推しの結婚式に出たいだけの人生だった……_:(´ཀ`」 ∠): 作:かりん2022
とっても嬉しいです!
感想、ここ好き引き続きお待ちしてます!
今話はいつもの展開です!
イレギュラーな事態が起きた。
渋谷事変が起こらなかったのです!!
なんてことだ。
推しの結婚はどうなってしまうんだ。
疑問を覚えた私は、日本へと戻る事にした。
正直、潜伏期間十年は精神的に限界だった。
ということで日本に戻ったのだが、当方、大ピンチです。
「やあ。会いたかったよ、愛衣」
ヘローメロンパン!!!
「ナナナ、ナナナナ、なんなんですか!」
「証 愛衣。愛の証なんて、変わった名前だね。でも術式的にはぴったりの名前かな。いやぁ、参ったよ。君のおかげで最強コンビに手出しが出来なくなってね」
「ざまぁ!! あぅっ」
「君の目的は。何故あの二人に手を貸す? 十年、何を準備していた?」
げしっと蹴られ踏まれる。呪霊の真人もいる。なんてこったい。
足を踏まれて骨を折られて、私は即座に折れた。
「推しの結婚式に出たかったんですぅぅぅ!」
「は?」
「五条悟と! 夏油傑の! 結婚式に出て、引き出物のマグカップをもらいたかったんですぅ!」
「あの二人、できてたのかな? それをどこで知った?」
「できてないけど! 子供でもいれば、罷り間違って結婚するかもしれないじゃない! 子はかすがいって言うでしょ!」
「ふざけないでくれないかな。そんな目的なら、何故10年待った?」
「お前が日本を壊すついでに婚姻制度壊れたらワンチャン推しが結婚出来るかなって」
「私が日本を壊す?」
「宿儺復活の準備してたでしょ? 虎杖悠仁」
「それが事実だとして、どうやって結婚に持っていくつもりだったのかな」
「それは考えてなかったけど!!! うわああん マグカップが欲しかっただけなのに!! それはそんなに罪なことですか!」
「その為に……その為に、君は日本が壊れるのを十年待ったって言うのかい?」
「うん」
「そもそもなんでマグカップ」
「引き出物って言ったらマグカップでしょ。2個セットで乾杯するとチューになるやつがいい」
「なんでそこまで二人の結婚に拘るの?」
「最強イケメンコンビが結婚とかすごい萌えない?」
私は、爆笑された。
「あ、あは、あはははははははは!!! そんな事のために! この私の1000年かけた計画をぶち壊したんだ? いいよ、君。すごくいい」
「めちゃくちゃイカれてるね、君。ここまで気持ち悪い人間は初めてだよ」
「かってに計画の方が壊れたんでしょ、私はぬいぬいプレゼントしただけじゃない。人のせいにしないで! 日本壊れなくて私困ってるんだから!」
「あはははは、困ってるんなら手伝ってよ」
「私はさとゆとすぐゆの子作り観察するので忙しいからムーリーでーすー」
ああ、足が痛い痛い痛い!!
「ちょっと待ってくれないかな? さとゆとすぐゆの子供?」
「順調にいけばの話だけど」
「……へぇ。面白い話だね。いいね。君の術式、欲しくなってきた」
ノコギリをメロンパンが持ち上げる。ちょっ 嘘でしょ!!!
「誰か……誰か助けてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
私が渾身の悲鳴をあげると、5体のチビちゃん達が現れた。
さとゆ! すぐゆ! 灰原と七海と硝子の式神!
5体揃って式神レンジャー!
「「!!!」」
「私をここから逃して!!!!!!!」
すぐゆは呪霊を使い、最大限遠い場所へと移動させる。はずだった。
そして、私と5体の式神は、先ほどと同じ廃墟へと移動する。
同じ場所のはずなのに、拷問用具はなく、メロンパン達はいなかった。
「うーん? どうしようかな。もしかしてピンチ?」
戸惑っている間に、すぐゆとさとゆと灰原の式神が順次呼ばれて消えた。
硝子さんの式神に傷を治してもらい、私はよろよろと廃墟を出るのだった。
アホの子の中卒占い師は知らない。
ここが並行世界であることも。日本壊滅の日付、一年間違えていた事も。
並行世界の住人である悟が傑を心の中で呼び、傑が悟を心の中で呼び、七海が灰原を心の中で呼んだ時、式神が誤反応してしまった事も。
なーんにも、知る術はなかったのだ。
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マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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