母なる海に抱かれて 作:どうしてこうなった?
ゴロー「あぁ。さりなちゃんは今
ゴロー「一緒に見ていたのだが、俺はちゃんとした大人だからな仕事はこなすさ」
ゴロー「ということで
ゴロー「前回言った通り躁鬱は
Ⅰ型だと診断された場合はまず症状が軽いⅡ型に移行させるため気分安定剤などの
ゴロー「そして落差の軽度なⅡ型になって初めて『カウンセリング』や『睡眠や生活リズムの安定化』などの心理&精神的治療を進めることができる。以上のことから察してくれたと思うが躁鬱においてより重要視されるのはそう状態であり、うつ状態ではない。」
ゴロー「因みによく混同されがち躁鬱と鬱病は全く違う症例だぞ。」
ゴロー「うつ病は『単極性うつ病』とも言われていて気分がすぐれず、興味関心を持つことが難しくなり、落ち込みやすく、塞ぎ込みやすい状態が続くことをいう。故に治療には抗うつ剤『気分の落ち込みを減らす薬=気分を高める薬』を用いられる。しかし双極性障害(躁鬱)で抗うつ剤を使ってしまうと寧ろ
ゴロー「躁鬱においてもうつ状態は鬱病の症状と全く同じもので憂鬱な気持ちが続くため無視出来ないが、それ以上に躁状態の自重の効かなさは社会的立場や自己の生命を危険に晒す危険がある。」
ゴロー「そうだな。ついカッとなって気に入らない上司を金属バットでフルスイングしたり、その場のノリでゴール〇シップに全財産ベットするようなものだ。マジで死ぬからやめとけ」
ゴロー「軽度のものであればテンションが違い過ぎて知り合いに人が変わった?と思われたり、駅前を自作のポエムを熱唱しながらスキップしたり、深夜遅くまで妹と元カノの会合を待ち続けた挙句久々に会った元カノに向けてやってみろ!とかキメ顔で叫ぶ程度で済む。後で精神的に死ぬだろうけど必要経費だ。」
ゴロー「因みにこの世界線の
ゴロー「…という訳でそう状態が激しくなると生命・社会的な影響が看過できなくなる、だから気分の高揚を防いで精神を安定化させる必要がある訳だ。今や躁鬱・鬱病は500人に一人が掛かっているといわれている病だ。以上の症状に心当たりがある人は病院を受診するか、心にゆとりを持つように心掛けることをお勧めする。」
ゴロー「また客観的に自分を見ることも重要だ。強い感情を感じた際に自分がなぜそうなったのか、紙に書いてまとめておくと後で自分の気持ちを整理することが出来る。後で見返して気付くことも多い筈だ。」
ゴロー「これで今回の診療所は終わりだ。見ての通り
ゴロー「じゃあまた次回会おう」
波際から少し離れた場所に着いた。
「じゃあ降ろすよ」
「はい、ありがとうございます」
抱えてる子を砂浜にゆっくりと降ろす。その頃には知らない男から抱えられていた緊張も抜けたのか、しっかりと話を返してくれるようになった。視線はまだ逸らされてるけど…
一息ついて周りの子たちを見回したら食い入るような目でこちらを見ていた。少し焦ったけどみんな体調に問題はなさそうかな。抱えていた子も顔色は悪くなさそうだが念のためだ。
「ごめんね。これで3本くらい水を買ってきてくれないかな ついでにみんなの分の飲み物もお願いできる?」
そう言って近くにいた子に腰に入れてった財布を渡した。中を確認してみたが大丈夫そうだ。もしダメだったらICカードを使ってもらおう。
「はーい」「じゃあ私も行く」
まだ元気が有り余っていた子達が自動販売機まで走っていく。
「じゃあ私たちは荷物持ってこよ」「タオルとか欲しいしね」
「急がなくていいからなー」届いてるか、怪しいな
「足、少し触るよ」
と声を掛けながら触診する、外傷がないか確認し始めた。
「…っ!」
右足が終わって左のふくらはぎを圧迫していると顔を顰めた。ここか
「少し痛いけど我慢してね」
ゆっくりと左のふくらはぎを押さえつけ圧迫していく。
「~~っ!」
断裂までは至っていない。暫くアイシングして安静にしていれば帰れないこともないくらい。
彼女たちの思い出のためにも救急車を呼ぶような大事にはしたくないな。
