リコリコの休日、ハワイに来てから休みが無かったから今日は千束とたきな、そしてエリカの3人と共にGT-Rでショッピングモールに向かっていた。
ハワイのショッピングモールは日本より大きく、人も賑わっていて混雑している。
それでも全く問題はない俺達、駐車場にGT-Rを止めて出る。
「おお~、流石ハワイのショッピングモールだ。とてもデカい…」
「日本とは大違いだ! それじゃあ行こう~!」
そう言って千束は先に進んで行き、たきなとエリカは千束の後を追いかける。
俺は多少苦笑いしつつ、千束達の後を追う。
そしてショッピングモールに入ると、かなりの店舗があって、どれも賑わっている。
千束達は目的の物を手に入れようとある店に向かう中で、俺はこのショッピングモールに来た目的を改めて確認する。
俺が来た理由…それは新しい上着が欲しい為だ。
最近身体の筋肉が付いてきて、上着がきつくなってきたんだ。別に筋トレはしてないけど、ザ・ボスとの訓練で身体付きが徐々に強くなってきたのが理由かな。
まあそのお陰か俺のCQCも格段に上昇したのは言うまでもないがね…。
そして千束とたきなもザ・ボスの指導でCQCを身に着けた。でも動体視力の高い千束でさえもザ・ボスのCQCには全く及ばない。
それだけザ・ボスの強さが証明している。
とまあ雑談はこれ位にして、俺は自分の服を身に行こうとした時だ。
千束に腕を腕を掴まれて止められてしまう。
「ちょっと進一君。待ってよ」
「え?どうしたんだ?」
「まずは私達のを選んで欲しいの。ほら行こう!」
千束に引っ張られる俺、まあ選ぶのであれば別にどうって事は無い。
そんな風に考えていると、着いた先に俺は思わず目が飛び出てしまう程驚いてしまった!
何とそこは女性用のランジェリーショップだったのだ!!って言うか何考えてんだお前!!
「待て待て!! 何で俺を此処に連れて来る!!?」
「か!勘違いしない!! ここは私とたきなにエリカが入る場所!!進一君を入らせる訳ないじゃない!! ちゃんと選んで欲しい所はこっちなの!!」
っと千束が指差すと、その方向は女性の服であった。
あ、な~んだ…そっちか…。一瞬下着を選んで欲しいって思ったよ。
よく考えればたきなとは違って千束はそっちの方はしっかりしていたよな、俺とした事が…。
まあ気持ちを切り替えて、俺は千束達の服装を見る事になった。
「進一君、どうかなこれ?」
「進一さん、私はどうですか?」
「えっと…進一君、どう?」
千束達は可愛らしい服装を選んで来て、赤いイメージが千束、青いイメージがたきな、ピンクのイメージがエリカって事になるだろうな…。いや、エリカは若干黄色か?う~ん…こればかりは迷うな~。
「あ、進一君考えてるでしょ? 女の子がこんな可愛い服を着てるのに、失礼だよ」
俺が迷っているのを見て、千束は膨れた顔になる。
「ですが一度に選ぶのはやはり無理がありませんか? 1人1人見て貰った方が効率がいいかと…」
「う~ん…私もそう思うんだけど、一度に見せた方が手っ取り早い…って感じ?」
「そ、そう言う事なのか…?」
千束の言葉にちょっと戸惑うエリカに対し、呆れ返るたきな。
俺は少々苦笑いしながらそれを見ていて、まあ今の感想を述べる。
「ま、まあ千束にたきな、エリカも似合っているぞ。それを買うのか?」
「うん、まあね。それじゃあ買って来るね!」
そう言って一度着替えて、その服を買いに行く千束達、俺は千束達が買い終えるのを待つ。
そして千束達が買い終えて、俺の元に戻って来る。
「お待たせ進一君。はいこれ持って待っててくれる?」
っと俺に荷物を持って、千束達はランジェリーショップへと入って行った。
でもまさか本当に選ぶと思ってしまったよ、あの時は…。
俺は少々ため息を吐き、近くのベンチに座ってスマホを取って、ゲームをするのであった。
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千束視点
「ねえたきな、ちょっと聞いて良い?」
「何ですか?」
下着を選んでいる時、私はたきなにある事を聞く。
「最近さ…、……
「……やっぱり千束も思ってますか」
たきなは若干言いづらい感じになりながらも、同じような感じで言って来る。
やっぱりね!やっぱりそうだよね!なんか最近キツいんだよね! ジョイさんの指導で最近柔軟体操を始めてその影響か分からないんだけど、胸が徐々にきつくなってるの!
変だよね!?柔軟だよ!? 別にストレッチしてるだけなのにね! もしかしてあの訓練が影響してる訳なの!?
「…これ、進一君に報告しておく?」
「いえ、これは報告しない方が良いと思います。変に誤解を招く恐れがありますので」
「だよね~…」
「ねえ、2人で何話してるの?」
おっと!ここでエリカさんが私達が話してるのを見て声を掛けて来ました、まずいまずい!これってあんまりお話する訳に行かないよね!
「おほほほ!何でもないのよ~!」
「千束、逆に怪しいです」
「(…一体何だろう? ものすごく気になる…)」
そんな事を私達は知る由もなく、私達は気になる下着を買って、進一君の所に戻って行く。
千束視点終了
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俺がスマホをいじっていると、千束達が買い物を終えて俺の所に戻って来た。
「お待たせ、進一君」
「おう、それじゃあ次はパフェにでも寄るか。今日は俺が奢るよ」
「おお~~!!そう来なくっちゃ!」
そう言って俺達は近くの喫茶店に行き、3人はスペシャルパフェを頼んだ。俺は珈琲だけどね。
そして最後の目的に俺は上着を適当に購入し、千束達を連れてホームに戻るのだった。