白い闇から来た騎士   作:くまたいよう

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あらすじ

 自分の裸姿を見られないようにする為の珍道中後、シャルルは自分を女と知りつつ遠慮も足らず関心も無かった一夏に仕返しを兼ねて悪戯をする程に復調しつつあった。

 一方?ラウラは自分の本来の怨敵への私心を膨れさせるが、それに偽悪的に触れた千冬に拳を向けた。それに対する千冬の目はラウラが戦意を無くす程に優しいものだった。


トーナメント翌日

 トーナメントが中止になった次の日の昼。

 

『休校』

 

 まあ、このご時世で?一国家の代表候補生の専用機。しかも織斑先生の教官時代の教え子のに妙なもん入れて送り込みましたなんて、日本もドイツそのものも危ないわよねえ?だから。まあ、深読みすると?

 

『ドイツだから都合良い』

 

 それは、私程度が深入りは避けるとして?

 

『何度目かの報告』

 

 篠ノ之箒は、無断で訓練機を使って施設の壁を破壊しようとして教員に取り押さえられていました。

 

 幼馴染みの男を助けたかったのだと思われますが、映像でシャルル・デュノアが織斑一夏から借りた武装。

 

『零落百夜に似た光を纏った大型ブレード』

 

 これを使って、詳細不明な暴走を開始したラウラ・ボーデヴィッヒを救出に成功した光景を見て、更に暴れ出して無力化されて謹慎室送りとなりました。

 

 シャルル・デュノアは、あの試合の夜に近くに行った際に口調がかなりの度合いで回復していたのを確認しました。結果的にショック療法になったのかもしれません。

 

 以上で、今回の報告を終了とします。

 

「はあ~、暴れ出した原因なんて書くまでもないからねえ?」

 

 そう、あれでは二人が並び立つような、対等のようなのに、ある程度近付く図だった。真面目に考えて、今の段階ではそれが九割方確定かも、謹慎解けた後に箒さんが荒れるのの次くらいに確実よ。

 

(・・・・今のままなら、織斑君の左右や近い位置は全てデュノア・・・・『君』が一番って図が最適になったって段階ねえ?)

 

 冷静に箒さんの望み通りになる結果を逆算しつつ、贔屓目に分析してあげるが?あのデュノア君に勝つのは学生組だと無理に近い、せめて白い闇以上のISが・・・・と考えた時に『ある可能性』が推測されたが、それをやったら・・・・。

 

(ま、それはそれでわかりやすくなるか)

 

 それでお仕舞いとして、私は箒さんが謹慎中な為、一人の部屋で就寝前の勉強と最後に快眠の為なストレッチ準備よ・・・・これでも、アルバイト

だけでやっていけると考えてはいない身の自負はある。

 

 

 その頃、一夏の部屋。

 

 

 集まったのは、初日に僕の歓迎会?を開いてくれたメンバー、このメンバーだからこそな試みが行われようとしていたんだ。

 

「シャルルさん、頑張って・・・・お口に含めないのならば・・・・」

 

「ふん、甘やかすから駄目なんだ。無理そうならば、力づくで口にねじ込んでもらえ」

 

「シャルルん~・・・・」

 

 セシリア、マドカ、本音さんの見守る中、一夏が差し出してくれたものを手に取って、ずっしり重く感じるそれの固い感触を手に感じながら、じっと見ていた。初めてなので・・・・勇気がいる?けど、これは一夏のなんだ・・・・一夏のなんだと、考えてたら一夏が頭を優しく撫でてくれた・・・・うん、僕頑張る・・・・そして、顔を近付けた『それ』の匂いを嗅いで、何かそそられた?意を決して口付けするように触れて、はしたないくらいに口を広げてそれを口に入れた。大丈夫・・・・大丈夫だ。どんな風になってもやるんだと・・・・して、口に含んだものに舌を這わせるようにして・・・・一気に。

 

「んん・・・・っ?」

 

 どこか、懐かしい味だ。

 

 そう感じて、慎重に・・・・歯も立てて、味わった後にして喉に通して、一端は口を離した。

 

「美味しい・・・・よ、一夏の」

 

 僕は、一夏の出してくれた大きいのを見た。

 

『一夏の用意してくれたバケットサンド』

 

 食堂のを使って、念の為に『赤い』のを避けて『チーズやレタス』を挟んだもの。バケットはやっぱり、フランスのとは微妙に違ってたけど。

 

「良かった・・・・先ずは、そのくらいなら大丈夫と」

 

「良かった~♪♪早く、皆でご飯食べられると良いね~♪♪」

 

 そう、口調がハッキリして?色々試してみるかの感覚で食べ慣れたのに近いものを食べてみるのに挑戦した。

 

 テロに遭って以来・・・・『初めて』のマトモな食事だ。織斑先生や皆が用意してくれてた保存食や手作りジュースもだけど、これも会社に連れて来られてからのと違って、何かが通った食べ物だとして、夢中で食べ続けた。

 

 

 一方?

 

 

「音信不通だと!?」

 

「はい、何故か通信しても未確認な場所に繋がります!」

 

『デュノア社』

 

 シャルルがいた場はパニックとなっていた。

 

 IS学園のタッグマッチトーナメントで、何故か千冬の使った武器を参考にしたものを借りたシャルルが暴走したISを沈静化して、同級生を救出した事により評価を爆上げしている。

 

 それについての資料を提供するように通信を送ったが、何をしても繋がりない?

 

 シャルル本人から学園に日本にいる自分達の息の掛かった者達全てだ!

 

 何かあるのかとデュノア社の社長である者、つまりシャルルの父親を始めとした役員達が慌てているが、詳細がわからないままだ。その光景を密かに、愉快に見詰める存在はご満悦だ。

 

(ふっ、ふふふふ・・・・シャル・・・・ルじゃなくてロット?だったな娘が、ちーちゃんの予想以上に良い娘だったから、一思いに潰すのは勘弁してやるよ?・・・・尤も?この後におバカやらなければな話だけど)

 

 篠ノ之束は自分なりに弄ったラファールを見ながら『次』を計画していた。千冬同様にイザと言う時を任せられる逸材を見つけたと判断したから、自分なりの『ご褒美』をあげなければとして、高笑いしていた。




 真っ黒デュノア社の途中経過は?な回でもありました。
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