アウターヘイブンへと侵入する為、カタパルトから射出された俺達。
同時に同じ場所に到着する場所だと思っていたが。
「あっ!!」
「うわわわわ!!先輩!!私等違う場所に飛ばされてます!!」
「分かってるーーー!!!」
俺とは違う場所に飛ばされてしまうメリル達、一方俺はジョニーとエドにジョナサンの3人と同じ場所に飛ばされ、場所は違うがそこに辿り着く。
射出されて床に叩きつけられる俺達、痛みに耐えながら俺は何とか膝立ちで起き上がりながら、深呼吸する。
「すぅ~…はぁ~…。実際スネークはこれだけ痛い思いをしたんだな…」
っと俺はそう呟きながらもM4カスタム【ダットサイト/M203グレネードランチャー/フラッシュライト/レーザーサイト装備】を持ち、辺りを警戒する。
ここがアウターヘイブン…、あのMGS4でのステージに登場した場所。今俺はそこに立っているんだな。
見る所科学技術は俺達の所より遥に進んでいる。よくこんなのを作り上げたな。
すると俺の体内通信から無線が入る。
俺はそれに出ると、メリルが通信につながる。
『進一?私よ…』
「メリル? 今何処に?」
『船内に入れる場所に近くに居るけど…。前とは違って何とか受け身を取れてたわ』
「へぇー、俺は初めてだから受け身は取れなかったけど」
俺は冗談的な台詞をメリルに言う、するとメリルはこう言った。
『そう?足は痛めたの?それとも腕の骨を折ったとか?』
「いや、そこまでじゃないけど。無傷だよ」
『あらそう。面白くないわ』
メリルは俺が無事だったことに、何やら面白くもない様子だった。
笑えないっての。
「おいおい…、それよりもそっちにフキとサクラは?」
『ちょっと待って…。いたわ、2人とも着地の衝撃でまだ動けないわ…』
「そうか…分かった。2人が動けるまでメリルは2人に付いてくれるか?」
『分かった…っ!?進一!合流が遅れ…キャア!!!』
「メリル!!?」
突如メリルからの通信が途絶え、それに何度も返答をする俺、おいおい…マジかよ!この展開あれと一緒じゃないか!
敵に捕まってスクリーミング・マンティスに操られるってパターン! メリルもついてないなおい!
俺がそう思っていると、後ろから足音がして。俺は即座に後ろに銃を構える。
すると視界にジョニー達がやって来て、ジョニーが両手を上げながら声を上げる。
「わわわわ!!待って待って!!俺達だよ!!」
「お前等か…。無事だったみたいだな」
「何とかな。ところで隊長が見えないが何処だ?」
「さっき通信で別の場所に降り立ってしまったらしく、運悪く敵の襲撃を合ってしまった様だ。もしかしたら敵に捕まった可能性もある」
「またか…」
エドとジョナサンは呟く中、ジョニーは慌てく様子が見られる。
「不味い不味い! 早くメリルを助けに行かないと!!」
「落ち着け小僧! このまま進めば必ず会える事は間違いない」
「随分と冷静だなエド…。よし、それじゃあ行こう」
俺が行こうとした時、丁度ウルフとそれに乗っていたメタルギアMk.4が来た。
「オタコン…」
「待たせたね進一」
俺達がそう話していると、一発の銃弾が飛んで来て、近くの床に当たる。
それに俺達は身を隠し、のぞき見すると天狗兵とヘイブン・トルーパーの混合部隊がやって来た。
リキッドめ…、ここで俺達を殲滅する気だな?
だがそうはいかない。千束達とまた再会する為にお前たちは此処で排除する予定だしな。
「皆良いか? 敵を排除しつつ前進し、侵入口を探す。恐らく水密ドアが進入路だと思うが…」
「そこに違いないさ、兄ちゃん…俺達が援護するから行きな」
「ああ、我々に任せろ!」
エドとジョナサンは【XM8】を取り出して構え、俺はそれに頷く。
「分かった。ところでジョニーはどうする?」
「連れて行ってくれ。ここに居ても大して変わらん」
「分かった。行くぞジョニー!」
「あ!ちょっと待って!!」
俺は走り出して、ジョニーは俺を追いかける様な形で走り出す。
ウルフもMk.4を乗せたまま俺達の後を追いかけるのだった。
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私とたきながまだ檻の中にいる頃でも、外の様子を見る事が出来る。
檻の中にはモニターがあるからね…。
「…進一君。無茶しないで」
「…進一さん」
私とたきなはその事を呟くとあの時の事を思い出してしまう…。あのオセロットのが言った言葉に…。
♢♦♢♦
オセロットのあり得ない言葉、私とたきなはそれに唖然とするも。私は思わず笑いがでしまう。
「あは…あはははは…! 何よそれ…!笑えない冗談! 進一君が違う世界の人? それも別世界?訳わかめ何ですけど!」
「これには私も同感です! それにあなたは進一さんを何も知らない筈です!」
「それはお前たちも知らないだろう。あいつはお前たちに秘密を教えた事があるか? そして今まで聞いた事があるか?」
その言葉を聞いた途端、私達は思わず口が止まってしまった。
そう言えば…進一君の事、私達は何も聞いていない…。それ所か私達…何も知ろうとしなかった…。
いつも通り過ごして、いつも通りお店をやって、いつも通り笑っていた感じがあったけど。エージェントだって事は聞いて驚いた事はあった、でもそれ以上の事は…気にもしなかったな。
進一君…貴方は一体何…? オセロットの言っている事って本当なの?
その様子見ているオセロットは手に持っているリボルバーをホルスターにしまいながら言った。
「フン、まあよい…。今後お前たちがエクシード・スネークをどう思うかは私の知った事ではない」
そう言い残して、この部屋から出て行った。その様子を私達は見てなかったけど…。
♢♦♢♦
私がその事を思い出しながら考えていると、たきなが私に話しかけて来る。
「…千束、少しだけ良いですか?」
「え?どうしたの?」
「…進一さんにあの事を聞くんですか?」
たきなが私に聞いて来たのは、やっぱりその事だった。たきなは気にし出したら止まらないからなね…。
でもそのことには私も同じだ。気にはしてるんだけど…ちょっとだけ怖い感じがするの。
理由は自分でも分からない、だけど知ったからには聞いた方が良いのかな?
…分かっているけど。
「千束?」
「…うん、分かってるよたきな。進一君には聞くつもりだよ、あの事が本当なのか」
ここを抜けたら…進一君に聞くつもりだよ。あの言葉が本当なのか。
だから進一君…無茶しないでね!