無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

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さて前回 ハルトはファンからのサプライズプレゼントに発狂していた


「え!そこは私と一緒にいれて嬉しいとかじゃないの!」


「ぷっ…バックルに負けて可哀想」


「何かな?君だって色々爆弾抱えてる癖に!この地雷女!」


「貴女と一緒にしないでよ!ヤンデレが!!」


「ヤンデレ!私の何処かよ!」


「自覚ないんだ…可哀想」


「やっぱり君は敵だよ!」


『ジャアクドラゴン』


「それはこっちのセリフ!!」


「ちょっと喧嘩は辞め!…っあぁもう!じゃあ最新話をどうぞ!あ、良かったらアンケートお願いします6/25まで募集してるからね!結果によってジャマ神になる俺の力が変わるよ!……ってジャマ神って何!!」




戦姫11 変わる日々と裏で動くもの

 

 

常葉ハルトの朝は早い、チームのメンバーでの共同生活 それぞれに役割があるのだがハルトは固定で炊事周りを担当している

 

 

理由は簡単 響や皆よく食べるのでやりくり含めて出来るやつが適任ということ

 

 

だからその日の朝も早起きをするのであった

 

 

チュンチュン!とナッジスパロウ(動物のスズメ)の鳴き声と差し込む朝日でハルトはぼんやりと覚醒する

 

 

「…………ん?」

 

 

普段なら直ぐに目覚めるのだが今日は体が暖かくて動きたくない…そう何か人肌くらいの温もりに包まれてるような…あと良い匂いがしたりすると思い目を開けると

 

 

「………すぅ……すぅ……」

 

 

目の前にはあかねの寝顔があったのだ何だ…これは夢か…そうだな彼女は別の部屋で寝ているのだから俺の部屋にいる訳がない、ダメだな完全に夢だ…

 

 

「ん……なら……もう一眠りするか……夢なら覚めないで……」

 

 

とあかねを抱きしめて再度眠りの世界に行こうとしたが

 

 

 

 

幸せな時間とは長く続かない

 

 

 

「先輩ーー!どこっすかーー!」

 

 

騒がしい声で理解した、これ夢じゃない!って事は!!

 

 

「…………はぁ!?」

 

 

ハルトはベットから転がり落ちると慌てて身につけているものを確認した…よし服は着ているな!一晩の過ちはなかったようだ良かった!まだ早いもん!と呟いてると

 

 

「ん〜うるさいなぁ……あ、ハルトおはよう」

 

 

「お、おはよう…あかね」

 

 

「良い朝だねぇ、久しぶりにぐっすり眠れたよ!」

 

 

「それは良かったけど何で俺の布団に?」

 

 

「え?何かおかしいの?」

 

 

「え?待って俺がおかしいの?」

 

 

そんなことを考えていると

 

 

「この部屋から先輩の声と気配がってここは…先輩っ!まさかアイツから襲われたんっすかぁ!」

 

 

「んな訳ねぇよ」

 

 

扉を強く蹴破るアカリに思わずハルトは手で顔を隠す、あかねは口角だけ上げた笑顔で暗黒剣を持つと

 

 

「ねぇ、朝から五月蝿いよアカリ?」

 

 

「ご、ごめんなさいっす」

 

 

「折角、ハルトとの穏やかなモーニングルーティンを邪魔して………」

 

 

「確かに二度寝しようとしたから起こされて不幸だったからな…ん〜そう考えたら残念だったな」

 

 

「え!い、いやそんなつもりは!」

 

 

「問答無用だよ…また封印されたいのかな?」

 

 

「ひ、ひぃ!!た、助けてっす!」

 

 

とアカリはハルトを涙目で見たが

 

 

「さーて、朝ご飯作るか……あかねはパンとご飯どっち派?」

 

 

「シェフのお任せで」

 

 

「おーう…んじゃ今日も一日頑張るぞい!」

 

 

「うん!…さて覚悟は良いかな?アカリ?」

 

 

「み、見捨てないでええええ!」

 

 

ー悲鳴が聞こえたが今日も世界は平和ですー

 

 

「犠牲者が此処にいるっすよ!!」

 

 

平和です!!