「水買ってきましたー」「おにーさんはコーヒー派かなって?」「いや、紅茶党と見たね。」「おかえりなさいお嬢様って言ってダージリン出してくれるの!」「きゃー!」「…それ言うならドンペリじゃね?」
女が三人集まれば姦しいとはよく言ったものだ。元気の余っている学生なら輪にかけて騒がしい。
見るな
「はは、俺はどっちも飲むよ。ありがとうね」
水を受け取って「冷めたいけど我慢してね」と熱を持った患部に冷えたミネラルウォーターを当てていく。
「つめた!」
「そういえば、おにーさんの名前なんていうんですか?」「あっ、それ」「あっ私は真川さなって言います」「お前の名前は誰も聞いてねーよ(笑)」「なんだとぉ」」
「あぁ俺の名前はね。
『
「えっ普通にカッコいいですよ」「海でマリンってライフセイバー似合いそう」「分かる~」「助けてもらいたくてわざと溺れる子がいそう」「やっぱり海が好きなんですか?」「お前が溺れても誰も助けにこないよ」
意識するな
その後タオルでの処置を施して服が乾くまで彼女たちと話をしていた。
「お、お医者さんなんですか?」「いや若すぎるでしょ」「どこの大学なんです?」「雰囲気が大人びててもっと年上なんだと思ってました」「いいじゃん。私たち明日の夜には東京だよ~」「今付き合ってる人っていますか!?」「え~!髪上げてた方がいいですよ」「そうだよ勿体なーい!」
もはや俺は何も考えずに彼女たちの質問に答えるBOTと化していたが、今はそれが心地よかった。
気のせいだ
「さて服も乾いたし、俺は車で来てるからよければ病院まで送るけど?」
ケガの処置も終わってる。ここで断られればそれでいいし行きたいと言うなら連れて行くだけ。
「良いんですか!? じゃあお願いします!」
ケガをしているはずの彼女は勢いよくこっちに突っ込んできた。
「いったぁ!」
君…病人だよね、安静にしとかないとダメだよ?
彼女を病院に連れてくまでは…
左腕を貸しながら駐車場に向かう。肩を貸すには身長差がありすぎた。
でも一緒に歩いてるのは彼女だけじゃない。付き添いでもう一人着いてくることになった。
20Mほどお姫様だっこしただけなのに腕が少し痛んでる。ここ数か月色々と煩雑な手続きに忙殺されていたからな。筋トレを再開しなきゃな…
「俺が言うのもなんだけど、見ず知らずの男の車になんて絶対に乗ろうとするなよ」
「はーい」
元気よく返事をして二人は車に乗り込んだ。
なんだかなぁ…と思いながら俺は窓を開けて冷房を付けた。
ハンドルに違和感ある
海岸線を走る。
目の前に広がる青い空と広い海、その解放感につられてアクセルを踏み込む。
「マリンさんって凄い運転慣れしてませんか?」
助手席に乗っている子に話しかけられる。
そうか!傍から見たら俺は免許取ったばかりなのか。免許取り立ての初心者がまるで気遅れせずに運転してたら違和感があるだろう。
というか車に初心者マーク付けないといけないのか!*1
期限切らしてた免許の更新が終わった感覚だった、危ない。
「実は免許取ってから家の車でけっこう練習しててね。」
とりあえずお茶を濁す。10年以上運転してたなんて言ったところで精神異常者扱いされるだけだからな。
「ふぇ!ほんと何でm出来るんですね。」「私の先輩免許あrのに運転するの怖いって親に全部任せtるとか…etc.」
今はやることがあるだろ
市内に入った。周りに色が増えてくる。車も多くなって信号待ちすることも増えた病院まであと少しで着ける。
「あー。もうkわなまで来ちゃった早かったなぁ」「あっあの変な絵がtくさんあるところだ」
「ほんとだおもtゃ箱画廊dっけ?」
「へぇそんな有名な所なんだ」
平静を繕う、ゆっくりと息を吸え。
「いえ、有mいってか」「なんk色んなおもちゃgあって」「まえにdん子たちがsわいでt」
「あー、なんか分かっちゃった」
あぁ、今日はやけに夕日が目に染みる
ハンドルが握りにくい
「目的地に到着しました。音声案内を終了します。」
カーナビから無気質な音が響いた。
「kこdす」「」おnさんhんとうにあrgとうgざいまst」
