ガンダムビルドダイバーズ:Virtual Warriors 作:犬和
前回はネルと「何か」を見つけたところですね!
和人「あの子が・・・「ネル」・・・!」
ネルは被っていたフードを少し上げながらアストレリチア達を見た。赤紫色の目がアストレリチアを見る。
ネル「お前達・・・よく来たな。我は今か今かと待ちわびていたのじゃ・・・。」
ネルが腕を上げると「何か」の腕が上がり、その腕がいきなり光り始めた。
コウイチ「ッ・・・!みんな避けろ!何か来る!」
一同「!?」
次の瞬間「何か」の腕から極太のビームが発射された。
パルス「チッ・・・!」
パルスがヤマトとアオ、そしてイナリを庇い、攻撃を受けてしまった。
イナリ「パルス!」
そのビームはア・バオア・クーを貫通した。
ロンメル「なんだ!?」
キョウヤ「リク君!そこで何があった!?」
リク「目標の持っている巨大なMSの攻撃でほとんどのダイバーが撃破されました!」
攻撃を受けたツクヨミは左腕と左足が破損した。
ヤマト「パルス大丈夫!?」
パルス「あぁ、なんとかな・・・お前らが無傷で良かった。」
ネル「まだまだこれからじゃぞ・・・こやつを本気で使わせてもらおう・・・!」
ネルはシートを剥ぎ取り、「何か」に入って行った。
アオ「・・・!あれは・・・!」
そのシートから出てきたのは1分の100サイズの「デビルガンダム」であった。
ヤマト「そんな・・・デビルガンダムに1分の100なんて・・・」
カツラギ「理論上は可能だ。」
モニターにカツラギの顔が映し出された。
キョウヤ「カツラギ!どういうことだ!?」
カツラギ「彼女は※「ブレイクデカール」によって暴走、及び強化をしているみたいだ。そ
のせいかデビルガンダムも巨大化している、ということだ。幸いあの時のように
攻撃が全く効かないというわけではなさそうだが、それ以外の性能が上がってい
るはずだ。気を抜かずに迎撃してくれ!」
※GBNに多大なる悪影響を与えるシステム。
一同「了解!」
その場にいたMSがデビルガンダムに攻撃に攻撃を仕掛けた。
ヤマト「このッ!」
アストレリチアがデビルガンダムの左腕を切ろうと攻撃する。が、デビルガンダムによって薙ぎ払いを食らう。
パルス「やらせない・・・!」
ツクヨミの狙撃によってデビルガンダムの腕の関節が破壊され、アストレリチアに攻撃が当たることはなかった。
イナリ「こんのぉ!!」
アオのセレステに乗ったイナリのオリュザがガトリングと脚部のミサイルによってアオとの連携攻撃を仕掛けた。デビルガンダムの頭部に弾痕が残り、デビルガンダムから爆炎が生じた。
イナリ「やったか!?」
だがその爆炎から破壊されたはずの腕がオリュザとセレステを掴んだ。
イナリ「!?」
アオ「腕はさっきパルスが・・・!?」
腕どころか、先程攻撃した時につけた傷と頭部がほとんど直っていたのである。
リク「まさか・・・」
ユッキー「デビルガンダムの再生!?」
ネル「正解じゃ・・・このデビルガンダムのDG(デビルガンダム)細胞には驚異的な再生能力
が搭載されておる・・・!そんな生ぬるい攻撃じゃこのガンダムを破壊できない
ぞ!」
デビルガンダムが咆哮のように叫んだ。
アオ「そんなのどうやって倒せば・・・」
ヤマト「こうなったら・・・!」
アストレリチアが高速でデビルガンダムに接近した。
アオ「ヤマト!?何を!?」
ヤマト「再生するなら、再生できないように隙を与えずに攻撃し続ければ・・・!」
アストレリチアが刀をバックパックに背負い、ビーム・サーベルを両手に持って反撃した。
ヤマト「ファンネル!」
それと同時に左右のサイドスカートに追加された二本のCファンネルが展開され、アストレリチアとともにデビルガンダムに接近した。セレステもハンドガンを持ち替え、ビーム刃を形成させ、逆手に持った。
アオ「ヤマトだけに行かせない、私も・・・!」
セレステとアストレリチアがデビルガンダムに接近し攻撃するが、セレステがガンダムヘッドに吹き飛ばされた。
アオ「うッ・・・!」
ヤマト「アオ!・・・!」
デビルガンダムの口当たりから光りが漏れ出した。
ヤマト(まずい・・・!)