 

 

ーーーー

 

 

さて、今日は特にやる事もなかったが

 

 

「シミュレーションルーム?」

 

 

大智の提案でやる事が決まったのである

 

 

「はい、先日手に入れたレジェンドライダーレイズバックルの性能テストと思いましてルサルカに提案しましたら、使えるように手配したと」

 

 

「良いねぇ!じゃあ食べ終わったら直ぐにでも行こう!!」

 

 

「もうハルト、落ち着いてよ」

 

 

「わかりましたよ…年甲斐なくはしゃいでるのは分かってるし」

 

 

「でも、そんなハルトも好きだよ」

 

 

「っ!ごふっ!お、お前…不意打ちは反則だろ!」

 

 

「ふふふ…」

 

 

「むぅ…んじゃこれ、あーん」

 

 

とフォークで刺したジャガイモを突きつけるが

 

 

「あーん…うん、美味しいねぇ〜」

 

 

迷わず食べたあかねにハルトは

 

 

「動じてないだと!!」

 

 

「寧ろご褒美だよね…はい、お礼にあーん」

 

 

「………………」

 

 

ふと目線を変えると大智と冴さんがニヤニヤして見ていた…こいつら楽しんでやがる、冴さんは止める側だと思ってたが以外とノリ良いよね

 

 

「ん……美味いな…うん」

 

 

観念して食べると彼女はニコニコとして

 

 

「そっかぁ〜」

 

 

と楽しく話してる2人を見てクリスは呆れた声音で

 

 

「ったくそう言うのは家でやれ……って此処が家だったな…って響、全然食が進んでないぞ大丈夫……かっ!!」

 

 

「……………………」

 

 

そこにはハイライトが消えている響が今にも手に持っている箸をへし折りそうな勢いで握りしめ、いちゃつく2人を見ていた

 

 

「響はどうする?」

 

 

「今日は散歩する」

 

 

「そうか、気をつけてな」

 

 

「うん、ハルトも夜道に気をつけて」

 

 

「……なんで?」

 

 

「何でだろうね?……あぁ夜襲に合うからかな?」

 

 

「え?マジで?」

 

 

「大丈夫だよハルト、私が守るから」

 

 

「何言ってんだ?俺が守るよ」

 

 

「っ//えへへ……」

 

 

このやりとりで響に黒い衝動が生まれていた

 

 

「……………………」

 

 

あまりの圧力でクリスは涙目になってしまい

 

 

「……………………」

 

 

冴は触らぬ神に祟りなしと言わんばかりの態度で大智は

 

 

「とても面白い」

 

 

ライブ感を楽しんでいた

 

 

 

ーーーー

 

 

そして朝食を食べ終わり準備を終えたハルト達は久しぶりにジャマーガーデンへ帰還すると

 

「よっす、爺さん元気?」

 

 

アルキメテルに挨拶すると

 

 

「あぁ勿論だよお前さん達が送ってくれる肥料のお陰でジャマトの育成も順調そのものさ」

 

 

「そりゃ良かった」

 

 

それだけの人間不幸にしたと本来なら糾弾されるのだろうが…俺からしたら

 

 

ー他人を不幸にして喜んでたクズが何人死のうが関係ないし寧ろ世の中の為だよねー

 

 

そんな声が聞こえてやまないし他人なんて不幸になれば良いと思っている

 

 

「おぉ…そうだナイト!それにルークおいで」

 

呼ばれて現れたのは前回ウォーターバックルを渡してくれたサボテンナイトジャマトと新しい顔のウツボカズラジャマトことルークがいた

 

 

「?」

 

 

「あ!久しぶり〜元気だった?この間はウォーターバックルありがとう!」

 

 

「!!」

 

 

「最近、色々と言葉や知識を得ているんだ私の助手もしてくれているんだ」

 

 

「そうなの!凄いなナイト!」

 

 

「!!!」

 

 

ハルトは知己の再会に喜んでいると

 

 

「あいつ、マジでジャマトと友達になってるよ」

 

 

「なんてコミュニケーション能力だ…」

 

 

と2人が感心する中

 

 

「初めまして、ルークさん?宜しく」

 

 

「………」

 

 

「さて今日はシミュレーションルームで訓練と聞いたが?」

 

