無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

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皆さま、アンケートありがとうございます!締切ですが6/25を予定してますので投票がまだの方がいましたら宜しくお願いします!



戦姫15 魔王とフラグ回収?

 

 

さて前回スラグフォートレスジャマトという拠点を得たハルト達、響の治療の目処やジャマトバックルの問題が解決する中 一つ持て余しているものがあった

 

 

 

「で、これがハルカから分取ったソロモンの杖っす」

 

 

とアカリが置いた杖に一行は頭を抱える

 

 

「ノイズを呼び出し操る聖遺物、こんなん世界に出たら危険だな国に預けるのも危ねぇだろ」

 

 

「えぇ国家間のパワーバランスが崩れる危険物など壊すべきですね」

 

 

「勿体無いだろ使えるなら使おうぜアタシらで使う分には問題ねぇだろ」

 

 

大智は破壊、クリスは使おうと意見が割れていた

 

 

 

「勿論いきなり壊すべきではありませ、んメカニズムを調べてからですよ調べずに遺物を壊すのは野蛮人のやる事ですから」

 

 

「けど調べるたって、んな事出来る奴いるか?」

 

 

「確かにな爺さんやルサルカから見せても解らねぇし俺達も論外…つかこの中で一番頭のキレる五十鈴が持て余してる段階で押して知るべしだな」

 

 

「そうだね僕の知識でも分からない…だからこそ調べたい」

 

 

「それならエルフナインなら何か分かるかも知れないな、俺の世界でも聖遺物研究してるし改造も出来るときた」

 

 

ナツキの言葉に周りは頷く彼女なら適任と判断するとも彼はソロモンの杖を見て溜息を吐く

 

 

「しかし、またソロモンの杖を見るとはな」

 

 

「そちらの世界ではどう対応したのですか?」

 

 

「途中までは、ハルトが持ってて国への脅しに使ってたなぁ」

 

 

「国を脅した!?」

 

 

正確に言えば抑止力である、あの当時のハルトは魔王ではなく魔王軍と名を冠してサークルであったと付け加えると

 

 

「それだけの規模のサークル…というよりテロリストと言うのでは?」

 

 

「実際に扱いとしてはソレだった…だからか特殊部隊を政府が勝手に投入、返り討ちでハルトが俺達を信頼するなんて最近まで無かったからな」

 

 

「そりゃそうだろうよ、んじゃ最後はどうなったんだよ?」

 

 

「あぁ未来ちゃんがバビロニアの宝物庫がある空に目がけて投げたんだ」

 

 

「………そんだけ?」

 

 

「けど、あの時は地上何百メートルってあった筈なんだよね…それを真っ直ぐ投げたんだ」

 

 

「それ人間?」

 

 

「今すぐ陸上選手になるべきだと思うわ…」

 

 

「姐さんが太鼓判を押しただと!」

 

 

「えーと陸上部だったりします、はい」

 

 

「小日向未来、私と一緒に夢をみないかしら?」

 

 

「霊長類最速のコーチングか…見てみたい気もするね」

 

 

「はいはい今の問題はこの杖だよ、どうするのさ」

 

 

取り敢えず危険物なのは変わらない

 

 

「取り敢えず保留だろうな使うにしろ壊すにしろ。今は決められんハルカを駆除するまでは交渉カードにも武器としても使えるしエルフナインさんの調査待ちと行こう」

 

 

ハルトの意見に頷く面々であったがナツキが代表して訪ねる

 

 

「何でハルトはそんなにボロボロなの?」

 

 

「これはだな…まぁ色々合ったんだよ…」

 

 

「……………♪」

 

 

包帯ぐるぐる巻きのハルトに抱きつく幸せそうなあかねを見てナツキは理解した

 

 

何だいつも通りの日常(修羅場)かと

 

 

この男も魔王との日常で割と毒されている

 

 

 

「ルサルカ達も杖の対応は僕らに任せると言ってましたからね彼女に調査をお願いしましょう」

 

 

「はい!任せてください…本当はキャロルもいたら良いんですが」

 

 

「キャロルって?」

 

 

「エルフナインの姉みたいな人でハルトの正妻だな」

 

 

「せ、正妻!……ハルト「だーかーら並行世界の俺だろう、タヌキの言う事はややこしいわ!」だ、だよね!」

 

 

「それに!…俺にはお前しか見えねぇよ」

 

 

「ハルト///」

 

 

ピッ…

 

 

「ん?」

 

 

