メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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第45話

クライング・ウルフを撃破し、無事任務を完了した俺達。ただ今回の事でBB部隊が使っている武装が俺の知っているのとかなり性能差が違っていたんだ。

これだけの性能…フルアップグレードした俺達の武装ではかなり違う。

 

鹵獲したレールガンは一度オタコンとミラーに見て貰う事にした。

 

まあ…その事で千束とたきなに説明する必要があるけど。

 

 

そして俺達は喫茶リコリコに戻り、ミカさん達が俺達の帰投を出迎えてくれた。

 

「皆。ご苦労だったな…大変だったろう」

 

「ううん、何とか大丈夫だったよ」

 

「はい、ただ…フキさんが今回…」

 

俺達は今回暴走してしまったフキの方を見て、フキは顔をそらした。

あんまり言われたくないってのは思ってるだろうが。今回ばかりはちょっと仕方ない。

 

DAを取り戻す為とは言え…今回はちょっと無茶が多すぎた。

 

だがいつまでもこんな事じゃこいつは命を落とす。そう思った俺はミカさんの方を向くと、ミカさんも俺の目線に気付き小さく頷く。

 

これで良し…あとはミカさんに任せよう。

 

でもまあこっちの問題が…ねぇ。俺は一度千束とたきなの方を向くと同時に千束とたきなが俺の両腕を捕まえる。

 

「さあ~進一君♪」

 

「早速説明会と開きましょう」

 

っとそう言って俺を連れて休憩所へと連れて行かれる…。ちょっとは休ませて~~~!?

 

その様子にミズキさんはと言うと…。

 

 

 

 

「この色ボケビッチ共が!!!」

 

 

 

 

っとそう呟く。

 

「いやそこ関係ありませんから」

 

ミズキさんの言葉をヒバナが言ったのは言うまでも無かった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

 

俺が千束とたきなに連れて行かれ、3時間程説明をして何とか納得してもらった。

…否、若干納得していない様子も見られると言うべきか…。

 

そりゃあ千束とたきなから見ると、別組織のメタルオブサーガが俺達に支援してくれているフィランソロピーと共に動いているのが気がかりだからな。

お陰で大変だった。

 

「ふぅ…」

 

「お疲れだったね」

 

っとミカさんがカウンターでウイスキーを飲んでいて、俺は苦笑いしてしまう。

 

「ええまあ…、千束達にどう説明するのも大変です。まあこっちはともかくそっちはどうでしかた?」

 

「ああ、フキには少しばかり控える様に言っておいた。だがあの様子はかなり来ている様だな…」

 

「それだけDAを復興させたいという思いが強いって事か…」

 

「うん…だがそれで君の任務に支障が出てしまった…すまない」

 

ミカさんはフキの不始末の事に頭を下げて来た。いやもうやめてくれってミカさん…あなたが謝ってもあいつの為にはならない。

 

「ミカさん。あなたが謝られても困りますって…」

 

「だがフキは私が言う事には忠実だ。私が言ったらあの子はちゃんと言う事を聞くぞ」

 

「(…あいつ本当にミカさんには甘い奴だな)」

 

そう思いつつ、俺は今日疲れたから家に戻ってチャドと遊んだ後寝るとした。

 

 

 

そして翌日、いつも通りに出勤してきた際、俺はミカさん達がニュースを見ていたのに気づき、俺もそれを見ると昨夜の沖縄のニュースが出ていた。

 

『こちら沖縄の空き地前です。何やら周辺一帯に爆発した跡が複数あり…』

 

「…クリーナーは無理でしたか」

 

「あれだけ暴れたらいくらクリーナーでも防ぐ事は出来ない。それに隠蔽工作もラジアータが無ければ出来ない…」

 

「こりゃあこの後動きづらくなりそうよ?」

 

ミズキさんが俺の方を見ながら言い、俺は苦笑いしつつニュースを見る。

 

