ウマ娘 プリティーダービー GTR最速伝説 作:frostvernt
デビュー戦が終わった。結果は2着。まぁまぁと言えるだろう。
だが、完全にレース選びをミスったな。本人にも適性がわからなかったとはいえ、もう少し距離が必要だったはずだ。
彼女の特質から外を回るし、回転数を上げる必要がある以上、距離が短いのは不利になるのはわかるはずだ。
サブトレーナー時代は自分で決めることは少なかったからな。これからも精進していかないとな。
待機室でラインを出迎える。
「お疲れさま。惜しかったな。」
「ありがと。あとちょっとだったんだけどね。」
「いや、お前は頑張ってたよ。1着の娘も強かったしな。」
「ほんとに強かったねー。クラシック目指すって言ってたし大変かもね。それとトレーナーも気にしなくていいよ。」
「マジか。あの娘南坂さんの秘蔵っ子だぞ。そうなるよなー。あとスマン。」
さて、切り替えよう。
ラインの様子を見るがダメージが全くない。本人も強いタイプだと言っていたが本当らしい。
これなら次のレースの予定を立てれるだろう。
「次どうする?」
「次は距離を伸ばして2000mだ。3週間後だな。」
「おっけー。次は負けないさ。」
「よし。ウィニングライブだな。大丈夫か?」
練習見てたから大丈夫なのは知っているが不安だ。。。
「どっちの意味?疲労もないし、ダンスも覚えてるよ。」
「私としてはトレーナーがダンスできる方が意外だったけどね。」
「前のチームのチーフトレーナーの方針でな。後、俺の先輩が担当にダンス教え忘れて、チーフに折檻されてた。」
「忘れちゃダメでしょ。私でも何となくライブが大切にされてるふんいきは分かるよ。担当の娘がかわいそうだよ。」
「天を仰ぐ見事な棒立ちだったぞ。」
「ああ。。。」
「ちなみにその先輩は別の担当が、ライブ中にパントマイムをした件と、ライブ後にアンコールで勝手にデスメタルを披露した件で、計3回折檻されてる。」
「それはその先輩トレーナーさんに問題があるの?」
「両方だな」
話しているとドアがノックされた。ライブの準備ができたらしい。
「じゃあ。行ってくるね。」
「おう。2着のダンスを楽しんで来い。次の機会は無いだろうからな。」
「そうするよ。」
ラインが手をひらひら振りながら退出していく。
さて。今回のレースはほぼ望み通りのものだった。勝てればそれに越したことはないが、2人で話した計画通りだ。
この調子で進めていこう。俺はPCに情報を書き込んでいく。
速く終わらせないとな。初めての担当のウィニングライブだ。見逃すわけにはいかないだろう?