レースを楽しんでいる時に、突如弾丸が車に直撃し、それに俺は急遽ミラー達に連絡を入れ、それに対処する為フキとヒバナが向かうことになった。
それにしてもブライアン達の方がひどいな…、壁に激突しては車が酷い状態だ。でも幸いブライアン達は無事の様だ。
しかしいったい誰がこの様な事をしたんだ。許せないな…。
そして狙撃した殺し屋はと言うと、338ラプア・マグダムで撃ったにも関わらず、撃った弾が弾かれた事に驚きを隠せないでいた。
「直撃したのに無傷…?! まさか防弾か!?」
殺し屋はそれを確認した後、すぐにスマホを取り出し、ある人物に連絡をする。
ある人物に連絡はすぐに繋がり、その人物は出る。
『俺だ。どうした?』
「ターゲットの車両に問題がある。ターゲットの車両は防弾!338ラプア・マグナムじゃだめだ!」
『よし分かった。その車両は俺が何とかする。お前は残りの参加者を排除しろ』
「分かった」
そう言って殺し屋はL96A1を構え、相葉達を狙おうとしたが、逆に進一の妨害によって狙えなかった。
「くそっ、あいつめ…邪魔をしやがって」
「そこまでだ」
「っ!!!」
っと別の声が聞こえて、殺し屋が後ろを振り向こうとした途端、頭に銃が突きつけられてしまう。
その殺し屋に銃を突きつけたのは、フキとヒバナであった。
「お前か? このレースを妨害していた奴は」
「おかげでこのレースが楽しくなくなりそうじゃない。どうするのよ?」
「くっ!かくなる上は…!!」
すると殺し屋は口の中をごみごみとし、それを見たヒバナはフキに言う。
「フキ!そいつ口の中で何かしようとしてる!!」
「なっ!テメェ!!」
フキが殺し屋の口を取り押さえようとすると、その殺し屋は口から血を吐き、その場で倒れてしまう。
それを見たフキとヒバナはそれを見て唖然とし、フキは殺し屋の口の中を見る。
「…即死系の毒か、クソッ!!!情報を吐く前に死にやがって!!」
「でもまだ情報が残ってるはず。調べよう」
そう言ってフキとヒバナは死んだ殺し屋から情報を得る為に調べて、その殺し屋の中からスマホを見つけ、それを取り出して調べるのだった。
一方俺はと言うと、あれから銃撃が飛んで来ない事を見て、どうやらフキ達が上手くやった様だな。
「後は何事もなければいいがな…」
『ん?進一、後ろから何か来るぞ』
ウルフの言葉に俺は思わずバックミラーを見る、すると北原の後ろから速い車が一台やってくるのが見える。
それは黒のフェラーリで、そのタイプは『フェラーリ 360』だった。
その車両を見て俺は思わず目を細める。
「(何だ? あのフェラーリ…このレースの参加者じゃなさそうだが)」
俺がそう思っていると、そのフェラーリのボンネットが二つに割れて、そこからミニガンが露出し、それを見た俺は目を見開き、同時に相場と八潮に北原は驚く。
「えええええっ!!!!?」
「何だありゃ!!?」
「避けろ!!!」
相葉の掛け声と同時に八潮と北原は避けて、そのフェラーリ360のミニガンのバレルが回転して、銃弾が火を噴く。
その銃弾は俺のR34に直撃するも、防弾によって弾かれていき、フェラーリは近づく様に加速してくる。
相手がミニガンをぶっ放してきた事に俺は冷静で対応する。
「クルミ!!映像妨害は!?」
『既にしてる。一応だが会場は混乱状態だぞ』
クルミの言葉通り、会場の方は混乱状態になっていた。
司会のステファニーはどういう事なのか、頭が混乱状態になっている。
『ええ?! 一体何がどうなってるんですか!? 突然映像が消えてしまいました!?それに僅かながら何か銃らしき物も見えましたが…』
カチャッ…。
『え…?』
ステファニーに頭に突然銃が突きつけられ、それにステファニーは横を見ると、先ほどハリセンで叩かれたエドワードが銃を構えていたのだ。
『エ、エドワードさん…?いったい何を…?』
『黙れステファニー…。今から俺が司会復帰だ。死にたくなければ黙りな』
『ひぃ!!は…はい!!』
ステファニーは思わず後ろに下がってしまい、エドワードは笑みを浮かばせながらそこに座る。
『よう会場の連中共! たった今からこのレースは最悪のデスレースに切り替わるぜ!!! 今から各コースには爆弾らしき物があるからよ!!それに踏むとドカーン!って爆発するぜ~!死にたくなければ全速で飛ばしな!!』
それを聞いた会場の皆は大混乱を見舞われていた。
ピットにいる千束達は呆れた様子で見る。
「ちょいちょいちょい…。せっかくのレースだって言うのにそれは無いでしょう」
「仕方ない。千束、たきな。お前たちはあの実況席の男を捕らえるんだ。あとはミラーに引き渡せばいい」
「え?なんで先生?」
「ミラーがすべて片付けてくれるからだ」
「全て俺に丸投げか?全く…まあいいだろう。おい、お前たちは周辺に怪しい物がないか調べろ、見つけたらすぐに報告し、対処しろ」
「「「了解」」」
マザーベースのスタッフはミラーの言葉に従って行動し始め、そしてミラーはミカの方を向いて言う。
「ミカ、千束とたきなが向かう中で、エリカとサクラにはどのような役割を?」
「エリカとサクラには私たちの警護についてもらう。万が一の事を考えての事だ」
「分かった」
「それじゃあ千束、たきな。頼んだぞ」
「はいはい~了解」
「分かりました」
そう言って千束とたきなは服を着替えに行き、動きなれたスーツを着て、実況席の方へと向かった。
そしてミラーは俺の方に通信を行う。
『進一!お前はそいつを何とかするんだ!こっちの方はこっちで何とかする!!』
「分かった!!ウルフ! お前は先に行って爆発物を排除しろ!俺は後ろの奴を何とかする!!」
『了解した!』
そう言ってウルフはステルス迷彩を起動させて、窓から飛び出していく。
すると車体が少しばかり軽くなり、それを見た俺は思わず見る。
「ありゃ?まさかウルフの重量が結構来てたのか? まあいいや…それじゃあ行くぜ!!!」
そう言って俺はアクセルを踏んで加速し、それを見たフェラーリ360のドライバー…殺し屋が歯をかみしめてアクセルを踏み、俺を追いかけていった。
当然その様子を背後で見ていた相葉達は唖然とする。
「おいおい…相葉、あいつ…」
「ああ…(本当にあれが…、
そう思いながら相葉は俺を見るのであった。
その言葉は俺の考えを的中させる人物であることに、俺は知るのであった。
はい、もう完全にレースじゃありませんねwww
感想を待っています。