 

「あ、そうそう使って良い?」

 

 

「勿論だとも彼女からも話は聞いているからね」

 

 

「っしゃあ!皆で訓練だぁ!ルークもやる?」

 

 

「ヤラナイ…ヒマナ、キミトイッショニシナイデモライタイ!」

 

 

「「「えっ!!」」」

 

 

人語を介したジャマト ルークの言葉に大智達は驚愕したが

 

 

「え?まさかルークって毒舌キャラなの?」

 

 

 

「ワタシハメダタナキャ、ナラナインダ!」

 

 

「凄い責任感のあるタイプなんだな…何か以外」

 

 

「「「いや違うでしょ(だろ)!!!」」」

 

 

このバカは気づいてなかった

 

 

ーーーー

 

シミュレーションルームで

 

 

「っしゃあ!まずは…イクササイズからだ!」

 

 

準備運動に入ろうとしたが

 

 

「いや普通に初めろよ」

 

 

「お、おう…じゃあ最初は誰にしようか……」

 

 

まずはディケイドかな?いや鎧武も捨てがたいし何故か不思議と親しみを覚えるんだよなぁ

 

 

しかしながら名前に親近感を感じるウィザードも捨てがたい…どうしたものか……

 

 

 

1時間後

 

 

 

「だ…ダメだ!!俺には誰が一番の仮面ライダーかなんて決める事は出来ない!!みんな違って当たり前だからみんな良いんだよ!!」

 

 

涙ながらに崩れ落ちるハルトを見てアカリは

 

 

「先輩……あそこでつまらない事に悩んでる人の何処が好きなんっすか?」

 

 

「そんな所も好きだよ?…それにハルトに取ってはつまらなくないんだから!」

 

 

「そ、そうなんっすね…」

 

 

「はぁ…だから何でそんな話になってんだよ!!……ったくホラ!ならこれから使え!!」

 

 

とクリスが適当に選んだのはアークルが刻まれたバックルであった

 

 

 

「…………っ!分かったよクリス」

 

 

ハルトは覚悟を決めた顔でバックルを取ると

 

 

 

「俺はみんな(仲間)の笑顔を守る!」

 

 

『SET』

 

 

「だから見てて!俺の!変身!!」

 

 

『JYAMATO』

 

 

下半身にジャマトライダーとしての装甲が装備されるが上半身には

 

『アークル (変身音) READY FIGHT!』

 

 

赤いシンプルな装甲を纏う

 

 

ジャマトライダークウガジャマトフォーム

 

 

 

「……………………っ!!!」

 

 

「おいクイズ先輩、今度はマジ泣きしてるぞ」

 

 

「仮面してても分かるわね、泣いてるって」

 

 

「クリス、あれが感涙咽び泣くの良い見本です覚えておきましょう」

 

 

「お、おう」

 

 

「ハルト…笑顔守る戦士が泣いてどうするの?」

 

 

 

「いや…何であそこまで泣けるんっすかあの人怖いっすよ!」

 

 

泣き止んだ後、ハルトは簡単にライダーの説明と固有能力の紹介をする

 

 

「このクウガというライダーにはモーフィングパワーって言って触れたものを自分の武器に変える力があるんだ、例えば……超変身!!あれ?」

 

 

ハルトは首を傾げた見た目的に分かりやすいタイタンフォームにしようとしたのだが何故か体が緑色の装甲を帯びていた、間違いない

 

 

天翔ける狙撃手ことペガサスフォームである

 

 

「狙ったフォームに慣れないところまで再現しなくても良いのに……待て、つー事は………ぎゃああああああ!耳がああああああ!」

 

 

「どうしたのですか!」

 

 

「え?ミミガー?」

 

 

「冴先輩!誰も沖縄料理の話はしてねぇっすよ!」

 

 

そうペガサスフォームとは他のフォームと違いパワーもスピードもないが並外れた五感を発揮する しかし代償として体力の消耗が激しいのと

 

 

「……………………」ドサっ

 

 

適切な情報処理がないと聞こえすぎて見えすぎ脳の情報処理が追いつかないで倒れ、強制変身解除となるこれは原典クウガでも起こった現象である

 

