白い闇から来た騎士   作:くまたいよう

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私作一夏の秘技の一つを披露な回。


初日終了

『決闘ですわ!』

 

一週間後に俺は決闘する事になった。

 

クラス代表を決める事になって、立候補したのはイギリス代表候補生セシリア・オルコット。そこまでは無難だが、何故か他はいないのですか?と言い出し、俺に対して『貴方は?』とか言ってきたんだ。

 

入学試験で教官を倒した者同士としてとか言いながら俺に対抗意識を向けていた。

 

まあ、セシリアは自分だけがと思っていたのにとか?他から聞いたとかで、要は俺と戦いたいらしい・・・・けど、実は『ある筋』からの情報でセシリアの事は知ってるんだが、ガンダムで言えばファンネル使いだが?使ってる最中に本体を動かせない。実はこれは俺の中であのシリーズに言いたい事がありまくる部分に触れちまうから・・・・いや、それは別と後にしとこう!

 

そう考えている内にしびれを切らしたようで?『決闘』とか言い出して話が進んでしまった。

 

経緯は知らんが、俺が千冬姉がいなければ日本代表だった山田先生を大怪我させた形で勝った事迄も知ってるらしいが、それで挑んで来る気概を見せられたら黙ってられない!

 

俺の『目的』で『目標』を達する為にも受けて立つ!

 

・・・・って、アレ?何か違和感が・・・・とにかく、食堂で俺にISの事を教えてあげようか?って、言って来てくれた先輩の好意に甘えて、授業でまだなレベルの基礎知識からだ!訓練機貸し出しは手順が必要だしな!そう言えば、あの束さんの妹とやらが何か言いたそうに見てたが、まあ良いや。

 

そうして、一日が終わって俺は寮の端にある個室に移った。荷物とかの細かい事は急でやる羽目になって、風呂に関しては寮長=千冬姉の部屋にある風呂を使って良いと言われた・・・・千冬姉は俺が風呂好きって事を知っているからな、有り難くと思って訪ねたんだけど・・・・。

 

「おう、仮にも大人な自覚ないんかい?」

 

寮長室は散らかり放題、まるでだらしない中年親父の部屋じゃねえか!

 

ここは自宅じゃねえっつ~の!

 

「目を逸らして泳がせても駄目だぞ!?」

 

正座で向かい合いながら言うべき事を言い尽くし、この部屋を一旦片付けて消灯一時間前に漸く風呂に入れた・・・・。

 

全く!だから『  』に・・・・嗚呼、またかよ。

 

何か思い当たった際に然り気無く消えちまう事が多すぎるんだわ・・・・とにかく、三年間だ!三年間で・・・・アレ?俺は三年間ここにいる理由あるんだよな?・・・・嗚呼、きっとあるハズだ。

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

そうして、帰って来た部屋・・・・まあ、突貫工事にしては寮長室に少し似てて、聞いただけで見た事無い他の部屋と同じ感じか?『防音』とかが恐るべきレベルで完璧な事を確認して?俺は予め用意した作戦を慣行した!意図的にやれるまでは苦労したんだぜ?では、早速!

 

「ね~むり、まっしょ♪♪ねーむり・・・・まっしょ♪♪」

 

良し、前段階はこんなもんだ・・・・行くぜ!

 

 

ボえー  ぅえ~~~  

 

 

歌っているのは某のりまき家な眠りましょ♪♪な歌や一般人が気晴らしに良く口ずさむような歌を適当にメドレーしたもんだ。趣味の範囲と思わせる為だぜわっほう♪♪実家にいた時から盗聴とかに備えやらを考慮した結果がコレ。説明不要なガキ大将みたいな電波を発する歌を意図的に歌えるようになったんだ。こいつで俺の部屋に盗聴器を仕掛けるような奴等に先制攻撃してやるんだ!さあ、まだまだ歌うぞ!元々歌うのは好きなんだよ♪♪

 

 

ボえぇぇー  ぅげえ゛~~~  

 

 

ああ、歌は良いなあ?たまに大声出したりカラオケに行くだけで健全への道になるとか近所のおっちゃんに言われたけど、全く同意だよ。

 

フグが自分の毒で死ぬか?って、言われるレベルに俺は自分のこの歌に耐性が出来てるが、自分なりに楽しく歌えるようになったのが何よりの収穫なんだよ。

 

 

ボぉ゛ぉ゛え゛ー  ぅ゛え゛~~~  

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・別室にて?

 

 

 

 

 

「だ・・・・だから、便乗は辞めようと申し出たのですよ・・・・」

 

「ご、ごめんなさいぃぃ・・・・」

 

と言っても、まさか・・こんな展開が来るとは思わなかったわよぉぉ。

 

私、生徒会長の更識楯無・・・・初の男性IS操縦者を影から防衛するよう指示が来て、部屋に盗聴器とか無いのかチェックしたらやはりだったので、どうせなら便乗して仕掛けたのを炙り出そうとしたの。虚ちゃんは相手がそういう対策してるかもしれないと言ってくれたのにね・・・・嗚呼、しびれる・・・・しびれて気が遠くなる・・・・早く終わってと願うのは悪意で仕掛けた側もでしょうねえ?従者姉妹の姉であり大切な身内である虚ちゃんまで巻き込んじゃったわぁぁ、誓うわよ・・・・私、良い子になるから・・・・もう、許してえぇぇ・・・・って、謝って許される図じゃないのよねええっ・・・・スイッチを切りたくても?そうする力すら抜けてるから、頑張って自分で切るか相手が歌い終わるまで・・・・待つ、しかないぃぃぃっ。

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

因みに本家には流石に及ばないのと仕掛けた盗聴器は特注品だったりしたのが仇になって、途中で破壊されたりはしなかった。

 

ノリにノってしまった一夏のせいで部屋に盗聴器を仕掛けた者達の内、スイッチを切れなかった側は日付が変わるまでに地獄の宴に招待されたのだった。

 

 

 

 

 

 

そして、学園外では?

 

 

 

 

 

私、クロエ・クロニクルは経緯はさておきに救われて引き取られた束様のラボ内での嵐の範囲から予め離脱させられつつ遠目にその光景を見つめていました。

 

「いよっ♪♪いっくん♪♪日本一ぃっ♪♪」

 

束様は仕掛けた盗聴器から流れる歌を満面の笑顔で心から楽しんでいます。私のとは違うパターンを見てわかりました。束様には情を抱く相手の関連は全て至福のものとなるようです。ああ、私の料理の酷い料理を残さず美味しいと言いながら食べてくれて、次をいつも楽しみにしてくれている束様・・・・束様の為にも少しでもマシなものを作れるように・・・・けど、深夜とはいえ?今すぐに練習は無理そうです・・・・いっくん様?とやらの歌で身体の力が抜けた私は自室に漸く辿り着いて眠るしかなかった・・・・。




努力と才能の無駄遣い?

クロエは一夏をいっくん様と呼ばせます。
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