従兄ちゃんはおしまい!   作:ただのコマチ

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どうも。
みはりのお暇とか風邪の話はカットします。どうせ歩夢ちゃんが甘やかして終わりそうなので…

※そろそろ歩夢ちゃんの詳細設定?を載せようと思ってます。
 下手ながらも頑張って絵も描いたので待っててくださいお願いします。


歩夢と邂逅

「あ…あっ……みはり…それは、ダメッ」

「うふふ……お兄ちゃん、ここが弱いんだ………ほらっ、ほらほらっ!」

…真尋……みはり……

「そんな……っ……やだっ…出る…出ちゃう〜〜〜ッ」

……なんでただのゲームでこんな風になるの…?

 

 

「じゃあ約束通り、お使いお願いね。駅前のスーパーまで!」

「うぬぬぬぬぬ…」

「お釣りでお菓子買ってもいいよ〜?」

「子供か!」

結局、揉めていた「お使いは誰がいくのか」争いは真尋に決まったらしい。最近は真尋が家事を手伝ってくれることも増えたし、朝も早起きの習慣がついてきたと思う。真尋が自立する日も近いんじゃないだろうか。

…ただひとつ不安が残る。

…真尋、ひとりで大丈夫かな…

「…い………行ってくるぅ…」

「…いってらっしゃい」

「がんばって〜!」

 

 

「お兄ちゃんもだんだん外に慣れてきたみたいね」

「うん…そうなんだけど、大丈夫かな…」ソワソワ

「…(…やっぱりお兄ちゃんに甘すぎるんじゃないかしら…)」

なんか真尋が近所の犬に吠えられてびっくりしたあたりから不安なんだよね…家を出る時も震えてたし…

今日は土曜日だから駅前のスーパーはかなり混んでると思うし……やっぱり真尋には少し荷が重いんじゃ……

「でも、最近はお手伝いも少しだけしてくれるようになったし、この調子なら社会復帰も遠くないんじゃない?」

「…まあ、確かにそうだけど…」

…やっぱり心配になる…

「みはり…やっぱり私も行ってくるね…」

「…はいはい、いってらっしゃい」

ガチャリ

 

「…やっぱりふゆにぃは過保護ね…」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

スーパーに行く理由は真尋が心配なだけじゃない。

真尋に渡したメモに卵と牛乳を書き忘れていたのだ。

…いや、うっかり書き忘れたわけじゃない。真尋が出かけた後に買わないといけないことに気づいただけ。断じてうっかり忘れたわけじゃない。うん。

 

考え事をしていると、周りが見えにくくなってしまう。曲がり角で誰かにぶつかってしまった。

「あっ、ごめんなさい…って、かえでさん」

「ありゃ、歩夢ちゃん?」

制服姿のかえでさんだった。

…ぶつかってからすぐ離れたけど、顔に柔らかい感触があったのは謝った方がいいのかな……

まあ女の子同士だしいいか。

 

「お久しぶりです」

「久しぶりだね〜。歩夢ちゃんはどうしたの?」

「真尋がお使いに行ってくれたんですけど、メモに書き忘れがありまして…」

「あらー、なるほどね〜」

「そういうかえでさんは?…部活ですか?」

「そうだよー☆今からもみじ…私の妹と一緒に帰ろうかなーって」

「そういえば前に言ってましたね」

「そうそう。お母さんももみじにお使い頼んだって言ってたから、もしかしたらまひろちゃんと一緒にいるかもね☆」

「…もみじさんって優しくて頼りになったりします?」

「え?…多分、そうだと思うよ?」

「それなら安心です。真尋ひとりだと、ちょっと心配で…」

「あはは、過保護だね〜」

 

……

 

 

〈その頃の真尋〉

「(見知らぬ少年に泣きついてしまった…)」

「それで、何買うの?」

「え…えと…メモが……」

 

・ネギ←色がくっきり分かれてるの

・豚肉←安めでオッケー

・にんじん←上から見て芯がギュッと詰まってるの

(その他etc)

 

「いや細かっ⁉︎過保護‼︎」

「……嬉しいような怖いような…」

 

……

 

 

「…外出にも抵抗感がなくなってきて、同じくらいの友だちもできて…今までの真尋じゃ考えられないです」

「…今までどんな生活してたの?」

「…起きてくるのはいつも昼頃、家事も手伝わず自分の部屋に引きこもってゲーム三昧、運動もロクにできず今では上体を腹筋で起こすことすらできない様で…」

「いやほんとにどうして⁉︎」

「あー…(ちょっと話し過ぎたかな……よし、今ここでなにかでっちあげよう。後でふたりと共有しとけばいいかな?)…真尋は、その、身体が弱くて。運動もあまりできなくて、必然的にゲームにのめり込んでいって…最近は少しずつ体力もついてきたんです」

「…そうだったんだね」

「(よしいけた)」

「まひろちゃんも色々あるんだね〜(…あれ、これ歩夢ちゃんも訳アリ?…従妹って言ってたし、引き取ったって感じなんだろうけど……聞かない方がいいのかな…)」

「…ところで、今もみじさんがどこに居るか分かってるんですよね?」

「…あ」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「もしもし?うん、今スーパーの前。友達と一緒ー」

「(友達…)」

「おっいたいた、もみじ〜」

「やっぱり真尋もいた〜」

「か、かえでちゃん⁉︎歩夢⁉︎」

「えっ、お姉ちゃんの知り合い?」

「お姉ちゃん⁉︎」

真尋…そんな驚いて疲れないか?

前にかえでさんが妹がいるとは言ってたけど…あんまし似てない……いや、目元とか似てるような…

「…妹?……女の子⁉︎」

おい。確かにボーイッシュだけども…まあ初見でなんの情報も無かったら私も間違えそう…ごめんねもみじさん。

「そんなに男っぽいかなぁ…」

「せめてスカートにすればいいのに」

「帽子外すだけでも結構変わると思いますよ」

かえでさんがさっき外したけど、結構印象変わったと思うし。

「よ……よかったぁ………」

「…どしたの?」

「…さぁ…?」

 

 

「…お姉ちゃん、今更だけどこの子だれ?」

「「「あっ」」」

そういえば自己紹介してなかった




もみじの回かと思いきやほぼかえでさん回。
かえでさんとの絡みはこれで終わらせるつもりはないです。
歩夢ちゃんと個人個人との絡みは拙い文章力で頑張って一話使って書きたいと思ってます。

歩夢ちゃんと一対一で絡むなら、緒山家以外で誰との絡みが見たいですか?

  • 穂月もみじ
  • 穂月かえで
  • 桜花あさひ
  • 室崎みよ
  • 天川なゆた
  • 吾妻ちとせ
  • 桜田ゆうと
  • 千川みなと
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