メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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遅れて申し訳ありません。
自分の掃除の疎かの結果でPCを壊してしまって、遅れてしまいました。

こればかりは自分の一生の恥です…。


番外編 その6

ハワイ・スピードレーシングが始まり、俺は北原の後ろについて相手の出方を見る。

解説のエドワードが興奮しながら言う。

 

『さあ~始まったぜ!!!ハワイ・スピードレーシングが!!! 参加者の車がスピードを飛ばしながら加速していくぜ!!! ちなみに、このレースをもっと盛り上げる為に、専用のドローンが後方に飛んでくるぞ!!』

 

エドワードの言葉と同時に俺たちの車の背後に高速ドローンが後方に付く。

 

『その専用ドローンは時速300キロまで走らせる事が出来る優れものだ! どんな時でも中継する事が出来るからよ!見逃さないからな!! さあ~くそ野郎共!!男はド派手に転び!女は華麗に滑って綺麗なケツをみせ────』

 

 

 

バシィッ!!!!

 

 

 

突如エドワードの頭部に強烈なハリセンが直撃して、エドワードは頭に大きなたんこぶを残しながら気絶した。

エドワードを叩いたのは茶髪のポニーテールの女性キャスターで、息を切らしながらハリセンを握っていた。

 

『もう!!いい加減にしてください!! スタッフさん!エドワードさんを追い出して!! ゴホン!えー…大変失礼いたしました。エドワードさんに代わって、この私【ステファニー・クリシオン】が実況いたします!

さあ!レースが始まり、まず最初の緩い勾配のあるヒルクライムとダウンヒル! 10台のマシンが爆音を響かせながら走ります!!』

 

…とまあおふざけの様な展開はあったが、一応俺は北原の後ろを見ながら様子を見ていた。

 

やはりレース経験があるのか、車体のバランスが良い…安定している。

 

これは…楽しいレースになりそうだ。

 

同時に北原もその事を思っていた。

 

「…っ(撫川君…だったわね、アタシの後ろに付いているって言うのに一向に追い抜いてこない。こっち動きを相当観察しているわね、でもそう簡単に攻略は出来ないよ!レースってのはそんなに甘いものじゃないの!)」

 

そう思いながら北原はアクセルを踏み、スピードを上げて俺から少しだけ離れていく。

 

おうおう…アルファロメオは軽量で後輪ミッドシップでありながらパワーもあるじゃんか、なら少しだけ挨拶でもしておこうかな!

 

俺はそう思いながらアクセルを踏み、スピードを上げながら北原の横を追い抜く、それを見た北原は思わず横を見る。

 

「(なっ!もう…!?やっぱりGT-Rは速い!)」

 

「(悪いな!ここは貰うぜ!)」

 

北原が驚く様子を見ながら俺は前に出て、八潮の背後に付いた。

それを見た北原は驚きつつも、俺が抜いたことに逆に関心していた。

 

「(速い…、抜いた後も車体が全く乱れてないし、ブレてもいない。いい腕してるじゃん…まるでカナタみたい!)」

 

そう思ってることを知る由もない俺は前方の八潮に集中する。

 

「さあ…どう攻めるかな」

 

『もっとガンガン攻めろ進一、お前ならもっと行けるぞ』

 

「ああもちろんだ!……………………………え?」

 

誰かの言葉に思わず俺は横を見ると、助手席にはブレードウルフがいて、それには俺を思わず驚いた。

 

「はぁあああああっ!!!?なんでお前が此処にいるんだ!?!?」

 

『すまん。どうも特等席からこのレースを観戦したくてな。ステルス迷彩を使って密かに忍び込み、助手席に座らせてもらった』

 

「お!お前な!!!」

 

俺はウルフに怒鳴りつつ、すぐに千束達に報告をする。

そしてピットでは、俺の報告を聞いた千束達は驚きを隠せないでいた。

 

「ええ~~~!!ウルフがそこにいるの!?」

 

「どうしてそんな所に?」

 

「どおりでさっきから見つからないと思った…」

 

「おいおい…もし関係者に見つかったら、俺たちの存在を知られるぞ」

 

「…進一君、どうかブレードウルフを見つからない様に頼む」

 

『了解…』

 

その事を言って俺が通信を切り、ピットにいるミラーとミカは思わず頭を悩ませる。

 

「おいおい…勘弁してくれ」

 

