【Limbus_Company】自囚人と創作キャラの創作物まとめ   作:彩花@clover

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個人的に好きなお話。
そして元の話があって、それはわかったら是非とも教えてください。
(ディスコ―ドの鯖には載せてあるけど。)


XX章【消させない】 後編(リチョウさんのお話)

私は、普通の家庭に生まれました、双子の兄として両親に喜ばれながらリチョウ、敦と名前を呼ばれて嬉しかったことを何処か覚えている気がします。

私は体がとても弱かった、すくに唆き込んでしまうと敦と親友になったエンサンは心配をしてくれた。

私は本が好きでたまりませんでした。とある人の引き込まれてしまうような物語を読んで私は育ちました。

まるで夢と現実が混ぜ合うような物語だった。

私は彼の作品がとっても好きだった。私も文筆家になりたいと思いました。

私は、文筆家だけでは生活できないと悟りました.

 

私には才能が無いわけではないと 敦とエンサンはこの文章を読んで私を褒めてくれました。

私は教師を目指すことにもしました。 ですが、夢を諦めきれない私は文筆の方もやり続けていました。

 

私は大学に入って彼女に出会いました。白い髪で、綺麗な黄色の瞳。肌も薄くどこか人離れした様にも思えました。

彼女の名前はタカ。女性にしては珍しい名前であると言いましたが、それは偏見だと少し怒っていました。

彼女と話して、彼女は意外と元気溌溂で、聡明な人でした。

大学を卒業して教師としてやって行けるとなった私を彼女は褒めてくれました。

彼女の教師になれたのですからその喜びは、一言では表せないくらいでした。

彼女が、一緒に暮らそうと言った時、わたしはうれしくて涙を流してしまいました。

こんな、まだ体の弱い私でいいのか、と。

すると彼女は言いました。

「あなただからいいんです。私は、がつがつした男性よりも、穏やかで聡明で、優しい人が好きなんです。」

そう、言ってくれた。

 

私は教師になって、その体の弱さを少しだけ治した。教師として働くのは楽しかった。

敦はとある協会で働くフィクサーになっていて、エンサンは翼に就職していた。やはり私よりもすごいと認識できた。

私とタカが子供を授かったと聞いた時、敦とエンサンは喜んでくれた、仕事があるにも関わらず来てくれた。

 

とある日、私は翼であってはいけない事を目撃してしまった。

学校で仕事を終えた後にそんなものを見てしまった。それは行われてはいけないものだと認識してしまった。

私は急いで逃げたした。だけど、私は咳き込んでしまった。逃げられない。いやだ、死にたくない。

そう願った。私は。娘と妻に会ってまだ暮らしたいと、その時私の頭の中に声が響く。

『私の手を取って』

とっても美しい声だった。

『このままでは何も出来ないで死ぬだけ、貴方は助からない。』

声に聞きほれて知らない男の凶撃が入る。苦しい、いやだ、助けて、あの子たちに会わせて。

死ぬのだとわかる。いやだと、子どもの様に心の中で駄々をこねる。すると美しい声は

『あなたが彼らを殺せばあなたは殺されない。』

あぁ、そうか、私がそうなればいいのか。私は、彼女の手を取った。

 

その家には美しい女性と、小さな子供が居ました。私は飢えていた。

私は彼女たちをしっかりと見つめてしまった。いけない事だと理解しているのに。

私の体も、口元も血で汚れている。声が出る。私の声が、にげて、と。

「もしかして…あなた?」

「え…?」

その声にも一度ハッとする。ダメだ、逃げて。逃げてくれ今の私はしてはいけない事をする。ダメだ。

やめてくれ、私はこんなことをしたいんじゃない。

だが、私の様子に怯む事無く彼女はこう告げた。

「ねじれてしまってもあなたはあなた。私が犠牲になってあなたが生きられるのなら、私をどうか食べて。」

私はその言葉を否定するように首を振る。だけど、血の味を覚えた虎の本能がそれを拒絶する。

逃げてと言いたいのに、言葉がもう出ない。人の言葉が出ない。せめてあの子だけでも逃げてくれと、だけど、娘もそばに来た。

「おとうさんなら、わたし、平気。お父さんなら食べられても私平気だよ。」

私は、ふたりに牙を立てた。

 

