無冠の王 IF 禍福の天秤   作:カグ槌

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今回から新キャラ本格登場です!……初めての病みな描写もありますが上手くかけたか心配です…あ、余談ですがジャマトライダーのオリジナル形態が出ますのでお楽しみに!


戦姫7 狂気

 

 

ファミレスからの帰り道、意図的かつバレない程度の迂回をしながら大智と意見を交わしていた

 

 

「しかし予想外だったね異世界からとは」

 

 

「まぁな事実は小説よりも奇なりだろ?それにこの世界の奴から見れば俺達も異世界人だしな」

 

 

「まぁね」

 

 

「お前的には今回の件どう見る?」

 

 

「僕としては…単純に響を中心にした世界間のトラブルだと思いたいけど」

 

 

「そう見えないと」

 

 

「何かしらの黒幕がいるかもね、それより」

 

 

「んだよ」

 

 

「もし僕達を尾行している人がいたらどうする?」

 

 

「決まってんだろ?」

 

 

そう答えたハルトの左目が光ると同時に右手を上げる、すると地面から伸びたブロンアームズが背後に隠れていた追跡者を縛り上げたのであった

 

 

「あ……が……あぁ」

 

 

「こうしてやる…まぁ最初から気づいてたがな」

 

 

つまんないと言う顔で縛り上げられた黒服達を見ていると

 

 

「怖いねぇ、君の方が余程化け物じゃないか」

 

 

「知らないの?本当に怖いもの、それは人の心ってな…正義って言葉が有れば人間は何処までも残酷になれるんだよ」

 

 

【お前に対しては何しても良い!これは正義の行いなんだよ!!】

 

 

その言葉のかけられた重みを感じた大智には反論する事は出来なかった

 

 

「この世界には完全な正義も悪もないよ…」

 

 

「そうかもね…どうする気だい?」

 

 

「取り敢えず話し合いなら話し合いでだ文明人らしくね」

 

 

同時にドタバタと動く音がして現れたのは武装した一派であった 彼等は銃を突きつけて

 

 

「大人しく両手を上げて膝をつけ!」

 

 

と威嚇してきたが

 

 

「おやおや、どうやら蛮人の交渉のようだよ」

 

 

「最悪だな…取り敢えず人質いるのが見えない?」

 

 

ハルトが捕縛している黒服を指差すと武装した隊員は何と人質に向かって発砲したのである

 

 

「っ!!」

 

 

慌ててツタで防壁を作り銃弾を止めると別方向から伸ばしたもので横合いから殴りつけて吹き飛ばす

 

 

「おいおい人質に発砲とは洒落になんねぇなぁ」

 

呆れながら呟くハルトに武装隊員の長は傲慢な口調を崩さずに話し始めた

 

 

「貴様等が何処のものか知らんが我等は国家の脅威となるなら排除するのだ!そこの奴は任務に失敗した役立たずだ!処分して当然だろう!」

 

 

「っ!」

 

 

「んじゃ俺は俺の脅威になる奴等を排除するか」

 

 

「そこは僕達だよ」

 

 

大智がモンスターバックルを見せるのを見てハルトは

 

 

「はぁ…俺だけで良いのに」

 

 

「と思いますが、僕もさっきの敗戦でモヤモヤしてますから少し八つ当たりをね」

 

 

「勝手にしろ」

 

 

「言われずとも」

 

 

「お前たち撃てえええ!こいつらは国家反逆の危険分子だ!撃ち殺して構わん!!」

 

 

と隊長の号令を合図に隊員達は発砲するが遠隔操作したツタを壁にして攻撃を止めながら

2人はドライバーにバックルを装填する

 

 

「「変身!!」」

 

 

『JYAMATO』『MONSTER』

 

 

ハルトはジャマトライダーに大智はナッジスパロウに変身する

 

ーーーー

 

 

その様子を離れた場所から見ていた人がいた

 

 

「へぇ〜あの人が先輩の初恋の相手っす?」

 

 

「うん……私のヒーロー…」

 

 

「けど先輩、見捨てたんですよね?」

 

 

「っ!!」

 

 

「うわっ!ちょっ!先輩謝るから剣下ろして!いくら剣と融合してるとは言え私に暗黒剣は特効なんっすよ!」

 

 

「……うん、けどあの後にハルトが死んだってニュースで見て…」

 

 

「成る程…けど、あの人が先輩のいた世界の彼なんて「分かるよ」え?」

 

 

