白い闇から来た騎士   作:くまたいよう

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一応な事。

一夏のIS武装は今のとこ今回出す物のみ。

それと、セシリアは原作より強いけど?な回。


一夏VSセシリア 一夏、原点を思い出す

ついに、決闘の日。

 

私、セシリア・オルコットがイギリスの代表候補生となって、今年度入学生の中では首席の成績で学園入りはしましたが腑に落ちない点がありましたわ。

 

世界初のIS操縦者・・・・しかも、あの織斑千冬の弟・・・・そこまでは良いのです。婿養子であった為に腰の低い父を目の当たりにして育った私は男に対して思うところが多いのです・・・・ISによる女尊男卑の風潮が広がる前から・・・・それはさておいて?腑に落ちない点、それは?

 

『君なりに織斑一夏と接触しろ』

 

 

・・・・『君なりに』?

 

 

・・・・真意がわかりませんわ。織斑先生に黄色い声援送っていたクラスメートのようなら論外、ですがあの出席簿落としを白刃取りする腕は本物だとは思いましたので、クラス代表を決める際に誘いを掛けてこうなりました。

 

(堂々と打ち負かして見せます!さあ、もうすぐのハズ・・・・専用機の場合、どのようなISが支給されてくるのかですわね?)

 

そう思っていたのですが、出てきたISの姿にはアリーナ中ががどよめきましたわ。

 

「・・・・それが、貴方の専用機ですか?」

 

「誤解無いように言っておく!造ったのは依頼された技研であり、俺は関与はしていない!現に名前すら無いんだ!」

 

「そうでしょうね・・・・」

 

当然ですわ!多少デザインを変更してはいてもよりによって?

 

『白騎士』

 

ISを世界に知らしめた始まりのISとは!わずかに姿だけは認知されている程度で済む次元ではありません、行方不明なISをそのまま出すハズがありません・・・・世間では裏でどうなっているか数えきれない憶測がありますわ!日本政府が関与している場合は自殺行為に近い・・・・そうしている内に建前としてのルールを説明するアナウンスが響きました。

 

「では、宣言通りに全力でお相手致します!」

 

「望むところだ」

 

 

『試合開始!』

 

 

そう響いた瞬間に私は専用機ブルー・ティアーズの大型レーザーライフルを構えて放ちましたが、相手が手にしていた大型ブレードを盾代わりにして防がれていた。かなりの強度ですがそう何回もと思って二発、三発と追撃を放ちましたが次は横に回避されていました。基礎訓練を重ねていたと聞いてはいましたが、教科書通りの動きは出来るようですわね・・・・ならば!

 

上空に飛び上がり、ブルー・ティアーズの兵装を・・・・日本のアニメとやらの文化を知る方々からはビットとかファンネルと呼ばれてしまうものを周囲に展開して一斉射撃を開始しました。先程のように、大型ブレードを盾にして防御態勢?近くの地面にも着弾して土煙が立ち上ぼり続けますが、次の動きを待って・・・・待って・・・・何かおかしい?いけないと感じて一旦はビットを全て収納した次の瞬間。

 

「っ!?」

 

必死に旋回しようとして身体を捻る形になったのが幸いして左のウイングスラスターが盾代わりになってくれましたわ。すれ違いざまな斬撃で損傷を受けアラームが鳴りましたけど、構ってられずに全力で機体を離脱させたら次はISの掌サイズの粒子砲が次々と飛んで来たので被弾して落下しながら回避する形になり、なんとか態勢を整えましたが、今度は側面に回られました。既にブレードを構えていたのでライフルを盾代わりにして致命傷を避けようとしたのですが、仮面越しの目線だけで何かに縛られた?完全に気圧されたのだと理解した時には斬撃ではなく横蹴りを受けて、そのまま地面に落下してました。

 

「・・・・っく!」

 

ISシールドのお陰で痛みはありませんでしたが、私は力の差を感じて震えてしまった・・・・経験が少ないのでどこかぎこちないのは間違い無いですが、戦士としては完全に向こうが上・・・・ですが、負けられないとして立ち上がった時に織斑さんは正面に降り立っていた。まだです!立っている限りはまだ終わってません!そして、目を合わせただけで気圧されるなどしてはならないとして正面から向き合いました。そして・・・・?

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

「何の真似だ?接近戦をやるのか?」

 

「見ればおわかりでしょう?ライフルは先程のキックを受けた際に落としてしまって、受けた損傷で機動性が激減してます。ブルー・ティアーズを展開するにも必要な間合いすら取れない・・・・ならば、これしかありません」

 

「・・・・」

 

正直、感心した。確かに今は展開した瞬間を狙われると考えたら、今はあのショート・ブレード?しか使える武器は無い、だけど?

