これはシャドウバース本編の前日譚。
イザベルは死んでしまった恋人のカイルを生き返らせるために、禁忌である死者蘇生の研究を始めた。その、研究を始めるきっかけとなったエピソードである。
ある時、ローウェンは国防軍の指揮官として悪竜退治に向かった。しかし、ローウェンは悪竜から呪いを受け、誰かを守りたいと思うと逆に竜に変身して暴走してしまうようになってしまった。
その結果、ローウェンは部下であるカイルを死に至らせてしまう。そして、カイルの恋人のイザベルは、ローウェンを恨むようになってしまったのだった。そんな状況の中、ローウェンはイザベルに会いに向かったのだった。
ローウェンがイザベルの家のドアをノックすると、間もなくしてイザベルが出てきた。
イザベル「あら、ローウェン。私に何か用?」
ローウェン「うむ、実は、散々迷ったのだがキミにカイルの最期の言葉を伝えようかと思ってやって来た」
イザベル「え、カイルの言葉!?」
ローウェン「ああ。あの言葉は衝撃的だった。そのおかげでオレは、朦朧としていた意識を覚醒する事ができた。カイルのおかげで我が軍の被害が最小限に食い止められたと言っても過言ではない。だが、衝撃的過ぎて、果たしてキミに伝えるべきかどうか、散々迷ったんだが、やはり伝えない訳にはいかないと思ってな」
イザベル「そんな事いいから、早く教えてよ。カイルは最期になんて言っていたの!?」
ローウェン「ああ、よく聞いてくれ。俺が覚えている限りで一語一句そのまま包み隠さず伝える。彼はこう言っていた。『死ぬんやー、もうアカンー。死ぬ前に一度、隙間なく美女で埋め尽くされたプールに、タキシード着て飛び込んで揉みくちゃにされてみたかったー!!』。以上だ」
イザベルは数秒の間、固まってしまった。そして、ハッと我に返った。
イザベル「それで、私については何か言っていた?」
ローウェン「いや、キミについては特に何も・・。まあ、任務の合間によく、『ちょっと頭が変だが美人で巨乳の恋人ができた』と自慢するように周囲の兵士に言っていたようだが」
イザベル「あのバカ、許さないわ! あいつ、無理やりにでも現世に引きずり出して、一発文句を言ってやらないと気が済まないわ!!」
ローウェン「すまん、同情する」
イザベル「あんたなんかに同情されたくないわよ!」
そうしてイザベルは、カイルに愚痴を言うため、禁忌である死者蘇生の方法を求めて、研究に没頭するようになっていったのだった。
おしまい☆
元ネタは『GS(ゴーストスイーパー)美神 極楽大作戦』の横島というキャラのセリフからでしたw
そう言えば、美神令子とイザベルって、髪型やスタイルがかなり似てるかもw