フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く 1alternative   作:タラバ554

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2 展望

どーも、地球ぶらり旅を日帰りでしてるおじさんです。

いやー、ハリウッド面白いわ!

映画撮影してる所に忍び込んで色々写真撮ってるけど見てておもろい。(※世間一般でやっちゃダメな奴です)

特殊メイクとか特撮とかさぁ。すげーの。

まるで別人になるんだから見てて楽しい事、楽しい事。

 

まぁちょいちょい警備の人(?)に見つかって鬼ごっこするんだけどさ。

最近は警備の人の追っかける姿を写真に撮るのが楽しみなのよ。

SNSがある時代ならこの警備員コレクションをUPしたいわぁ。

 

後映画スタッフっぽい人と会話する様になったから本格的に英語勉強し始めた。

今まで海外に行かないタイプの人だったけど会話する機会多くなったから英語覚えておけば潰しが効くから覚えたいのよねー。

そんな訳で今日もハリウッドの撮影スタジオっぽい所の塀に腰かけて行きかう人達の写真撮りながらぼけーっと人を待つ。

暫くぼけっとしてると後ろから声を掛けられたので振り返れば、金髪碧眼の腹が出たおっさんが居た。

警備との鬼ごっこしてる俺を見てからちょいちょい話しかけてくるこのおっさん。

名前は知らんが現場に顔が効くらしく、一緒に居ると警備が追ってこないのよね。良い警備避けなんだわ。

 

『よう、ニンジャボーイ。今日も写真撮ってるのか?』

『ウン、今日モ。撮ル』

 

カタコトだが意思疎通出来ると会話は成り立つので色々と知らない事を教えてもらえる。

やっぱコミュニケーションって大事だわ。

 

『ウチのカミさんがサンドイッチ作ったんだが食わないか?』

『タベル!』

『OK、こっちだ。コーヒーとコーラ、どっちがいい?』

『コーラ』

『まだブラックは無理か?』

『ニガイ』

『HAHAHA! まだまだ子供だな!』

 

おっさんに着いて行ってバケット一杯のクラブサンドにかぶりつく。

おっさんの奥さんが作ったこのクラブサンドがまたうめぇんだ。

もりもりと食べてからコーラで飲み込む。おっさんと一緒にペロリと食いきったらどうやら現場にスタッフが来たみたいなので皆の写真を撮っていく。

 

『hei! ニンジャボーイ。今日はスタッフと鬼ごっこしないのか?』

『今日、オッサン、ハヤカッタ』

 

『何だ、ディブス。ボーイのスポーツを止めちまったのか? サムとボーイが何時まで逃げ切るか掛けてただろうに』

『結果の見えてる掛けはもう良いだろ。ボーイが逃げ切るに決まってら、こいつのスナップ見たか? ウチの警備スタッフ全員の顔があるんだぜ?』

『全員? おいおい、まさかサンダーの奴も?』

『おう、元シルバーのアイツもボーイの脚に追いつけなくて悔しがってたぜ』

『マジかよ』

『しかもコイツ、バック走でサンダーの写真まで綺麗に撮ってるんだぜ? 現像したのをサンダーに見せた時の顔と来たら……あの顔を俺が撮りたかったゼ!』

 

何かおっさんとヒゲのおっちゃんがワイワイやってら。会話が早くて聞き取れないのよね。

この辺はもうちょい会話に慣れたら聞き取れるんかな?

次々来るスタッフの写真を撮ってたらおっさんに呼ばれた。

 

何ぞ? と思って近づいたら何か渡された。

……剣? 刃渡りからブロードソードって奴?

 

『ニンジャボーイ、試しにソレを振るってみな!』

『オイオイ、素人にソードは危ないんじゃないか?』

『ニンジャボーイなら平気だろ。上手けりゃアクターとして使えるんじゃないか? アクターとしてなら警備の奴らも追わないだろうしよ』

『コレ、ナイ。ナニ?』

『うん? 無い? 取りあえず振ってみな。ホラ、アレだ』

 

何かおっさんが案山子っぽいのを指さしてる。アレを切れと? これ刃が無いんじゃが……。

うーん。取りあえず適当に振るえば良いか?

 

武器の重さが分からんかったので取り合えず手元の剣でお手玉して重さ確認。

重さの把握から一足飛びで案山子に踏み込んで根本から切り上げ、宙に舞った案山子本体に追撃を入れて3分割。

分割した胴体Aを蹴り上げて胴体Bとぶつけて粉砕してから、残った頭を手元の剣を投てきして串刺しに。

 

うん、やっぱ斬るのはキツイけど突きなら割と行けるな。

おっさんの方を見たら全員ぽかんとしてた。

……流石にやり過ぎたと思ったので剣を残してダッシュ!

 

『ゴメンナサイーーーー‼‼‼』

 

 

 

思わずワールドテレポートでオラリオに逃げちまった。

まぁ飯は食った後だしまたぶらぶらするか。

 

何というか……武器なんて久々に握ったな。

そう思っておじさん棒……もとい、如意金剛を取り出す。

ちょっとサイズの大きいハンマー。こいつに何度助けられたことか。

柄を50cm程に伸ばしてくるくると取り廻す。脳内BGMに合わせてハンマーを振るってダンスを踊る。

何となく一曲分踊ってすっきりしたと思ったら背中側から拍手が飛んで来た。

 

「えっ?」

 

思わず出た言葉に振り返ったらそこには……。




地球で遊びながらオラリオにも適宜行ってるおじさん(若)

ノリで踊ったおじさんを見ていたのは……?

何も考えて無いので誰か教えてください(土下座)
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