「だって、見えたんだもん」

 

 

「あ、あぁ〜そっすか…んじゃ私はこの辺で先輩は幼馴染との再会を楽しんで」

 

 

「わかった…あ、今日宝くじ買ったら外れるから買わない方が良いよ」

 

 

「先輩が言うと冗談に聞こえないんすよ!!」

 

 

そう言いながら相方の女の子は何処かへ消えると

 

 

「ふぅ……じゃあ始めようか」

 

 

と取り出したのは一冊の本であった

 

 

『ジャアクドラゴン』

 

 

その本を開くと中身に込められた物語を読み込み始める

 

 

『かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのは、たった一体の神獣だった』

 

 

そして閉じ、本を剣に添える

 

 

『ジャアクリード』

 

 

ドライバーに本を直して剣を振り上げ構える、その姿は忠誠を尽くす騎士のようにも見えた その実は違う

 

「変身」

 

 

『暗黒剣月闇!!』

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

そんな脅威が迫っているとは知らない彼等は

 

 

「さぁ来いよ不幸の時間だぜ」

 

 

「ほざけえええ!そんな見てくれなど!!」

 

 

「あがぁ!」

 

再度発砲しようとしているがブロンアームズの先端が鋭利な槍状になると同時に敵目掛け放ち何人か串刺しにして空に釣り上げる

 

 

ツタに血が伝うと部隊には混乱が生まれた

 

 

「ひ、ひぃ!化け物だぁ!」

 

 

「今更遅いよ!はぁ!」

 

 

いつのまにか接近していたナッジスパロウが全力で拳を振り抜くと隊員は見事に空で汚い花火となっていく

 

 

「そ、そんなまさか!精鋭部隊がこんな一方的に!」

 

 

「精鋭?これが?」

 

 

隊長は動揺しているがハルトからしたら丁度良いと思いバックルを見ている

 

 

 

「今まではゾンビバックルが最高と思ってたが…やっぱり使い分けは大事なんだな…うんバロンは良い事言うぜ」

 

 

 

そんなハルトにナッジスパロウはうんうんと頷く

 

 

「その通りバックルの使い分けは大事ですよ特にこのバックルは「分かった!試してみるゼェ!」ん?」

 

 

ジャマトライダーが取り出したのは運営が以前渡してくれたバックルの一つ

 

 

さながら重機を思わせる外観のバックルの中に小さな青いハンマーを思わせる小型バックルが収まっている…結論を言おう、絶対にゾンビバックルと同じパワー型のバックルだ

 

 

「…………え?」

 

 

大智は思った 違う、そうじゃない 

 

 

だがこの脳筋はそんな思いなど知らんとばかりにドライバーにバックルを入れた

 

 

「そい!」

 

『SET CREATION!』

 

 

軽快な待機音と共に重機を思わせるバックルパワードビルダーバックルのレバーを展開

 

 

両脇から現れた作業用アームが壁を建築すると同時に装甲を製造するとツタが巻き付くとジャマトライダーの装甲と合体した

 

 

『DEPLOY POWERED SYSTEM GIGANT HAMMER!』

 

 

上半身に黄色の重機を思わせる装甲と右手に現れた青色の巨大なハンマーを保持している形態

 

ジャマトライダー・パワードビルダージャマトフォーム

 

 

「凄いしっくり来るぜ!!初めてつけた気がしない!!」

 

 

「同じパワー型なのだから、そうでしょうよ」

 

ナッジスパロウは呆れているなか

 

 

「ひ、怯むなー!」

 

 

と隊長は鼓舞するが隊員達は先程のツタや拳よりも明確に殺意を感じられるギガントハンマーに戦慄していた

 

 

ー絶対に殴られたら餅になるー

 

 

 

 

「命令無視はこの場で銃殺に「では貴方が戦えば?」ぎゃあ!」

 

 

ナッジスパロウが右ストレートを放つとバックルにある腕を伸縮させる能力により隊長の肩を殴りつけると右肩が外れたのか痛みはない震えて膝をつく

 

 

「命令するばかりで自分は何もしない、自己保身しか能のない、頑張った部下にも役立たずと言って切り捨てる人間、そんな人の末路は?」

 

 

「んなの潰して農園の新しい肥料だろうが」

 

 

「正解」

 

 

問いの答えなんて決まってると肩をすくめると

 

 

「お、お前らぁ!何している!さっさとコイツらを撃ー」

 

 

