逃げられない呪い   作:布団は友達

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夜蛾せんせーも意外とヤバい人。
パパ黒強すぎェ……。




 

 

 

 

 

 

 

 2006年――春。

 私こと夜蛾正道は、教え子三人を見送ってから数時間後、帰還した伏倉茈苑を見つけた。

 入学当初から心配になる子だった。

 この代は他と比較しても抜きん出た才能が集結していて、彼女もまたその一人。

 他人も治癒する反転術式使い。

 御三家最有望の無下限呪術師。

 一般家庭出の呪霊操術使い。

 伏倉家の最高傑作の術師。

 字面だけでも卒倒しそうな才能たちだが、やはり呪術師然としてある程度の倫理観の欠如は勿論、一癖も二癖もあって苦労ばかりさせられる。

 そんな中で、茈苑は可愛いレベルだ。

 何なら、私へのお土産を欠かさず、授業も寝ないし、三人に比べて問題事は起こさない。彼女に説教しなければならない時なんて、大抵は三人に巻き込まれてしまったケースに限る。

 

「茈苑」

「作戦の一環で、一時高専に撤退しました」

「作戦……。オマエ無しであの二人がまともに任務をやり遂げるか不安だな」

「二人とも頑張ってます」

 

 会話をしている内に茈苑の格好に違和感を抱く。

 何故か上着は制服ではなく、白いTシャツになっている。補助監督が早急に迎えに行った事は知っていたが、まさか何かあったのか。

 

「その服はどうした」

「血で汚れちゃったから着替えました」

「それは相手のか?」

「……はい」

 

 茈苑が一拍遅れて頷く。

 なるほど、嘘だな。

 昔からこの子を知っている私としては、嘘をつく時の癖なんかも見抜いている。素直な分、人の質問には即答するのが彼女だからこそ、少しの間でも大体嘘なのだ。本人も分かっているようで、細やかな抵抗なのか顔を背けた。

 全く、分かり易い事この上ない。

 自分の血、つまり負傷したと聞くが見た限りでは大事無さそうである。

 

「一応、硝子に診て貰いなさい。……ほら、飴玉もやる」

「お、怒られるからいい」

「……オマエが心配なんだ」

「……飴、いただきます」

 

 茈苑がとぼとぼと校舎の方へ歩んでいく。

 私はその後ろ姿を見送りながら、懐かしい気分になった。

 小柄ではあるが、やはり昔に比べて成長した背中。

 昔は見るに堪えなかった。

 後で五条悟暗殺の為の養成訓練として、私や他の術師の任務に同伴し、戦っていた時期がある。

 私にはそれが痛ましく見えて、任務で同じになった時にはよく菓子等をあげた。その影響か、高専である程度は自由になった彼女が興味を示したのは菓子で、よく硝子や傑と共に色んな物を買い込むようになったな。

 私もつい昔のように、何か茈苑がやり遂げると飴なんかを渡してしまう。

 

『茈苑、ご苦労だったな』

『飴だ。これ好きです』

『好きだったのか……?』

『うん。先生と会ったばかりの時は何食べても味がしなかったけど、先生から貰った飴は味がして美味しかったから』

 

 その言葉に胸が痛んだ。

 誰かを殺す事だけに子供をここまで空虚にしてしまう呪術界の度し難い闇を垣間見た。

 入学者の名簿を見た時、実家の京都ではなく、わざわざ五条悟のいる東京に入学したのだと知った時は、きっと本当に暗殺目的なのだと理解した。

 実際に、屡々二人が任務も無いのに怪我をした。

 訓練だと言っているが、間違いなく暗殺者としての任を遂行しようとしたのだ。

 一度は、私も止めようとした。

 傑や硝子と仲良く話し、本当にただの同級生として交遊を重ねるあの子の姿には不必要な筈だと思った。

 

『茈苑、どうしてもやらないと駄目か』

『だって、そうじゃないと姉さんが』

『……』

『ごめんね、先生』

 

 姉が人質に捕られている。

 それを知って、私には何も出来ないと悟った。

 一級術師として、他の術師を牽引していく立場にはあるし、教育者として後進育成にも務める大事な役割だが、身近にいるあの子の心を救う術すら持たない。

 私のあの子に対する思い出は、無力感と同情しかなくなった。

 そして、今年の春の前。

 

『……茈苑?』

『先生。姉さん、死んでた』

『っ……』

『でも、もう平気』

『なに?』

『だって、傑と硝子がボクを大事な友だちとして扱ってくれる。ボクの汚い部分を、悟くんが受け止めてくれる……今は大丈夫』

 

 あの子はもう壊れていたと、直感で理解した。

 だから、今遠ざかっていく背中を見ても罪悪感しかない。

 壊れていてもいい。

 せめて、あの子が幸せだと思える時間に浸れるよう環境は私が整える。

 

