前回のあらすじ ハルトレンジャーの猛攻and巨大戦力で潰されたハルカはとある山の廃屋に本体のエデンドライバーのまま隠れていた
「こ、このまま私のデータとナノマシンの再構築を……」
辛うじて生き永らえたのだが
「いやぉ〜もしハルくんがいたならシンゴウアックスで引導を渡していただろうセリフだね〜」
「はい」
と現れた2人にハルカは驚く
「し、篠ノ之束!何故ここが!」
「銀狼ちゃんだっけ?その子が発信機を仕掛けてたよ君に報復する為にって」
「あ、あんの小娘がぁああああ!」
「くーちゃんは大きくなっても、あぁはなったらダメだよ〜」
「はい…と言うよりなりたくありません」
「うんうん、良い子だねぇ〜流石束さんとハルくんの子!」
「ま、まぁ良いでしょう、それよりも取引しませんか篠ノ之束?」
「は?」
「私は世界を支配する為にナノマシンとエデンドライバーのアップデートをしたい、その為には貴女の力が必要なんです」
「そんで?」
「では……私と来い篠ノ之束、楽園を見せてやる…断れば娘の命はな…っ!」
ハルカはナノマシンをクロエの体に入れようとしたが弾かれたので驚いている
「何かしたの三流?」
「な、何故!!」
「そりゃ束さん謹製の対ナノマシングッズくらいあるよ!!くーちゃんも束さん達も完全防御する逸品さ……まぁ三流には分からないかな」
同時に束の目が細くなり
「何?」
「ハルくんは無能じゃない本当に無能なのは君だよ…痛めつけられるのも不幸になるのも君の魂が腐ってるんだよ…まぁハルくんの方がカッコ良いのもあるけどね」
「っ!!」
「くーちゃんとハルくんの命を狙い、何ならちーちゃんと妹まで苦しめたんだからさ〜ただで済ませるわけないよ?」
「はい…私が弱いと思われているのは心外です」
「それとね、君の作る理想郷なんて要らないそんなの私が破壊する」
そして2人はゼロワン、ゼロツードライバーを装着するとプログライズキーを構えるのを見ると
「し、篠ノ之束えええええええ!」
最後の力を振り絞りエデンドライバーからルシファー・ヘルライジングに変身する
「行くよ、くーちゃん!」
「はいお母さん!!」
『JUMP』『ZERO2 JUMP!』
そして同時に現れた大型バッタが激しく暴れ回るが2人は冷静にあのポーズを決めた
「「変身!!」」
『イニシャライズ!リアライジングホッパー!!』
『仮面ライダーゼロツー…it's never over!』
そして現れた未来の戦士
仮面ライダーゼロワン・リアライジングホッパー、そして仮面ライダーゼロツーである
正に令和の技の一号、力の二号が揃った瞬間である
推奨BGM REAL EYES
ゼロワン、ゼロツーが駆け出すと目にも止まらぬ速さで軌道を描くのは一重にライダーシステムによる演算処理とプログライズキーの力を倍増させたイニシャライズによるものである
エデンを超えるルシファーの演算能力なら辛うじて追う事は可能だが
「ちっ!」
いかんせん今までの防御と回避をナノマシンに依存していたハルカにとって戦闘技能は並以下だ、2人の動く事は目で追うことができても体が追いつかないのだ
「っ!そこ!」
と反応できた箇所に拳を振り抜くがそこにいたゼロワンに受け止められると待ってましたとばかりゼロツーが蹴りを叩き込む
「くっ!」
「これはお父さん達の分です」
「お父さん?……この…ふざけるな!…血の繋がりなんてない癖に!……この!…偽物の家族があああっー!」
その言葉を重ねる事は出来ずにゼロワンからの顔面パンチをくらい体が仰反るとガラ空きのボディーに蹴りを叩き込んだ
「がっ!」
「もういっぺん言ってみなよ、ねぇ!」
ゼロワンのラッシュ攻撃にサンドバッグにされるしかなかったルシファーは吹き飛ばされるが出来たナノマシンでサウザンドジャッカー と残ったエネルギーを全てヘルライズキーの作成に充てたのだ
『THOUSAND RISE!』
「これで終わりだぁああああ!」
しかし2人は怯まない
「お前を止められるのは2人」
「「私達だ(です)!!」」
と2人は同時に加速と移動を行い、最短で倒せる可能性を見出したゼロツーのキックによりルシファーが宙に上がる
「っ!」
『PARADISE IMPACT!』