次に私が意議を取り戻したときは目の前に 敦とエンサンがいました。エンサンはこう告げてきました。

「その姿、本当にリチョウ、なのか?」

そう、エンサンは告げてきました。

 

そのそれを見た時、言葉を失った。家族を、彼はその口で喰らっていた。

誰もが声を失った。リチョウは食べていたのだ。

それはねじれていたとしてもそうなってしまったのだと。

 

 

俺は、ただ強くなりたかった。兄を守れるほどの強さがほしいと。そのためにはどんな犠牲も払うつもりでいた。

まずは剣を振るう強さを求めた。体はしっかりと出来上がった。次に速さを手に入れることにした。

どんな時でも早くリチョウを守れるために、走り込んで足を早くするために必死に取り組んだ

そう、俺はどんなやつにもなびかないで一つの目的のためだけに生きていた。リチョウを、双子の兄を外敵から守ること。

この厳しい都市という場所ではそれは大事なことだと認識していた。

 

そんなときに俺が剣技を磨いているときに話しかけてきた奴が居た。エンサンだった。

なぜ俺に話しかけてきたのか。俺はあのときは理解できなかった。

リチョウにも会わせてそれなりに暮らしていた。彼らはそれなりに息があって仲良くしていた。

 

リチョウの書いた本は面自いものだった、どこか風を感じた気がした。俺にはこういったセンスは無く、純粋に良いものだと思った。

だけどこれだけではきっと食べていくのはできないと言った。そのことに関しては子供ながらに厳しいだろうなと言うのはあった。

だから教師になってそれで一 椿に文筆家にもなりたいと貪欲だった。 そんな兄を応援した。

 

俺は大人になった。大学には行かないで、フィクサーになった。シ協会がいいということでそこに入った。

そこには暗殺の達人たちがいた。俺は、人の殺し方をしっかりと学んだ。外敵からリチョウを守ることは問題ないと思った。

 

リチョウは結婚した。夕カさんもとってもきれいな人だとは思った。

二人の幸せそうな顔を見て守らなければと思った。

この世界では人を殺すことも守ることになると信じていた。

子供が生まれたと便りをもらったときは少しだけでもと仕事を抜けてその顔を見て安心をした。

子供を抱くことはしなかった。自分がどれほど血で汚れてしまったのか。理解していたから。

それでも、可愛い姪を幸せにしてほしいとどこにもいないであろう神に祈った。

 

そんなときだった。俺がリチョウは行方知れずになり、妻と子供が食い殺されていると言われたのは。

なぜ、俺はそう思った。なぜあんなに幸せそうにしていたのに殺されなければ行けない。

行方知れずにならなければ行けない。急いで向かった。

 

敦の記憶も流れてくる。この黄金の枝は彼らに共鳴していたのだと理解する。

此方は記憶がはっきりとしており、かなり鮮明に見える。

彼はしっかりと覚えていたのだろう、だからこそ。なんで、自身の体にリチョウの魂があるのか。

 

虎の元へ向かった。白虎の元へ、かなりの人を喰らっているらしく。

口の周りがかなり血だらけだ。こいつが喰らって、リチョウの家族を壊したのかと。

もしかしたらリチョウもこいつに喰われたのではないかとかなりの怒りが込み上げてきた。

虎が言葉を喋った。

 

『にげ、て…あつ、し。えん、さ、ん。』

「え…?」

「ま、さか…。」

「その声は、リチョウ…?リチョウじゃないのか!?」

 

そうだ、聞き間違えるわけがない。リチョウだ。

この虎はリチョウそのものだというのだ。だが、まさかリチョウがこんなになって何故。

 

「その姿、本当にリチョウ、なのか?」

『わ…たし…は…あのこ、たちだけ、ではなく…ふたり、たちまで…。』

「…これはまさか、ねじれか…?」

 

ねじれ、少し前に起こり始めた怪現象。協会内でも噂くらいは耳にした。だが、それまでだ。

身内がそれになって、沢山の人を喰らい、敷いては妻も娘も喰らってしまったのだ。

まさか、俺はこれを殺さないといけないのか?俺が?リチョウを?…出来ない。

そんな事を俺が出来る訳が無い。エンサンは自分の身を守るために戦っている。

だが、俺は何のために剣を学んだ、強くなったのか、リチョウを守るためだ、それを殺すために使う?

