メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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本日2回目の投稿です。


第54話

クルミからの情報を貰った俺は一緒にいる千束とたきな、そしてフキ達を呼びだして真島の隠れ家に向かう事にした。

 

実は俺がクルミに頼んだのは真島のアジトを見つけて欲しい事だったんだ。

 

前回あいつは無断で俺のマンションに来たからな。そのお陰で俺は隠れ家に移り住む事になった。

だから今回は俺があいつのアジトに逆訪問しに行くんだ

 

その際俺はスニーキングスーツじゃなく、普通の野戦服を着込む事にした。

しかもその野戦服はフルアップグレートしている物で、スーツ同様治癒機能も備わっている。

色は黒の野戦服を着込んだ。

 

 

 

 

 

※野戦服のモチーフはMGS5:TPPのヴェノム・スネークの野戦服を現代的な装備でアレンジした物です。

 

 

 

 

 

「あれ?進一君スニーキングスーツじゃないんだ」

 

「ああ、今回はこっちにする。何もない訳じゃないけど…今回はこっちだ」

 

そう言ってるとフキ達が俺達の元に到着した。

 

車はフキ達がこっちに来た際に乗って来たフキが俺のSUVを使って来て、もう一台は以前俺がレイジング・レイブンを皆から引き離す際に使ったあのスポーツカーだ。

スポーツカーにはエリカが運転して降りて来る。

 

「撫川君。持って来たよ」

 

「すまない。それじゃあ出発だ。たきな、そっちの運転頼む」

 

「分かりました」

 

「ええ~~~!!私が運転したかったのに~~~~!!」

 

「うるせぇ」

 

駄々こねる千束をすぐに黙らせるフキ、俺はスポーツカーに乗り、千束は頬を膨らませながら俺のスポーツカーの隣に乗って来る。

 

たきなが俺のSUVの運転席に座り、フキが助手席に座って、サクラたちが後部座席に座って出発した。

 

一時間後、俺達は真島の隠れ家である場所に辿り着く。

そこは港で、偽装された貨物船が置かれている。真島は此処を根城にしてたみたいだな。

 

車から降りて俺はオペレーターを取り出して弾を確認し、千束達も銃のチャンバーを確認する。

 

確認した俺達は頷いて貨物船の元に行き、警戒しながら進む。

 

あいつの居る場所…多分船長室だと思うな。

 

船長室らしき部屋に到着した俺達は一度千束達を見る。千束達も俺の方を見て頷き、それと同時に俺達はドアを突き破って突入する。

辺りを警戒する俺達…だが奴は何処にもいない。

 

「…既に捨てていたか」

 

「チッ!あの野郎…!」

 

「何すか…!意外と腰抜けな奴等っすね!!」

 

 

 

『誰が腰抜けだこら?』

 

 

 

っと後ろに真島の声が聞こえて来て、俺達は咄嗟に後ろを振り返りながら構える。

 

すると大画面モニターに真島の映像が映し出されてる。

 

『よう…リコリス共。それにお前もいたのか? 確か…』

 

「撫川進一。任務時のコードネームはエクシード・スネークだ。好きに呼べ真島」

 

『おうよ…ならそう呼ばせてもらうぜスネーク。ところでわざわざここに来たのは何の用だ? 生憎だが俺は用心深くてな…そこはもう捨てたぞ』

 

「前回お前は俺のマンションに来たろう? だからその逆訪問をしに来たんだが…無駄足だったか?」

 

俺の返答に真島は笑みを浮かばせながら言う。

 

『い~や…むしろ歓迎するぜ…。そうじゃねえとバランスがとれねぇからな』

 

「(バランスかトランスかどうでもいいけど…)…真島、お前に少し質問がある…お前ならリキッドの居場所を知っているよな?」

 

『…クククク! ハハハ…!簡単に教えると思ったか? だが俺はあいつの事が少しばかり嫌いだ…。常に上から目線だからな~…ちょっとぐらいならいいか』

 

真島は笑った後に教えてくれると思ったが、案の定リキッドの情報は教えてくれない。だがあいつは少しだけ情報を教えてくれるみたいだ。

 

「おい何を!」

 

「フキ、今は黙ってろ」

 

『フッ…、それで…何が聞きてえんだ?』

 

「…奴は何処まで計画を進ませているんだ? 俺達が警戒している【愛国者達】の計画だ」

 

俺の話を聞いたフキ達は愛国者達の単語を聞きながら顔を見合い、千束とたきなはそれに思わず息を飲む。

 

『ああ~…あれならもう最終段階って所まで来てるらしいぜ…。どうやらお前等が思ってる以上に早く動いてるみてぇだ…。あと解析とやらも終わりの所まで来てるみたいだぞ』

 

「チッ…リキッドめ」

 

真島の話を聞いた俺は思わず舌打ちをして拳を握る。

あの野郎…もうそんな所まで行ってるのか。こっちはどれだけ探しても見つからないっと言うのに、あいつは何故そう易々と探れるんだ!?

 

『まあヒントはここまで…、あともう少しでそっちにヤベェのが行くぞ~。5秒ぐらいだが』

 

「な、何!?」

 

その言葉に俺は思わず銃を構えると同時に壁から何かが突き破って来て、それに俺達は構えながら慌てて振り向くと、そこには機械の身体を纏った人物が立っていた。

両腕にはマシンガンとブレードが装備されて、脚部は何やらスマートな義足の様な物。

 

そして顔はマスクの様なヘルメットを被っている為、顔が視認できない。

 

あの見た目…まるで【サイボーグ兵士】じゃないか!

 

そう思っていると奴は俺の方を見て突っ込んで来て、それに俺は思わず後ろに飛んでかわす。

だが奴はサイボーグ特徴の素早い動きで俺との間合いを詰めて俺に向かって蹴り、それをかわしきれず俺はまともに貰ってしまい吹き飛ばされて、壁ごと吹っ飛びながら外に飛ばされる。

 

「いっつ…!」

 

外に蹴り飛ばされ、港の方に倒れる俺は腹を押さえながら立ち上がる。

 

やっぱりサイボーグの蹴りはマジ痛い…! 服の治癒機能が上手く働いているがこれが長く続く訳じゃないぞ!

 

そう思っているとさっきの野郎が俺を追いかけて来て、外までやって来やがった!

 

「進一君!!!」

 

「進一さん!!!」

 

『さ~て…そいつはあの野郎が作ったって言う【サイボーグ戦士】らしいぜ。そいつから生き残れたらまた会おうぜとあいつに伝えてくれ。リコリス共』

 

そう言って真島は通信を切り、フキが慌てて真島を見る。

 

「おい待て真島!!!」

 

「くっそ!何すかあいつは!!?」

 

「それよりも撫川君が!!」

 

エリカがそう言って見ながら千束達は空いた壁から外に出て、俺の方を見る。

 

くっ…!こんな展開は本当に予想外だぜ!こうなったらもうガチでやるしかない!

俺は端末を操作して、スポーツカーのフロントボンネットを開け、そこからある物が射出される。

 

それを受けとる俺は奴に向けて構える。

 

俺が受け取ったのは【P90】だ。フルアップグレートされている物で、バレルが延長、それを少し補うハンドガードらしきものが装備され、それによりフォアグリップの装着を可能としている。

 

念の為に無限バンダナを巻いているから何とかなるが、これがあいつに通用するか分からない。

 

でも駄目押しでもやって見るか!

 

そう思いながら俺は奴と向き合い、P90を構えながら走るのだった。

 

 

 

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