「これを束さん達に渡し「おい待て」え?」

 

 

「何してる?」

 

 

「えーと実は束さん達からハルトが何かいい感じの台詞を言ったら録音しろと」

 

 

「……何故?」

 

 

「確か編集してASMRにす「させん!」「出来たら頂戴!」「あかね!?」よし続行だ!」

 

 

「あの…ナツキさんバレたら大変ですよ」

 

 

「奥さん達からもキチンと許可貰ってるしバレても尻に敷かれてるハルトだから大丈夫だって」

 

 

【立ちました!陰口を叩くのは死亡フラグです!】

 

 

とナツキが呵呵大笑しているとだ

 

 

「ほぉ……誰が尻に敷かれてるって?」

 

 

「そりゃあのダサ文字T魔王…が……って…え?」

 

 

肩を叩かれた手に目線を向けていく、突如現れた人物に冴と大智、クリスは驚愕しエルフナインは頭を抱えた

 

 

そこにいたのは満面の笑みを浮かべた

 

 

「「「ハルト!?」」」

 

 

「束さんもいるよーみんな久しぶり〜」

 

 

仲間と瓜二つの男と先日出会った束と初対面の銀髪の女の子であったが魔王ハルトはクリスを見るなり苦々しい顔で

 

 

「ん?おぉアンタらこの世界の俺の仲間か宜しくな…ってお前が仲間なのかよ乱射魔」

 

 

「乱射魔?……それアタシかよ!誰が…って姐さん達は頷かないでくれ!!」

 

 

「クリスは以外とトリガーハッピーだから」

 

 

「それは正解だね、流石の洞察力だ」

 

 

「先輩達!?」

 

 

「良いチームだな」

 

 

「何処でソレを感じたんたよ!」

 

 

とワイワイ騒いでいるが魔王ハルトの右手にかかる力が上がっていくとナツキは青い顔で

 

 

「あ、あのぉ〜ハルトさんは何で此処に?」

 

 

「お前が言ったんだろう?立花響の手術をするからウチの主治医達の力を貸してくれって……ったくこっちも精霊絡みで取り込み中なのに大変ったらありゃしねぇ」

 

 

「そ、そうだったな!い、いやぁーたす「そういやぁアナザータイクーンから聴いてたけどよ誰が女誑しの文字T魔王だとぉ!」ぎゃああああ!か、関節が明後日の方向に曲がってるぅぃいいいいい!」

 

 

そこに現れたもう1人の自分にハルトは驚くも包帯を脱ぎ捨てて仲間を守るように立つ姿を見て笑う

 

 

「お前の次のセリフは『下がれ!こいつは俺に擬態したワームだ!』だ」

 

 

「下がれ!こいつは俺に擬態したワームだ!……はっ!」

 

 

魔王ハルトはニヤニヤしてるとハルトは理解した

 

 

「やって見たかったんだよなぁーコレ…あ、擬態かどうかアンチミミック弾で試してみる?多分変わらないと思うよー!」

 

 

「っ!いや…マジで並行世界って合ったんだ」

 

 

「まぁな色々あるんだよ色々な」

 

 

握手していると魔王ハルトは、あかねを見て少し寂しそうな顔をする

 

 

「あかね……」

 

『相棒』

 

ウォッチから響く声にハルトは分かってると反応する

 

 

「わーってるよ俺の世界の彼女じゃないのは!けどよ俺的にも思う所はあるの!!置いていった未練だの色々さ!」

 

 

「そっか…そっちの世界でも私はハルトと」

 

 

「あぁ大事な幼馴染……っと余り長話するのもアレかな」

 

 

「え?」

 

 

「………………」

 

目線を向けるとジャマトバックル・ポーンとゾンビバックルを構えているハルトがいた

 

 

「やっぱり俺だな嫉妬深くて独占欲強いのは変わらずか…突き放されても君を愛してるってのは」

 

 

「////」

 

 

「んなぁ!!」

 

 

『あぁ、相棒』

 

 

「ん…では改めてナツキ…人のいない所で好き勝手言いやがって!こいデストワイルダー!行くぞ!クリスタルブレイク!」

 

 

まるでポ○モンのような連携で背後から現れたデストワイルダーはデストクローで捉えると地面に引きずり回していく

 

 

「え?い、いやちょっ!…ぎゃああああああああ!!!」

 

 

 

「うおおおお!鏡からデストワイルダーが出てナツキを引き摺り回してるって事は仮面ライダータイガの必殺技かぁ!うおおお!生で見れて感動だ!」

 