…いいや、一つあった。可能性に可能性にかけるしかない。

これがうまく行くのか分からない。だけどやるしかない。そうだ俺はこれを選ぶしか出来ない。

リチョウ、待っていろ。俺は必ずお前を救う。お前を生かすために。そしてあの二人の願いをかなえるために。

 

「おぉおおおお!!!」

 

自身の刀でリチョウの体を半分に切る。その後もらったものを使う。

一度しか使えないと前に持っていた奴が言った。

何故そいつがこれをもっていのかも分からないが、それでも今は好都合だ。

エンサンがそれは何だという。自分と最もの繋がりのものの魂を自身に入れるための物だという。

そんな事をすれば、どちらかの存在が消えるのではないかと。

身体が耐えられなくて壊れてしまうのではないかと。エンサンいう。そんな事知った事か。

俺はリチョウが生きることを望んだ。タカさんも3歳の娘でもあるショウコも告げていた。

それを望むのだと。

 

少し前だ、俺は二人を優先できないかもしれないと告げた。

二人が死にかけたとしても俺はリチョウを救うと言い放った。

それに怒る事は無かった。寧ろそうしないと私が一生恨むとまで言った。

 

「勿論、あの人が死にかけてたら、助けてあげてね。それで生きてってお願いするの、どんな状況でも。」

「…何故だ?」

「…だって、あの人が生きて歩いている姿が見て居たいんだもの。」

「何のお話?」

「あら、ショウコ、簡単よ。パパに生きていて欲しいってお話!」

「私も、パパに生きていて欲しい!」

「あら、同じね!」

「あの人にはね、色んな幸せを知ってほしいなって思ってるの。」

 

と二人が笑って居た。

あぁ、どんな形であれ生きていて欲しいと願ってくれる人が居るのだ。こんな残酷な世界で生きていて欲しいと。

優しい世界を夢見て。たとえ自分が死んでも。生きてリチョウだけの幸せをもっと見つけて欲しいと。

手に入れて欲しいと、この二人が願っている。俺もそれを願っているのだから。

だから、俺がそのチャンスをもう一度作るだけだ。この体くらいならいくらでも捧げてやるとも…!

 

「は、ぁ…はぁ…おい、エンサン、D社の箱、もってるだろ。」

「あ、ぁ、一応…。」

「それを俺に使え。」

「は!?そ、そんな事をしたら!」

「わかっている、リチョウにとって俺は消えた存在になる…。それでもだ!早くしろ!」

「……本当に良いんだな…?お前はお前と認識されなくなって、記憶からも消える。リチョウの中から敦、お前が消えるんだ。

 お前は誰でもない誰かになるんだぞ…?」

「……構わない。」

 

そう、俺もあの二人と同じ気持ちなんだ。自身の事よりもリチョウに生きて欲しいと思ってしまっているんだ。

大分狂っている自覚はある。きっとタカさんも同じだったのだろう。

それに娘を付き合わせたことは少しは反省していると良いが。

俺は、消える。リチョウの中から。俺という存在は消える。敦という存在は消える。

あの2人が残っていればいい。俺は瞳を閉じた。

気が付いたら、俺はリチョウの裏人格として残った。そうか俺はリチョウの邪魔をする者を全て切り落とせばいいんだな。

 

『どうして私を生かす!敦も、妻も、娘も…!私は、ねじれとして沢山の人を喰らった!』

「…わかっている。」

『どうして、助けるの…?…あのまま、ねじれと死んでいたら、敦は…敦として生きて居られた…。』

「そんなもの、分からないのか?」

『わかりたくない…!』

「…単純な話だ。俺が、タカさんが、ショウコがそれを望んだからだ。お前が生きて歩くことを。」

『私は…。』

「リチョウ、お前は優しい。人をねじれになって殺したことを後悔して、苦しさをその胸に宿している。」

『うん…だから私は、敦にでも、殺されるべきだった。』

「……それでも、俺は生きて欲しいと願っている。」

『何故…?』

「ずっと、愛しているからだ。家族として、兄として。」

『…!』

「…俺は、俺のエゴでお前を生かす。」

 

