フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く 1alternative 作:タラバ554
ちまちま進めてはいますが体調戻って来るまでは投稿頻度駄々下がりっす
ぶっちゃけ話考える頭が働かない!
ヘスティアちゃんがインド系3人におじさんの状態を説明され泣いちゃったので抱きかかえてテーブルに着く。
あっ、この感じ前回と似ててちょっと懐かしい。……いや、ヘスティアちゃん胸デカすぎでは? 抱えづらいわ。
「えー、取り合えずヘスティアちゃんとソーマ君含め、眷属の皆に改めて説明するぞ。サラスヴァティーさんとガネーシャは都度補足してくれ」
「ああ」
「いいゾウ」
【トラベラー】からホワイトボードを取り出して説明をする。
別世界線の
繰り返されたその末に成し遂げた事。
成し遂げた結果として囚われていた世界線から抜け出し自分の元の世界線へ戻って来たであろうという推察も混ぜて説明した。
そしてこの世界線でサラスヴァティーさんと会ってからの事が、おじさん目線とサラスヴァティーさん目線で語られる。
◆◆◆◆◆
「とまあ、こんな感じかな。なのでこの姿はスキルで若く見せてるんじゃなくて本当に若いんだよね」
「ま、おじさんならそう言う事もあるか」
「おじ様ですからね」
妙に納得してるヴェルフ、リリちゃんコンビ。
「あの……私はそれより春姫殿の事を知りたいのですが」
「まぁまぁ命さん、おじさんは逃げませんから」
春姫ちゃんの事を知りたい命ちゃんとソレを宥めてるベル君。同僚達はそれぞれの反応をしているが概ね納得のご様子。
結局の所『戻って来た』って結果は一緒だからね。
「おじさん」
すっと手を上げるソーマ君。
「はい、ソーマ君」
「何をしに戻って来たんだ?」
「おい、ソーマ」
「ちょっとは空気を読むって事を覚えたんじゃなかったのかい?」
「相変わらずよね、ソーマは」
神全員から突っ込みを食らうソーマ君可哀そう。
「お前らうるさい。おじさんには助けられた身だ、必要なら今度は手を貸すし一緒にやりたい事が山ほどある。だが無理に誘っても本人の意思が無いなら意味が無い」
真剣な目のソーマ君がおじさんを見つめる。
「正直に言えば……寂しさからヘスティアちゃんに会いたいなと思っただけなんだ」
何だろう、改めて言うとこっぱずかしい。
「こっちのヘスティアちゃんには全然関係ない話になるけど、繰り返す度に勇気を貰ってたんだよね。毎回説明したんだぜ? 繰り返して経験を持ちこして、記憶を持ちこして色々抱え込んでる厄介な奴だって。それなのに『関係ないさ』『おじさんはおじさんだろう?』そう言って毎回身元が分からん上に最初から厄ネタってのが分かる俺を受け入れてさ……」
「当たり前じゃん、だって僕の
すかさず口を開くヘスティア。思わず笑みが零れる。
「そうそう、大体何時もこんな感じでね」
ヘスティアちゃんの頭を撫でればもっと撫でろとドヤ顔で腕を組む。そんな反応に眷属達は笑うし神はだろうなと苦笑する。
「だからかな、冒険者に成る時は大体何時もヘスティアちゃんとスタートを切ってるんだよね」
「なるほどね」
「まぁヘスティアは裏表が無いからな」
「偶に考え無しの猪突猛進な所もあるのが玉に瑕だゾゥ」
「君に言われたくないよ! ガネーシャ!」
「まぁまぁ、神様」
「ヘスティア様は何処でもこんな感じか」
「何でしょう、凄く想像出来ます」
「やはり善性なのでしょうね」
満場一致でヘスティアちゃんの善人っぷりが確定した所で、話を戻す。
「まぁ、寂しさからこっち来ただけだから何か目的があるって訳じゃないのよ。正直好きに生きようって思ったし……サラスヴァティーさんとかガネーシャから
「そっか……ボクとしては上げる事をお勧めするけど、
ニガイ顔をして見せるヘスティアちゃん。悪いね、コレばっかりは死生観が繰り返しで歪んだからどうしようもねぇや。
「あっ、でもだからと言って自ら死ぬような事はしないから。今までヘスティアちゃんの所以外だとロキちゃんとかフレイヤちゃんとかイシュタルちゃん辺りと一緒に活動した事もあったけどちゃんと最後まで足掻いて生きて来たし」
「ちょっとまて」
なんじゃいヘスティアちゃん。
「フレイヤやイシュタルはイヤだけどまぁ許す。けどロキって何!?」
「あー、そもそも引継ぎを渡した同存在のおじさんってロキちゃんの所で冒険者してたのよ」
