無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

16 / 29
戦姫14 進化?

 

 

前回のあらすじ

ソロモンの杖を奪っていたハルカの操るノイズ軍団から守るために現れた ルーク、ナイトジャマトの2人、彼らが変身に使ったのはハルトが使うものとは違うバックルだった…

 

 

初めて見るジャマトライダー・ルークとナイトの登場に

 

 

「な、何だよアレ…」

 

 

ハルトは驚きを隠せなかった、いやジャマトバックルの用途からして自分専用とは思ってなかったが…まさか上位互換があるとは

 

 

「初めてみたな、おいクイズ先輩は何か知らねぇのか?」

 

 

「初見ですよ…まさかハルトが使うバックルとは違うものがあるとはね、タヌキ君は?」

 

 

「知らねぇよ…それよりあの杖だが、アレはノイズを呼び出し操れる聖遺物 ソロモンの杖、アレがある限り際限なくノイズが出てくるんだよ」

 

 

「成る程、彼女が強気なのはソレが理由か」

 

 

「関係ねぇよアイツは絶対にぶっ壊す!」

 

 

「つまりあの杖を奪えば良いんだろ?なら最速で行く!」

 

 

「姐さんこれ使ってくれ!」

 

ダパーンから渡されたブーストバックルをロポは装填した

 

 

「ありがとうクリス!」

 

 

『DUAL ON ! NINJA and BOOST!』

 

 

ロポ・ニンジャブーストフォームになると持ち前の加速力とロポについているセンサーから導き出された最短ルートからハルカに肉薄するが

 

 

「ざーんねんでした!私はナノマシンなのよ?言うならば機械の集合体、演算すれば効率的な最短ルートなんて攻撃してって言ってるようなものなのよ!」

 

 

「だろうさ」

 

 

「何?」

 

 

「クリス!」

 

 

「あいよ!避けてくださいよ姐さん!」

 

『MAGMUM TACTICAL BLAST』

 

 

ダパーンの狙撃はロポを貫くかに見えたがロポは空中で体を回転させ弾丸を回避、その一撃はソロモンの杖を弾き飛ばしたかに見えたが

 

 

 

「残念ね、これはお返しよ!」

 

 

ナノマシンで腕は再生し杖から大量のノイズが現れた

 

 

「おいおいこの数…」

 

「流石にコレは」

 

とたじろぐ面々に対してハルトは

 

 

 

「んじゃ俺が突貫して道を作るから五十鈴、お前が作戦立てろ」

 

 

「いつも通りの無茶振りですね」

 

 

「俺が誰かに何かを頼むのはソレができる奴だけ信じてるよ五十鈴!」

 

 

「そう言われたら…頑張らないとダメですね…しかし貴方は人を乗せるのが上手い人だ強ち異世界で魔王と呼ばれる理由もわかる気がする」

 

 

「褒めんなよ…よし行くか」

 

と1人で群れの前に立つと並ぶ影が2人

 

 

「アイツイッショニタオス」

 

「ジンメイキュウジョガサイユウセンダ」

 

 

剣とボウガンをそれぞれ持って現れたナイトとルークに

 

「2人とも一緒戦ってくれるのか?」

 

と尋ねると頷く2人にハルトは頼もしさを感じた

 

 

「じゃあ行くか!」

 

 

するとハルト、ルーク、ナイトはハルカの元へと走り出す当然だがノイズが遮るが

 

 

「邪魔はさせないよ」

 

「面制圧ならコレっす!」

 

 

『読後一閃!』『最光発光!』

 

カリバーは居合抜き、最光は光の力を広範囲に展開してノイズを炭素に返すが遮るノイズは多い…しかし

 

 

「そらそらそら!」

 

 

三人の後ろをついてきていたアナザータイクーンがレイジングソードを片手にノイズを切り捨てながら追いかけて来たのだ

 

 

「良かった追いついた!」

 

 

ジャマトライダーは追いついてきたアナザータイクーンを疑る目で一言

 

 

「それ使えるの?また雑にこじ開ける気?」

 

 

前回強引にこじ開けようとした記憶が過ぎるが

 

 

「安心してくれ、ケケラに教えて貰って使えるようになったんだ……行くよ」

 

 

アナザータイクーンは今度はレイジングソードについているバックルのレバーを倒したのだが無反応

 

 

「あれ?」

 

 

「使えてないじゃん」

 

 

「「ヤクタタズ」」

 

 

「お前ら急に流暢に話し始めたな!…あ、成る程まだノイズを切る必要があるのか」

 

