ガンダムビルドダイバーズ:Virtual Warriors   作:犬和

21 / 24
こんにちは!ヤマトⅢです!
今回は一人のキャラクターにスポットライトを当てて行きたいと思います!


第二十一話 狐の跳躍

狐「んあぁ何も思いつかん!」

狐は合宿所にある作業スペースで頭を抱えていた。

柴代「ん、どうしたんだ?」

狐「あー柴代かぁ・・・オリュザを改造する案が思いつかんねん・・・身軽にするのは決

  まっとるんやけど・・・」

柴代は机の上の箱に入ったオリュザを見て顎に手を当てた。

柴代「・・・狐、オリュザの装甲の表面が少しボコボコじゃないか?」

狐「嘘やん!?」

確かによく見るとオリュザの装甲は少しボコボコになっていた。

柴代「宇宙とかでは小型のデブリに当たったり、地上では地面の砂利に当たったりするから

   な。傷がついて元々の装甲より脆くなるぞ。」

柴代はメガネのレンズを拭きながら狐の話しかけた。

狐「わぁ〜マジもんやん・・・」

柴代「俺も手伝うから安心しろ。」

そんな話をしていると和人と葵が大きめの袋を持っていた。

和人「あれ、狐と柴代だ〜何してるの〜?」

柴代「和人と葵か。今狐のオリュザの改造の話をしてるんだが、装甲がボコボコでそれを直

   すとこだ。」

葵「それなら私達も手伝うよ。人が多ければ作業は早く終わると思うし。」

狐「ホンマ!?助かるわ〜。」

その後狐達はオリュザの調整に入った。

 

和人「両足の調整は終わったよ〜。」

葵「私も両腕終わったよ。」

柴代「こっちもだ。」

狐「ホンマにありがとな〜。」

狐はパーツを集めて箱の上で組み立てて見た。

葵「でも改造はどうするの?まだ決まってないって言ってたけど・・・」

狐「それが思いつかんのや・・・せや!ちょいとGBN行ってくる!」

狐はオリュザを持って部屋に走っていった。

和人「気分転換にログインすると何が気づくことがからね~。」

柴代「少し心配なのは俺だけか・・・?」

 

GBNのロビーにて・・・

 

イナリはロビーのカウンターでミッションを受けようとしていた。

イナリ(何かいいミッションないんかな・・・あーでもオリュザは二丁マシンガンとビー

    ム・サーベルしか持っとらんし、簡単のを・・・いやいや、ここは思い切ってハー

    ドミッションなんかを・・・。)

イナリがミッション選択で悩んでいると、後ろから誰かが話しかけた。

???「あら、そこのお嬢さん。何かお困り?」

その声はオカマのような声だが、とても聞きやすく優しい声だった。

イナリ「へッ?」

後ろを向くと、背が高く筋肉質であり、薄い紫の口紅をして左頬には赤っぽい星のぺいントがされていた。

イナリ「うわっ!?ももももしかしてあの有名な「マギー」!?」

イナリはびっくりして後退りした。

マギー「ハァイ♡急に話しかけてごめんね?あなたがとても困ったような顔をしてたから

    ♡」

イナリ「た、たしかに困っとったけども・・・」

マギー「なら、話は速いわね。ここで離すのもあれだし、近くのカフェでお茶しながら話し

    ましょ。」

イナリとマギーはカフェがあるところに移動していった。

ヤマト「・・・すごいことになったね。」

ヤマト達はロビーの柱の物陰からカメラのズーム機能を駆使してみたいた。

パルス「まぁ、イナリ自体にも大きな経験になるじゃないか?」

アオ「それはそうとも大きすぎるけどね・・・。」

 

カフェでイナリはパンケーキらしきものを食べながらマギーと話していた。

マギー「自分の機体の新調?」

イナリ「せや。リアルでチームを組んでて、ウチは重火力担当なんやけどみんなの戦闘につ

    いていけていない気がしてな。なんかこう、自分の戦闘スタイルにいまいちあっと

    らん気がして・・・」

イナリは一度食べるのをやめて食べかけのパンケーキを見つめた。

マギー「そうね、チームのメンバーと一緒に戦うってとても大変よね。ならこのミッション

    をおすすめするわ。」

するとマギーはミッション名と内容が書かれたメニュー表をイナリに見せた。

イナリ「『ミラーミッション』?」

マギー「そう。このミッションはチャンピオンもビルドダイバーズのユッキーも助けたミッ

    ションなの。ちなみに私もね♡」

イナリ「なんかおもろそうやな!じゃあこのミッション受けてくるわ!」

席を立ったイナリは早速ミッションカウンターに走っていった。

マギー「フフッ、素直で良い子ね♡あなた達思いのいい子なのよ。」

その言葉にヤマトたちはドキッとした。

パルス「やっぱりバレていたか・・・」

マギー「あなた達もあの子がプレイするギャラリーモード(観戦モード)で見る?」

ヤマト「お願いします!」

 

ミラーミッションにて・・・

 