 

「ハルト!?大丈夫しっかりして!!アカリ治療して!」

 

 

「えー!何でこの僕が「封印した後、大秦寺さんに預けるよ?」よーし!張り切って治療するっすよ!!」

 

 

ー暫くお待ちくださいー

 

 

「さ、流石クウガの力だな生半可な覚悟じゃ乗りこなせない…ならば鍛錬あるのみ!!」

 

 

と回復したハルトは早速、特訓に励むと

 

 

「物の形を変えるだけでなく並外れた五感や怪力、俊敏などにステータスを多く振ったフォームになれるのですね」

 

 

大智は冷静にクウガの特徴を分析していると

 

 

「なぁハルト、このバックルの奴はどんなライダーなんだ?」

 

 

「ん?それはー

 

 

とハルトのレジェンドライダー講義は続いていた

 

ーーーー

 

 

その頃

 

 

「皆だけズルいなぁ」

 

 

橋下の河川敷で響は不貞腐れていた、その手には地獄ラーメン 兄塩 と書かれたハルトが知れば店にある在庫を買い占める程のカップ麺が食べ頃であった

 

 

「いただきます……はぁ私もみんなみたいに変身…出来るけど」

 

 

自衛以外では禁止されてしまった…確かに自分の身を案じてくれて嬉しくはあるが

 

 

「何か複雑…」

 

 

あの日以来、ハルトはあかねといる事が多い

そりゃ死に別れた幼馴染がいたとなったら嬉しい気持ちは分かるが

 

 

「寂しいなぁ…」

 

 

そう呟きながらラーメンを啜ると、出たのはノイズの警報…かなり近くでなっているな、よし

 

 

「自衛なら使っても良いよね」

 

 

 

 

そう呟きラーメンを食べ終わると同時にシンフォギアを纏った響は戦場に飛び込むのであった

 

 

その頃 ジャマーガーデンのシミュレーションルームでは

 

 

『ソードフォーム!READY FIGHT!』

 

 

「俺、参上!!………決まった!」

 

 

ハルトはジャマトライダー電王フォームになりあのポーズを決めると

 

 

「………何故でしょうかライダーとそのフォームに僕は親近感を覚えますね」

 

 

大智は何処か遠い目をすると

 

 

「何処かで変身したんじゃねぇの?」

 

 

「いやまさかそんな事ないでしょう?」

 

 

 

「っしゃあ!行くぜ必殺!俺の必殺技!「大変よ!!」あだっ!」

 

 

カッコ良く必殺技を放とうとしたジャマトライダーを踏み台にしてルサルカが現れた

 

 

「何すんだよ!」

 

 

「どうしたんですかルサルカ?」

 

 

「響がノイズに襲われてるのよ!」

 

 

「「「「っ!!」」」」

 

 

「どうする?」

 

 

「決まってんじゃん助けに行くぞ!」

 

 

「「「おう!」」」

 

 

「はぁ………仕方ないなぁ」

 

 

「頑張れば、アイツも褒めてくれるんじゃないっすか?それこそ先輩のお願いくらい二つ返事で聞いてくれ「やろう」…最近先輩のキャラ崩壊が激しいっすよ」

 

 

「それじゃあ送るわよ〜ポチッとな!」

 

 

そして全員転移したのであった

 

 

「さーて私も出ようかしらね…で、貴方達はどうするケケラ、キューン?」

 

 

そこにはスーツ姿の男性 ケケラと同じ優男風味の男 キューンが立っていた

 

 

「そりゃ推しの戦いを間近で見れるんだ、行くに決まってんだろ」

 

 

「勿論行くよ、推しには幸せになって欲しいからね」

 

 

「決まりね、じゃあレッツゴー!」

 

 

三人も戦いの場所に向かうのであった

 

 

 

ーーーー

 

 

その頃 響はノイズに八つ当たりするかのように拳打を浴びせて沈めていく

 

 

 

「はぁ……イライラするなぁ…本当にぃ!」

 

 

力任せに振り抜いた一撃をノイズの顔面に叩き込むと

 

 

「響!」

 

 

未来が現れて説得を始めるが響は更にイライラした表情と共に

 

 

 