取り敢えず近くのノイズを切り捨てると刃が光初めたのでバックルを動かすと

 

 

『FULL CHARGE』

 

 

電子音声と共にバックルが剣から外れたのである

 

 

「よし!行くぜ見てろよ!!」

 

アナザータイクーンはドライバー部分に空いた片方を装填した

 

 

『TWIN SET!』

 

 

そしてドライバーのレバーを倒す

 

 

『TAKE OFF COMPLETE!JET&CANNON!』

 

 

その有機的な体に強引な形で機械的な装甲が合わさる…まるで機械と有機の融合それはアマゾン・ニューオメガのようなヒーロー然としたものではなく フランケンシュタインの怪物 

 

アナザータイクーン・コマンドキャノンモード

 

 

その姿に思わず

 

 

「はぁ!」

 

 

「お。おおお!カッケエエエ!」

 

 

「「カッケエエエ!」」

 

 

とハルトの真似をして話してるナイトとルークにナツキはドン引きしている

 

 

 

「ジャマトの学習能力が高いのは知ってたけど…学ぶべき人間の教材は絶対に間違えてると思う」

 

 

ハルトなんて常識の敵、理不尽の化身なのだ俺なんか初対面の時

 

 

【女の子1人死んだくらい世界が滅ぶとかマジないわー!】

 

 

【カゲン、そいつ窓から投げ飛ばせ!】

 

 

とか割とぞんざいに扱われたし気づけば、ハルト、ウォズ、ジョウゲン、カゲン、フィーニスの五人で囲まれてカゴメカゴメを食らった、今思えば結構魔王してたな…

 

 

『ねぇだから筒抜けだって』

 

 

俺は怒られるのが分かってるから、もう何も怖くない!きっと俺はタヌキ汁になるんだ!全てゼロに帰るんだ!

 

 

『開き直らないでよ!あと僕も巻き込まないで!!』

 

 

「取り敢えず道は俺が作るから三人は走って!」

 

『LOCK ON!』

 

 

同時にアナザータイクーンの背後から伸びた棒が衝撃から体を守るように支え初めるとバイザーから出たターゲットアイコンは使用者が目指す先を捉えた

 

 

 

「狙いが合った……くらえ!!」

 

『COMMAND TWIN VICTORY』

 

 

肩部のトロンキャノンから放たれた光弾はノイズを炭素にすら返さずに滅却し三人の道を作るのであった

 

 

 

その一撃はハルカさえも動揺するほどでソロモンの杖がカタカタ震えている

 

 

 

「な、何なのよ!あの一撃は!!何でノイズが消えてるのよ!」

 

 

そんな動揺なんて関係ないと三人が遂に目の前に立ったのである

 

 

「穢らわしい異形どもか!私に近づくな!」

 

 

ハルカはエデンドライバーを装着してプログライズキーを起動 

 

「変身!」

 

『OVER the EDEN』

 

 

「そして平伏しなさい!」

 

 

そして体からナノマシンが抜け出るとそれがルシファーとは違う姿となる

 

それはフードを被ったような外観のライダー

黄色の複眼に左肩に特殊なユニットが装備され腰のベルトは銃と剣型とそれぞれあるなど個性はあるが

 

 

「量産型ぽい……なんつーかアレだショッカーライダーに似てるような気がする」

 

 

「アバドン!?」

 

 

「何、カツ丼?」

 

 

「違うわ!!仮面ライダーアバドン!ルシファーと同じナノマシンアバターが変身する仮面ライダーだよ!」

 

 

「つまり…ルシファーの取り巻きって訳か」

 

 

「そう!シンギュラリティに達した私の力を持ってすればナノマシンを増殖させて分身を製作してアバドンを操れる!これこそが私の至高の力よ!」

 

 

 

「見たところ群生層のバッタモチーフって所か…つかその手のバッタは蝗害って迷惑しか産まねえんだけど」

 

 

「関係ないわ、さっき見てたけどそいつ等はサボテンにウツボカズラよね?丁度良いわ植物なら私達の糧になりなさい!!あそこの奴らもね!」

 

 

「ふーん……ならお前は害虫だな虫は殺処分するに限る」

 

 

「キル」「ウツ」

 

 

 

「っ!やってしまいなさい!」

 

 

それを合図にアバドンが2人一組に分かれてルーク、ナイトに襲い掛かる

 

 

「マカセロ」

 

「ありがとう、ナイト!!」

 

ハルトを見送るとナイトとルークは手に武器を携えて走り出すと

 

 

「ぬん!」「ふっ!」

 

 

