無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

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皆さま!先日はいきなりのアンケートをありがとうございました!

沢山の投票の結果 ジャマ神ハルトがデザイアカードに書いた願いは!








ー嫌いな人間を全力で不幸にする力ー




になりました!では先行公開として その力を少しご紹介!


『HIT』


フィーバージャマトレイズバックル
本編で登場したアルキメテルが開発していたバックルですね
ポーン、ナイト、ルーク、ビショップ、フォートレス、???
の六の目が存在 
仕様は通常のフィーバースロットと同様
逆側のバックルと同じ目が出るとフィーバーフォームになる
しかしハルトはある裏技を使って的中率100%……って所ですね、ヒントはジャマトのランクを示すチェスから来てます
ある意味でジャマ神バッファと別の意味で最強ですね

余談ですがジャマトライダーの中間フォーム構想として フェアリーチェスに出る特殊な駒の名前を使う予定です

因みにもう一つの願いー大事なものを全てを守れる力ー場合はレジェンドライダー最強フォームレイズバックルセット!でした〜




戦姫16宣戦布告

 

 

 

前回のあらすじ

 

魔王ハルトが現れ、ナツキはお仕置きされたが無事に響の聖遺物の破片摘出手術の目処が立ったのである

 

 

 

医務室

 

 

「ふむ……やはりハルトのキングストーンと同じ症状だ、ならば手術そのものは可能だな」

 

 

おぉ!と周りはどよめくがアナザーブレイブは冷静に返す

 

 

「当然だ俺に切れないものは余りない」

 

 

「いや、少しはあるんかい!」

 

 

「それよりナツキ、貴様約束は忘れてないだろうな」

 

 

「ん?おぉコレで良いのか」

 

 

とナツキは白い箱をアナザーブレイブに渡した

 

 

「こ、これがこの世界にしかないと有名な限定ケーキ!!…うむ対価は確認した」

 

 

「ケーキで買収されたのかよドクター!」

 

 

「労働の対価だ、それにあの手術はかなり神経を使う為甘いものを摂取するのが効率が良い」

 

 

「へー」

 

 

「けど良かった響が助かりそうで」

 

 

「うん、まだ終わってないけどね…ハルトもありがとう」

 

 

「何もしてねぇよ魔王の俺に言ってくれ」

 

 

「あのぉ、手術の依頼は俺からなのですが〜」

 

 

「ナツキさん少し静かに」

 

 

「はい」

 

 

「………ん?」

 

 

あかねが手招きしたのでハルトは断りを入れて退出すると

 

 

「どうしたんだあかね?」

 

 

「うん……ハルカが数揃えて仕掛けてくるよ」

 

 

「そっ……大智、冴さん、片手剣!」

 

 

「僕だけ武器扱いしないでくださいっす!」

 

 

「うっせぇ…取り敢えずこんな感じだ」

 

 

三人の携帯端末に情報を渡すと

 

 

「これは」「早く止めないと!」

 

 

「そうっすよ!」

 

 

「響には黙っとけ、余計な心配はかけさせたくない」

 

 

「そうですね」

 

 

「取り敢えず魔王の俺にも連絡っと」

 

 

「それでどうするつもりですか?」

 

 

「そりゃー

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その頃

 

 

「時間ね神が六日で世界を創造したなら…私は1時間でそれを行う…破壊するの、おい銀狼さっさと映像をハッキングなさい」

 

 

 

「はいはい……はぁ…何でこんな…っ!」

 

 

突如彼女の体に激痛が襲う

 

 

「私に対して舐めた口を聞かない事ね、体内に埋め込んだナノマシンで殺しちゃうわよ」

 

 

「っ!…勝手に埋め込んでおいて……はぁ…分かった……はい終わり」

 

 

「貴女もお願いねM、期待してるわよ」

 

 

「分かった、私は常葉ハルトと織斑一夏さえ切れればそれで良い」

 

 

「じゃあ改めて……さぁ報復なさい!貴方達を虐げてきた者達に!!」

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

都内某所

 

 

「時間だな」『HIT』

 

 