 だから、密かに私も茈苑を守るよう幾つも準備していた。

 例えば、茈苑に渡した飴玉――あの中には千切った呪符が仕込んである。それには、本人の生命に関わる緊急時には呪符と呪力で繋がった呪骸を入れ替える術式が刻まれている。

 効力は二日間のみで、一つが役目を終えるまで次の物を作れない『縛り』でその効果も成り立っている。

 だから、効果が切れる都度渡さなくてはならない。

 本来なら自分に使うべき代物だがやむを得ないと考えて、任務前にはよく渡していた。

 今回は、前回の分がまだ茈苑の中にあったので次の分が作れず、結果として今になってしまった。

 怪我が帰還できるくらいの軽傷で済んで良かった……。

 

 

「ん、悟か」

 

 一人で勝手に落ち込んでいると、そんな私に鞭打つように厳しい任務に身を投じている教え子からの着信でケータイが鳴る。

 本日に入って二度目。

 不安な事が多いのだろう。

 茈苑だけでなく、彼らもまた導かなくてはならない生徒なのだ。

 

「どうした、悟?」

『センセー!沖縄行きの便のチケット手配、よろしくお願いしまーす!』

「……すまん、聞き取れなかった」

『沖縄に行ってきまーす!』

「……」

 

 これが作戦、なのか茈苑。

 アイツらが沖縄に行くのもまた作戦なんだな?

 旅行ではないよな、おそらく。星漿体が同化までにバカンスを楽しみたいとか、そういう……ああ、きっとそうに違いない。

 

『すみません。悟は興奮しているので私が代わりに説明します』

「傑。一応訊くが、任務なんだな?」

『はい。勿論です』

「……分かった、手配しておく」

『助かります。茈苑はそちらに着きましたか?』

「ああ」

『良かった』

 

 それだけ言うと、傑が通話を切る。

 相変わらずだな。

 同級生三人は、茈苑に対して過保護な部分がある。

 少しの傷や、伝えられていた予定より帰りが遅かっただけでも空気が緊張するくらいに。

 それだけ、大切に想っているのだろう。

 特に傑は最近、茈苑とも仲が良い。

 ただ時折、茈苑の事を鋭い眼光で睨んでいる時がある。憤りとは違う、獲物を見据えた獣の獰猛さに似た迫力を感じた。

 硝子も、茈苑が傷を作ると煙草の数が増える。

 偶然見かけたが、治療行為とは関係無く茈苑に噛みついて歯型を残したりしていたが、アレは何の意図があっての事だろう。

 そして、悟。

 入学当初は水面下で茈苑と険悪な関係だったが、茈苑も自分の本性を明かせる数少ない相手として悟を奇妙な依存先としている。

 お互いが良いなら構わないが、たまに悟が寝ているあの子に何かの呪符を付けようとしていたので拳骨で止めているが、何をする気なんだ……?

 まあ、事件にさえならなければそれで良い。

 今回も茈苑が怪我したとあって二人もかなり動揺したに違いない。

 一応、重要な任務とあって二人が冷静に茈苑ではなく任務を優先している程だから暴走はしないか。この前の『帳』を忘れた時のような大騒ぎにだけはしない筈である。

 まあ……既に、今日はホテル爆破や市街地での呪術戦における情報の隠蔽で忙しいのだが。

 天元様、呪術界の為だから良いが本来ならかなり危うい状況だ。

 

 頼むぞ傑、悟。

 

 彼らが無事任務を遂行できるよう念じて……私はチケットの手続きの準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ×     ×     ×    ×

 

 

 

 

 

 

 同化当日――。

 十五時に到着すると聞いてたから、ボクは高専入口前に張り込んでいた。

 護衛が二人だと油断した敵への対策。

 ボクを殺した非術師の場合も警戒した『仕込み』も済んでる。既に理子ちゃんの懸賞金は取り下げられて四時間も経過してるから、きっと呪詛師が雪崩込んで来る事も無い。

 あの『Q』も組織崩壊を起こしたと聞くし。

 懸賞金は盤星教の仕業かもだけど、あれ以来不気味なほど動きがない。

 

 ともかく、このまま悟くんと傑、理子ちゃんと黒井さんの四人が高専結界内に入ればそれで良し。

 ボクの警戒も杞憂だったという事で済む。

 

「……。………!」

 

 ボクの『仕込み』の一つに反応があった。

 急いで、そちらへと向かう。

 四人が歩いている位置に近い森の中へとボクは走っていく。

 間違いない。

 呪力反応は無かった。

 でも――そこに侵入する人の気配はあった。

 ボクは『仕込み』を配置した地点に到着する。――そこに、筋骨隆々の肉体をした男が立っていた。

 