「ははは…今日は厄日かな…やっぱり呪われてるよ私」

 

 

「お願い!話だけでも聞いて私なら響の心臓の破片を何とか出来るの!」

 

 

「それを信じろと?冗談じゃない」

 

 

「いやいや前例があるんだよ!」

 

 

と現れたアナザータイクーンも説得に加わる

 

 

「あ、タヌキ」

 

 

「タヌキじゃない……いやモデルはタヌキだけども!!タイクーンだ!」

 

 

「どうでも良いや…んで私にあの殺人ビームを無抵抗で浴びろと?」

 

 

「言い方は悪いけど概ねその通りです!」

 

 

「やだ」

 

 

「……………」

 

 

「いやまぁそうだよね…けど信じて!俺達は響の事を「そっちの私の事だよね!ここにいる私の為じゃない!!」ち、違うよ!」

 

 

 

「違わないでしょ!ここにいる未来だって自分のいる世界の私が危ないから助けにきただけで私のことなんか考えてないんだ!!」

 

 

「そんな事ないよ!どんな世界でも私は響の親友だと「なら何で私を置いて行ったの!!」それは…」

 

 

「答えられないなら言うな!!」

 

 

響は感情に任せて未来に襲いかかると迎撃でミラービットを展開し多方向からのビーム攻撃を行うか足のジャッキーを器用に反発させて空中で回避を行う響、互いに間合いを掴み兼ねていた

 

 

 

「くっ!待ってろ今助けにってノイズが多い!!こうなったら分身の術で!」

 

 

アナザータイクーンは分身してノイズの対処にあたるのであった

 

 

 

その光景を見下ろしていたハルト達は

 

 

「やっぱりシンフォギア着てんな」

 

 

「あの状況なら自衛で良いんじゃね?」

 

 

「それは不正解、大方ハブられた八つ当たりだよ」

 

 

「ならルール違反で説教ね」

 

 

4人が思い思いの感想を言っていると

 

 

「あ!あのタヌキチがいるっす!」

 

 

アカリがアナザータイクーンを指差すと

 

 

「んじゃ、あのタヌキは俺がやる」

 

 

ハルトはジャマトバックルを構えた

 

 

「おや、レジェンドライダーバックルは使わないのですか?」

 

 

「まだ慣れてない力を使うより慣れてる方が良い、万全なのに越した事はない…それに」

 

 

「それに」

 

 

「この戦いにあの人達の力を借りるのは違うと思ってさ…」

 

 

きっともっと大きな戦いの時に力を借りるだろう…

 

 

「拘りですか?」

 

 

「あぁ、つまんないと思うなら笑えよ」

 

 

「ぶははははは!」

 

 

アカリが爆笑するとハルトは笑顔で答える

 

 

「………今、俺を笑ったな?」

 

 

「アンタの情緒はどこにあるんっすか!!」

 

 

「これがハルトだよアカリ」

 

 

「理不尽っすよ!?」

 

 

アカリが慌てる姿に三人は笑っていると

 

 

「さて冗談はこのくらいにして、行くぞ」

 

 

ハルトの掛け声で全員戦闘へのスイッチが入るとドライバーにアイテムを装填した

 

 

『『『『SET』』』』

 

 

『ジャアクドラゴン ジャアクリード』

 

『金の武器 銀の武器! GOLD or SILVER』

 

 

「「「「「「変身!!」」」」」」

 

 

『JYAMATO』『ZOMBIE』

 

『MONSTER』

 

『NINJA』

 

『MAGMUM』

 

 

『暗黒剣月闇!』『最光発光!!』

 

 

全員の変身が完了すると、ダパーンは狙撃の為に構え、それ以外はビルから飛び降りると着地と同時に全員がノイズを倒すのと響の援軍に目掛けて走り出したのである

 

 

 

 

 

その頃 戦場を見下ろす影があった

 

 

 

「やっぱり生きてるわよね愚兄が」

 

 

辛辣な物言いをする小柄な少女、しかしその顔にはしっかりジャマトライダーとカリバーへの悪意が植え付けられていた

 

 

「それにあの女もいるなんて丁度良いわ、魔王世界では散々な目に遭わされたけど…この世界でキチンと仕返ししてあげないとね念入りにさぁ…愚兄とあの女は身の程知って縮こまれってのよ」

