ガンダムビルドダイバーズ:Virtual Warriors 作:犬和
今日はあの男と隊長の対談から始まります!
GBN内に設立されたバーのカウンターに二人のダイバーが座っていた。
ロンメル「最近、ELダイバーの暴走が度々起きているらしい。」
オレンジ色のカクテルを飲みながらロンメル隊長が話し始めた。
キョウヤ「あぁ、こちらのフォースでも話が上がっている。なんでも、ELダイバーの感情プ
ログラムに不具合が起きて暴走するみたいだ。サラくんやメイくんのような保護
された者は簡単に直せるみたいだが・・・」
ロンメル「生まれたばかりのダイバーは取り返しがつかないかもしれない、と。」
キョウヤ「今のところ、保護された者以外の暴走は起きていないようだが・・・それに、こ
の暴走は残されたブレイクデカールの影響も出ている可能性があるかもしれない
な。」
キョウヤはカクテルの表面を見ながら話した。
ロンメル「もしそのような事が起きたら、また有志連合を組んで対応しないといけないな。
その時は前回のようにこちらも全面対応しよう。」
キョウヤ「フッ、助かるよ。ロンメル隊長。」
二人はカクテル同士を軽く打ち合った。
和人たちの学校にて・・・
凪「いきなりだが、これから全国大会に向けて学校内大会を開く。そのための強化合
宿・・・もとい、修学旅行に行く準備を始める。」
教室中がざわつき始めた。
和人「合宿か〜、久しぶりに聞いたよ〜。」
柴代「俺はあまりいい思い出無いんだよな・・・ハブられることが多かったし・・・」
狐「大丈夫や!ウチらが居るやろ?」
柴代「まぁ・・・そうだな。」
凪が黒板に何かを書き始めた。
凪「このあと渡すプリントに書いてあると思うが、使用するガンプラと修復キットを持って
きてくれ。GBDは加減が効かないからな。それと時間帯だが・・・」
その後いくつかの話を聞かされた。
和人「強化合宿って言ってもどんな事するんだろうね。」
和人は外の校舎の真ん中にあるベンチで昼ごはんを食べていた。
葵「うーん、多分ガンプラ改造の授業とか操作の授業とかじゃない?」
葵は和人が作ったお弁当を食べていた。
柴代「そうだろうな。ていうか、このお弁当もしかして全部手作りか?」
お弁当には煮物や焼き魚、更には炊き込みごはんまでも入っていた。
和人「そうだよ〜。苦手なものとかあった?」
柴代「あぁ、いや・・・」(にしてもうますぎだろ・・・)
狐「あ、そういえば」
狐はポッケからスマホを取り出して操作すると、和人たちに画面を見せた。
狐「最近GBN大変なことになってるらしいで。」
葵「「ELダイバーの暴走、有志連合再結成化か」?」
狐「せや、なんか近頃暴走するELダイバーが増えたらしいで。だからもしもほんとにやばい
時は有志連合をまた組むらしいで。」
柴代「そう言えばそんな話あったな。」
和人「GBNの運営さんも大変だね〜。」
和人はご飯を口に含んだ。
狐「せや!今日学校終わったらGBNいかん?」
和人「いいね!ダイバーギア用意しておくね!」
和人たちは家に帰ると机に置いてあるセットにダイバーギアを入れ、ガンプラを乗せたあとヘットギアを装着した。
GBN内にて・・・
イナリ「和人遅いなぁ。」
和人以外のメンバーがロビーに集まっていた。それぞれダイバー名はアオ(葵)パルス(柴代)イナリ(狐)となっている。
アオ「和人は今回で初めてのプレイ出し仕方ないよ・・・」
葵の姿は上は青みがかった戦闘機のパイロットのような服装とマスクを首にかけており、下はスカートを履いている。
パルス「初めてだったのか・・・心配になってきた・・・」
柴代は迷彩柄のマントで全体を隠している。
イナリ「まぁ、大丈夫じゃね?」
イナリはスカートの後ろ腰に弾薬箱をつけ、上半身には黄色いラインが入った近未来的なジャンバーを着込み、髪はミディアムでインナーカラーはオレンジである。
和人「ごめ〜ん、遅れちゃった〜・・・」
和人が空間から現れ、葵たちに走って近づいた。和人はタイツとショートパンツに、黒色の柴犬の尻尾と耳を付け、近未来的なフード付きパーカーを着ている。そして腰に刀と足にはハンドガンを装備している。ダイバー名はヤマト。
パルス「・・・何だその耳と尻尾?」
ヤマト「これ?なんかキャラクター作ってたらこれがあったからつけてみたんだ〜。似合ってるかな・・・?」