 

「見てないで止めて下さい!!」

 

 

「えー…ならドライブディバイダー(インペラーのファイナルベント)!!」

 

 

「あの飛び膝蹴りかぁ!」

 

 

「ゼール達もダメです!!」

 

 

「なら……シザーズアタック」

 

 

「あ、それなら大丈夫です」

 

 

「え、エルフナイン!?」

 

 

「OK!こいボルキャンサー!」

 

 

「い、いやああああああ!」

 

 

閑話休題(お仕置き中)

 

 

 

「し……死に戻るかと思った」

 

 

「戻ってこい」

 

 

「ま、魔王め……つか何で来たのさ別にアナザーブレイブ達を派遣するだけでも」

 

 

「アナザーライダーは俺が近くにいないと召喚出来ないの、それに愚妹の負の遺産……そもそも良い遺産はないがこの世界で暴れてるとなったら始末つけるのが俺の仕事だろう!何故なら」

 

 

【私は王様だから!】(オーラァ!)

 

 

ドヤ顔で決めているとハルトは冷めた目で

 

 

「ナツキの言う通りセンスないTシャツだな、玄さんのデザインなのは点数高いが普段着なのはちょっとない」

 

 

「「「っ!!」」」

 

 

大智達は〈王様相手に言いやがった!〉と顔に出たが束達は違うリアクションをしていた

 

 

「本当にハルくんなの!あのTシャツ見てオシャレって言わないよ!?」

 

 

「アレはお父さんなのですか!?そんな…真っ当な私服センスをしてるなんて!!」

 

 

「こ、これはキャロりんやウォズ達に報告しないとだね!」

 

 

「束、クロエよ…何処で俺と判断してるのか聞いても良いかな?」

 

 

「俺もあかねと一緒にファッションは勉強してるからな……って」

 

 

「「「お父さん!?」」」

 

 

「ハルト…まさか子供を!?」

 

 

「あぁ改めて紹介するよ彼女はクロエ、俺と束の娘だ」

 

 

「初めましてクロエ・クロニクルです」

 

 

「こ、これは…予想外」→大智

 

 

「ハルトが…真面目に父親してる世界線なんて」→冴

 

 

「ありえねぇ!この人格破綻者が人として当たり前の心を取り戻したってのか!!」→クリス

 

 

「コノキモチ……コレガ…ココロ!」

 

 

「お前等そこまで言うか!つかナイトも悪ノリすんな!!」

 

 

「はは…養子だが実の娘のように愛しているとも!」

 

 

「だろうよ…つか溺愛してんなぁ彼氏出来たらどうすんのさ?」

 

 

「彼氏…ふむ…王蛇のファイナルベント(ドゥームズデイ)かな?」

 

 

「前より悪化してる!?」

 

 

「はははは!クロエは嫁にやらんぞ!!」

 

 

 

「もうお父さん……えーと今回は夏休みの自由研究としてナノマシンの研究とライダーシステムのデータ取りに来ました」

 

 

「アバターのハルカって面倒な奴だけどさ、お前達の間では自由研究の教材感覚なのか…恐ろしい世界だ」

 

 

「いや、その前に何て濃厚な自由研究を!?それは学会レベルになりますよ…是非僕も協力させて頂きたい!」

 

 

大智は前のめりで興味を示したがハルトはクロエが見せたベルトを見た間違いない

 

 

「そ、そのベルトは令和最初の!」

 

 

「そう!お前も「初めて見た!」ゼロワンドライバーだ!…って何でそんな驚いてるの?てか初めて?」

 

 

「俺にとっては死んだ後に放送されたライダーだから?」

 

 

「え?死んだってどう言うことさジオウの最終回見てないの?」

 

 

「何で最終回見れてるの?」

 

 

「「え?」」

 

 

『相棒、こいつはお前とは違う世界から来たのだ体験も違うだろう説明してやれ』

 

 

「そうか確かにな、よし!」

 

 

 

ー情報交換中ー

 

 

 

「そ、そんなにあの2人のイジメが酷かったか」

 

 

「あぁ、そう言えばアンタの世界の2人はどうしたんだ?」

 

 

「正義馬鹿は心をへし折って牢屋にぶち込んだ、んでハルカはナツキの世界で精神崩壊して牢屋にいる」

 

 

「……俺も頑張らないと」

 

 

「おう!頑張れよお前も出来る!……所でさ」

 

 

「おう」

 

 