ジャマトライダーナイトは七支剣とゾンビブレイカー改でアバドンのスラッシュライザーを受け取ると背後から別の個体がショットライザーで狙い撃とうとしたのを

 

 

「サセン」

 

 

ジャマトライダールークがボウガンで狙撃して邪魔をした数的不利とは言え心のない木偶人形如き、ジャマトの中でも特殊個体である2人に恐れるものはない

 

 

 

産みの親アルキメテルの為、そして

 

 

 

 

我等の友の為に戦おう

 

 

ーーーー

 

 

その頃

 

 

「よしハルトは何とか辿り着きましたね」

 

 

「で、作戦はあるのか大智」

 

 

「えぇ今思いつきましたよ、アカリ貴方の力が必要です!」

 

 

「え!何で俺があんな奴を「アカリ?」はあはい!やるっすよ!で、何したら良いんすか?」

 

 

「あの杖に突貫して下さい、そしてシャドーを展開して杖を操作…ノイズを全部ハルカに向かわせれば」

 

 

「この数を何とか出来るっすね!」

 

 

「僕達で突破口を開きますよ!」

 

 

「えぇ」「あぁ!任せな!」

 

 

『GOLDEN FEVER VICTROY!』

 

『NINJA VICTROY』

 

『MAGMUM TACTICAL BLAST』

 

 

「「「はぁ!」」」

 

三人の必殺技で突破口が開くとカリバーが

 

 

『ヒッサツリード』x3

 

 

「行くよ…はっ!」

 

 

『月闇必殺撃!習得三閃!!』

 

 

放たれた紫の龍の突撃が全てのノイズを蹴散らして行くと

 

 

「アカリ!」

 

 

「届けええええ!」

 

シャドーの全力で投擲した最光はルシファーが保持していたソロモンの杖を弾き飛ばすと

 

 

「しまっ!」

 

 

『シャドー!』

 

シャドーを実体化させてソロモンの杖を奪い取る

 

 

「よっしゃあ!見てくれましたっすか!僕の超ファインプレイ!」

 

 

「危ない!」

 

 

あかねの警告と同時に

 

 

「私に触ってんのよ!!」

 

『PARADISE INPACT!』

 

 

ルシファーは右足に赤いナノマシンをエネルギーに変換した前蹴りをシャドー目掛けて叩き込むがシャドーの物理透過ですり抜けてしまった

 

 

「今です!」

 

 

アカリの声を合図に

 

 

「よくやった…さぁ取り立てだ!」

 

『JYA JYA JYA!STRIKE!』

 

 

ジャマトライダーは右足からツタを伸ばしてルシファーを拘束して手前に引き寄せるとエネルギーを帯びた拳を顔面に目掛けて振り抜いた

 

 

「らぁ!」

 

 

「きゃあああああ!」

 

 

そしてルシファーを殴り飛ばして近くの街路樹にぶつけると同じタイミングでアバドンが転がるとルークとナイトもドライバーにつけたバックルを殴りつけるように押し込んだ

 

 

『KNIGHT STRIKE』

 

『ROOK STRIKE』

 

 

ナイトの両手に持つ剣にルークのボウガンにも緑のエネルギーが収束すると同時に振り抜き引き金を引くと緑色のエネルギー矢、斬撃がアバドンを2体ずつ切り裂き、射抜き爆散させた

 

 

「やったな2人とも!イェイ!」

 

「イェーイ」「ヤベーイ!」

 

 

 

「やっぱりジャマトは学ぶべき人間を間違えたと思う」

 

 

ナツキは冷めた目をしているがジャマトライダーは健闘に対してハイタッチをお互いすると

 

 

「こ、これで勝ったと思うな!!!!次は覚悟しておけえ!」

 

 

赤いナノマシンとなり消えたのであった

 

 

「逃がさな「待ったあかね」なんでよ!」

 

 

「今は追いかけるよりも大事な事があるだろう五十鈴」

 

 

「えぇ…戦利品もありますから、またサロンで報告しましょう」

 

 

「あぁ…けど彼処ってジャマト入れるの?」

 

 

「ですので城を手配しました」

 

 

「城?」

 

サロンよりも豪華な設備があるのかな?と考えているとナイトが肩を叩いて上を指差す

 

 

「ウエ」

 

「上?……え?ええええええええ!!」

 

 

ハルトが空を見上げてみると頭上に浮遊していたものを見て絶叫したのである

 

 

それは一言で言えば日本の城と巨大なウミウシを混ぜたキメラのような要塞

 

 

「アルキメテルが手配してくれました大型ジャマト…我等の生活拠点にもなる鉄壁の要塞、名付けてスラグフォートレスジャマト!との事です」

 