必殺技の蹴りを放とうとするが予測していたゼロツーにより未然に防がれると、ゼロワンとゼロツーはドライバーを強く叩いた
『リアライジング!インパクト!!』
『ゼロツー!ビックバン!!』
「「はぁああああああ!!」」
2人から放たれたダブルライダーキックをルシファーはサウザンドジャッカー を盾にして防いだが、それでも防ぎきれない防御の上から本体にダメージが入り
「そ、そんな馬鹿なぁあああああ!!」
派手に爆散したのである、余談だがサウザンドジャッカー は破壊されヘルライズキーも機能を停止した
これで不幸の連鎖を招く60分は終わったのである
ーーーー
そして戦いが終わった後
「改めて!お二人のさ、サインを下さい!!」
魔王ハルトはサインを貰っていると
シーカーのハルトはモードレッド とお酒を飲んでいるが
「ったく、マスターはオレの心を何にもわかっちゃいねぇ!」
「はいはい、お水飲もうな」
「酔っ払い扱いすんじゃねぇ!!」
ファルシオンは
「ハルトさん?私は貴方がいなくなって心配したんですよ?何してたんですか?」
「し、しのぶさん?いや、コレは…その…」
「落ち着けよ煙の剣士、相棒は別に「デザストは黙ってくれますか?」……おう」
「見捨てないで相棒!あとしのぶ!許してください!この通り!!」
バールクスの呼びかけに現れた煙の剣士 胡蝶しのぶが怒っているので全力で頭を下げており
「はぁ……ハルトが一杯で疲れる」
「んじゃムジナ、少し離れた場所で飲もうか」
「うん」
セレブロハルトは離れた場所で白い軍服を着た女性 ムジナと飲んでいる
因みにガイソーグハルトとクモノスハルトは強い奴と戦う為、国を守る為に一足先に帰ったのである バールクスハルトは
「俺は管理人だからな他の世界のハルトを送らないとならない…おい待て!柏餅なら間に合っているから辞めろ!!」
取り敢えず楽しんでいた、よし!
そしてナツキはと言うとマドカと話していた
「そっか逢魔に行くのか」
「あぁ私の体のナノマシンを抜いてもらった後は一夏兄さんと同じIS学園に通うつもりだ」
「そうか頑張れよ、あ!それにやっぱりコレ返すよ」
ブジンソードバックルを取り出すが
「いらない、それはお前が使ってくれ」
「………んじゃ遠慮なく「変わりに私は欲しいものがある」何?俺で用意できるかな?」
「そうだなお前にしか用意できないな」
ナツキが尋ねるとマドカは意を結した顔をしてナツキの胸ぐらを掴むと
「んぐっ!」
キスしたのである、それには思わず会場が戦慄したのであった。
「………ふぅ……私はお前が欲しい」
「ふぇ!!?」
マドカの蠱惑的な笑みを見てナツキはキスされた衝撃もあり赤面する
「お前が言ったのだぞ、行きたい場所があるなら連れていくと一緒にいると…今の私はお前と一緒の未来が見たいのだ」
とストレートな告白にハルトは関心しているが千冬と束は祝福、しかしキャロルは面白くないと言う顔をしていたが
「ナツキさん?」
「っ!!!!え、エルフナイン!!」
「僕というものがありながら皆さんの前で浮気とは…今日と言う今日は許しません!一回ガツンとお仕置きします!!」
エルフナインはビルドドライバーを装着すると
「え?何でビルドドライバー持ってんの?」
「親切な人がデータで送ってくれました、それと……これも」
取り出したのは赤い装置…そしてそのボタンを押してドライバーに装填
『HAZARD ON!』
『ゴリラ!ダイヤモンド!スーパーベストマッチ!!』
そしてレバーを回す
『ガタガタゴットン!ズタンズタン!!ガタガタゴットン!ズタンズタン!!』
『are you ready!』
「変身」
『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ!!』
前後に現れたプレス機のような機械に挟まれたエルフナイン、しかし中から出たガスによって黒い装甲の戦士が生まれた
仮面ライダービルド・ゴリラモンドハザードフォーム
その音声でトラウマを刺激されたものがいた
「「「「ぎゃあああああああああ!!」」」」
アナザー、バールクス、ファルシオン、シーカーハルトのトラウマスイッチが入り震え始めた
そして
「大丈夫ですナツキさん、この拳は即死効果がありますから痛みはありません」
