メンバーは以下の通り、セタス(エルフ)、テトラ(ウィッチ)、ヴィンセント(ウィッチ)、ミズチ(ドラゴン)、イツルギ(ヴァンパイア)。
さてさて、これは朗報なのか悲報なのか・・。
「姉さま! モノ姉さま! ついに私もリーダースキンに抜擢されました。しかも7周年記念の大舞台でですよ!」
「うむ、良かったなテトラ。私も嬉しく思うよ」
「ありがとうございます。モノ姉さまに一番にお知らせしたかったんで良かったです」
「うむ、これで私もやっと肩の荷が降りた気分だよ」
そういうモノの顔はどことなく沈んでいる印象だった。
「モノ姉さま、どうしました? 何やら表情が優れないようですが?」
「いや、気にしなくていい。ちょっと嫌な予感があったのだが、きっとただの杞憂だろう」
「そうですか。変なモノ姉さま」
すると、そこにヴィンセントが通りかかった。しかし、ヴィンセントの顔色も優れない。
「あら、ヴィンセントさんじゃありませんか。7周年、一緒にスキンになれましたね」
「どうも、こんにちは」
テトラは嬉しそうにヴィンセントに笑顔を向ける。
「どうしましたかヴィンセントさん。あまり嬉しくなさそうですね」
「まあ、そうですねえ」
「あら、どうしてでしょう?」
「ええと、まあ、あなたと一緒、だからですかねえ」
「えっ、私と一緒だから!? もしやヴィンセントさん、私の事お嫌いですか!?」
「いえ、あなたの事は嫌いではありませんが、まあ、つまりは、同じウィッチクラスですから」
「ああ、そういう事ですか。つまり私と貴方は
「いえ、そういう前向きな理由なら嬉しいんですけどね・・」
「ヴィンセントさん、もったいぶらないで教えてください。何がそんなに不服なんですか!」
「まあ、ぶっちゃけ、在庫一掃処分セールかなと思いまして・・」
「在庫一掃処分セール!!??」
「ええ。人気投票に負けて、ストーリーにも今後出てくる見込みのないオワコンな我々を、一山いくらで売りさばこうという訳です。じゃなきゃ、こんなクラス被りなんて有り得ないでしょう」
「そ、そんな・・。で、でもでも、ミズチさんはどうですか。彼女はとてもキュートで、在庫処分品だなんて、とても思えませんけど!?」
「まあ、彼女は不幸中の不幸でして、スーロンと同一人物という設定上、カード化すらされないまま表舞台から去りました。我々と違って人気投票のチャンスすら与えられなかったんですよ。見た目はともかく、彼女も負け組なんです」
「では、イツルギさんは!? 彼は今後もまだストーリーに登場する見込みがあるじゃないですか!」
「まあ、今のストーリーの更新ペースですと、イツルギ君の登場は何年後になるか。ですが、まあ、そもそも需要がないんですよね。特にショタ層に人気の少年イツルギ君と違って、成熟した彼は無個性な上、人気キャラのタケツミを屠っており、まあ、カード化した所で今更感が非常に強いですね。ならば、何年も寝かせた上で産廃になる前に、客寄せパンダとして使ってしまおうという運営の魂胆が見え隠れします」
「では、セタスさんは!?」
「誰得(誰が得する?)ですねえ。まあ、枯れ木も山の賑わいと言いますか」
「そ、そんな・・」
「結果、今回はアンドロイド、竜人、獣人✕2と、まともな人間は私だけなんですよ。まあ、正確にはタイタンなんで人間とはちょっと違うんですけどね。それでは、失礼しますよ」
そうしてヴィンセントはそのままどこかへ行ってしまう。
「モノ姉さま~(ToT)」
「耳を貸すなテトラ。今のは全てヴィンセントの妄想だ。私はお前を誇らしく思うよ。さあ、今度はスキンとして会おうではないか。その時には手加減はしないぞ」
「はい~(ToT)」
そうしてスキンになっても、どこか気持ちの晴れないテトラなのでした。
おしまいw
ちなみにセタスさん、ギルド編のラスボス(メイシア)を屠る。
イツルギ、旅籠編のラスボス(タケツミ)を屠る。っと、どちらもラスボスにとどめをさしてるキャラなんですよね。
なお、一つ前のテトラのスキン化への道は、テトラスキン発表前に書いたものです。