 

「爺さんの真似しなくてもヤベーイのは分かるよ…つかこれどう乗るのさ?」

 

 

「あぁ、これは……こう乗りますよ」

 

 

地面に下ろしてくれた触手の上に乗ると城の中に入ると同時にフォートレスジャマトは空を飛ぶのであった

 

 

ーーーーーーーー

 

城の中

 

 

「へぇ以外と広いんだな」

 

 

「以外ですか?」

 

 

「何つーか、これがジャマトとは思えねぇ」

 

 

「クリスの言う通りだね」

 

 

会話しながら城を歩いてると、腕を組んでいるあかねは冷静に

 

 

「電気も通ってるんだね」

 

 

「というよりライフラインが完備してるのに驚いてるよ」

 

 

「元々はデザグラでジャマトを大量展開する為に作った臨時ラボを生活出来るように改造したのですよ」

 

 

「ふーん……待て響は!」

 

 

「あぁ彼女なら既に来てますよ、未来さん…と話したいことがあると」

 

 

「え!?…何かあったのかな」

 

 

そして案内された先はデザグラのサロンを模した部屋であった そこでは

 

 

「うん………うん!ごめんね響!」

 

 

「こっちもごめん…私こそ未来に八つ当たりを…」

 

 

仲直りしたのか抱きしめあう2人がいたのでドアをすぐに閉めるとハルトは笑顔で

 

 

「俺達はクールに去るぜ、アルキメテルの爺さんに会おうかバックルで聴きたい事あるし」

 

「同感」

 

 

ナツキ達と一緒にハルトは動こうとしたが

 

 

「…………ごめん入って大丈夫」

 

 

響がバツの悪そうな顔をしながら入れてくれた

 

 

 

閑話休題

 

 

「成る程、それで治療を受けようと思ったのか」

 

 

「うん、あのビームじゃなくてキチンと手術で取れる人がいるらしいから頼もうって」

 

 

「そこは安心してくれ…魔王ハルトの心臓に埋め込まれた聖遺物を取り出した実績のある医者がいるからな!」

 

 

「それを先に言え、つかどんな医者なんだよ」

 

 

「ふふ……魔王の主治医にして心臓で生成された愚者の石を無事に摘出させた世界で1番のドクター!」

 

 

【愚者の石じゃない!キングストーンだ!】

 

 

「っ!何処かから声がしたような」

 

 

「気のせいでしょ」

 

 

と話している中 

 

 

「世界の一番のドクター…まさか響の手術をしてくれるのか鏡飛彩先生か!!色紙を用意せねば!」

 

 

ハルトは感動していた、まさか魔王の主治医があの世界最高のドクターなんて!

 

 

「あぁ…アナザーブレイブが執刀してくれるぜ!」

 

 

「まさかのアナザーライダー!?アレに手術出来るの!予想外過ぎるんだけど!」

 

 

「安心しろ魔王ハルトの手術も成功に導いた名医だ!」

 

 

「そ、そうなのか……なら大丈夫…なのか?」

 

 

「あぁ…しかし」

 

 

ハルトは目線を動かすと響と未来がぎこちないが少しずつ歩み寄る姿があるのを見て安堵した

 

 

「仲直り良かったな」

 

 

すると、あかねは腕を組みハルトに呟く

 

 

「これで2人の時間も増えるね」

 

 

「そうだな、出来ればゆっくりしたいな」

 

と話してるとナツキは思い出したように

 

 

「因みに魔王ハルトから伝言預かってるぞ」

 

 

「何て?」

 

 

「お前にも女難の相が出てるって、それと純愛だろうけど優柔不断だから突き離せない結果…お前も俺と同じようになるだろう…って」

 

 

「不穏な予言だな!?」

 

 

「ねぇハルト、増やさないよね?」

 

 

「増やす訳ないよ!知ってるよね!魔王の俺だから重婚しても大丈夫って!この俺にそんな甲斐性ないから!」

 

 

「………因みにハルト、貴方今デザイアマネーをどれだけ稼ぎました?」

 

 

「ん〜これくらい?」

 

 

とスパイダーフォンを見せたのだが

 

 

「………タワーマンションでも買い占める気ですか?」

 

 

「それで甲斐性ないのはちょっと…」

 

 

「どんだけ暴れたんだよ…んで甲斐性あったら重婚か?」

 

 

「する訳ないから!お前達まで変なこと言うなよ!!」

 

 

と此方が揉めてる中

 

 

「へぇ〜そのリーゼントの先生が相談に乗ってくれたんだ」

 

