推しの結婚式に出たいだけの人生だった……_:(´ཀ`」 ∠): 作:かりん2022
感想もありがとうございます! やる気出ます!
「さと?」
夏油傑の呪力を感じ、ガバッと五条は起きる。
「すぐる!?」
「さと」
目の前にあったのは、小さな小さな、ふくふくとした傑だった。自分の呪力もほのかに感じるそれは、何故か自分との繋がりを感じた。しかもこれは現在進行形で結ばれつつある。
「さと? さとゆさとゆさとゆ? さとゆ? さと?」
「ごめん、何言ってるかわかんない。傑からの刺客か何か? まさか本人じゃないだろ?」
話している間に、悟の影からぴょこんと出たものがいた。小さな小さな悟である。
「すぐゆ! すぐ! すぐゆすぐゆすぐゆ! すぐすぐゆ!」
「さとゆ。さとゆさとゆさとゆ。さと」
ビシッと小さな傑が大きな悟を指差す。
「さと? さとゆさとゆさとゆ……さと! さとゆ!」
悟がしばし考えるような様子を見せ、じっとこちらを見る。
信じられない事に、六眼である。
「さとゆ……さとゆさとゆさとゆ」
「すぐゆ。すぐゆすぐゆすぐゆ」
不安そうな小さな傑を小さな悟が抱き寄せる。僕は一体何を見せられているんだ。
そこで悟は、迷子札に気づいた。
「ちょっとこれ見せてね。さとゆとすぐゆって言うんだ。そのままじゃん」
そして迷子札を開いて見る。
「五条悟……これ実家と呪専の住所と電話番号じゃん。僕の携帯も。で、こっちは……五条傑ぅ!?」
写真も付いていた。津美紀、恵、同じくらいの知らない子供3人、硝子、灰原、七海、そしてさとゆとすぐゆ。硝子と七海と灰原を小さくしたような存在に、いかにも生意気そうな、今よりちょっとやんちゃしてそうな悟と、穏やかな笑顔の傑。
大家族のような雰囲気出すのやめて。
「さとゆ? さとゆさとゆさとゆ」
「すぐゆ。すぐ! すぐゆすぐゆすぐゆ」
ふと何かに気づいた様子ですぐゆが地面に沈んでいく。
それをさとゆは止めたいようだった。大きくバツを出している。
彼ら、言葉通じてるんだろうか?
「さとゆ。さとゆさとゆさとゆ。さと。さとゆ」
「すぐゆ……」
そして、すぐゆは消えていく。
そしてすぐに戻ってきた。
「さささささとゆ!!! さとゆ! さとゆさとゆさとゆゆゆゆゆゆ」
「すぐゆ! すぐゆすぐゆすぐゆ」
「あ、もしかして傑のとこ行ってきたの? そうなの困っちゃう」
「さと! さとゆさとゆさとゆ」
「すぐゆすぐゆすぐゆ!」
そして二人で悟に何事か訴えた後、二人で話し合っていた。
電話が掛かってくる。知らない番号だが、悟は確信を持って取った。
『悟!!! どういうこと!? なんだよあれ! 五条傑ってふざけてんのか!!?』
「傑の電話番号ゲットー。報告しておくからな。あれ、お前の呪霊じゃないの? 僕こそ聞きたいんだけど」
『そんなわけあるか!』
ショックのあまり、前と同じように話してくれる傑にニヤニヤしてしまう。
『ちょっと待て、待て、待て、見るな!!!』
傑の様子がおかしい。
「さとゆ。さとゆさとゆさとゆ。さとゆさとゆさとゆ」
「すぐゆ!!」
ボロボロとすぐゆが泣いている。
さとゆが戸惑っている。そして、僕を見た。直後、傑の豹変の理由を悟る。
こいつ、人の頭の中を、記憶を覗いてる。
「人の記憶を勝手に覗くのは良くないね」
『なんなんだ、なんなんだよ、これ!』
「並行世界の傑か知らない人の作った玩具じゃない? 僕と傑以外の残穢を感じる。とりあえず、硝子や七海にも言っておかないと。切るよ」
この事がどう転がるかはわからない。
だけど、並行世界の僕と傑がすぐゆ達を大事にしていると言うのなら、傑を殺さないでいる理由になる。だって、傑を殺せばすぐゆが死ぬから。
出来るだけいい方向に転がるといいんだけど。
そう思いつつ、僕は準備をして、硝子に医務室で一緒に朝食を取りたいと告げた。
そしてその頃、小さな灰原に起こされた七海は夢かと思って小さな灰原を抱っこして寝直していた。
珍しく、七海寝坊である。安らかな眠りであった。
一方その頃、愛衣は呪専へと向かっていた。
メロンパンに殺されるのを防ぐ為には、やはり最強に庇護を求めるしかないと思ったのである。
しょこちゃん、ななくん、君らの迷子札だけが頼りだ!
ここ好き、感想頂けたら喜びます。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
今度からマシュマロ返信していくことにしたので、よろしくお願いします!
返信不要の場合は返信不要と書いておいてください。
https://odaibako.net/u/karin2022v
リクエスト、返信不要の匿名感想はこちらにお願いします。