「うっ……そういう事か、因みに他のは?」
他の……指折り数えながら思い出してみよう。
「えーっと、フレイヤちゃんの所はオラリオに来た瞬間を見られた時かな。いやー、アレは運が悪かった。その場にオッタル君居たから手も足も出なくてねぇ……結局無理矢理恩恵刻まれてスキルを色々とフレイヤちゃんに使うハメになったけど……最後の方は向こうがドツボにハマってたなぁ」
「……何か色々聞かない方が良さそうだね。イシュタルの方は?」
「んー、イシュタルちゃんとは割といい関係を築く事が多かったのと商売の足掛かりとして協力を仰ごうと思ってた時に向かったら……こう、パクっと。後は流れで」
「突っ込み辛いなぁ」
「その場に居ないのに想像出来るって凄いわね」
「ある意味何時も通りの二人の行動だな」
「通常運転からして濃い二人だから仕方がないゾゥ」
「お前に言われたらあの二人も立つ瀬がないな」
「ガネーシャには言われたくないわよね」
「君が言うかな?」
「三人とも酷いゾゥ!?」
全員でガネーシャに突っ込みを入れた所でサラスヴァティーさんが手を上げて質問してきた。
「因みにユースケのスキルを今後借りたいって言うのは駄目かしら?」
「おん? 脂肪系スキル?」
「それもだけど、あの魔法とかも合わせて協力して貰いたいなーって」
魔法って……オラリオで要る???
「俺が出来るのって極端な話、移動と荷物運びと健康管理だぞ? オラリオの活動で要るか?」
「サラスヴァティー……もし君がおじさんをアレに巻き込もうとするなら……」
「あー、別にそういうつもりじゃないけど。そうね、聞かなかった事にして」
何かヘスティアちゃんが
◆◆◆◆◆
何か変な空気になったのを休憩を挟む事で払拭して流れを戻す。
「さて、話を戻すけど今後はおじさん、Lv上げを目指して週2日位で活動していきます」
「まあ概ねの方針としては良いんじゃないか? 私の作った酒に関しても助言が貰えるんだろう?」
「勿論。身体は若いけど中身は変わって無いからバッチリ(?)酒は飲める」
「そうか、楽しみだ」
「ソーマの酒かぁ……久しく飲んでないゾゥ」
「私も飲んでないわね、新しく立ち上げた会社で売ってるのは知ってるけど品薄だし数も絞ってるでしょ? 中々手に入らないのよね」
「
以前のソーマ君のやり方だと薄利多売は向かないし、価格設定何かは商売人任せだったからね。今はおじさんが建てた会社でカクテルとして売ってる。
「何か色々途中だった事業があるからソコに手を付けるのもアリかな……イシュタルちゃんの所で性産業のテコ入れとか……」
「さっきからイシュタルを『ちゃん』呼びしてる所とか気になる所は一杯あるんだけど! 兎も角、直ぐに恩恵を刻もうぜ! おじさんはある意味ボクの第一眷属なんだし!」
「正確には眷属二号で予約眷属一号ってのが正解だけど」
「あげ足を取らない!」
「へーい」
下手な事を言えば不機嫌になりそうなのでさっさと恩恵を刻もうとヘスティアちゃんと共に席を立つ。
「そんじゃ、ちょっと恩恵起こして貰ってくるわ」
「ああ」
「いってらっしゃい、ユースケ」
「そうだヘスティア」
「ん? 何だい、ガネーシャ」
「頑張れ‼‼‼‼」
「???」
良い笑顔で親指を立てるガネーシャに首を傾げながら部屋を出ていくヘスティアとユースケを見送りながらガネーシャと話す。
「さて、ヘスティアはちゃんと受け止められるかしら?」
「大丈夫だろう、仮にもアイツの主神なんだから」
「だがLv5だぞ? 最近売り出し中のリトル・ルーキーのファミリアとは言えやっかみは発生するだろうな」
「む、そんなに上がってるのか?」
「ん? ソーマは魂の感知である程度解ってるんじゃないのか?」
「いや、今はアイツの影響で種族が完全に人間になってるからソコまでは分からん」
「「ちょっと待て」」
「
「それは神に戻す事も出来るのか?」
「……どうなんだろうな。私は人の身で酒が造れるならそれで良いと思ってたが……戻せるのか?」
ソーマの余りにあんまりな回答に呆れてしまう。
「あんた、昔からそうだけどもうちょっと自分の身は顧みなさい」
「不変ではなくなってるのか?」
「いや、その辺りは残して貰って
「……何かもう何でもありね」
「うぅむ……やはりアレの件で協力を求めたいゾゥ……」
「なんじゃこりゃーーーーーー!」