「OK…楽しみね」『HIT』

 

 

 

別の場所でも

 

 

「世界最後の1時間を満喫しよう」『HIT』

 

 

「楽園創造の礎となれ」『HIT』

 

 

 

「「「「変身」」」」

 

 

そしてアバドンに変身者達は自身の持つ武器を使い、逃げ惑う人の中から特定の人間だけを襲い始めたのである

 

 

「助かる方法なんてないわ因果応報があるなら…それは貴方達が行った迫害の対価よ!さぁ」

 

 

 

全世界の映像をハッキングしたハルカは不敵な笑みと共にサムズダウンした

 

 

 

愚兄への戦線布告 そして報復を

 

 

「地獄を楽しみなさい!」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

その中継を見たハルトは

 

 

「っ!」

 

 

怒りの形相と共に外に出ようとした

 

 

「待てよ!コレ明らかに罠だぞ!」

 

 

「アンタを誘ってるのは明白だって」

 

 

「違いますよ2人とも」

 

 

「ねぇハルト、何処の部分で怒ってるのか教えて貰って良い?」

 

 

「あの愚妹!俺の推しである大道克己のセリフで世界に宣戦布告しやがった、そこが許せん!!あのセリフで宣戦布告するのは俺への当てつけだ!」

 

 

「「いやそこなの(かよ)!!」」

 

 

「流石ですね」

 

 

「ハルトらしいなぁ…」

 

 

「寧ろ怖いくらいっす」

 

 

さてボケた所で状況が好転する訳でもないのでサロンに移動して作戦会議だ

 

 

 

「はいはーい!ルサルカちゃんの状況説明始めるわよー!」

 

 

と何故かナビゲーター(ツムリ)の衣装を着たルサルカが説明を開始した

 

 

現在 全世界の主要都市を同時多発的に仮面ライダーアバドンが暴れている、何故か知らないが最新鋭兵器で武装しており特定の人間だけを襲っているとか んでその特定の条件とは

 

 

「あの魔女狩りに参加してた奴等だけ襲ってんのかよ」

 

 

「えぇ、何というか自業自得よねぇ〜」

 

 

ルサルカからすれば無差別に襲いかかってくれた方が面白いのにと言外だが思っていると

 

 

「しかしライブ事件の関係者が狙われるなら海外でもテロが起こるのはおかしくないかな?」

 

 

「正解は加害者が海外にいる、或いはネットの掲示板などで誹謗中傷をしてたとか…かな」

 

 

「あぁそれなら国籍と関係ねぇか」

 

 

「それっぽいわね」

 

とスパイダーフォンで冴が見ていたのは、ライブ事件の生き残りに対しての誹謗中傷が書かれた裏の掲示板である

 

 

「さて、コレを踏まえた上で皆に聞くわよ今回の件は暴れてるアバドン側に復讐する正当な理由がある…しかも加害者のみをピンポイントで襲ってて関係ない人間には危害を加えていない、それでもアバドンを倒すの?」 

 

 

最早アバドン側も引けないラインまで行っているのは事実であると

 

 

 

「ま、復讐云々は俺の言えた義理はねぇし最低4人は地獄に叩き落とすって決めてるから今更だな…つーより」

 

 

ハルトは何処となく冷めた目で

 

 

「そもそもこの世界の人間が招いた因果応報だ俺が止める義務なんてねぇよ…そんな事より俺は愚妹擬きから取り立てに行かないとならないから失礼する」

 

 

「ハルト!」

 

 

「お前、この世界がどうなっても良いのかよ!」

 

 

「ぶっちゃけどーでも良い」

 

 

「なっ!もっぺん言ってみろ!」

 

 

と冴とクリスが詰め寄るが

 

 

「ほーんとハルトは素直じゃないんだから」

 

 

「やれやれ仕方ないですね」

 

 

大智とあかねは互いのアイテムを持つのであった

 

 

「「え?」」

 

 

「アバターを止めればアバドンも止まる可能性が高い、彼なら考える事ですよ」

 

 

「まぁ私は仕事で世界の均衡?を守らないといけないから止めないとダメなんだよね」

 

