ウマ娘 プリティーダービー GTR最速伝説   作:frostvernt

1 / 9
初投稿です。お手柔らかにお願いします。
しばらくは頭文字Dネタはないです。


デビュー前
第0話 移りゆくレースの中で


■トレーナー視点

雲一つない晴天だ、まさにレース日和といった感じだろうか。

夏が終わりかけのこのタイミングで、俺は選抜レースが行われるコースにて、外ラチの外に集まるトレーナー集団の中にいた。

 

大方のトレーナーは既にウマ娘をスカウトしており、ここにいるのはチームに空きがあるトレーナーか、有望なウマ娘をスカウト出来なかった新人トレーナーくらいのものだろう。

その他は研究半分娯楽半分で観戦するトレーナーとウマ娘達といった野次ウマといったところか。

 

その中で俺は、有望なウマ娘をスカウト出来なかったトレーナーという位置づけだろうか?違うのは新人ではないということだ。

 

もともと俺は、チームのサブトレーナーとして活躍してきた。

どうやら俺は調整や走りの矯正というところが得意だったようで、けがや休養明けのウマ娘の調整や、芝ダート間の転向の調整をすることが多かった。

 

去年、チーフトレーナーからそろそろ独立しろと言われ、理事長からも「期待!サブトレーナーとして辣腕を振るった君の更なる活躍を祈っている!」と応援され、4月から選抜レースを見続けて今日に至る。

 

選抜レースを見始めたころは楽観していたんだ。大きなチームに所属していた実績もあり、スカウトできない!みたいなことはないと思っていたのだが・・・

 

まぁ、もしスカウト出来ていたら、こんな場所に立ってはいないということだ。

現実は想像の通りにはいかないもので選抜レースを見ながら、私は声をかける相手がまだ見つからないことを感じていた。

 

主に自分側の問題だということは理解している。所属していたチームとつい比べてしまうのだ。

自分はチーフトレーナーほど優れているとは思っていないし、自分の得意とするところは「調整」だが、担当を持つとなればそれだけではいけない。担当を鍛え、支えていかなくてはいけない。

 

以前であれば、大きなチームだったこともあり、素質のあるウマ娘が集まってきたし、チーフトレーナーや他のサブトレーナーたちとトレーニングをすることができたので、自分の長所を活かすことができた。

 

しかし、最近は目が肥えすぎたのかもしれない。強いウマ娘ばかりを見てきたからなぁ・・・そして強いウマ娘は、実績のあるチームやトレーナーの元に行く。それは分かっていたことだ。

 

先頭のウマ娘がゴールを駆け抜ける。何人かのトレーナーがそちらに駆け出していく様子が見える。

果たして、今日の選抜レースでスカウトができるのだろうか?自分が高望みしすぎているのかもしれない。

 

ああでも。

つい数日前のことを思い出す。

 

次のレースの準備が行われるのを横目で見ながら、俺は数日前の光景を思い返すのだった。




こんな感じでいいのか。不安だ。。。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。