メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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第65話

「…っ、ぅ~…こ、ここは?」

 

スクリーミング・マンティスによって意識を失っていた私は目を覚ますと、ある場所に居たの。

 

そこは四角い空間の場所…、でも何故か未来的な部屋って感じがする。

しかもここよく見ると牢獄の様な感じの檻があり、私はその中に居たの。

 

すると隣に誰かが居るのに気づき、私は横を見るとたきなが一緒に居て気を失ってた。

 

「たきな!たきな!!」

 

「ぅ…ち、千束?」

 

たきなは私の問いかけに起きて目を覚まし、私と同じように辺りを見渡す。

 

「ここ…何処ですか?」

 

「分かんない…、何処だろう?」

 

私達は此処が何処だかさっぱり分かんない。手元を調べて見ると武器はなく、おまけに通信機も取られちゃってる。

これじゃあ連絡も取れない。

 

でもそれだけじゃなかった。

 

私達の服装がいつもと違ってたの、それは戦闘用のスーツじゃなく白いワンピースを着てた。

 

え?どう言う事これ? 私達いつの間に着替えたの?

 

 

 

「驚いたか?」

 

 

 

突然の問いかけにより、私達は思わずその方を見る。

するとそこには白髭のお爺さんが居た。

 

って言うかこの人って!!

 

「アンタ確かオセロットって言うガンマン!?」

 

「ほう~…私を知っているか。なら話は早い、お前たちはエクシード・スネークをおびき寄せる囮役として役立って貰うぞ」

 

「何を~!!」

 

この私達を囮だと~~!? こんにゃろ~~~!私達を囮なんて100年早いってんだ!!

今すぐこの牢屋から抜け出してやるからね!

 

「おっと、無闇に檻に触ろうとすると…」

 

私が檻に触れた時にオセロットがある事を言うとしたの、すると突如強力な電流が私に流れ込んできたの!?

 

強力な電流によって私は手を離し、後ろに倒れこんでしまう。

 

「ぶはっ!!」

 

「千束!!大丈夫ですか!?」

 

「だ、大丈夫…。な、何今の…?」

 

「見ての通りだ。折に触れた瞬間、強烈な電流が流れる仕組みになっている。逃げ出そうと思わない事だ」

 

キィ~~~~!!ムカつく~~~!!折角抜け出して対策を取ろうと思ったのに!

オセロットは気ままにリボルバーを回してるし~~~!!!

 

「そうだな…ちょっと時間があるから話でもしようか。お前たちはあのエクシード・スネーク…撫川進一をどれくらい知っている」

 

「何ですか?急に…」

 

「おうおう!聞いて驚け! 彼は私達とは違う組織の凄腕エージェント! しかも強い人だ!! あ!ひかえひかえーい!」

 

私は堂々とした態度でオセロットに言いつける。これで怯む奴じゃないって分かってるけど、一応攻撃程度の威嚇はしておくべき!

 

「ちょっと千束! そんな無駄な事をする必要がありますか!?」

 

「ちょいちょいちょいちょい!!今良い所なのに!?」

 

もう~~空気読んでよたきな!これじゃああいつになんの威嚇もならないじゃん!

 

するとオセロットが何故か小さく笑い始めて、それに私とたきなが見る。

え?何…? 何がおかしいの?

 

「フフフ…、どうやらお前たちは表面上の奴しか見ていない様だな」

 

「何よ!どう言う事よ!」

 

「あなたは進一さんの何を知っていると言うのですか?」

 

たきながオセロットにそう言った所で、オセロットはリボルバーを回すのをやめた。

そして私達の方を見てこういったの。

 

 

 

 

「知っているか? 奴はこの世では存在しない男で、別の世界からやって来た人間だと言う事を…」

 

 

 

 

その言葉を聞いた瞬間、私とたきなは思わず言葉を失い、騒然としたのは言うまでもなかった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

メタルギア・ゼロが海に向かう中で、俺達はハンヴィーの中で武器を整えていた。

俺はLMGをリロードし直し、完了した際にフキ達が俺の車で来なかった事を問う。

 

「そう言えばお前等俺の車はどうした? 乗ってこなかったのか?」

 

「あ、その…撫川君。落ち着いて聞いてくれる?」

 

エリカが気まずそうにしながら俺を見て来るから、それに俺は首を傾げながら聞いた。

 

そしてエリカから聞いた話で、頭を抱え込んでしまった~~~!!!

 

「マ~~~~ジ~~~~か~~~~!!! スポーツカーに続いてSUVもかよ~~~~~~!!!」

 

「ごめんなさい!! 本当にごめんなさい…!!」

 

エリカは申し訳ない気持ちになりながら頭を何度も下げている。

 

…エリカよ、そこまで頭を下げなくても良いんだ。

悪いのは俺の車を吹っ飛ばしたあいつ等だ!必ず一発ぶん殴ってやる!!

 

「おい撫川、つまらんジョークを言っている所申し訳ねぇが」

 

「ジョークだと…!」

 

俺はフキの言った言葉に思わず拳を握り潰してしまうが、そんな事を気にしないフキは言い続ける。

 

「お目当ての奴が見えたぞ」

 

フキの言葉に俺は外を見ると、メタルギア・ゼロが見えて来て、海のすぐ近くまで迫っている。

もし潜られたりしたらこっちの攻撃方法はない。

 

残念ながらロケランじゃあ海には届かない上に通用しない。

 

俺は運転している戦闘スタッフに言う。

 

「おい!スピードを上げろ! メタルギアを逃がす訳には行かない!」

 

「了解しました!しっかり掴まって下さい!」

 

戦闘スタッフは俺の言葉を聞いてアクセルを踏み、スピードを上げた。

 

待ってろよ…リキッド! やられた借りは倍にして返してやる!

 

 

 

 




いよいよ千束とたきなは進一の真相を知る事となります。

徐々に知って行くでしょう。
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