メタルギア・リコイル   作:ライダーGX

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番外編2 その4

「リ!リキッドが俺の所に来る!?」

 

ゼロの言葉に俺は勿論の事、千束達も驚きを隠せないでいた。あのリキッドが俺の下に来るなんてあり得ないだろう!?スネークが世界中探している最中なんだぞ!?

俺は驚きながらそれを聞く。

 

「何故リキッドが俺の所に!? 何故あいつの情報を?!」

 

勿論ゼロはその理由を語る。

 

「それは前回君がハワイで殺し屋を撃退した事がきっかけだ、あの殺し屋はかなりの腕利きの奴でね、リキッドがそれに興味を示したんだ。もし彼が君の所に来たらまず苦戦するのが目に見えてるからね」

 

「ええ?どうして進一君が苦戦するって思うんですか?」

 

「そうですよ。進一さんはこれまで以上に強くなってます」

 

千束とたきなは俺の事を思いながら言う。しかしゼロは首を横に振りながら言う。

 

「いや、リキッドを甘く見てはいけないよ。彼の戦闘力はクローンよりも遥かに高い上に、CQCは君の師匠であるザ・ボスと同等だよ。それくらい彼は強いのだ」

 

「ボスと同じ…」

 

それを聞いた俺はちょっとばかり唖然としてしまう。

 

戦闘力は俺よりも上で、あのクローンのリキッドよりも強いのか…。それを聞いたらなんだかじっとしていられないな、あのリキッドと対等に戦える程の腕前、また身に着けておかないと、今度またザ・ボスに頼むか。

 

…まあそれは後にして、俺はゼロに協力の事を効く。

 

「ちょっと遠回しになったが、ゼロ、アンタが俺達に協力を求めたのは何故?」

 

「それはだね、浩二君を始め、残りのリリベル達を引き取って欲しいのだよ」

 

っとゼロの言葉に俺は目を細め。そして千束達は驚きを隠せないでいた。

 

まあ当然だろうな、千束達からの話しではリコリスとリリベルは相性は最悪と聞く、それをゼロがそれを言うとは驚いた。

 

そしてそれを聞いたフキが立ち上がって問う。

 

「おい!何でリリベルを私らの所に!?」

 

「それは私が次の仕事に向かう為、この日本を去る事にしたからだよ。その護衛に雷電も一緒に」

 

「何だって、本当かそれ?」

 

「ああ、ゼロが新しい事業を作ろうと考えているらしくてな、その護衛として俺は同行するんだ」

 

そう話す雷電、へぇー…ゼロは新しい事業を作ろうとしているのか…、でもそれならリリベルも一緒に連れて行けばいい筈…。

 

そう思っている俺に察したゼロは俺に言った。

 

「一応リリベルの皆は個人記録がない為、パスポートも取れない…。だから彼等は連れて行く事は出来ないんだ」

 

「あ、そうか…、そう言えばDAの者達って全員孤児だったな」

 

「そう言う事だ。すまないが頼めないかね?」

 

「…まあいいでしょう、ですが1つ条件があります」

 

ゼロがそう言うと、ミカさんがある条件を言ってきた。

 

「条件とは?」

 

「彼等…リリベルが千束達を襲わない事を約束して頂きたい。それさえ約束して頂いたら、私は引き受けましょう…」

 

「勿論だ。後彼等の事は浩二君に任せてある。彼にリーダーを任せているからね」

 

そう言って浩二はミカさんに向けて頭を下げ、それにミカさんは頷く。

ミカさんに頭を下げた浩二は俺の方を向いて言う。

 

「これからよろしくな進一」

 

「ああ」

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

そしてゼロ達との対話を終えた俺達、リコリコに戻り、リリベル達との行動をどうするか考えていたが。ミカさんがこう言ってきた。

 

「いっその事、この店を拡大するか」

 

「ええ!?店を大きくするの!?」

 

「ああ、何とか話しを通して、業者にこの店を拡大して貰おう。無論周囲の住民にも話しは通す」

 

それを聞いた千束は大いに盛り上がった。

 

「やっほー!!この店が大きくなるんだって!! 気合入るわ~!」

 

「全く千束ったら…、それをよりも進一さんは?」

 

「え?あれ…そう言えば」

 

千束達が俺の姿が居ない事に気づき、辺りを見渡す。そしてそれは浩二も同じだった。

 

 

千束達が探している中、俺と浩二は丘の上に来ていて、86のボンネットに腰を下ろしていた。

勿論チャドも一緒だ。

 

「まさかお前が此処に来るとはな…」

 

「俺も意外だ…、お前が愛犬と死んでまさかこの世界に転生していたとはな。しかもすげぇチートまで貰ってよ」

 

「お前もだろう。まさか高周波ブレードと身体能力を底上げで転生したとは…、そりゃああれだけの動きも納得だ」

 

俺達は缶コーヒーを飲みながら街を見下ろし、俺はゼロに言われた事を思い出す。

 

「にしてもリキッドがか…、備えが必要だな」

 

「ああ、俺もある程度準備しておく。お前はお前で訓練でもしてな」

 

「そうさせてもらう。だがその時はお前も一緒だ」

 

「あ?何でだよ?」

 

「ボスのCQC、お前も体験しておくといいぜ。あの人の技は本当にヤバいぞ」

 

っとその事を聞いた浩二は少し顔を引きつっていた。まあこいつもメタルギアのゲームを体験しているから、ザ・ボスのCQCはよーく知っている。

 

まさか自分も受ける事となると気が遠くなる。そう思うからな…。

 

「ああーーー!!こんな所に居たー!!」

 

後ろから声がして、俺達は振り向くと、千束とたきながC-HRに乗ってやって来て、C-HRから降りて言う。

 

「もう!進一君早く戻ってよ! 先生が今後の事で話があるからって!」

 

「早く戻りましょう進一さん」

 

「…モテてるなお前」

 

「フッ、どの道お前も女が出来るよ」

 

「うるせぇ」

 

そう言いながら俺達は86に喫茶リコリコに戻り、千束とたきなもその後を追いかけるのであった。

 

 

 

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