隊長は最後まで言い切ることはなかった、その言葉を継ぐ前に青い鉄槌が隊長を頭から叩き潰したのである、そして顔についた返り血を拭うとジャマトライダーはハンマーを肩に担ぎ直すと

 

 

「………………次」

 

 

「て、撤退ーーー!!」

 

 

「は?逃さんが?」

 

 

 

その光景に恐怖した副隊長は部下に撤退の指示を出したがジャマトライダーは地面をギガントハンマーで殴りつけると柱と壁が現れ逃げ道を全て塞ぐとダメ押しとばかりにブロンアームズによってバリケードが作られ完全に遮られてしまったのである

 

 

「ほぉ…ギガントウェポンで作った建築物をジャマトの力で補強したんですね」

 

 

「おう、こうすりゃもっと頑丈になると思ってな」

 

 

「何でこのような発想を「俺の第六感!」これだから人間は面白いんですよ…」

 

 

「おーい五十鈴、どっかの地球外生命体にて取り憑かれたか?」

 

 

「いいえ」

 

 

「そんなっ!」

 

 

「あぁ逃す訳ないだろう?俺達を不幸にしようとしたんだ…きちんとお前たちの幸せから取り立てないとなぁ」

 

 

そう言いながらギガントハンマーを引き摺りながら一歩一歩と近づいてくる返り血を浴びたジャマトライダーは最早ホラーである

 

 

 

「た、頼む!私だけでも見逃してくれ!な、何でもする!!だから命だけは!!」

 

 

「やだよ、そう言ってきた人を助けた事ある?ないでしょ?だから俺も助けない…みっともねぇなぁ、地べたを這いずり回る気分はどうだい?さぞかし不快だろ?安心しなぁ不幸が来ただけだよ」

 

 

「君達は人として死なない…植物の肥料となって死ぬのですよ」

 

 

 

副隊長は部下を見捨てて助かろうと命乞いをするがジャマトライダーはお構いなしであり

バックルにつけてある小型を赤いものに交換しレバーを開閉した

 

 

『GIGANT SWORD』

 

 

新しく呼び出した巨大な長剣 ギガントソードを肩に担ぎ直す

 

 

「さっさと終わらせようか…人を待たせるのは趣味じゃないからなぁ!」

 

 

「ひ、ひいいいいいい!」

 

 

副隊長は逃げようとブロンアームズの壁を登ろうとするが、登り切れるものでもないし

 

 

「ぐぎゃあああああ!」

 

 

鋭利な棘が無数に生えているのだ、痛くない訳がない

 

 

痛みにのたうち回る副隊長に対してギガントソードを振り上げた、その時

 

 

ナッジスパロウの目にある、どんな繊細な動きも見逃さないと言われる高感度センサーが壁の異変をキャッチした

 

 

「ハルト!」

 

 

『読後一閃!!』

 

 

「っ!」

 

 

ブロンアームズの壁越しに聞こえた音声に思わずジャマトライダーはナッジスパロウの隣に飛びギガントソードで建材を作り壁とした

 

 

その射線にいたものは無事であったが

 

 

 

「ぐぎゃあああああああ!」

 

 

そこに居なかった副隊長や以下の隊員達は紫の斬撃に切られたのであった

 

 

 

「じ…ジャマトの力で補強した壁をこうもアッサリと切ったのかよ…なんて切れ味」

 

 

「油断しないで下さい…来ますよ!」

 

 

「おう!」

 

 

ナッジスパロウと共に武器を構えると

 

 

カツン カツン カツンという歩く音と金属が地面に当たる際の金切り音が響いてくる、間違いない

 

 

「アニメだと強い奴が出る場面だ!つかシャドームーンみたいな登場とか絶対強い奴だ!」

 

 

この脳筋オタクは悪い意味でブレない

 

 

「メタですが正解ですよ…これは強い」

 

 

そして粉塵の中から現れたのは紫と黒の鎧を纏う騎士 その顔は鉄仮面のようなバイザーに隠されており額には剣の鋒を思わせるようなものが間違いないコイツは

 

 

「紫の…………剣士!」

 

 

響の夢に出てきたという紫の剣士であった

 

 

ーーーーー

 

 

その頃 ルサルカは少し離れた場所から双眼鏡で状況を見ていた

 

 

「ちょっと…あんなのが出るなんて聞いてないわよ!ニラムの奴ぅ!リアリティ重視なのは分かるけど少しは自重なさいな!!」

 

 