 

「うん……ダチは青春の特効薬って…だからさ未来と少し話してみようと思って…」

 

 

「…………ん?」

 

 

おい待て、その台詞何処かで凄い聞いたような…

 

 

「それでその人が友達の証って教えてくれたんだ未来、手を出して」

 

 

「えーと、こう?」

 

 

と響が未来にやった握手からの友情の証を見て確信した

 

 

「え、えーと響さん…それ誰に教わったのかな?」

 

 

「え?如月弦太郎って学校の先生に教えてもらったけど」

 

 

「…………っ!」

 

 

来た道を逆走しようとしたハルトに周りは驚くがナツキは最早見慣れた光景なのかため息を吐く

 

 

「ハルト!?」

 

 

「まずい!アイツ、フォーゼ先生に会う気だ!!」

 

 

「やれやれ…ルーク、ナイト!取り押さえなさい!!」

 

 

冴の指示に従い迷わず押さえつける2人に対してハルトはもがくように

 

 

「2人とも辞めろ!離せ!!あの人がいるならサインもらわないとダメなんだ!ファンとしてこれはやらないとダメなんだ!!お願い離してくれ!!頼む!!」

 

 

 

「え、何…あの先生って有名人?」

 

 

「ま、まぁハルトからしたら有名人…いや憧れのヒーローだな」

 

 

ナツキが説明すると響が

 

 

「え?あのバックルになってるライダーの人だったの?」

 

 

「えぇ、ハルトの話から推理すると彼ですね」

 

大智は懐からフォーゼレイズバックルを取り出して見せると

 

 

「宇宙来てるんだああああああああ!」

 

 

「くそッ!この世界でも厄介ファンかよ!!拗らせてやがる!」

 

 

それでも拘束を解こうとするハルトに対して

 

 

「ねぇハルト…少し頭冷やそうか?」

 

 

暗黒剣の鋒を喉に突きつける、あかねに思わずハルトは顔面蒼白になり

 

 

「………はい」

 

 

そう頷くしかなかった

 

 

 

そして城ジャマトの中にある仮設ラボにてアルキメテルに会うなりハルトは質問する

 

 

「おぉ、おかえり」

 

 

「爺さん、あの2人のバックルは何なんだ?」

 

 

「それはなお前のデータを元に作り上げた改良型ジャマトバックルだよ」

 

 

「改良型?」

 

 

「そもそもお前さんが使ってるジャマトバックルはポーンの強化措置として用意したもの、それを上位個体であるナイトとルークが使えばどうなるかと思って作ったんだ」

 

 

「へぇ…じゃあ俺のより性能は良いんだ…ってビショップのは?」

 

 

「製作中、まぁお前さんのは便宜上はジャマトバックル・ポーンになるな」

 

 

と見えたのは黄色のツタになってるジャマトバックルであるが目線から外して尋ねる

 

 

「ルークやナイトのバックルは俺にも使えるか?」

 

 

「さぁなそもそもお前が何故、人間のままジャマトライダーに変身出来るのかが分からない、そのメカニズムが分からん内は使わん方が良いだろうルサルカ様もサンプルを無くすのは惜しいだろうしな」

 

 

「はぁ…そっか残念だな」

 

 

「まぁ安心しろ、メカニズムが分かれば強化モデルを作ってやる」

 

 

「期待しないでおくよ、んじゃまた遊びに来るぜ爺さん」

 

 

それだけ言うとハルトはラボを出るのであった

 

 

「お前さんには、まだ利用価値があるのだこんな所で死なれたら困るのでな」

 

 

そうアルキメテルが作っていたのは、黒曜石のような輝きを放つフィーバースロットバックルであった

 

 

「ビショップのデータと、あと1人を組み込めば完成だ…待ってなさい私の子供達いいいいいい!」

 

 

呵呵大笑する狂気の生産者がいたと言う

 

 

 

その頃ハルトは

 

 

 

「いやぁ〜ほーんと手癖が悪くなってしまったなぁ」

 

 

懐にコッソリと盗んでおいたスペアのナイトとルークのジャマトバックルをしまうと

 

 

 

「ハルト!大変だ!」

 

 

「どうしたクリス?」

 

 

「この城ジャマトの中にはWi-Fiと個室が完備されてるぞ!しかも露天風呂まであるし漫画喫茶やゲームコーナーまである!やばさのバーゲンセールだぁ!」

 

 

「至れり尽くせりのホテルじゃねぇか!流石鉄壁の要塞!!よしクリス!遊び倒すぞ!」

 

 

「おう!!」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。