は切られた腕を再生出来ねぇんだよ!」
「え!再生出来ねぇの!!」
ナツキも以外!と言う顔をするので思わず
「そっちの世界では腕生やせるのが常識なのか異世界怖っ!俺はピッ○ロさんかよ!!」
「いやだって俺の知ってるハルトは心臓潰されても直ぐ治癒して戦ったことあるし」
GX編でノエルに魔剣ダインスレイフで心臓を貫かれた際、アナザーライダー達が強引に心臓を治癒させてアナザーバイスが暴れた前例を引き合いに出すと
「束さんにも言ったがタヌキ世界の俺はどんな化け物なんだよ!!」
「……ねぇ束って誰?」
「あ……」
やばいと思ったが遅かった上に
「ハルトの奥さんだけど?子供もいるし」
「ばっ!」
「やっぱり他にも女がいるんだ…しかも子供まで……私が見てない所で何人増やしたのハルト?ねぇ答えて?私は切らないといけない…これ以上私を1人にしないでよ……」
「これは並行世界の俺の話!!此処の俺じゃないから!!」
「本当?」
「本当だよ、大丈夫だから信じて」
「まぁ此処にいるお前は純愛か?」
「他の世界では浮気者みたいに言うなよ」
「え?異世界では五人も奥さんいるのに?」
「………どう言う事かなハルト?」
「タヌキ、テメェええ!」
やっと消えたはずの黒い衝動が再燃した件は怒って良いと思えたハルトであった
ーーーー
この時オーディエンス席でルサルカは
「いやぁ!ハルトの修羅場で酒が美味しいわ〜他人の不幸は蜜の味よね〜」
人の修羅場で大爆笑していると
「よぉ、相変わらず悪趣味な出し物してるじゃねぇか」
そこにはスーツの似合う渋い雰囲気のナイスガイがいた
「あら?随分と珍しい来客じゃないのどうしたのケケラ?」
「何、推しが頑張ってるからな少し応援と思ってよ」
「推し?」
「アイツだよ野田ナツキ、アナザータイクーンだ」
「あぁタヌキさんね」
「まぁなキューンも入れ込んでる奴の応援で見てるらしいぜ」
「ん?あぁクリスちゃんね」
「そうそう、だからよ俺達にも一枚噛ませろよルサルカ」
「あら、良いわよ」
此方は此方で色々始まっていた
ーーーー
「では僕達はこの辺で」
「同じく」
「生きてたらまた会おうぜハルト」
痴話喧嘩には付き合えないと大智達は撤収しようとする
「君達はフォローしてくれませんかね!!」
「いやそろそろ撤退しないと囲まれてしまいますから」
「は?」
ハルトは周りを見ると特殊部隊の面々が包囲をしている
「では」
と大智達は転移したので思わず
「見捨てるなよおおお!もおおお!」
「大丈夫ハルト、私に任せて」
「へ?」
ハイライトが戻ったあかねはそう言うと暗黒剣で虚空を切り裂くと何と裂け目が現れたではないか!
