アズールアーカイブ   作:あましずく

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お前がママになるんだよ!

「えぇ~・・・(困惑)つまりこの子は先生が地下にあるオーパーツに悪ふざけで資材をメチャクチャに投入したら生まれてしまったロボット・・・ということでいいんですか?」

 

【うん、理解が早くて助かるよ】

【より正確に表すならロボットというより''人工生命体''に近いのかな・・・】

 

「はぁ。理解なんてしたくないのですが。それで!!!先生はこの子をどうするんですか!!」

 

【どうするもなにも】

【どうやら見た目に反して彼女はとても精神が幼いみたいだから】

【経緯はどうあれ私が作ってしまった子だからね、私が育てようと思うけど】

 

「先生ならそう言うとは思ってましたけど!!でも先生はシャーレの通常業務もあるじゃないですか!その、こ、子育てに・・・かかりっきりなってしまうなんてできないでしょう?ただでさえ普段から色々なところを飛び回っているんですから!」

 

【そうなんだよねぇ・・・】

【私にできる限りは彼女の力になってあげようとは思うんだけど】

 

大混乱したユウカに言いくるめの判定全部ゲロったに成功した先生がなんとか彼女を宥められたわけだけど、 今度は俺の今後の処遇をどうしようか揉めはじめているようだ。

カオスな状況を楽しんでしまってすまんねお二人さん、俺としては大変に気分がいい!ぞw

しかしまー、ナンだな?会話内容がまるで養子の受け入れで揉めてる夫婦のような。

 

・・・ひ ら め い た !

 

天啓得たり、俺は言い争いを続けるユウカにゆっくりと近づいて、

わざとしゃがむように姿勢を低くしたまま、左手でユウカの制服のその袖を掴んだ。

 

ぎゅっ・・・

 

「え、どうしたのかしら?私に何かお話?」

 

振り向いた!見下ろしてくるユウカ!!今だ!!

渾身の上目遣い!若干の涙目!不安に歪む眉を意識ィ!!全弾発射ァ!おら!くらえ!!

 

「・・・ママ?」

 

俺は今!全国の先生の夢をおおおww今叶えりゅぅうう!!うおお!ユウカママーーーッ!!!

 

「う!うううっ!私はあなたのママじゃ・・・!」

 

うるうるっ「ママ・・・ちがう?アンカレッジ・・・ママがいない?」

 

「ちょっとぉ!泣かないでよ・・・!?私どうすればっ!?」

(なななんなのこの子!精神は幼い子って話は聞いたけど!!ウチのC&Cのアスナやカリン達と並べても劣らないよう恵体なのに!?なんでこんなに小さな子を相手するみたいな庇護欲が湧いてくるのよ!!?おかしいじゃない!くぅっ・・・!)

 

しゃァッ!揺れてる!揺れてるよ今!ボディ(下腹部)にガツンとキたんだろう?くくくっ!

謎に公式で年一回ペースで行われるアズレンの総選挙的なユーザー人気投票において

「幼きあの子を守り隊」部門というアタオカなランキング集計内で

他の如何にもロリロリな未成熟ボディな駆逐艦の面々なども抑えてしまい

あの「ユニコーン」パイセンに次ぐ2位に食い込んだ幼女パワーの本領を!

 

だがまだ俺のターンは終了していないぜ!

俺は更にデッキから封印されし右腕を手札に加える!これで全ては揃ったぜ!!

 

ぎゅっ

逆の右手で先生のスーツの袖をグラップル!

 

「パパ・・・、ママ・・・いっしょ、いっしょがいい。くすん」エグゾード・フレイム!!

 

 

「あぁっ・・・っ!わたっ私がママ・・・!!先生が、パパ・・・!?私と先生の子供・・・!?はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁっ!はああああっっ!!」ガクガクガク カクン

 

おっとぉユウカ選手ぅ!魔神の業火に脳を焼かれ過呼吸起こして崩れ落ちてしまったーッ!

 

【ユウカーーッ!!?】

 

勝ったッ!第三部!完!!

 

 

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「先生、この子は私達で一緒に育てましょう」

 

菩薩のような穏やかな顔で口からエクトプラズムを吐いていた女の第一声である。

 

【いやあのねユウカ】

 

「こうなってしまってはもう仕方がないんです!私も覚悟を決めました、なので先生も覚悟を決めてください!!在学中に籍を入れることになってしまいますが、ささいな事だと思います!」

 

【大事だよ!?】

 

いっそキヴォトス全域を揺るがしかねないんだけどぉwww

 

【私は先生として学生とそういう仲になることは今のところ考えてないからねっ!?】

 

「なんでですか!!!この子はきっと生まれたばかりだから、体は大きいかもしれないけど中身は赤ちゃんみたいなものなんですよ!!だからパパもママもこの子には必要なんです!!」

 

わりぃ!邪悪なオッサンが中身なんだっっっ!

っていうか!わぁっ!今、俺ユウカに抱きしめられてる!しゅご!いいにほい・・・やわらけ。

これが楽園の証明・・・!エデンはここにあったのだ。

 

「ママ~・・・」はすはすはす

 

「ふふっ・・・アンカレッジちゃんはいい子ね~」

 

【・・・・。】

【こほん、とりあえず落ち着いて話を戻すけどね】

【確かに私一人では彼女の面倒を見きるのは難しいかもしれないね】

【誰かに助けて欲しい事もあるってのは確かだよ】

【でもだからといってユウカだってセミナーの役員だし】

【その子の面倒ばかりに注力するわけにもいかないでしょ?だから】

【他の皆にも助けてもらおうってできるかな・・・?】

 

「うっ・・・確かにそうですね・・・。他のシャーレ当番になる方にも大まかな事情は説明するとして、先生が長期の案件で現地に逗留される時なんかは今のところ事情を一番詳しく知ってる私がミレニアムに連れて行って面倒をみます、そのような感じでどうですか?」

 

【協力助かるよ、ユウカ】

【それとアンカレッジ、ドタバタしたり不安にさせちゃってごめんね】

【あとできれば私のことはパパじゃなくて「先生」と呼んでほしいかな・・・っ!】

【ユウカのこともできれば・・・】

 

「うん・・・わかった、せんせーはせんせー。」

 

正直そろそろパパ呼びキツくなってきたところだからよかったわ!

だがしかし、ユウカはそのままでいてもらう!彼女は私の母になってくれるかもしれんのだ!

 

「ママはママ~、ユウカママ!」お前がママになるんだよ!

 

「はいぃ!?、私はママのままなのっ!?」

 

おん?

腕を回して抱き寄せ頭をなでなでしてくれているユウカママの様子を先生がじっと見ている。

あれは・・・!尊いものてぇてぇを眺める眼差し・・・!やはりご同類の臭いがするぜ・・・!

 

 

 

【うーん・・・】

【ユウカはママでいいんじゃないかな!】

 

 

 

 

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