お礼を言われているのだろう。本当ならば最後まで付き添うべきなのだろうが
「いや君たちも帰り道気を付けてね」
元役者だろ? 何も悟らせるな
「あn、わts…64んd@9dq@えいt94kw@」
「そう、じゃあまた会えたらね」
「マリン…さん?」「どうしたのさな?」
「いや別れた際、別人みたいに見えたから…」「そうだった?」
私はどこか後ろ髪を引かれる思いでマリンさんを見送った。
限界だな
二人と別れた。別れ際の言葉間違えてなきゃいいんだけど。
どこでもいい、近いパーキングを探す。
あった。車を止めてエンジンを切る。フットブレーキを掛けたことを確認する。
もう、いいか
目を落とす
ハンドルは赤に染まっていた
道をいく
指先から何かが滴たる。
道をいく
びちゃびちゃと何かが靴に纏わりつく。
道をいく
道が途切れている、行き止まりだ。
来た道へと振り返る
視界に何かが映った。
見るな 聞くな 考えるな
お前は何も見ず、聞かず、考えず、ただひたすら動き続ければいい
何かに躓き転びかける。 なんだろう?
反射的に、足元を、後ろを、振り返って、しまう
男が壁に寄りかかっていた。
お腹から、赤く透明な液体を、滾々と、湧き出して
思わず駆け寄る。止血をしようとして手を伸ばす…
どうして 俺の手は 赤く染まって るんだ?
「医者の真似事は楽しかったか?」
耳元から声が届いた
膝から力が抜けた 崩れ落ちる
思わず
壁に寄りかかっていた男と目が合う
「僕の命は 軽かったかい?」
あぁ あぁぁぁぁ!
俺は今何をしてるのだろう
錆の匂いが染みついて取れない
歩いているのか、立ち止まっているのか、それとも倒れているのか
あぁ立ってはいるな
目の前に鬱蒼とした茂みが見える。
何となくその茂みを覗いてみる。
「ハハッ、俺じゃん。」
茂みの奥に見えるのはいつぞやの旅行で目にしたもの。薄汚れた白衣を纏ったしゃれこうべ
雨宮吾郎の遺体だった。
あぁ…ひどく臭う。●●の香りだ
その姿に焦がれる
誰に見られることなく、語られることなく、憶えられず、忘れられ、無為に、ただ無意味に、死んで、晒される
その姿にどうしようもない程にっ、情景を覚える
「あぁ、良いな…羨ましいなぁ」
遺体に手を伸ばす
まだ死ぬわけにはいかない
差し出した手が止まる。
「・・・・・」
俺は歩き出した。まるで街灯に吸い寄せられる虫のように
どれだけ彷徨っていたのだろう
いつの間にか俺の周りには様々な色が増えていた。
不意に星が瞬いた
交差点から見える大型ビジョンにその姿が映る。
仕事終わりのサラリーマンが、夕食を食べにきていた親子連れが、公園で駄弁っていた学生が、一瞬で目を奪われる。
見るもの全てを虜にする完璧なパフォーマンス、見るだけでなぜか此方も楽しくなってしまう表情、一朝一日では身に着かない心ごと鼓膜を震わす歌声が三原色の無機質なはずの画面から薫ってくる。
何かを伝えるように必死に叫んでいる。
「あぁ、届いてるよ
体を動かす訓練に手すりを掴みながら歩いていた君
僕の冗談とも本気とも似つかない話にわらっていた君
B小町のライブを目を皿にしてはしゃぎながら見ていた君
誕生日の度にどこかそわそわしながら誰かを待っていた君
帽子がズれて泣いてた君、副作用で苦しいのに笑っていた君
たった12歳で動かなくなってしまった君
そんな彼女が今では日本中で知らない者はいないアイドルになって、いる。
皆から夢を貰ってばかりだった君が、今度は周りに夢を与えているその姿に視界が滲む。
「約束 した から 」
「君が アイドルに なったら 絶対に 推すッて… 」
「だから僕は 君の
(注)以下駄文です。
筆者「やっと推しの子全巻届いた!これで中途半端だったアクアの再現度が上がる」
筆者「誤字脱字の設定が分からないんだよなぁ。訂正前と訂正後でどこがどう直されているのか分かるようにしてほしい…。おおっ、評価バーが赤くなってる!!」
筆者「こんな駄文を態々評価してくれるなんて本当にありがてぇ ん…?10、評価10ぅ!?
