従兄ちゃんはおしまい!   作:ただのコマチ

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どうも。
ゆっくりですけどなんとか続いてます。



歩夢と初めての休日

…小さかった頃は、土日が嬉しかったっけ…

 

学校に通い始めて最初の土曜日がきた。

真尋もいつもより長く寝ている中で、私は普段通り起きてしまった。癖って恐ろしいね。

朝ごはん作っても冷めちゃいそうだし、外れたボタンを付けたりして時間を潰すしかあるまい。

 

 

「おはよ〜……早いね」

「おはよう」

読書してたらみはりが起きてきた。

ちょうどキリのいいところでよかったよ。

「真尋はまだ寝ちゃってる?」

「うん…お兄ちゃんもちゃんと学校頑張ったし、今日ぐらいはいいかもね」

「そうだよね〜」

真尋は頑張ったと思う。不健康な引きこもりから、早起きして、学校に行って……感動だよね…

「…(ふゆにぃちょっと泣いてる…)」

「あっごめんね…すぐ朝ごはん作るから…」

「あっうん」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おあよー…」

「うそ⁉︎お兄ちゃんが起きてる⁉︎」

「おい‼︎」

あらら、真尋も早起きするクセがついちゃったね。

「おはよう真尋。朝ごはんできてるよ〜」

「おー。たくっ…みはりめ、人を不健康みたいに言いやがって…」

「それ事実じゃない?」

「歩夢も敵か⁉︎」

いやだって事実だし…

 

 

 

 

そういえば、真尋はかえでさんが来ること知ってるのかな…?

みはりはー…うん、伝えないね。真尋は知らない。きっとそう。

休みの日にかえでさんが来るってことは、多分もみじさんも来るよね。今日はかえでさんにお昼ご飯任せていいみたいだし……一応お勉強しようかな…

宿題は疎かにできない。溜めこんじゃったらまずいもんね…真尋にもちゃんとするように…

いやもみじさんに任せればいいや。そうしよう。

 

でも真尋けっこう記憶力あるみたいだし…逆にもみじさんが教わることになったりして。ははは。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「今日は一歩も外に出ないぞ〜〜」

寝転び方がしっかり女の子なのを言わないのは優しさだよね。

 

ピーンポーン

 

「おっ、来た来た」

 

「やっほーみはり☆」

「こんにちはー」

「やっぱりもみじさんも来た」

「…ふゆめちゃんもしかして昨日から予想してた?」

「さあどうだか」

「ほんとにすごいね〜」

「あはは…まひろちゃん居ますか?」

「もちろん!ヒマそうにしてるよ〜」

なんだかもみじさんに引かれた気がする。私そんなにヤバい人かな…これくらいは普通だと思うんだけどな……

うーん、考えても仕方ない気がする。

まあ予想とか想定とか、その辺はどうしても個人差になってくるし…人から見たら私ってヤバいのかな…

 

「あ、待ってる間、ゲームでもする?」

「…それよりまひろちゃん。ちゃんと宿題やってる?」

 

「…!?」

「もみじさんもみじさん、真尋はこういうの溜め込んじゃうタイプなの」

「来週提出だからけっこう危ないよ。まひろちゃん勉強も遅れてるだろうし…」

「えっあっあっ…ッ」

「今日は一緒にがんばろっ!」

「ッ……歩夢ッ!」

「頑張って!真尋!」

「…ァ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まずは数学から片付けよっか」

「(あ…悪夢だ……)…あのー…写させていただくわけには…」

「だーめ!」

「心苦しいけどだめ」

「だよねー…」

真尋に頼られるのはウェルカムだし、できるだけ助けてあげたいけど……さすがに勉強は自分でしてほしいな。

そうじゃないと、テストで困っちゃうだろうし…

「えーっと……教科書の問3から………ん?」

 

思えばこういう基礎の計算も久しぶりである。

懐かしいなー…移項ミス、計算ミス、文字間違い……うっ頭が…

せっかくもう一度やるんだし、今度はこういうミスはしたくない。ブランクもあるわけだし、最初はちゃんと確認しながらだよね。

「数学ってやだよね…エックスとか出てきてさぁ」

「そう?私はまあまあできるよ〜」

とっても単純なミスさえしなければけっこうできるのだ。前も計算ミスは無くせなかったな…

「いいなぁ〜…あ、ほらほら。手が止まってるよ」

「へ?あー…いやー……」

「…もうできちゃったか」

「……うん」

「ほんとに全部解けてる……」

どうやら真尋はちゃんと覚えてたらしい。

まあ、久しぶりと言っても中1の数学だもんね…真尋も前はちゃんと勉強してたみたいだし、これくらいは楽々か〜。

 

…なんかテストで寝てそう…

 

「なんでなんで⁉︎」

「えっ⁉︎あー…お姉ちゃんに勉強見てもらってて〜」

「…そっかぁ、お姉さんハカセだもんね…」

「あ、あはは…」

ハカセ…というよりは……マッドサイエンティスト?

あんなふざけゲフンゲフンおかしンッン常識的には考えつかない薬を作っちゃうくらいだし…

「あ、もみじ、そこ違うよ」

「…へ?」

「ほれ、こっちマイナスでしょ」

「あわわわ…」

あらら、ほんとに立場逆転しちゃったよ…

立場逆転…

真尋が…もみじさんの上……いいかも。

 

そういう主従強弱逆転シチュもまた良い。

だいたいお酒で受けが豹変したりするんだよね。

まあ見られるのは成人してからだけど。

お酒…一夜の過ち…責任……閃いた。

 

ニマニマ…グヘヘ

 

「…やっぱり歩夢ちゃんって…」

「…うん、言ってやるな…」

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「「ごちそうさま〜」」

さすがのかえでさんである。

作ってくれたご飯はとってもおいしかった。

「満足満足…」

「ありがとうございました」

「いいのいいの☆みんなごきげんそうでよかったよ」

「宿題も早く終わったしね…」

「え〜〜〜っ、宿題してたのぉ?」

「撫でるな〜!」

やっぱりみはりはシスコンッンンブラコンだね。

いや…別にシスコンって言い方でもいいのか?

真尋は…どっち?

最近は妹感が強くなってきたけど、しっかりお兄ちゃんもしてるわけだし…

 

うん、どっちでもいいや。

 

「定期テスト楽しみかも…」ムフフ…

「⁉︎…だ、大丈夫⁉︎病院行く⁉︎」

「真尋風邪でもひいちゃった?」

「……」






問題! 歩夢ちゃんとCP組むのは?

  • 穂月もみじ
  • 穂月かえで
  • 桜花あさひ
  • 室崎みよ
  • 天川なゆた
  • 桜田ゆうと
  • 千川みなと
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