「此処を通れば脱出できるよ」
「すっげぇ!んじゃ早速〜」
「………本当は凄い嫌だけど君も連れてくよ、じゃないとハルト心配するだろうし」
「ん、礼は言わない」
「いらない」
そう言うと三人と一振りは転移したのであった
その場には
「響……響ぃ」
「あいつ……あかねさんみたいな美人とお付き合いしてたから嫉妬混じりでイジめられてたんじゃね?だって俺から見ても美人だ『ナツキさん?』がエルフナインの方が綺麗だよ」
『はい!ありがとうございます!ですが…あの人に見惚れてた罰としてお説教です!』
「何でさぁ!!」
『当然です!!』
並行世界とはいえ親友に否定された未来とハルトの女難に呆れていたナツキなのであった
そして暗闇を抜けるとそこは馴染みの家
「あ、お帰りですか」
「五十鈴テメェ…置いていきやがって」
「それは逆恨みですよ、僕達は痴話喧嘩に巻き込まれるのはゴメンですから」
それよりもと前振りして確認する
「……連中の件どれだけ信用出来る」
響の心臓にある破片のことだ
「信憑性については調べてみないと分かりませんね」
「だよな普通の医療機関……じゃ無理だし…あ、ルサルカの所は?」
「確認したけどダメって、この世界でも稀有な状態だから診察のしようがないって」
「クソっ!調べようが無いならどうすりゃ良いんだよ!!」
クリスがそう言うとハルトは
「取り敢えず響は対策が見つかるまであの鎧を纏うな」
「そんな!!」
「取り敢えず治療法が確立されるまでだ」
「………ん」
「使ったらご飯抜き!」
「絶対に纏いません!!」
「ただ自分の身を守る場合は例外だ、あの未来って奴やサムライガールがきたら容赦なく返り討ちにしろ」
「うん!」
「取り敢えずはこんな感じかな」
方針は固まったが心配なのは心配なのである
「俺も強くならないとな」
そう強く手を握るとあかねが柔らかく包み
「大丈夫だよ、ハルトはハルトのペースで」
「あかね…けど「根詰めたらダメだよ」…わかった…」
「よろしい」
「はいはーい!呼ばれてないけどルサルカちゃん登場!」
「………誰?」
「あぁ、この人は俺達のパドロンですよ」
「雇い主って事ね」
「成る程初めまして、私は「見てたから知ってるわ宜しくねあかねちゃん」はい!」
「あとアカリ君だったかしら?宜しくね」
「宜しくっす!」
「んで、どうしたんだよルサルカいきなり来て」
「あ、そうそう熱烈なファンから豪華プレゼントが来たから皆んなにお届けよ!」
指を鳴らすと現れたのは大きなミッションボックスであった
「デカっ!」
「こんなミッションボックス見たことないですよ」
「ふふん!開けてみなさい驚くものが入ってるから」
「んじゃお言葉に甘え………て」
中身を見てハルトは驚愕した、そこには多様な
「小型バックル?」
「ですが初めてみますね」
そう小型バックルが大量に入っていたのだ、しかしながらソレには
「なーんだ小型バックルとかハズレじゃ「この馬鹿クリス!」だ、誰が馬鹿だ!」
「このバックルにはな!世界最強の力が収められているんだよ!!」
「「な、何だってーー!」」
「興味深い話ですね…その根拠は!」
「このバックルには人類の夢と明日を守ってくれる戦士…そう!仮面ライダーの力が収められたバックルなんだ!!」
「僕達も仮面ライダーですが?」
「NO!正確に言えば異世界の仮面ライダー…俺がテレビで見てきた憧れで震えが止まない伝説のヒーロー達の力なんだ!うおおおおおお!!!」
とハルトはアークルが刻まれたクウガバックルを天に翳すと
「やばい!アドレナリンが沸騰しそう!!」
「お、落ち着いてハルト…まずは深呼吸!」
「すー……はー…よし!いええええええええええい!!」
「ハルト、少し頭冷やそうか?」
「わ、わかりました…だから暗黒剣を下ろしてください…いやマジで…」
「な、成る程……これを使えば」
「へぇ…」
「そんでハルトは誰の力を使うんだよ」
「え!?い、いやぁ……俺なんかが偉大なレジェンドライダーの力を使うなんて恐れ多いと言うか…その……」
「「「いや使え/いなさい/ってよ!!!」」」
「一番詳しいアンタが使わないとかダメでしょ!!」
「ふざけるな!ファンだからこそ恐れ多いと思うんだよ!!」
「良いからアンタが持ってなさいな!」
「っ!そ、そこまで言うなら持とうかな…」
ハルトは満面の笑みでバックルをシリーズ順に並べて
「と…とても素晴らしい!!」
「っせぇ!」
「あいたぁ!!」
叫んだと同時に頭にハリセンがヒットしたのであった。