ネル「落ちろカトンボぉ!」
その時デビルガンガムに急接近する機体が現れた。
パルス「!」
その機体の腕部は赤く光り出していた。
???「やらせはしない!」
ネル「グッ・・・!?」
白と赤の塗装に、各所のスラスター追加と腕部にナックルが装備され、デスティニーのバックパックを反対に付けたストライクフリーダムがデビルガンダムの頭部にアッパーをした。
パルス「なんだあれは!?」
ヤマト「!あれは・・・」
アストレリチアの隣にそのMSが並んだ。
ヤマト「もしかして・・・雅!?」
ミヤビ「ここではミヤビ呼べ!そんなことよりあいつの右腕を破壊しないとまずい!さっきと 同じことになるぞ!俺の新しい相棒、このガンダムクリムゾンで・・・!」
ガンダムクリムゾンが拳と拳をぶつけ、バックパックから対艦刀を取り出した。
ヤマト「イナリ!パルスとアオを安全な場所に連れって!」
イナリ「任せてくれや!行くで二人共!」
パルス「あ、あぁ・・・!」
デビルガンガムがムクッと起き上がった。
ネル「おのれぇ・・・!こんなところじゃ終わらないぞ・・・!」
デビルガンガムの背部から多数の触手が現れた。
ミヤビ「行くぞ!」
ヤマト「うん!」
―EXAMシステム、スタンバイ―
―Y_A_M_A_T_Oシステム―
二機もツインアイが発光し、残像を残しながら攻撃を仕掛けた。
ネル「は、速い・・・!」
アストレリチアとクリムゾンが触手を切り裂きながら接近する。その二機に向けてガンダムヘッドのビームバルカンが火を吹いた。
ヤマト「クッ・・・!」
アストレリチアがクリムゾンを庇い、体全体でビームを無効化した。
ネル「何故だ!?何故効かん!?」
ヤマト「アストレリチアの装甲は発泡合金、そして表面にはナノラミネート装甲がついてい
んだ・・・」
ネル「まさか・・・」
ヤマト「ビーム攻撃はほとんど通用しない・・・!」
アストレリチアがガンダムヘッド達を破壊した。
ミヤビ「こんのぉ!」
デビルガンダムの右腕部に追加されたビーム砲を破壊する。
ネル「貴様ぁ・・・!」
クリムゾンに左腕部がクリムゾンに攻撃する。
ミヤビ「グッ・・・!」
クリムゾンが引き飛ばされ、壁にぶつかってしまった。
ヤマト「ミヤビ!」
そこに光る剣を持ったMSがやってきた。
リク「はぁぁぁ!」
リクのダブルオースカイメビウスの必殺技でデビルガンダムの左腕を破壊した。
ヤマト「リクさん!」
リク「ヤマトさん!一気に攻撃を仕掛けるよ!」
ヤマト「はい!」
アストレリチアとスカイメビウスがデビルガンダムに接近した。
ネル「人間風情がぁぁ!」
デビルガンダムの背部から更に触手が二機を襲うがスカイメビウスがそれらを相殺した。
リク「行ってくれ、ヤマトさん!」
アオ「ネルを救って!」
アストレリチアがデビルガンダムの胸部まで来た。
ネル「グゥ・・・!」
ヤマト「ここだ!」
アストレリチアが胸部に向けてネルに刺さらないように刀を奥深くに刺した。
ネル「グゥ・・・!ガッ・・・」
ネルはコックピットで気絶してしまった。
キョウヤ「ヤマト君!リク君とミヤビ君は外に出た!ネルの入ったコックピットブロックを
回収してその場から離脱するんだ!」
ヤマト「わかりました!」
アストレリチアがサイドスカートのヴォワチュールリュミエールを機動して離脱しようとするが、サイドスカートが爆発した。
ヤマト「ッ・・・!?システムを使ったから負荷がかかったの・・・!?」
ア・バオア・クー内に爆発音が響き渡る。
ヤマト「このままじゃ・・・!」
絶対絶命のその瞬間、青い戦闘機が来た。
アオ「ヤマト!つかまって!」
ヤマト「アオ!」
アストレリチアがセレステに乗り、拠点から離脱した。
パルス「ふー・・・危なかったな・・・」
アストレリチアがその場でサイドスカートと肩アーマーをパージした。
イナリ「ちゃんとネル持っとるな?」
ヤマト「うん、ちゃんとここにあるよ。」
そこにキョウヤのマグナムが近づいてきた。
キョウヤ「本当によくやった・・・私も加勢できれば良かったのだが、あいにく数が多く
て・・・」
ヤマト「いやいや、皆さんのお陰でネルを助けられましたし・・・」
するとモニターにカツラギが写った。
カツラギ「私からも礼言わせてもらう。本当にありがとう・・・この後、ネルは私達の方で
なんとかする。暴走がなくなり次第、保護してもらうつもりだ。」
ヤマト「良かった・・・」
イナリ「・・・よし、ネルも助かったことやし、帰るか!」
パルス「そうだな、これから俺たちにも予定あるしな。」
それからアストレリチア達は、ゲートをくぐってログアウトしたのであった・・・
To Be Continued・・・
どうでしたか?
終わり方が最終回っぽいですが、、まだまだ続きます!
それでは、次回お会いしましょ〜