「ああ。やっぱり、オマエか」

「……その声。学校でボクを殺した人」

「あー、やっぱ聞かれてたか。普段なら黙ってやるが、デカい仕事だからな……テンション高くて独り言がつい出ちまう」

「……驚かないんだ?」

「生きてたのは知ってる。それにしても、オマエはどうやって俺を嗅ぎ付けたんだ?」

「『視てた』から」

「視てた……?ああ、そういう」

 

 男は納得したように頷く。

 やはり、ボクの術式を知っている素振りだ。

 ボクは袖口から短刀を取り出して握る。

 この男が来た場合を想定して高専入口の各ポイントに『仕込み』――ボクの術式を応用して作成した呪符を配置した。

 呪符とボクは常に繋がっている。

 ボクが術式を発動している間、制限は多いけど呪符付近における『設定した対象』に同じ効果を齎す事が出来る。

 ボクが今回設定したのは『侵入』。

 つまり、侵入する行為にのみ呪符付近で『完成』されず止まる。

 高専に『帰って』来る四人とは違い、呪詛師や外部の人間にのみ作用する罠。

 この男のように呪力の気配が無くても、呪符の近くを通ろうとすれば侵入出来なくなる。

 

「拡張術式か?」

「……『火防眼(ひぶせのめ)』」

「便利だなぁ。その分、負担は大きいだろ……仕掛けた数的にも俺と戦える余力あんのか?反転術式だって、そう万能じゃねえし」

「問題無い。あなたが止まれば」

 

 にやり、と男が獰猛な笑みを浮かべた。

 

「立派だな」

 

 大きく口を開き、汚い声と共に男が口内から小さな玉を取り出す。

 それがみるみる膨らみ、体へと巻き付いた。

 芋虫……の呪霊?

 体内に飼ってたのかな。

 見る限りは三級程度で、特別な術式も無さそうだけど……。

 芋虫はもごもごと口を動かし、一本の十手に似た形状の短剣を吐き出して男の手の中に落とす。

 

「っ、させない」

 

 男の足が動こうとした瞬間に、男を視る。

 視界に収めた時点でボクの勝ち。一切の動作を封じて、この場に固定する。

 その隙に、二人に連絡して天元様の下まで急がせれば良い。高専結界内直前だけど、後は他の応援だって呼べるハズ……?

 

「……何で、動けるの?」

「そりゃ対策もするだろ。オマエが生きてるのは知ってたしな」

 

 ニヤニヤしてる男は、『視て』るボクへ悠々と歩み寄って来る。

 どうして、どうして止まらない?

 ボクは動揺を隠しつつ、この疑問の答えを探る。……男はさっきの短剣を掌に刺していた。

 

「ソレがボクの術式効果を打ち消してる……?」

「ご明察」

「なら、その呪具を無効化する……!」

「前にも言ったろ。――遅ぇって」

 

 呪具にピントを合わせる前に男の姿が掻き消えた。

 高速移動による消失……どれだけ身体能力を呪力で強化した術師だって、そこまでの事が出来る人をあまり見た事がない。

 こういうのがボクの天敵。

 眼で視た対象を呪う能力だけど、つまり眼で捕捉できる相手でないと通じない。

 男はボクの視界外、または目視できない速度で攻撃してくる。

 

「術式反転――『翆』!」

「お?」

 

 背後から来ていた男の刀を間一髪で屈んで躱す。

 そのまま振り返りざまに短刀を二本投擲したけど、男の姿が再び消え、そこかしこで蹴られた土が舞い、葉擦れや微風が起こる。

 研ぎ澄ませ、耳を。

 見えないなら、今は視るな(・・・・・)

 動きは鍛えた耳で、男は呪力が全く無いけど体に巻き付く呪霊の物を感知すれば気配は読める。今はまだギリギリだけど、いずれ速度では追い抜こう。

 

「ッ!?」

「追いついた」

 

 男が足下に現れ、足払いを仕掛けてきた。

 ボクはさっきよりも余裕を持ってそれを飛んで回避し、お返しに振り上げた爪先で男の顔を蹴り上げる。寸前で割り込ませた手もろとも後ろへと吹き飛び、男が地面を盛大に転がった。

 ボクは即座に男へと向かって駆けて馬乗りになり、短刀を振り下ろす。

 だけど、男に刃を掴んで止められた。

 

「はは、何で俺より速ぇんだよ」

「大人しく……死んで……!」

「速くはあるが、動きがトロいな(・・・・・・・)

 

 動きを止めた今こそ順転に変更し、呪具と男の動作を『未完成』にしようとしたが、それより先に男が下から脚を振り上げる。

 それよりも速く、後ろへと飛び退いて避けた。

 上からボクが退いた事で、男は起き上がってこちらを睨め付けてくる。

 順転と反転は同時に使えないから離れるしか無かった。

 あの身体能力は依然脅威だけど、もうこれで殺せる。

 頭がガンガン痛むけど、術式反転は止めない。

 今はボクの方が速い。

 