予想外の乱入者に腰につけている銃型デバイスに手が伸びるが

 

 

「けど流石にハルト達が危ないから、これ渡してくれたって事よね〜女神のアクセスやらゲーム作成の特権はない完全戦闘用のドライバーだけどさ…えーと私の生体認証はもうされてるのか…よし」

 

 

そしてケースから取り出したドライバーを腰につけるとルサルカは右手親指をドライバーの上部に当てたのである

 

 

『GLARE2 LOG IN』

 

 

軽快な待機音と共に右側のホルダーからカードを取り出して構えを取ると小悪魔のように呟いた

 

 

「変身」

 

 

同時に大量のデータが読み込まれ、周囲に補助ユニット ヒュプノレイが滞空すると両肩、両膝、そして胸部に装着される

 

 

『INSTALL I HAVE FULL CONTROL OVER!GLARE 2』

 

 

その姿はまるで戦いを見守り裁定するもの

 

 

仮面ライダーグレア2

 

 

「えーと、こうよね…みんなー!おいでー!」

 

 

そう呼び背後から現れたのは既にヒュプノレイが頭部に装備された仮面ライダーのエントリーフォーム 通称GMライダーである

 

 

「じゃあお姉さんが一肌脱いであげましょうか」

 

 

ーーーー

 

 

 

「響の夢に出てた剣士ってまさかアレ?」

 

 

「油断大敵です僕が時間を稼ぎますからハルトは慣れているゾンビバックルを使って下さい」

 

 

「おう付け焼き刃よりも慣れてる方が良いよな」

 

 

流石に強い奴に実験などしてられないとバックルを構えたらナッジスパロウの言葉にギギギと首が動き視線が1箇所に固定される

 

 

「……………………………はると?」

 

 

ボイスチェンジャーでも積んでいるのか男女ともつかない声で名前を呼ばれたのだ

 

 

「お、おう…何だ急に……」

 

 

返事してしまったが運の尽きだったようで

 

 

「…………………………………た」

 

 

「え?」

 

 

その紫の剣士は右手に持っている長剣を強く握りしめながら体がカタカタと震えながら、というより恍惚としてるように

 

 

「私の知ってるハルトだぁ……やっと見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけたぁああ!」

 

 

「「…………………」」

 

 

まるで因縁ある相手との邂逅を果たした…というより恨みを晴らすべき対象を見つけた幽鬼のような剣士の動きと未知の狂気と呼べる何かに流石の大智も未知の現象に硬直している

 

 

「もう大丈夫だよ、ハルト…私ね凄く強くなったんだ…もう君を1人にはしないよ!これからは君を傷つける奴等は私がぜーんぶ切り捨ててあげるから、ずーっと2人で一緒にいようね!!昔約束したみたいに!」

 

 

その姿…いや場面が場面なら味方として喜ばしいものなのだが先程のやり取りからして

 

 

「……………………」ガタガタガタガタ

 

 

「ほぉ…」

 

 

流石の彼も身震いしてしまう同時にナッジスパロウはメガネを上げる動作をして

 

 

「心模様面白い……刺激的だね」

 

 

「いや刺激強すぎて倒れるわ!!初対面の相手に狂気的な好意をぶつけられる身にもなれよこの鳥頭!!」

 

 

 

「初対面?………ん?」

 

 

「お、おまえ……は「邪魔」…」

 

 

紫の剣士が首を傾げていると剣士の足首を掴むのは辛うじてだが斬撃から生き残った隊員である、何とか情報を引き出そうとしたが剣士は先程とは違い完全に感情が消えた声で隊員を切り捨てたのである

 

 

「感動的な私達の再会を邪魔しないで欲しいよね……ねぇ?聞いてる?邪魔するのはこの口かな?どの口なの?教えてよ…ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ?」

 

 

既に事切れた隊員に何度も何度も刺突する剣士の姿には最早狂気しか感じない…がチャンス

 

 

「逃げるぞ五十鈴、流石にアレと戦う心持ちにはなれん…つーより俺のメンタルが持たん仮に千冬さん世界の俺でも逃げたくなる」

 

『GIGANT BLASTER』

 

「了解…それはどうでしょうか?」

 

 

「は?」

 

「彼女達の話から聞くと逃げずに向かい合おうとしそうですが」

 

 

「俺も向かい合いたいけど今じゃないのは分かるよ」

 

 

ギガントブラスターを呼び出して発砲、転移門を作成して撤退を測ろうとしたが

 