 

 

狂気というか逆恨みと言うべきか強い悪意が溢れていると

 

 

「本当、女の嫉妬って醜いわねぇ〜自分より優秀や美人なだけで逆恨みしてさ〜まぁ貴女にも才能があるじゃない、人の足を引っ張る才能がさぁ〜」

 

そう言い現れたルサルカはケタケタ笑いながら少女の言葉を嘲笑う

 

 

「誰よ、アンタ」

 

 

 ・・・・・・・・・・

「本物ですらない偽物に語る言葉なんて無いわ、まぁ強いて言えばゲーム運営に邪魔だから排除させて貰うってところかしら」

 

 

「ゲーム?何言ってんのよ、まぁこれから調子に乗ってる兄やあの女を不幸にするゲームなら始めるけどねぇ」

 

 

「それは残念、これから不幸になるのは貴女よ常葉ハルカさん」

 

 

「な、何で私の名前を!」

 

 

「あはははは!え?何、貴女がそれを言うの?滑稽ねぇ」

 

 

「どう言う意味よ!」

 

 

「ま、今のお前さんは知らなくて良い話だな」

 

 

「君の事なんてどうでも良いよ…けど」

 

 

ケケラからすれば推しを何度も不幸な周回地獄に叩き落とした張本人であり、キューンからすれば推しに悪影響しかない害悪なので

 

 

 

「「推しの邪魔をするなら容赦はしない」」

 

 

排除するのに躊躇いがない、その手に持つバックルを腰に添えるとデザイアドライバーとも聖剣系列のドライバーとも付かないものが現れた

 

 

『レーザーレイズライザー』

 

 

そして腰につけている銃を取る

 

 

「ま、そう言うことなのよねぇ〜私もあの子達の為にも消えて欲しいのよ…特にハルトやあかねちゃんの為にもね」

 

 

ルサルカからすれば雇用主として、また自分なりに愛着のある者達を守るのに躊躇いがないのだ

 

 

「なら見せてあげるわ、この私の力を!この雑魚が身の程を知りなさい!!」

 

と言うとハルカの腰には赤い煙と共に現れたドライバーとプラグライズキーを起動する

 

 

『ルシファー』

 

 

「へぇ〜その言葉そっくり返してあげるわ…行くわよ」

 

 

『GLARE2 LOG IN』

 

 

「おう」「……」

 

 

『KEKERA SET』『KYUUN SET』

 

 

ルサルカはドライバーのボタンを押しカードを抜き、ケケラとキューンは銃型ツールに先程まで持っていたバックルを合体させる待機音と共に全員が構えを取ると

 

 

「変身!」

 

『PROGRISE!ARK over the EDEN!』

 

ハルカは仮面ライダールシファーに変身しサウザンドジャッカーを構える

 

 

「来なさい!負け犬に支援する逆張り連中が!!」

 

 

その言葉で完全に三人はキレた慈悲なく潰すと

 

 

「変身」「変身」「…変身」

 

『INSTALL I HAVE FULL CONTROL OVER!GLARE 2』

 

 

ルサルカはグレア2に変身するもケケラとキューンは異なる その体が小さなキューブロックに包まれると理想の自分をデザインするレーザーレイズライザーの能力に基づき姿を変え始めた 人型とはかけ離れた巨大なものに

 

 

ケケラはその姿を巨大なカエルへと、キューンは大きな翼の生えたライオンへと姿を変えた

 

『LAZER ON!KEKERA/KYUUN LOADING』

 

 

忍びの狸を導く大蛙

 

子猫の幸せを願う有翼の獅子

 

 

仮面ライダーケケラ、仮面ライダーキューン

 

デザイン完了!

 

 

「はっ!見てくれだけの化け物が!!」

 

 

「見てくれだけなのはどっちかしらね?」

 

 

そして

 

 

『READY FIGHT!』

 

 

戦闘を開始したヒュプノレイの雨やケケラやキューンの巨体から来る物理攻撃が、サウザンドジャッカーから来る多彩なライドモデルの攻撃が戦場を派手に彩るのであった

 

 

 

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