 ボクは地面を蹴って、男を超えた速度で動いて撹乱する。

 

 倒せなくてもいい。

 このまま時間を稼ぎ続けて、ここに縫い止めて、後は結界内に逃げ込めば男も入って来たとしても侵入が直ぐにバレて他の術師の増援も来る。

 男もそろそろ危険だと思うハズ。

 ボクは片手間で殺せない、と。

 

 

 

「……三分。まあ、頑張ったんじゃない?」

 

 

 

 けれど、男は余裕の笑みを顔に貼り付けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ×     ×     ×     ×

 

 

 

 

 

 

 俺――伏黒甚爾は、珍しく感心していた。

 ちょこまかと伏倉のガキが動く。

 俺より速いヤツなんて、最近じゃ中々見なかった。

 たしかに厄介だが、捉えようはある。

 時間稼ぎがしたいらしいが、この三分がオマエの限界だ。俺の足なら星漿体共には余裕で追いつくし、何ならオマエは最初から五条たちと行動すべきだった……五条と共にお互いの死角をカバーするよう動けば違った結果になったかもしれないのに……バカなやつ。

 あと一分とせず殺して、五条の方に行く。

 

 しかし、コイツ術式の扱いが上手いな。

 

 術式反転『翆』は、己を『未完成化』する。

 コイツの今の速さはその応用で、自身の行動速度を未完成化しているのだ。

 つまりは、限界が無い。

 だから、際限なく速度は成長していき俺を凌駕できた。このまま放置したら俺の視覚じゃ追いつけなくなるかもしれないが、その時はその時で殺し方を変えるだけだな。

 それに、その速度はいつまで保つ?

 術式対象である行動速度は上がり続けても、身体強度は変わっていないままだから、いずれは速度に肉体が追いつかず崩壊する……てかしてるだろうな。最低限の呪力強化はしていても限度はある。

 ただ、直ぐにヘバらない辺り、限界以上の速力で壊れた肉体を即時反転術式で治癒してるな。器用なもんだ……が、この場に至っては所詮俺に届くには二手くらい足りない。

 

 それに、さっきので順転と反転が並行して使えないのも分かった。

 術式反転依存の体捌きなら確実に仕留められる。

 

 

「無駄な努力だな」

 

 

 俺は肩の上の呪霊から鎖……特級呪具『万里ノ鎖』を取り出し、終端に同じく特級呪具『天逆鉾』を付けた。

 嬲り殺しだ。

 動き回るアイツに構わず、周囲を薙ぎ払うように鎖を駆る。先端では装備された『天逆鉾』が暴れ、アイツが仕掛けた『侵入対策の罠』もろともに木々や地面を斬り裂く。

 縦横無尽に奔る鎖の猛攻に、慌ててアイツが止まった。

 普段からその速度で走り慣れてないから、そこで止まっちまうんだよ。

 

「ほらな」

「ぐっ!?」

 

 鎖を操り、止まった瞬間の伏倉に『天逆鉾』を走らせた。

 結果は見事に命中、背中から深々と突き立った。

 よし、これならもう術式は機能しない――『天逆鉾』の効果は発動中の術式の強制解除。

 術式をかけられた俺に刺しても、発動中のアイツに刺しても同じように術式は止まる。流石に呪力操作までは影響外だから反転術式までは阻止できない……だからどうした?

 あとは鎖で絡めながら引き寄せて、頭を割れば終わりだ。反転術式は(あたま)で回す、なら潰しちまえば良いだけのこと。

 前回みたいにはいかねえ。

 術式を止めた状態で、確実に殺す!

 

「終いだ―――あ?」

 

 鎖で絡め取り、引き寄せながら刀を振りかぶって――俺は手を止めた。

 突如として、鎖で絡めていた筈の伏倉のガキが消え失せ、いつの間にかよく分からん造形の呪骸と入れ替わっていた。

 身代わりの術式……?

 

「……チッ、逃げられたか」

 

 何処へ消えたかはわからない。

 少なくとも、緊急脱出したって事は俺の襲撃を五条たちに伝えてる可能性がある。

 戦闘開始から四分経った現在、恐らくだがもうすぐアイツらは結界内にはもう入ってるだろうな。

 

 

 

 

「仕方ねえ、急いで殺るか」

 

 

 

 

 

 アイツが連絡する前に殺る。

 今頃は五条悟も『出来上がってる』だろうしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




二度目の敗北。

好きな地獄を選んでよ。

  • 夏油傑
  • 家入硝子
  • 五条悟
  • 夜蛾先生
  • 冥冥
  • 歌姫
  • 伏黒甚爾
  • 伏黒恵
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