ガンダムビルドダイバーズ:Virtual Warriors   作:犬和

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今回初めて小説を書かせてもらいます!ところどころ間違いがあるかもしれませんが、温かい目で見てもらえると幸いです! (2023年9月14日 加筆修正しました。)


第一話 始まり

それは1年前のとあるテレビに映るガンプラバトルの一戦・・・

 

黒髪の少年はテレビの画面に映る、GBN内の戦場の中を駆け巡る一機の機体(ガンプラ)に見惚れていた。

「ガンダムダブルオースカイメビウス」

その宇宙(そら)を駆け巡る姿はまるで

鳥のようだった・・・

1年後・・・

 

「ふぁ〜・・・おはよ〜」

 

二階からウルフヘアーの髪を直しながら右手には革細工で作られた箱を持つ黒大和人(くろだいわひと)は階段を降りる。それをリビングのテーブルに置き、テレビの電源をいれる。

 

テレビ『関東は午前中は晴れ、午後は雨になる見込みです。東北地方は・・・』

「朝から少し湿気ていたわけね。」

 

黒大秋子(くろだいあきこ)は作り終えた朝食をテーブルに並べていた。ついでに片手に持っているコーヒーを夫である黒大健(くろだいたける)においた。

 

「ありがとう・・・ん、おはよう和人。その様子だと()()に使う予定の機体の調整で徹夜したな?」

 

健は横目でテレビを眺めながらコーヒーを啜り、和人に話しかける。今年高校入試に和人は試験で使用するガンプラを制作していた。なぜ高校入試でガンプラを使うのか、それはその学校が他校と比べると少し()()特殊であったからだ。

 

「おはよう、父さん・・・調整と言ってもバックパックと塗装しただけなのに大変だったよ〜・・・」

ワン!ワン!

 

覚めきっていない目をこすりながら、飼い犬の『豆太郎』の椀に餌をザラザラと入れる。

 

「まぁまぁ、無理はしないでね。せっかく第一試験がうまく行ったのだから。」

「それもそうだねぇ・・・」

 

餌を入れ終わったあと、椅子に座った和人はノートパソコンを立ち上げ、受験校のホームページを開いた。

 

私立情報操作第六時雨学園

様々な分野を高水準で教育を提供する、時雨専門学校の派生高校。この学校では主にGBDを使用したガンプラバトルに力を入れており、その他にガンプラの制作やプレイヤーのオペレーション、そしてガンプラの操作を主眼に置いている。もちろん、学力やスポーツに置いても高水準の教育を提供している。

なぜGBDをバトルに使用しているのか、それはとある技術者によって生み出された技術が世間で注目を浴びたことから始まる。セットしたガンプラに『プラネットコーティング』と呼ばれる特殊塗料を吹き付け、何らかの技術でガンプラを操作するという、当時としては革新的なシステムであった『GBD』。が、実際にガンプラを動かす都合上、被弾すれば実際に壊れ、手間ひまかけて修復をしなければならないという捉え方によっては欠陥と思える要素を抱えていた。それらの要素から登場から4年ほどたった頃には殆どのプレイヤーがGBNに移行したことで次第に利用者が減っていった。しかし、GBNの崩壊を止めたフォース『BUILD DIVERS』。そのフォースに所属するプレイヤー『コーイチ』という人物が制作した『モビルドール』という新たな技術によって状況は一転した。この『モビルドール』と呼ばれる技術にはGBDに用いられる『プラネットコーティング』を用いている。これによりGBDで生まれたダイバー『ELダイバー』をリアルに具現化し、更に自身で行動できるのだ。これらを利用すれば、3Dプリンターなどので生成機の時間短縮から車の省エネ対策にも使用できるのでる可能性があった。だがそれらを検証するためには膨大な研究資料を必要とする。それを解決するため作られたのがこの『私立情報操作第六時雨学園』なのである。その他にも多くの同じ指名を受けた学校が多く立ち上げられている。

 

(一次試験は筆記試験。二次試験はGBDでの技量試験・・・この状態からの改造は試験運用してみてからかな。)

 

ノートパソコンを閉じ机においた革細工の箱を眺めながらそう考える。試験に使用する機体(ガンプラ)を保管するため、父が作ってくれたものだ。ちょうど腰に収められる程のサイズの革細工はとても精密に作られ、表面につけられた犬のマークが目を引く。

 

「そうそう、そういえば舞菜からこんなのが届いてたわよ。」

 

秋子の手の上には段ボール箱をもっていた。黒大舞菜(くろだいまいな)は和人の一つ上の姉で、現在は時雨学園の寮に暮らしている。

 

和人「姉さんが贈り物なんて珍しいね」

 

ガムテープを切って開くと、中にはまだ新品のガンプラバトル用デバイス「ダイバーギア*1」と手紙が入っていた。

 

「ダイバーギアと・・・手紙?」

 

困惑しながら封を切って中身を読んでみた。

 

和人へ

やぁ和人、元気だった?(笑)。お姉ちゃんは寂しくて寝れないよ〜(´;ω;`)

さてさて本題に入るけど、それは誕プレのダイバーギアだよ〜。まぁほんとは当日に送りたかったけど、大会が忙しくってねぇ・・・まぁ結果的に送れたしなんともなしってことで(笑)

入試合格してお姉ちゃんに会いに来てよね〜。

                                  舞菜より

和人「(手紙で絵文字使うの始めてみた・・・)」

 

隣で手紙を覗き込んでいた秋子はくすくすと笑い、健は頭を抱えていた。すると和人のスマホから着信音が鳴った。

 

和人「ん?誰だろう・・・」

 

和人はポケットから取り出し、画面を確認する。青い鳥をアイコンにしたメールがそこに表示されていた。

 

メール『いきなり連絡してごめん。今日和人って何か予定ある?私行きたいところがあって。』

秋子「誰から?」

和人「葵から。行きたいところがあるみたい何だけど・・・行ってきていい?」

健「今日は何も予定はなし行っても大丈夫だぞ。気をつけてな?」

和人「わかった〜」

 

ここまでがいつもの和人少年の日常であった。だが、この少年を変える存在が待っていることを、彼は知らない・・・ 

 

To Be Continued・・・

*1
ダイバーギアはGBNやGPD専用のデバイスであり、プレイする前に第二セットすることで自身のガンプラやキャラクターのデータを保管する事ができる。




どうでしたでしょうか?
初めての小説ということもあってまだまだなところもあったと思いますが・・・これからどんどん成長していきたいと思っています!!
ちなみに和人くんの見た目は中性的で、髪型はウルフヘアーの男の子で性格はおっとりしていて食いしん坊です。好きな作品はガンダムSEEDだったり細身の機体が出る作品です!
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