 

 

「逃がさない」

 

 

「「っ!!」」

 

 

いつの間にか接近していた剣士の攻撃で門は一刀両断される、2人はガードしたが衝撃で転がる際にパワードビルダーは解除されノーマルのジャマトライダーになってしまう、すると剣士はいつの間にかジャマトライダーの前に現れた

 

 

 

「ねぇハルト…何で逃げるの?何で?」

 

 

「そ、そりゃあ顔も見せない人に迫られたら怖いでしょうがぁ!!」

 

 

思わず絶叫するような声音で言うと

 

 

「顔?……今更見せなくてもハルトなら分かるよね?ずーーーっと一緒にいたんだからさ…」

 

 

「一緒に…?」

 

 

「も、もしかして…あの時、君を見捨てたことを根に持ってるの……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!謝るから!だからお願いもう一回だけ私の話を聞いてよ!信じてよハルト!!」

 

 

「見捨てた?……っ!……アンタ…まさか!!」

 

 

ハルトはまさか!と思った同時に

 

 

『SET UPGRADE』

 

 

『REMOTE CONTROL MAGNUM』

 

 

何処からか聞こえた電子音声と共に剣士目掛けて狙撃が開始された

 

 

 

「っ!」

 

 

弾丸を何とか剣で弾いていると間隙をつく

 

 

『REMOTE CONTROL PROPELLER』

 

 

更に聞こえた音声に合わせるようにプロペラのホバリング音と共にシンプルな赤い頭部をしたライダー?2人が片手にレイズプロペラを装備してジャマトライダーとナッジスパロウを抱き抱えるとそのまま飛翔して逃げ出すマグナムも援護射撃して妨害をする

 

 

 

「っ!頼む下ろしてくれ!!!!」

 

 

「そんな事言うとか錯乱しましたか!?君、僕達は変身解除するから全力で飛ばしてくれ!!」

 

 

同時に変身解除すると軽量になった事もありプロペラは加速していく

 

 

 

それを見た剣士は弾丸を弾きながら

 

 

「ま、待って待って待って待って待って待って待って待って待って待って!お願い!お願いだからもう私からハルトを奪わないで!!ねぇ返して返して返して返して返して返して返して返してよおおお!」

 

『必殺リード!ジャアクドラゴン』

 

剣士はドライバーにつけていた本を外すと剣に読み込まれると同時に剣についているトリガーを押し込んだ

 

 

「ハルトを返せええ!!」

 

『暗闇必殺撃!習得一閃!!』

 

 

闇を帯びたドラゴンが逃げているGMライダーを捉えようとした刹那、何処から共なくワープして姿を消したのである

 

 

 

「……………逃げられちゃった」

 

 

剣士はダランと剣を下ろすが

 

 

「けど良かった…ハルトとまた会えて元気そうだったなぁ…何でか震えてたけどアレって私に会えて嬉しくてって事だよね」

 

 

と剣士は変身解除する、その人は…黒髪を肩までの長さに切り揃えた儚げな顔が似合う綺麗な女性であった、青色の制服(ソードオブロゴスの倫太郎の服)に身を包みながら片手に持った剣 暗黒剣暗闇を見てうっとりし

 

 

 

「この剣の見せてくれた通りに…ちゃんと言うこと聞いたら、またハルトに会えたよ……ならあの未来も…楽しみだなぁ……今度は2人きりで会おうね」

 

 

女性が恍惚に満ちた顔をすると雲間から差し込む光から見えたのは

 

 

「けど、他の女の子と仲良くするのは頂けないなぁ…うん、そうだよねハルトを助けてあげないとさ」

 

 

死体の山で笑う剣を持った女性であった

 

 

因みにそれを陰で見ていた相方の女の子は

 

 

「せ、先輩マジ怖ええ…」

 

 

先輩の狂気にドン引きしていた

 

 

 

 





では今回の新しいフォームの紹介

ジャマトライダー・パワードビルダージャマトフォーム

ギガントバックルを用いた建築能力によるフィールド構築とギガントウェポンによる全距離対応した戦闘を得意とするフォーム

弱点はパワー型故にゾンビやモンスターのようにスピードがない

今作ではジャマトバックルとの併用により ブロンアームズを建築に織り交ぜる事で強度と柔軟さが加わったよりレベルの高い建築を行う事が可能となっている 

コンセプトは植物に包まれた古い廃墟 


余談だがハルトのお気に入りはギガントハンマーである
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