クトゥルフ神話原産の神秘持ちが行くキヴォトス生活!   作:見切り発車侍

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皆さんお久しぶりです。
今回はちょっと書くタイミングを逃したマサの学年を出すついでにマサのプロフィールを置いておきます。
アビドス高等学校 1年生
部活 対策委員会
安東(あとう) マサ
基本情報

アビドス高等学校所属、アビドス対策委員会のメンバー。

最近アビドスにやってきたようで、少しでも役に立とうと最近は夜な夜な特訓しているらしい。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

年齢  15歳         
誕生日 2月26日       
身長  150cm        
趣味  骨董品収集、特訓   
    ボードゲーム     




そいじゃま本編です。


第4話 思わぬ出会い

「射撃止め」

 

 マサちゃんの姿が見えなくなったのを確認してから射撃を止めさせる。

 まさかここまで上手く進むとはねぇ。ちょっと期待外れだったなぁ。

 けど、やっぱり彼は彼だったね。僕に対して『ノーに決まってんだろクソ邪神が』なんて言えるのは後にも先にも彼だけだろうさ。

 

「よろしいのですか? ここで捕縛しなくて」

 

「大丈夫大丈夫、今回は本当に挨拶しに来ただけだからねぇ。それに彼女にはもう少し頑張ってもらった方が面白いでしょ?」

 

「…了解しました」

 

「ん? 電話……はいもしもし?」

 

 [ナイアさん計画の進みはどうですか? ]

 

 ロボ頭君のところから借りた兵を適当にあしらってたら黒スーツ君から電話がきちゃった。もう少しマサちゃんと再会出来た喜びに浸らせて欲しかったんだけどなぁ。

 

「順調だよ。このままのペースでいけば君の計画終了から数ヶ月後には実行に移せるよ」

 

 [そうですか、それは良かったです……それで本題なのですが例の件ですがようやく先方が納得してくださいました]

 

「え? マジ? あれほとんど無茶振りのつもりだったんだけど…」

 

 [えぇ、大変でしたよ? なので()()()()()()()もご検討の程よろしくお願いします]

 

「はいは〜い分かってますよ〜。それじゃ切るね〜」

 

 思ってもいなかった報告に少しばかり驚いた。

 いやぁ、黒スーツ君の優秀さは僕の予想を超えてくるなぁ…。

 まさかあの程度の報酬でこれ程頑張ってくれるとは思わなかったよ。

 

「これだけ優秀ならもっと早い段階で計画を実行に移せそうだね」

 

 あぁ、君は一体どんな顔をしてくれるんだろうか、今から楽しみだよマ サ ち ゃ ん♥。

 

 その時のニャル……いや、ナイアの表情はまるで獲物を前にした獣の様であり玩具を前にした子供の様でもあったと、この時の部隊長は後に語る。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ブェックチ……うぅぅ…急に悪寒が……」

 

 ほぼ意味はなかったのだろうが、あいつらに追跡されにくそうな道を選んでいたらアビドス自治区の近くまで戻ってくる頃には既に空も暗くなってしまった。風邪でもひいたのか寒気が走る体を抱きながら魔力の使いすぎによる疲労とシンプルな寝不足によって、まともに回らなくなった頭で今回の事について考えながらとぼとぼと帰宅していく。

 

 なんでニャルがこの世界にいるんだよ……いや、俺が言えた事じゃないけどさぁ。

 マジでなんでいるんですかねぇ……暇つぶしにしても態々ヘイロー付けてきてるあたり気合いの入った方の部類ではあるんだろうな。

 目的が暇つぶしだとすると予測不可能なことしかしないだろうし最悪キヴォトスが滅ぶ可能性だってある。

 いざとなったら俺ごと……

 

「マサ?! アンタびしょ濡れじゃない!!」

 

 俺を呼ぶ声に振り返ると心配そうな顔をしたセリカがいた。

 あぁ、ここでセリカと会うのはちょっと……予想外かなぁ…。

 

「あぁ、セリカ……ちょっと散歩してたら降られちゃってさ…」

 

「全く……天気予報くらい確認しなさいよ」

 

「うん、次からはちゃんt……ごめん!!」

 

「え? ちょっ…」

 

 他愛も無い会話をしているとゾワゾワとした嫌な感覚と予感が背筋を走った。

 反射でセリカの肩を引っ掴んで遮蔽物の多い路地裏に飛び込む。それとほぼ同時にさっきまでいた場所を大きい何かが風切り音を立てながら通過していった。

 

「マ、マサ……さっきの見た?」

 

 通過していった存在を確認しようと上体を起こそうとしたら、どうやらセリカは通過していった存在を見てしまったらしく強ばった表情に震えている声でそう聞いてきた。

 

「いや、見てない」

 

 まぁ、見ていなくとも大体の目星は付く、通り過ぎた時の音と風量から大体の大きさ(SIZ)が推測できる、さっきのは大体ゾウ(SIZ50)程度。

 それに足音がしなかったから飛べる可能性が高い、そうなるとほぼ確定したようなものだ。

 

「な、なら…は…や……く」

 

 セリカが何か言おうとして言葉に詰まり完全に固まってしまっており顔が青ざめてしまっている。

 その視線は俺の肩の少し上──つまり俺の後ろにその存在がいるのだろう。

 さぁ、答え合わせの時間だ。

 

 後ろにいる存在の正体を確かめようと振り返るとそこには馬のような頭、蛇の様に曲がりくねった首、コウモリの様な翼、その全身に生えているのは毛でも羽毛でもなく魚の様な鱗。

 クームヤーガの子、シャンタク鳥がそこにはいた。

 だがその頭部には見慣れない……いや、ある意味では見慣れた赤黒い輪が浮かんでいた。

 

「は?…はぁぁぁあぁぁぁ?!」




やぁ、皆、僕だよ。君らの大好きな邪神ニャルラトホテプ様さ☆
今回君らに交信してるのは訳があってね、少しアンケートに答えて欲しいのさ。何怪しいものじゃない君らに対しての意識調査みたいなものさ。
是非正直に答えて欲しい

貴方の信仰している邪神は?

  • クトゥルフ
  • ハスター
  • クトゥグア
  • ウボ=サスラ
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