博士の最期の頼みにより神機塔を目指すドライツェーン。神機塔にいる二体の双神機、フィーラとニオを止めるためだ。
元は人間の幸せにするために作ったロボット達が反乱し、世界の支配者になってしまったため、博士に造られた最後の人造人間としてドライツェーンは博士の意志を受け継ぎ、神機塔を目指す。
困難なミッションであるが、そんなドライツェーンの心を博士の言葉が支えていた。
『お前は最強だ、オレの最高傑作だ!』
ドライツェーンはくじけそうになるたびにこの言葉を思い起こした。
「私は最強、私は博士の最高傑作。だから、誰にも負けない!」
そうしてついに神機塔を目視できる位置まで辿り着いた。すると、ドライツェーンの前に二体の機械兵が現れた。動物のような四足歩行型の機械兵。名前すらないモブキャラだ。博士の最高傑作であるドライツェーンには余裕の相手のように思われた。しかし、いざ戦闘が始まると結果は散々。ドライツェーンは命からがら逃走した。
「どうして、私は博士の最高傑作、最強じゃなかったの!?」
すると、ドライツェーンの悲痛な叫びに、自身が持つ二丁拳銃、兵装番号060が答えた。
『
「えっ、どういう意味?」
『それでは
すると銃口から発せられた粒子が空中に映像を映し出す。
その映像では、病院の診察室のような所で、博士が映し出されていた。
『はっはっは、ついに完成だ。こいつを造るためにどれだけの試行錯誤があった事か。ついにオレの研究の全てを注ぎ込んだぞ!』
博士はそう言うと、ベッドで横たわっているドライツェーンを見つめる。ドライツェーンは完成した直後なのか全裸の状態だった。
『まず顔、完璧にオレの好みだ。さらにおっぱい、色・形・サイズ、全て完璧!!』
そう言うと、博士はドライツェーンのおっぱいを両手で揉みしだいた。
『そして特筆すべきはこの弾力と柔らかさだ。もはや完璧としか言いようがない。揉み心地最高、抱き心地最強! お前は私の最高傑作だ!!』
そうして高笑いをしながらドライツェーンのおっぱいを揉み続ける博士の姿が映され、そこで再生が終了した。
「ええと、あの、私が最高傑作というのは…」
『
「博士のバカー(ToT)」
『
「天才だけどバカなのー(ToT)」
その後、ドライツェーンの姿を見た者は誰もいなかった。
おしまい☆
おまけ☆
小高い丘の上からはるか遠くに見える神機塔を眺めるドライツェーンと兵装番号060。そこから神機塔への突入方法を検討していた。
『では突入方法を提案させていただきます。第一案、前方に2時間移動し、物資運搬用の昇降機から…』
「却下。今ここから降下する」
『聞き取れませんでした』
「この地点より降下する。この地点より降下すれば最短距離で神機塔を目指せる」
『地表までの降下時間6.4秒、ここから降下すれば肉体への損傷が予定されます。神経系の調整を行いますか?』
「問題ない。私の肉体強度は私が一番知っている」
(そう、博士に造られた私の肉体は、この程度の落下では傷一つ負うことはない!)
そうしてドライツェーンは丘から降下した。
そして、ドライツェーンは地面への衝突負荷に耐えられず再起不能になってしまったのだった。
おしまいw