I will always love you! 作:リアム
I want to make that feeling a priority.
芝の整えられたグラウンドを走るデイヴィッドのフォームを確認して、ゴールを通過した瞬間にストップウォッチを止める。
表示されたタイムを記録用紙に書き込み、デイヴィッドへ休憩をする様に促す。
157:名無しはウマ語り
個人的には前回の中山金杯でのデイヴィッドちゃんの走りはすげーってなった
158:名無しはウマ語り
あの時遠目だったから勘違いかもしれないけど、4コーナー回った辺りで脚がもつれた様に見えたから追い上げの凄さ以上に心配が勝ったんだよな
159:名無しはウマ語り
>>158
分かる
ウイニングライブも辞退してたし、家に帰って問題ないって公式のアナウンスが出るまでレース映像すら見返せなかった
160:名無しはウマ語り
あの走りだったら目標にしている宝塚と有馬もやれそうだけど、約半年レースに出ないから能力では無く、出走できそうですか……?
161:名無しはウマ語り
そのレースはホラ、投票だから
162:名無しはウマ語り
中山金杯のパフォーマンスだけで滑り込めます……?
163:名無しはウマ語り
まぁ、そこはトレーナーがちゃんと考えてるでしょ
164:名無しはウマ語り
もしかしたら感謝祭で何かやるのかもしれんし
165:名無しはウマ語り
物静かに物静かを重ねた様なタイプだけど大丈夫かな……
166:名無しはウマ語り
ウイニングライブは出来てるんだし、人前で何かをするのは問題ないでしょ。
俺はデイヴィッドちゃんの歌声が大好きだから、ライブパフォーマンス的な事をしてくれたら全力で前の列取りに行くぞ。
デイヴィッドが汗を拭き、ドリンクを口にする姿を確認しながら、携帯に表示されるSNSに目を通す。
やはり、年明け一発目の中山金杯がよく見られたのか、俺達の目指すレースへの出走も好意的な意見が目立ってきた。
この勢いのままやれたら安心もできるが、SNSで書かれている通りデイヴィッドの出走予定レースは六月の宝塚記念まで無い。
人気投票で出走権を取りにいこうとするのなら、少しだけ心許ない。
「どうすっかなー」
「ど、どうした、の?」
「いやぁ、ね。デイヴィッドの出走レースどうしようかなって」
「宝、塚と……有マ、違う……?」
「それは合っているんだけど、宝塚まで一度レース挟んだ方が良いかな?って」
「わ、かった」
「あぁ……いや……」
君が走りたいレースを。
飛び出そうになった言葉を胃の中に押し込む。
まだ、言わなくて良い。そう思った。
彼女は来月の上旬、友人のレースを見に行くのだから、その時に良い影響を貰って口にしてくれる事を俺は期待している。
「何か走りたいと思ったレースがあれば、遠慮なく言ってね」
「……うん」
彼女に言った何度目かの同じ言葉。
無理はさせたく無いけれど、今度は返事がくると良いな。
「よしっ!それじゃあ練習再開!!」
「うん……!」