 

「同じくっす!」

 

 

「……私達も行くよクリス」

 

 

「あぁ………ん?キューンからメールだ…姐さんとアタシに贈り物?」

 

 

「私にも?」

 

 

クリスがスパイダーフォンにあるメッセを開くとクリスと冴の足元に届いたミッションボックスを開けると

 

 

「………へぇ」

 

 

冴の箱にはバイクのハンドルやゲーマドライバーのように最速を謳うドライバーのバックルが

 

 

「っ!はははは!スーパー懺悔タイムだ!」

 

 

クリスの箱には銃火器が刻印されたバックルが大量に入っていた

 

 

「………クリス、程々にね」

 

 

「無理ですよ、今のクリスにはあのバックルは宝の山でしょうから」

 

 

「キューンの奴…」

 

 

「ま、まぁ!礼を言わんでもないな…あ、あ、ありがとよキューン」

 

 

その言葉を聞いてオーディエンス席で発狂したサポーターがいたという

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そして転移したハルトの眼下には嘗ての恨みを晴らさんと暴れ回るアバドンと己の身に因果が巡り袋叩きにされてる嘗ての加害者、今は被害者がいた

 

 

 

「はぁ……人間ってのはつくづく愚かだなぁ」

 

 

自分も似た事をしたので人の事をあまり言えないが…それでも腹が立つ

 

 

 

「正義の名目がアレば何して良いと思ってやがる…気に入らねえ」

 

 

あの正義バカと愚妹の所為で人生をどれだけ台無しにされたか分からない

 

 

しかしソレはソレ、コレはコレ だ

 

 

「ま、俺には関係ねぇ今回のアバドンの報復は正しいよ…んで連中の拠点は…あそこか」

 

 

ハルトはドライバーをつけてジャマトバックル・ポーンを取り出す

 

 

「こんなクソゲー直ぐに終わらせてやる」

 

 

敵の本丸に殴り込みに向かうと、まぁ護衛のアバドンの群れがいるわなら

 

 

「何者だ!」

 

 

「悪いなお前さん等の頭潰しに来たんだよ!」

 

 

『JYAMATO』『ZOMBIE』

 

 

ゾンビジャマトフォームになるとゾンビブレイカー片手に真正面から突貫する

 

 

「敵ダァ!大至急ハルカ様へ連絡を「させねぇよ!」がぁ!」

 

 

『TACTICAL BREAK』

 

振り抜いた斬撃に帯びた溶解毒でアバドンの何体かは溶け

 

『LOG OUT』の文字だけが現れると赤い霧と共に

 

ドライバーとプログライズキーだけが残った

 

 

「オラオラオラ!」

 

 

しかしまだアバドンの群れは多く

 

 

「あーもう!多すぎんだろ!」

 

流石にイライラがマックスになってきたその時

 

 

『DUAL ON』

 

その音声と共に大量の弾丸の雨がアバドンを爆散させたのであった

 

 

「へ?」

 

目線を向けると、そこには撃っていたであろう煙を上げているマグナムシューターとGX-05 大型ガトリングを構えているダパーンがいた

 

 

「クリス!?何でその武器持ってんの!両手で撃ててんの?それG3-Xの武器だよね!つかロック解けたんかい!」

 

 

あれメイン装着者の氷川さんもパスワード間違えたりしてる一品なんですが、しかしダパーンはそんな事よりも

 

 

「……………快感」

 

 

ガトリングの威力に酔いしれていた

 

 

「凄いなぁ、えーと他には…お、G4…おいハルト!ギガントって何だ!」

 

 

「大きなロケットランチャー!」

 

 

大声で答えると

 

 

『SET DUAL ON』

 

 

今度はマグナムを取り外してG4とG3-Xのバックル装備のダパーンがギガントを担ぎ発射GX-05を乱射するという平成ライダー屈指の射撃を展開する

 

 

ハルトが組み合わせをしればG4-Xだ!とか言うだろうが

 

 

「あはははははは!やべー!科学の力ってすげぇええええええ!!」

 

 

クリスはハッピーになっていた

 

 