敦はリチョウの手を引いて光の方へ向かった。

 

何が起きたのか分からないが、そこにはリチョウが倒れていた。随分と優しい顔で眠っている。

どうやら今は裏…敦ではない様子だ。

 

エンサンが説明してくれた。

おそらくだが、魂が長い時間抜けてしまったから、それを定着させるために眠ったのだと。

既にリチョウという人物の体はねじれとして死んでしまっている。だからこの体の本体の主は敦だ。

だけど当人が自分をリチョウから消してまで自分の体の優先権を渡した。

だから今はリチョウであるという。一度名前は捨てたといっただろう。それはそういう事だという事実ではあるけど今は思い出したからきっと敦だと。

概念焼却機を最初は使おうと思っていたのかもしれないといった。

だがアレはすぐに用意なんて出来ない。手っ取り早いのがD社のそれだったというだけだ。

D社の対象を消すことが出来るというこの箱。小さいからすぐに壊れてしまう。

それがあったからついて行きたかったのもあるのだという。

 

「わがままを言ってすまなかった。」

「いえ。ここの事は。」

「あぁ、公言しないとも。私はリチョウと敦の物語を見たかったんだ。」

「?」

 

ファウストが注意しつつ告げていると、エンサンはまた次のような事を告げた。

 

「二人は私の大切な親友だからね。」

 

そう言ってエンサンはどこかへと行ってしまった。

 

バスに戻ったころにリチョウが目を覚ました。少し戸惑った笑いをしていたが、でもすっきりしている様子だ。

彼の事をしっかりと思い出すことが出来てよかったと。

知らないままでいないでよかった。私がした事すら消えていたのだから。

ちゃんと自分の罪を自覚することは償う為の第一歩だと考えているのだという。

黄金の枝を回収できたことで次の場所へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「兄さん、写真を撮った方がいい。」

「そうだな!それがいい。リチョウ、ショウコちゃんもだいぶ大きくなったし!」

「…二人がそう言ってくれるなら。」

 

「兄さん、笑ってくれ。」

「こんなにおめでたい写真を撮るんだからね!」

「そうよ、あなた。」

「ぱぱーえがおー!」

「……そうですね、笑顔じゃないといけませんね。」

 

その日、一枚の写真が生まれた。

リチョウが左側に、タカが右側に座って、ショウコかその真ん中に座っていた。

その写真には穏やかな笑顔があったのだった。

 

 




次のリチョウさんのお話のあらすじ?

D社でとある古本屋に向かった一行
なんでもそこにとある人の書いた本があり、その本を回収して来て欲しいとの事。
久しぶりに本が見れると嬉しいリチョウ。
そうだこの人文筆家を目指していたんだと思い出す。

その本屋に到着すると、店主は何とも言えない表情をしていた。

リチョウは事情を聴くと、一晩の間に本の中身が可笑しくなってしまっているらしい。
内容を覚えている作品を何冊かみたリチョウは確かにおかしいとなっていた。
なんでも中身が全部微妙になっているのだろ言う。
ここはこうするべきじゃないととか大分詳しい。

「…!て、店主さん…こ、ここに、き、キョウカせんせい、の本は…?」
「え、あ、あるが…。」
「ど、どこにありまうすか!!!」

すぐに見つけてその中身を確認するリチョウ。
絶句してプルプルと震えていた。
途中で耐えきれなくなったのか本をおいて

「ぶっ殺す。」
「!?」
「え、ど、どうしたんだよ!リチョウさん!?」

「キョウカ先生の本をこんな、こんなくだらない作品にした犯人はぶっ飛ばします。」

ぶちぎれリチョウ。犯人を無事に見つけてすべてを解決することが出来るのか

XX.5章「ライブラリー/オア/デッド」近日…公開…出来ると、いいなぁ…。


「あのねじれ野郎この私の手でぶっ殺してやります…その肉体を市中引き回しにして」
「せ、先生落ち着いてください…!」
「その後体をバラバラにして幻想体に喰わせてやる…!」
「お、落ち着くのでありますよ!先生!!」
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