「だが過ぎてしまったことに悔やんでも仕方ない。何とか進一君にはウルフを見つからせない様に注意させると同時に、我々も何とか対応しなくてはな」

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

一方殺し屋の方では、L96A1を構えていて、先頭車両のランボルギーニと後方のフェラーリを確認する。

 

「(…レースを楽しんでいる所悪いな。標的の邪魔になる為…お前たちは退場してもらう…)」

 

っと殺し屋は標的以外の人物を攻撃しようとし、殺し屋は選手のタイヤを狙い始めた。

 

バシュッ。

 

「うん? うわああああああああああああ!!!」

 

先頭を走っていたランボルギーニがタイヤを撃たれてパンクし、その場でスピンして壁に激突してしまう。

 

「なんだ!?」

 

後方のフェラーリが突然ランボルギーニがスピンして壁に激突してしまったことに驚く、するとまたしても突然。

 

バシュッ。

 

「ん!?うあああああ!!!!!!」

 

またしても妙な音がして、フェラーリがスピンしながら壁に激突してしまった。

 

 

『おーっと!!どうした事でしょう!? 何もないコースで先頭の2台が突如スピンして壁に激突!! これは完全にクラッシュしてしまい、復帰は困難!!!』

 

 

実況のステファニーがそれを言ってすぐにスタッフが救助に向かった。

だが悲劇はこれだけでは終わらなかった。

 

「うわああああああああ!!!」

 

「きゃああああああああああ!!!」

 

別の2台であるマスタングとダッチ・バイパーがスピンし、壁に激突してしまってクラッシュする。

 

それを後方で見ていたアウディに乗るブライアンが驚く表情をする。

 

「おいおいいったい何が起こったんだよ!?」

 

そうブライアンが驚いていると。

 

バシュッ。

 

「へ?ぎゃああああああああ!!!!」

 

アウディのタイヤがパンクし、アウディが壁に激突し、それを見たコルベットのジャクソンが驚く。

 

「っ!?(何が起こった!?)」

 

バシュッ。

 

「ぐっ!!!!」

 

コルベットのタイヤも突如パンクし、ハンドルを上手く切ろうとしても制御出来ず。そのまま壁に激突してしまった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして俺たち達があるポイントまで行くと、相葉が壁に激突している参加者達の様子を見て驚く。

 

「何だ!?どうなってんだ!?」

 

相葉が驚く中、ウルフのセンサーが反応する。

 

『っ!!!進一!!数キロ先のビルの屋上からライフルセンサーが反応した!!』

 

「何?!」

 

それを聞いた俺は思わずアクセルを踏み、八潮を抜かした次に相葉をも抜かす。

 

「なっ!」

 

「ここで行くのかよ!?」

 

二人が驚く中で、俺が前に出た次の瞬間だった。

 

 

カキン!!

 

 

タイヤに何かが直撃し、R34のモニターにある映像が映し出される。

 

『警告!右フロントタイヤに銃弾が直撃。損傷軽微、修復の時間約2分』

 

銃弾だと!?いったい何処から!でも今はミラー達に報告するしかない!

 

「こちら進一!!ピット!!」

 

そして先ほどの事を話して、それを聞いた千束達は驚く。

 

「ええ!?」

 

「銃弾ですって!?」

 

「進一君は大丈夫なの!?」

 

『俺は無事だ。こいつは防弾で出来ているからな。それよりもミラー!場所はウルフが特定したから、だれかそっちに人を送ってくれ!!』

 

「よし任せろ! ここは──」

 

「私たちが行く」

 

っとフキがその事を聞いてのりだしてきて、それに千束が振り向く。

 

「フキ?フキ達が行くの?」

 

「私とヒバナはこの服の下にスーツを着込んでいるから問題ない。それにお前らその恰好じゃ動けないだろう」

 

「そうそう、ここはアタシとフキに任せて!」

 

そう言ってフキとヒバナはピットクルーの服を脱いで、戦闘用の服に着替える。戦闘用の服とは言え目立たない服である為、問題はない物。

 

フキとヒバナはピットから飛び出し、すぐに現場へと向かった。

そしてミラーが俺に無線で言う。

 

「進一!!今フキとヒバナが現場に向かった! そっちはそっちで何とか対応してくれ!」

 

『分かった!』

 

ミラーの言葉に俺は従い、これ以上被害が出るのを抑えるため、何とか相葉達の前に出続けるのであった。

 

 

 

しかしレースがこんな事になるなんて、誰が予想したんだ?

 

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