「お前はレジェンドライダーの誰かに会ったりした?」

 

 

「っそ、そうなんだよ!響に聞いたんだが如月弦太郎がこの世界にいるらしいんだよ!」

 

 

「なにぃ!!フォーゼがいるのか!こんな所で笹食ってる場合じゃねぇ!行くゾォ!!サインを貰うんだぁ!」

 

 

「おおおおお!!」

 

 

と懲りない馬鹿2人に対して

 

 

「残念だけど、その未来は束さんは予測済みだよ…というかアークに頼まなくても予想出来たよ!ハルくん!!」

 

 

「ねぇハルト、頭冷やそう?」

 

 

「「はい!!」」

 

 

迷わずに頭を下げる2人に対して

 

 

 

「やっぱり尻に敷かれてんじゃん」

 

 

「世界が違ってもお父さんはお父さんですね仮面ライダーが好きなのは変わらない…」

 

 

「えぇ何と言うか、ここまで同じだとビックリするしかない…度を超えて単純ですね」

 

 

 

そして魔王はアナザーブレイブ達、ドクターライダーを召喚して元の世界に戻ろうとする前にハルトは魔王ハルトに聞いた

 

 

 

「何でアンタはあの日まで生きれたの?」

 

 

飛び降りるまで追い詰められていた筈なのに何故?と聞くとハルトは

 

 

「ん?そうだなぁ来週の最終回まで死ねないって思ったな死ぬなら平成の終わりを見届けると共に…それと生きてれば良い事あるかなって少しだけ前向きだった…まさか最終回見終わったら速攻で拉致られるなんて思わなかったけど」

 

 

「たった、それだけの違いなのか」

 

 

「知らねぇよ答えなんて歩いた先にしかない…それに俺は旅して大事な家族が出来た…いつかお前にも出来ると良いな大事なもの」

 

 

「おう」

 

 

「んじゃ愚妹が暴れたら俺に言え、すぐに駆けつけるからよ!また会おうぜ!!」

 

 

「おう!」

 

 

「あ、後一言だけ……お前にも女難の相出てるから気をつけろよ!特に弱ってる時とか押し倒されないようにな!」

 

 

「何をどう気をつければ良いか教えてくれ!頼むから!!」

 

 

「アデュー!」

 

 

「ちょ待てやーーー!」

 

 

それだけ言うと魔王ハルト達は元の世界に戻った

 

 

「ふぅ……何て不穏な言葉を残したんだよ」

 

 

「まぁそれが魔王ハルトクオリティだ!」

 

 

「アンタは…まぁ自業自得な事…つかマジでミラーモンスターとかと契約してんだな…」

 

 

「俺も死に戻りした時によって生きたままあいつ等に食われたことがあるぞ!」

 

 

「明るいテンションで鬱展開を放り込むな!!」

 

 

そこには包帯ぐるぐる巻きのミイラになっているナツキがいたのでハルトは呆れながらもツッコミを入れたのである

 

 

教訓 人の陰口は辞めような!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

「そう…もう少しで集まるわ……この世界を滅ぼす力が私の手にぃ!」

 

 

ハルカは高笑いしながらサウザンドジャッカーに刺さっているブランクプログライズキーに集まる悪意のデータを見て高笑いした

 

 

「やっぱりこの世界には悪意が集まりやすいわね…何せライブでノイズが出ただけで迫害が起こる世界だもの…そりゃ滅べと思うわよね……なら私が作るのよ私が支配する楽園をね!」

 

 

ハルカは高笑いする、所詮は身の丈に合わない野望を抱いて破滅するとも知らないで

 

 

 

「オリジナルは数で負けたのよ…ならどうするか?答えは簡単」

 

 

とマントを翻し傲慢に満ちた口調で

 

 

「数を揃えれば愚兄に勝てるのよ!」

 

 

あの兄あってこの妹ありの発想力である

 

 

眼下には大量の白フードを被り腰にはアバドンに変身するアバドショット/スラッシュライザーをつけている

 

 

 

「さぁ!信者達よ時は来た!今こそ立ち上がれ!自分達を迫害した輩へ報復するのよ!そうすれば私が楽園に導いてあげる!!」

 

 

「「「「うおおおおお!!」」」」

 

 

鬨の声を聞いたハルカは悪どい笑みを浮かべ

 

 

「さぁ兄さん……世界を賭けたゲームを始めましょう?」

 

 

悪意は闇でヒタヒタと忍び寄るのである

 

 

 

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