メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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久しぶりにこの作品の番外編を作ります。そしてこの作品の番外編の2を更新です。


番外編2 その1

俺達リコリコ一行はハワイからの仕事を終え、日本へと帰って来て、再び喫茶リコリコを営業している。

リコリコに帰って来たことは当然常連客達から盛大な歓迎を受け、俺達はそれに嬉しかった…。これだけ愛されているなんて、リコリコって本当に和む場所だったんだな。

 

そして俺はと言うと…。

 

あるサーキット場、コースを走るトヨタ・86、そしてトヨタ・86はエアロパーツにターボチャージャー、足回りを調整されたチューニングカーでサーキットを走り、その性能を確かめていた。

勿論それを運転するのはこの俺…撫川進一だ!

 

「おお~…これは良いね~。GT-RやNSXとはまた違う感じだ。あれは6気筒エンジンだからかな?こっちは4気筒だからそれだけ違うって事か」

 

『おーい!進一君! 楽しんでるところ悪いんだけど、ちゃんとテストしてる~?』

 

っと無線から千束の声がして来て、俺はそれに答える。

 

「おう、ちゃんとテストしてるぞー」

 

『ホントに~?進一君は何かとサボる所があるからな~』

 

『千束、進一さんに失礼です。それにサボりなのは千束の方でしょう?』

 

『ちょいちょい!たきなも何言ってるの!!』

 

千束が何やら愚痴ってると、それに注意するたきな。あっ、たきなも一緒に来てたのか。まあ当然か、このマザーベースでのサーキット場なら。

 

そう…今俺が居るのは異空間にあるマザーベースのサーキット場。

 

実はミラーがこの車と千束達のC-HRを調整を頼んだ際、このサーキット場をも作った様なんだ。全くあいつは…何でもかんでも作るな?

まあそのお陰か、この86のテストをする事が出来るんだけどね。

 

そう思いながら俺は一度このサーキットのピットに戻り、そこで待っていた千束達の下に行く。丁度そこにはミラーとオタコン、そしてミカさんが居た。

 

「進一、調子は良さそうだな?」

 

「ああ、かなり良い」

 

「史浩って言う人からのエアロパーツもかなり良いみたいだね。街乗りにはちょっと向かないけど、日本で活動するには申し分ないよ」

 

「だが私からすれば、進一君にはまたSUVに乗って欲しいと、私は思ってる」

 

ミラーとオタコンがそう言う中で、ミカさんが俺があの戦いで破壊された車の事を考えている様だ。

まあ~確かに俺もあれの方が街中で動きやすいし、荷物もかなり詰めるから良いんだよね~。

 

しかしそれはフキ達が乗っていて、更にはリキッドの兵士達によって破壊されてしまったからな~…。どうしたらいいか。

 

そう俺が思っていると、足元に仔月光が俺のズボンを引っ張っていた。

 

俺はそれに思わず下を見る。

 

「ん?どうした?」

 

「どうやら仔月光が見せたいものがあるみたいだな?」

 

俺が仔月光の方を見て、それにミラーが続いて言う。

 

そう言うと仔月光がある方へと進み、そして俺に「こっちこっち!」と手を振る。見せたい物…一体なんだろうな?

 

まあいい…、なら見に行こう。

 

俺達は仔月光が誘う所に向かい、仔月光がある場所に辿り着き、俺はその場所とある物を見て思わず驚く。

 

「なっ!」

 

「これは…!」

 

「ああ~~~~!!! 進一君のバイクに車だ!!」

 

千束が叫んだ通り、そこにあったのはかつて最後の戦いで破壊され、放棄されたはずの俺のバイク…VMAXにSUVだ。しかもご丁寧にNSXまである…。

俺達を連れて来た仔月光は他の仔月光たちの所に行き、ジャジャーンとするかのように見せている。

 

バイクは恐らくアウターヘイブンからだろうけど、車等は一体何処から回収したんだよ?

 

「車は恐らく回収班が回収したと聞いているが、修理は出来ないほど破壊されたと聞いたが…」

 

「もしかして、仔月光が密かに修理をしていたのかな?」

 

ミラーとオタコンが仔月光たちの大群を見ていい、仔月光たちは胸を張るかの様にして頷く。

 

ははは…、これはまたすごいなおい…。

でもまあいいか、これはこれでまた使い道が出来る。

 

「まあ、街乗りはまたこのSUVを使う事にしよう。86は良い車だけど、街乗りにはちょっと向かないな」

 

「なんせ競技用の車だからな。それにその車はボディを装甲版にしているし、タイヤも防弾性と耐火性に優れた物を使用しているから、任務に向いている側だ。こっちの方が良いだろう」

 

「よし!またよろしく頼むぞ?」

 

俺はそう言ってかつての愛車たちを撫でるのだった。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

そして次の日、俺達はいつも通りに店を開いていると、エリカが俺達に問いかけて来た。

 

「ねえ、進一君達は昨日何処で何してたの?」

 

「え?」

 

っとエリカの問いに俺は勿論の事、千束とたきなもその事に思わず固まってしまう。

異空間のマザーベースに行ってた何てこと、絶対に言えない…。

 

千束とたきなは俺の秘密を知ったから良いものの、ミズキさんやクルミ、フキ達にはまだこの事は言っていない。

 

あんまりデカい事は言いづらいな…。

 

「えっと…ちょっとお出かけだ!」

 

「そうそう!私達でちょっとね!?」

 

「そう、私も行きたかったな~」

 

「そ、そうか…(どうしよう…、エリカたちには日頃感謝しているかな…)」

 

ちょっとばかし困ったな…、クルミ達やフキ達には俺の正体を語るべきかちょっとお悩み所だ、ミカさんは知っているから良いとして、どうしよう…。

 

そう思っていると、クルミが押し入れから出て来た。

 

「おい、何やらお前等当てに依頼が来たぞ~」

 

「依頼? どんな依頼だ」

 

「それがどうもDAがらみの様な感じのだ」

 

っとその事に思わず俺達は耳を傾け、フキが一番に乗り出して来た。

 

「おい!それ本当か!?」

 

「ああ、しかもその依頼元がどうも“リリベル”からだ」

 

「リリベル!? そうだ…あいつ等もいたな」

 

ミカさんは何やら思い出したかのような感じで言う。そう言えば居たなそんな奴等…、でも今はDAも存在しないからどうして今更…。

そう思った俺はクルミに改めて問う。

 

「クルミ、その内容はどんな感じだ?」

 

「それが一言で「来い」との事だ。しかも進一、お前をご指名だぞ?」

 

その事に千束達は俺の方を見る。俺をご指名…?こりゃあまた難儀な事だ。まあいい…俺をご指名だって言うなら行こうじゃないか。

 

「よし…、クルミ、その場所は?」

 

「場所は〇〇の地下駐車場、しかも廃墟となった所だ」

 

廃墟の地下駐車場…そこにリリベルが居るって事か、よく今までバレずにすんでいたな?

 

なら拝ませてもらおうか、今のリリベルの様子とやらを…。

 

っとそう思いながら俺はスニーキングスーツを用意し、千束達と共にその場所へと向かうのだった。

 

そこで俺は“意外な人物達”とそこで出会うなんて、俺はその時思いもしなかった。

 

 

 

 




次回、進一に取って意外な人物達の対面です。本当に意外な人物達です。
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