アオ「めちゃくちゃ可愛いと思う!!!()」(似合ってていいと思うよ〜。)
イナリ「心の声と逆になってるで葵・・・」
ヤマトは周りをキョロキョロ見回した。
ヤマト「そういえば、ハンガーってどこにあるんだっけ?」
イナリ「じゃあハンガー行こか。」
そういうとイナリは端末をいじり、四人ともハンガーに転送された。
ヤマト「おぉ〜!デカ〜い!」
ヤマトはアストレリチアなどの機体たちを見て回った。
パルス(意外と和人子どもっぽいとこあるな・・・)
ヤマト「そういえば、ガンプラの操作方法はどんな感じなの?」
アオ「基本的に操作方法は変わらないよ。強いていうな視野角が大きいことくらいかな?」
ヤマト「へ〜・・・」
ヤマトはアストレリチアを見上げた。
イナリ「あ!そうや今日は新しいミッションが追加さる日やんけ!」
イナリはカイたちに画面共有した。
パルス「これは・・・要塞攻略戦?」
イナリ「そうなんよそうなんよ!敵が沢山出て来るからそれを蹴散らして最後にボスを倒
すミッションや!」
ヤマト「確かに面白そう!」
アオ「でも他のミッションとほとんど同じじゃない?」
イナリはクリア報酬を指さした。
イナリ「実はな・・・クリア報酬がうまうまやねん・・・!」
パルス「こんなにもらえるのか・・・」
ヤマト「それじゃこのミッションに行く?」
イナリ「行くしか無いやろ!!」
四人が話に夢中になっている頃、アオのセレステの後ろに何者かが潜んでおり、フッと笑うとどこかへ消えてしまった。
地上の巨大要塞の前にて・・・
ヤマトたちは要塞の前まで来ていた。アストレリチアは今回は少し改良したところがところどころ見える。
ヤマト「デカ・・・」
パルス「ここまでデカいのは初めてだ・・・」
アストレリチアたちが徒歩で基地内に潜入していった。中はとても暗く、目を凝らしてやっとの暗さである。
アオ「う〜ん・・・」
スティックの動作確認を何度も行っていた。
イナリ「葵どしたん?ずっと動作確認してみたいやけど。」
アオ「何故か動きとか感度が悪くて・・・」
その時、敵機接近の警告アラームが鳴った。
パルス「!、来るぞ!」
前方から何か紫色の一つの光が接近してくる。
ヤマト「ッ!」
アストレリチアが腕部に取り付けた二本のビーム・サーベル展開し、それを相手に刺した。
イナリ「っぶな〜・・・間一髪やでぇ・・・」
パルス「あぁ・・・それにしても奇妙な敵だな・・・ザクにしてはモノアイがでかすぎ
る・・・」
ツクヨミの頭部につけられたライトが光り出した。
ヤマト「何この機体・・・見たこと無い・・・」
パルス「こいつ、デスアーミーと似てるな・・・運営のカスタム機か・・・?」
見た目はそれほど変わりはないが、全体がトゲトゲしており武装も少し変更がされている。カラー配色も濃い緑色になっている。
イナリ「おっかないわぁ・・・」
何体の敵機を倒した後、大きく開けた場所に来た。
ヤマト「ここまで沢山倒したけど、またここにも出るのかな・・・」
ヤマトは少し戦闘で疲れたようだ。
パルス「場所的にここでラストだろ。気抜くなよ。」
三人はそれぞれ戦闘態勢に入った。ただ、アオを除いて。
アオ「・・・・・」
イナリ「どしたん葵?話聞こか?」
イナリのオリュザがセレステに近づいた途端、セレステがハンドガンで頭を狙った。
イナリ「おわッ!?」
オリュザがそれを間一髪で避けた。
ヤマト&パルス「!?」
イナリ「どしたんや葵!いきなりFF(フレンドリーファイヤ)かまして・・・」
アオが胸元に下げていたパイロットのマスクを顔につけると、右目あたりが青黒く光り始めた。
アオ「敵機発足。タイ象ヲ排除しマス。」
するとセレステがヤマトたちに接近した。
ヤマト「葵どうしたのほんとに!?」
アストレリチアがビーム・サーベルで攻撃を受け流し、距離を取る。
ヤマト「ぐッ・・・!どうして・・・!」
パルス「おい・・・和人・・・」
パルスはレーダーを見ながらヤマトに話しかけた。
パルス「今の葵のレーダー反応は・・・「敵」判定だ・・・!」
セレステのツインアイがバグったように青黒く光った・・・
To Be Continued・・・
どうでしたでしょうか?
葵が味方を攻撃し始めたところで今日はここまで!次回は葵との戦闘です!
では次回お会いしましょ〜