イナリ「洞窟スタートなんやな〜・・・」

イナリは前にある大きな扉を開けると桜が生い茂る平原が広がっていた。

イナリ「広いなぁ・・・」

すると桜の木の裏からリーオーNPDが三機現れた。

イナリ「いきなり出てきた!?」

イナリの前に「敵機を撃破せよ。」と書かれた標示が出てきた。

イナリ「っしゃ!いっちょやったるで!」

イナリは端末を出しオリュザを召喚した。するとリーオーがオリュザにランチャーを放った。

イナリ「おわッ!?」

オリュザは体を翻して避けた瞬間一機が接近してきた。

イナリ「くぅ!」

アーミーナイフを展開したオリュザがリーオーと鍔迫り合いになる。

パルス「大丈夫なのか・・・」

マギーを含めたヤマト達はロビーでイナリのプレイを見ていた。

マギー「大丈夫よ。何かあったら私がフォローするから。」

オリュザがリーオーを押し返すと持っていたマシンガンをリーオーに向けて放った。

イナリ「よっしゃ!まず一機!」

オリュザはランチャーを持ったリーオーに接近すると、リーオーは専用のマシンガンで反撃しようとした。

イナリ「撃たせんよ!」

オリュザは腰にマウントしたビーム・サーベルを投げると銃身に刺さり爆発した。その煙幕の中からオリュザが現れた。

イナリ「どぉりゃぁ!」

リーオーの頭部にマシンガンを当てて引き金を引いた。そのままもう一体のリーオーに向けるが肩のシールドで防がれる。

イナリ「硬すぎやろ!」

オリュザは腰にマウントした手榴弾を投げ、リーオーのシールドに当たり爆発した瞬間、逆手に持ったビーム・サーベルでリーオーを刺した。

イナリ「あ~疲れた・・・これでまだ第一エリアってホンマか・・・?」

ヤマト「もしかして、ヘビーアームズの性能をまだ理解しきれていないのかな?」

ヤマトは少し悩んだ顔で言った。

アオ「どういうこと?」

パルス「ヘビーアームズはただの重装備機体じゃない。搭乗者によっては柔軟な動きも可能

    だ。それを活かせば更に多様の戦闘が可能いなる。」

そんな話しをしているとイナリは次のエリアに移動しいていた。

イナリ「次は・・・ジェットコースター!?」

ジェットコースターに乗りながらクイズに答えるミッションである。

イナリ「なんでジェットコースターなんやぁぁぁ!?」

 

なんとかクリアしたイナリは次のエリアについた。

イナリ「うぷッ、吐きそう・・・第三エリアは地獄の体操全種目・・・?」

鉄棒や跳び箱、更にはマットなどの種目をクリアしていった。

アオ「・・・本当にガンプラバトルに関係しているのかな・・・?」

マギー「大丈夫。こう見えてちゃんと体に刻まれているから♡」

イナリの顔はずっと何もわからない顔をしていたが着々とクリアしていった。

 

イナリ「やっと第四エリア・・・って次は的あて?」

常備されたハンドガンを利用して的の真ん中に当てるルールである。イナリが的に当てようとした瞬間、横からゾンビのようなパネルがいきなり現れた。

イナリ「ヒィ!?」

イナリはびっくりしてハンドガンを上に投げ飛ばしてしまった。

パルス「あいつ、意外とああいうのに弱いんだな。」

ヤマト「こっちも弱いみたいだよ〜・・・」

パルスがヤマトの方を見るとアオがガタガタと震えながらヤマトに引っ付いていた。

 

イナリ「やっと最終エリアや・・・内容は?」

すると目の前に黒のオリュザが現れた。イナリの前には「もう一人の自分を撃破せよ。」

と書かれた端末が現れた。

イナリ「ミラーって自分のミラーと戦うってことかいな!?」

黒のオリュザが両手に装備したマシンガンを放った。

イナリ「ウチならそうくるよな!」

するとイナリは軽々とオリュザを操作し、弾丸を軽々と避け、懐に潜り込んだ。

アオ「あれを避けてる!?」

ヤマト「ジェットコースターの冷静な判断と体操の柔軟さが付いたのかな?」

黒オリュザがアーミーナイフを構えて上段から攻撃される。

イナリ「あぶねッ!」

オリュザはそれを両手で掴み、膝蹴りを食らわせた。

パルス「狙いが的確だ・・・まさか的あてか・・・?」

マギー「身についてるみたいよ〜、やっぱり才能があったみたいね♡」

オリュザが黒オリュザの背後を取った。

イナリ「・・・自分もガンプラバトルを楽しむために・・・そしてチームのみんなと楽しみ

    たい。やから・・・」

オリュザが両手のマシンガンを構えた。

イナリ「自分を台にして、上に登らせてもらうで!」

オリュザのマシンガンが火を吹き、黒オリュザが爆散した。

ナレーション「Mission clear!」

イナリ「イヤッタァ!」

 

ミッションを終えたイナリはロビーに戻ってきた。

イナリ「マギーあんがとな・・・ってお前らおったんか!?」

パルス「心配だったからな。一人で悩んでるんじゃないかって・・・」

マギー「まぁとにかくお疲れ様!イナリちゃんもよく頑張ったわね〜♡」

マギーは嬉しそうにイナリにハグをした。

イナリ「(暑い・・・)とにかく新しいオリュザの改造案思いついたで!これでみんなのため

    に頑張れるで!」

アオ「それじゃあガンプラ買いに行く?」

イナリ「行く行く!」

マギー(フフッ・・・昔のあの子達みたい・・・まるで青春ね。)

マギーは初心者だったビルドダイバーズと重ねていた。その後イナリたちはリアルに戻りオリュザの改修を始めた・・・

 

 

To Be Continued・・・




どうでしたか?
次回はイナリの新機体が登場しますよ!あと今回イナリが沢山登場したので大阪弁で打つの大変でした・・・(メタい)
それでは、次回お会いしましょ〜。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。