 

「降参した方が良いんじゃないか?」

 

「あら?これで隙を作ればブルー・ティアーズを展開するチャンスを作るくらいは出来ますわよ」

 

確かに、言った通りにすれば勝ち目はあるからそれをやる気なんだな、立っている限り何かが出来る。

 

俺だって、あの時・・・・束さんに挑んだ時に言われたんだ。

 

そう・・・・  が理由で、抜け落ちてるのはともかく、小学生の頃。何度向かって行ってもポンポン投げ飛ばされたりして戦意が失われた時に言われた。

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

『立ちなよ?』

 

俺を見下ろす束さんはキッパリ言ったんだ。あれは一生忘れられない。

 

『悔し涙も良いけどさ、挑まなきゃ駄目だよ?絶対勝てない奴はね?挑もうともしない奴なんだからね、だから諦めちゃ駄目』

 

俺は、その日に意識を無くすまで束さんに挑んだ。覚えたての武道の技を総動員して・・・・目覚めたら、誉めてくれてるように笑ってた束さんに膝枕してもらってたっけな、アレが俺なりの原点の一つだ。

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

「じゃ、行くぜ?」

 

俺は構えたブレードでセシリアの構えたショートブレードを小手を打つ形で落とさせた後に、放たれた近距離ミサイルらしきものを回避した。不意討ちも戦いの内だから何とも思わないさ・・・・そのまま横から喉元にブレードを触れさせる形にした時、ISの両手を上げて降参の意を示した次の瞬間に試合終了のアナウンスが会場に響いた。

 

『勝者、織斑一夏!!』

 

「参りましたわ・・・・」

 

「どうも」

 

悔し涙を流しながらも顔は下げまいとしたセシリアをしっかり見据えさせてもらった。

 

子供の頃に束さんに完敗したのを思い出したのは前兆か?泣く理由は詮索しない。

 

協力してくれた皆や千冬姉に感謝だな、短期決戦に持ち込みながら妙な事にならなかった事だし・・・・観戦してた生徒達は最後まで諦めなかったセシリアの気概に感じたものがあったようで、会場からは拍手が響いていた。

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

「ふむ、青春ってとこで結構!けど、想像以上ねえ?」

 

私、更識簪は篝火さんが呆れたように漏らした声に同意した。他も織斑先生以外は同じ、白騎士に似たISの性能だけじゃなくて、織斑君の戦闘力も凄い・・・・それから事前に用意した作戦プラン。

 

実はセシリアさんは知る限りでビット?を操作中は自分が動けない弱点があったけど、入学から今日辺りまでで?

 

『克服しているとした前提』で作戦を立てた。

 

それが功を成している。打鉄の場合でも射撃に対してブレードを盾代わりにする案もだけど、ブルー・ティアーズのビット?対策、それは?

 

『周囲に展開しての一斉射撃で来たら迂闊に動かない事・・・・特に今回みたいな位置関係』

 

実は、元にしたのは例の起動戦士なのだけど?

 

先輩と織斑君は、あのシリーズ作品の戦闘描写において最大の壁に近いのはビットなのだとしていた。

 

初代の時はオールレンジ攻撃を見切ったのはともかく、ビットを狙って本体が攻撃する瞬間狙いが来なかったのは、相手が小回りの効かないアーマーと付く機体だからとしてたが、続編以降に小回りの効く機体に搭載された以降はどうなのか?

 

皮肉な事に原作者がやる気無しだったと知られる作品が『実は正解』だったのだ。

 

一例としてビットを狙う瞬間を本体が撃つとかが一部除いて無い・・・・事実上タイマンな状況とか距離が離れてない場合でもだ。折角多種多様な可変機体を出しても抱き着いてばかりが批判される作品においても、達磨のような機体相手にしなかったけど?やったとしてもあの達磨の装甲は貫けない、現に削られてるとこだらけな劇場版で誤解されているが、何発か被弾しても多少機体がぶれた程度な堅牢さなのだ。

 

主役機相手にも案の定で中途半端だったが、尺が削られているとして見た場合だが?機体周辺に全面展開しての一斉射を主役機の堅牢なシールドで一旦凌いだ辺りが鍵だとした。ビットの一発一発は大した威力ではないから、それで撃ち尽くさせて充電の為に一旦収納させてからの反撃は間違いではない、迂闊に動いて回避したら、その隙に四方八方に展開されるからだ。

 

寧ろ、シールドに当たって多少揺らいだ程度でどや顔する女帝こそが大間違い。尤も原作者は当初は小物女として出したらしいから間違いではないのかもと、そんな風に原作への不満タラタラにしてる者同士の会話に半分くらいしか付いていけなかったのがアニメ好きな自分の敗北。

 

尤も口喧嘩やビットが飛び交いながらの戦闘描写をしっかりやりたいのなら、タケノコみたいな動力炉が特徴シリーズの?変態が褒め言葉な暴走スタッフ揃いじゃないと無理だと言った私の意見で二人を沈静化させられのは一矢を報いた気分。

 

正直、眩しかった?から長くしてしまってた回想を終えた私。

 

私もセシリアさんみたいに諦めてはならないんだと思えただけで得るものはあった・・・・そう信じる!




ゲームとか含めて尚キリ無き話題の一部。

原作みたいに行かないのは前書きの通りで、だからこそ念入りな作戦で来られるセシリアな図。
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