「まずい!何かに目覚め初めている!」

 

 

「今すぐ貴重なツッコミ枠の暴走を止めるっす!」

 

 

流石の大智とアカリが止めようとしたが

 

 

『DUAL ON』

 

 

「「へ?」」

 

 

また新しい音声が聞こえたので目線を向けると

 

 

 

「お前たちには色々問題があるが根本的に!」

 

 

『アクセル&BOOST』

 

 

 

「速さが足りない」

 

 

冴がロポ・アクセルブーストフォームという速さの化身に変身しアバドンに蹴りやエンジンブレードですれ違い様に斬りつけるなど最早やりたい放題だった

 

 

「こんなに早くなるのか…なら次は…」

 

 

「今度はスピード狂!?もしくはランナーズハイが出てるっす!」

 

 

「冴さん!?貴女はそう言うキャラじゃないでしょ!」

 

 

「さぁ!振り切るよ」

 

 

クリスの弾幕を器用に回避しながらアバドンを倒す光景を見て

 

 

「ハルト!ここは僕達に任せて早く中へ!」

 

 

「言われずとも行くわ!このままだと俺巻き込まれるし!」

 

 

「なら私も行くアカリお願い!」

 

 

「了解っす!」

 

 

ジャマトライダーはカリバーと最光と共に拠点の中に入るのであった

 

 

「これでよし…後は」

 

 

「「はははははは!」」

 

 

あの2人をどうするかと大智は頭を抱えてると

 

 

 

「俺、参上…って何コレ?」

 

 

駆けつけたナツキが意味が分からないって顔をしていると

 

 

「最高にハイになってます」

 

 

「あ、分かりました……んじゃ俺も中に入るよ」

 

 

「お願いします、潜入任務はニンジャの出番でしょうし」

 

 

「あぁ……しかし」

 

 

ナツキはアナザータイクーンウォッチに目線を落とすとウォッチがカタカタと震えているのだ

 

 

「どうされましたか?」

 

 

「いや何というか……共鳴してるのか?」

 

 

「そうなりますと敵にもアナザーライダーがいますね」

 

 

「っ!魔王ハルトに連絡してすぐに来て貰わねぇと……よしスズメさん!俺行ってくる!」

 

 

『タイクーン……ニンジャ』

 

 

アナザータイクーンになってドロンと消えたのであった

 

 

 

その頃

 

 

 

「……………?」

 

 

フードを被った人の手にある鬼面のような顔をしたアナザーウォッチもカタカタ震えていたのである

 

 

「何だコレは?」

 

 

「さぁ…愚兄なら分かるだろうけど今来てるのとは違うしぃ」

 

 

とハルカは暴れて回るアバドンを見て愉悦に浸っている

 

 

「あぁ……いいわぁ…私の力で世界が動いてるなんて……あ、あははははは!」

 

 

最高!と身悶えしていると

 

 

「あ、侵入者来たよ」

 

 

銀髪ポニテの女の子 銀狼が監視カメラの映像を見て報告するとハルカは

 

 

「来たわね……じゃあ私は最上階で待ってるから迎撃は貴方達に任せるわよ何なら倒しても良いから」

 

 

「………面倒くさいなぁ私が離れるメリット無くない?」

 

 

「倒したら自由にしてあげる」

 

 

「………それなら行くけど…約束忘れないで」

 

 

「勿論約束は守るわ」

 

 

「なら私も出るとしよう」

 

 

「あら珍しくやる気なのねM」

 

 

「あぁ……漸くこの時が来たからな…姉さんを誑かしたあの男を切り捨てる時が」

 

 

「頑張りなさいな、じゃあ私は【世界を破壊する力】を作ってくるわ」

 

 

それだけ言うとハルカは赤い霧となり姿を消えると

 

 

銀狼はフォースライザーと狼が刻印されたキーを、Mはそのアナザーウォッチを片手に侵入者の迎撃に向かうのであった

 

 

 

 





アナザーブジンソード、エントリー…さて変身者は誰なのか…


因みに今作の銀狼は崩壊シリーズの銀狼ちゃんですw
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