【Limbus_Company】自囚人と創作キャラの創作物まとめ   作:彩花@clover

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シンクレアとドンキちゃんはリチョウの事を「先生」と呼んでいます。
ただ、裏の事は「リチョウさん」と呼んでいます。


お料理(リチョウさんのお話)

この前のウンボンのチキン酒場の件では料理で大分もめたが、解決はしていた。

実はその時鏡が開かれるまでリチョウは邪魔にならないように外にいたのだ。

理由としては人が多すぎるので一人余るし不公平だという事で外で待ちぼうけを食らってしまっていた。

で、料理が出来るのか出来ないのか判明させようぜという事で呼ばれた。

 

「えっと、私が料理をすればいいんですか?」

「おう。」

「…あまり期待はしないでくださいね…。」

 

食材はみんなが持ち寄ったもので作るという事になってざっとみてどうするかと悩んでいた。

あるのもはパイナップル、豚コマ肉、ピーマン、ニンジン、玉ねぎ等々。

これならとすぐに調理にかかった。

一人だからと言うか割とテキパキ動いていた。

包丁の使い方もしっかりとしており、下味の突けるのもしっかりと出来る。

 

「もう少しで出来るんで待っていてくださいね。」

「あ…はい。」

<あれ…もしかして普通に出来る…?>

「さ、流石に鶏肉の下処理とかは出来ないですけど…。」

 

普通の料理くらいは……やっていたと告げた。

その間が色々気になるが。

 

「それに学校で料理も一応教えていたので。」

「あ、先生だって前に言ってましたね…。」

「えぇ、家庭科の授業で包丁の使い方とか教えるので自然と…。はい、出来ましたよ。」

 

それは見事なパイナップルいりの酢豚だった。

これは好き嫌い別れるかもしれないですけどおそらく問題ないと思うんでもしよろしければどうぞと。

判定はムルソーが行う事になっていた。

 

「これは…。」

「どう、でしょうか…?」

「……本来苦みのるピーマンを子供でも食べやすいように味付けされている。

 パイナップルの酸味もよくあっている。」

「…問題なし…ということで?」

「あぁ。これならば料理が出来ると言っても過言ではないだろう。」

 

ムルソーがそれなりにしゃべって少し驚いていた。

そう言えば中の様子は知らない様子だったから仕方ない事でもあるのか。

少し驚いた後よかったですと告げていた。

 

「あ、あの…。」

「あぁ、食べても問題ないですよ。私はあまり食べないので。」

「あ…ありがとうございます。」

 

一品だけではと更に色々と作る、シンプルだが一見すると分からない。

買ってきてもらった食材はある程度使ってもいいということだったので色々と作る。

ただ時間のかかる物では大変なので時間のかからないものを選んで作っていく。

その手腕にどこか手慣れてるなと思った。

 

「お母さんみたい…。」

 

シンクレアのその言葉にぴしっと固まるが、一瞬ですぐに手順へと戻って行った。

何か問題があったのだろうか。だが今は分からないだろう。

それでも今はこの暖かい食事の場を私も楽しむ事にした。

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