9まではお情けで付けてくれることもあるけど… 評価10は、まずい…」
「すーっ」(襖の開く音)
無惨「何がまずい? 言ってみろ」
筆者「っ!? は、ははぁ!」(まさか!あの手に握られているのは…原稿データ!?)
無惨「誰が喋って良いと言った? 私に聞かれた事にのみ答えよ」
どう 「」
して 「」
こう 「」
なった「」
(ページをめくる音)
無惨「執筆全く進んでおらぬようだな。」(ぺら)
どう「っ!恐れながら今書いている序章は今後の展開に関わるものが多く、描写の取捨選択を悩み、見直しながら書いていることもあり筆が進まず…」
無惨「なら これは なんだ?」(メモ帳ごとに分けられた『エピローグ』『後日談』『ピリオド』)
どう「っ!」(ガタガタッ)
無惨「この物語の結末は凡そ完成されている。終わりが決まっているのだから何を迷う? 結末までの道筋を描写していけば良いだけではないか。」
無惨「貴様の執筆が遅れている原因は違う。それは…」
無惨「使いたい叙述トリックがあるだの、キャラ相関の時系列が気になるだの、アクアのsan値が無くなっただの。 そんな細かいところばかり気にしているから筆が進まないのだ。」
無惨「そんなものは全て書ききった後でひっそりと修正してしまえばよい 自惚れるな! お前如きド三流のペーペー作家の小説をそんな気を付けて読んでる者などまずいない。 四の五の言わずさっさと、書け!」
どう「はい(泣)」
無惨「あと、おま…」
こう「ひぃぃぃッ!」(ダッ)
無惨「・・・・・」
こう「あ、あぁッ! ああぁーッ、ぁ…」(グチャ)
無惨「勝手にオバロの世界観から構築し始めてSS書き始めたやつの話を聞く必要はないだろう?」
無惨「次だ、お前」
して「は、はいぃ」
無惨「まず聞くが…」(ぺらぺらぺら)
無惨「どうしてプロットが三本もあるのだ? しかも 全く ジャンルの 違う ものが 」
して「そ、それは…」
無惨「よい、私は全て理解している」
無惨「 お前、混ぜたな 自分が書こうとしたモノ、書いてみたかったモノ、面白いと思った拾いモノ。これらをごちゃ混ぜにして、何となくフィーリングで書いているだろう?」
して「…! 違います、違います! 私は」
無惨「黙れ 何も違わない、私は何も間違わない。」
無惨「お前はこの三つを混ぜ合わせ、筋道と結末だけ書いた後にこう思った『推しの子のアニメ8話が放映されるまで手持ちぶさだ。なんか書いてみよ』と…そしてそのまま見切り発車した!」
して「ぐう…っ!」
無惨「だがな 書き始めたからにはきちんと話を纏めろ。物語を終わらせろ。こんな小説をお気に入り登録してくれてる人がいる。
して「はい」
無惨「最後は、貴様か」
なった「わ、私はこの中で一番仕事をしております。文字数もそれなりに多く、読者の方にもある程度満足出来るモノを書いている自負がございます!」
無惨「そうだな」(ぺらぺら)
『ゴロさり診療所』『ルビーちゃんは見た』『名探偵あかねのプロファイリング手帳』『現役女子高生MEMちょ(18?歳)地酒飲み比べ配信』『ここ掘れワンワン●●●●●編』『あかルビ秘密の女子会(
無惨「…なにか言い残すことはあるか?」
なった「次は掲示板にあった『深掘れワンチャン!どうしてアクアとあかねは破局したのか!?』を書きたいです」
無惨「そうか では、去ね 」
ピチュン
無惨「ふぅ。これで粗方片付いたな。」
どう&して「」(ガクブル)
無惨「…一週間だ。一週間で序章を終わらせろ。いいな?」
どう&して「「お、仰せのままに!」」