余り思いたくもないが、とうとう世にこのニュースが流れてしまったか…。DAがもう存在してないとはいえこれだけのニュースが一気にバラまかれた…。

これは終息にはかなりの時間を要するだろうな…。

 

でも過ぎてしまった事を考えても仕方ない。

 

今はメタルギアを破壊する為に情報収集をしよう。仕事をしながらな。

 

そして数日が経った頃、俺が新しいメニューの事を考えていた時だ。たきなが俺にある物を出して来たのだ。

 

「進一さん。実は新しいメニューを考えて来たんですが…」

 

「え?たきなが新メニューを? 一体どんなもの?」

 

「おっ?アタシも見たいな~♪」

 

「…ちょっとは見ておくか。たきなのメニューがどんな物か」

 

するとミズキさんだけじゃなくフキ達もたきなの新メニューがどんな物か見に来た。

あれからフキは落ち着きを取り戻し、いつも通りの作業をしている。確かにミカさんの言う通りフキはミカさんの言葉には従うようだな。

 

始めからそうしたらいいものを…。まあいいか、さてさて…一体どんな物だ~?

 

 

ドンッ!!

 

 

すると目の前に…○○○が載ったチョコパフェが俺達の前に置かれてきた…。こ…これは…!

 

「これが私が考えた【ホットチョコパフィ】です!」

 

「なっ…」

 

「うっ…」

 

「がっ…」

 

「はっ…」

 

「いっ…」

 

自慢そうに言うたきなのホットチョコパフィは紛れもなくあれ…いや、言っては駄目だ…これは明らかに駄目な奴だ!

俺は勿論ミズキさんとフキ、サクラにヒバナは冷や汗を流しながら騒然としている。

その中でエリカは真顔のまま真っ白になっている。これを見て衝撃が隠せなかったのだろうな…。

 

すると千束がやって来る。

 

「グッドモー…何これ?」

 

「私が考えた新作のパフェです!」

 

「え?進一君が考えた奴じゃなく? これってどう見てもう──」

 

「「バカッ!!!」」

 

っとフキとサクラが慌てて千束の口元を手で抑えて、俺は手を顔に持ってため息を出す。

 

「千束?」

 

たきなは千束が言い出した事に聞き直して来た。いや…これ絶対言えない…うん、絶対に言えない…。

 

「う、うん…良いんじゃないかな?」

 

千束はフキとサクラが自分が言おうとしたのを止めたのに気づいて、少し言いずらそうにしながらも言う。

 

「良かったです! 進一さん!今後このパフェを出しましょう!」

 

「お、おう…分かった」

 

たきなは嬉しそうにしながらその場を去って、ホットチョコパフィの材料を買いに行った。

その様子を見た俺はフキを呼ぶ。

 

「フキ…ちょっと」

 

「…何だ?」

 

「今後の経理…お前に任すわ」

 

「…ああ、任せろ」

 

一応フキに経理を任せた俺、無論たきなを信用してない訳じゃない。ただこの様子だとズレている所が今後起きる可能性が低くはないと感じ、俺はフキに任せる事にする。

さて…どうなる事やら。

 

そしてホットチョコパフィを出したその日にかなり売りまくって、中には写真を撮る者もいた。

 

更にこのパフェが人気を呼ぶ事となり、喫茶リコリコは繫盛していた。

 

うわ~…凄い事になったな…。まさかこんだけ売れる事になるとは…。

でもこの調子で行けば確かに赤字は解消されるのは間違いない。でも…たきながこのパフェの秘密を知ったらどうなるのだろう…。

 

ちょっと心配になって来たな…。

 

その後順調に経営は上手く行き、赤字から黒字になって経営危機から脱した。その後マンションに忘れ物をしてしまった俺は一度マンションに戻ると意外な人物が…。

 

「よう…お邪魔してるぜ」

 

そう…その人物は今リキッドと手を結んでいる筈の真島だったのだ。

 

って言うか…よくここが分かったな。

 

 

 

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