「ちょっと待て!俺を殺す気!?」
「そして安心して下さい、即死は低確率なので死ぬ事は滅多にありません!」
「なら痛いよ!!お、落ち着けよエルフナイン!俺はな「…お前も私を捨てるのか」マドカさん!少し黙っててくれませんか!」
「ほぉ貴様、私の妹を泣かせる気か?」
『カチドキ』
「ほぉモルモット、貴様オレの義妹がいながら浮気か?」
『プテラ!トリケラ!ティラノ!』
千冬とキャロルも臨戦態勢である
「これが前門の虎、後門の狼って奴!?そ、そうだ!は、ハルト助けてええええ!」
彼女達を止められる存在に助けを求めるが
「………………………」ガタガタ
「我が魔王のトラウマスイッチが入ってますね」
「お、俺はなウォズ!俺は…その色をしたビルドが……この世で3番目に嫌いなんだよ!!」
「逆に1番と2番が気になりますが!あぁ妹と親ですか」
「そうだよ…」
震えていると銀狼がハルトに近づき隣に座ると同時に
「今日は助けてくれてありがとう」
「礼はいらない……それより体は大丈夫?」
「大丈夫、それとさ今日話した契約なんだけど…その前にこれ何か分かる?ハルカが保管してたんだけど?」
「デュ、デュランダル!!」
「聖剣のこと?」
「完全聖遺物だよ、お宝中のお宝さ……待てよ?」
ハルトはふと思い出した、ヘルライズキーにウォッチを添えたことであのヘルライジングのアナザーウォッチが出来た事を
「いや、まさかな」
お試しとばかりにブランクウォッチを近づけると新しい顔のアナザーウォッチが浮かんだのであった
「やっぱりな、ありがとう銀狼…じゃあ改めて…期間と報酬だけど「それならもう決めてる」何かな?俺で出来る範囲ならキチンと対応するよ」
「じゃあ失礼して……ん」
「っー!」
銀狼も同じようにハルトとキスしたのであった
「「「「「なぁ!?」」」」」
不機嫌だったキャロル、千冬、束も我に返る
そしてキスが終わると銀狼は
「…っ一生、私も他の人と同じように愛してそれが期間と報酬」
「!!!!!!」
ハルトは赤面しながら情報処理能力がパンクしそうになるが
「おいハルト、また増やしたか」
「ハルくん〜それは束さん的にはないなぁ〜」
「少し話をするか?」
「そうしようよハルトの節操なし」
「旦那様?」
全員の臨戦態勢に思わずハルトは銀狼をお姫様抱っこして全力で逃走した
「お助けーー!」
「「「「「待てーーー!!!」」」」」
それを見ていたジャマトハルトは
「何してんだ?」
「さぁ?それよりもハルト……この後なんだけどさ…少しお話し出来ないかな?」
「お、おう」
そして2人はその喧騒から離れたのである
場面は離れて最終決戦があった跡地にて
「ふはははは!まさかバックアップのドライバーとデータを残してたとは愚兄達は思ってもないわよね!」
と高笑いしたのは倒された筈のハルカ、その実は敗北も想定してバックアップを残していたのである
「このデータさえアレば次こそは」
「そんな白けた事すんなよ」「そーそー」
現れたのはケケラとルサルカ である
「貴方達は?」
「ま、感謝するぜ俺の推しの良い噛ませ犬になってくれてな」
「は?」
「悲しき涙を隠して、人の明日を守る仮面ライダーになったんだ」
「私としては、あの子の事を聞いてね貴女だけは直接倒したかったのよ」
と2人が取り出したのは通常のレーザーレイズカードではない暗くかつ有機的な印象を与えたカードである、それをレイズライザーに装填し構えた
『KEKERA/BEROBA SET!』
それは通常のレイズライザーからの音声と異なるものである引き金を引いて現れた姿を見て
「い。いやあああああ!!」
とルシファーは爆散したのであった
そしてエデンドライバーの残骸を踏み砕くと
「アンタ如きが、私達に勝てると思わないことね」
「おー、おっかね…さて俺は宴会してる場所に行くかな」
「あ、そういえば彼告白されたそうよ」
「………説教だな、エルフナイン以外のカップリングは認めん!!」
「はぁ…何でサポーターってこんなのばかりなのよ……ま、良いか私も混ぜてもらおうと!」
そしてルサルカ とケケラは転移した、そこに残るのは嘗ての栄華に固執し楽園から弾かれた哀れなものの残骸しか残っていない…
次回 戦姫編FINAL ハルトの決断 お楽しみに!