白い闇から来た騎士   作:くまたいよう

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 遠回りした末な回。


臨海学校

【臨海学校当日】

 

 海をゆっくり見下ろしたりしなければ良いってダリル先輩との件で証明された。先輩の事は学園に帰ったら更識会長が何故か鼻血垂らしながら任せるように言って来た。何やら妹さんと話が出来てハイになってるみたいだけど、正直怖かった。

 

 バスに乗り込んだけど、何か篠ノ之さんの様子がおかしい。僕が何故か一夏の両親の秘密を知ったって言ってから様子が変わったけど、踏み込むのは止めた。一夏が忘れてる有り様だから彼女にも何かがあるんだとして、バス内ではクラスメート達がそれなりに羽目を外す。鬼みたいに見えて割と理解はある織斑先生は別に気にもしてなかった。そして、バス内のカラオケで誰が一番に歌うかとなった時。

 

「カラオケか、それなら」

 

「待てええっ!」

 

「な、何だよ千冬姉!」

 

「待て、待て。待ってくれ!お前の歌はバス内に爆弾より危険なんだぁぁ!ビールを一本か一缶だけ我慢するから!」

 

「何だその情けない姿は!貴様はそれでも私の姉か、殴られたいか!?」

 

「良いとも!一夏の歌より妹に殴られる姿晒す方がマシだっ!」

 

「その前に、俺が殴るぞお前らを!」

 

 織斑一家の喧嘩に唖然となる。あの織斑先生が泣きながら膝立ちで一夏に縋り着いて許しを求めてる光景にバス内が唖然としているようだけど、誰かが織斑先生と同じオーラ出してるしクロエさんが隅で震えてる。これも迂闊に踏み入れない。

 

 何のかんので着いた。

 

「「「「よろしくおねがいしまーす」」」」

 

 毎年、臨海学校でお世話になっている旅館らしくて、大人で和風な着物姿な女将って感じの丁寧なお辞儀をしてくれてる。細かい事や、特に【お風呂】の事を指示しながら初日の自由時間の為に行動。僕と一夏は?

 

【教員室】

 

 しかも、クロエさん迄も。確かにワケありメンバーばかりだしね、男女がどうこうなんて言う度胸ある人はいない。山田先生は女将さんとこらしいけど、何か残念そうだ。それはさておいて自由時間だから海だ!と、皆がはしゃいでいる。全身水着なんだけど、僕も泳いでみるくらいはしないととしながら一夏とはタイミングをズラして更衣室のある別館に向かう途中の道ばた何かウサギさんの耳が生えていた。

 

「な、何ですのコレ?」

 

 セシリアと一緒にソレに器を取られたらいきなり何かが飛来して来た。以前に山田先生が落ちてきた時とは違う危機感が走って退避したら何故か巨大な人参がドカーーンって音を立てて地面に落下してパカッと割れたら不思議の国のアリスみたいな格好した美女が出てきた。

 

「は~い、初めましてですぞ金髪共。私がIS開発者、篠ノ之束である!」

 

「「え、ええっ!?」」

 

「突然で悪いけど、私の為に働いてみない?」

 

「そ、それは・・・・っ、いや僕達より先に会うべき人がいるのでは?」

 

「ごもっともだけどねぇ。いっくんもクーちゃんも。ちーちゃんもスルーしてくれてるから、何かやってられねえんだよ」

 

「あの・・・・【箒】さんは」

 

 セシリアの質問にギクッとなった。確かに気になるけどとした時に篠ノ之博士からとんでもないプレッシャーが放たれて僕達は身動きが取れなくなった。

 

「・・・・ほう、少しは度胸出してるじゃない。自分なりな勇気ってヤツかい?」

 

 ガタガタ震えながら目だけは剃らすまいとしていた。篠ノ之博士にとって噂と見た感じによると?

 

【両親に妹、織斑一家、養女のクロエさん】

 

 これ等以外は認識すらしないらしい、僕とセシリアはどうなのかは良いけど、箒さんに対しては実際どうなのか?

 

「調べた限りいっくんの為にってとこで結構だけど。勇み足は厄介だよ、例えば襲っちゃって子供出来たら大変だ。束さんだってそうしたいけど堪えてるのは、まだやることあるのに妊娠したら少し大変だからなんだけど。良い手がある。君に受精卵移して代理出産させる!どうよ金髪ドリル、やってみるかい?」

 

 爆弾発言だ。つまり、この人は自分から一夏をものにしたがっているけど、子作りはまだ早いって言ってるんだ。セシリアもあんまりな提案に対処が出来ない。

 

「わ、わわわ・・・・わたくしは」

 

「はっ、小娘め。顔洗って出直して来な、人生計画性だよ。危険な事も何も含めてないと生涯愛してはやれないの!お腹痛めて産むのは代理か自分の実子かくらい即答出来ないとね」

 

 とんでもない跳躍して去っていった。あ、あんなの織斑先生クラスじゃないと対処が出来ない身体能力だよ、いきなりだから何を言いたいのかは・・・・子供、子供か・・・・僕が、いや違う。あ、そうか。

 

「ねえセシリア、僕達は」

 

「シャ、シャルろ・・・・シャルルさん。わたくしは子供は、やはり家が落ち着いてから」

 

「乗らないでよ!家の前に、学生生活!計画性とか言われたんだし」

 

 何か、誰かに見られたら誤解されかねない図で肩を揺さぶっちゃってる。とにかく海に来たけど、全身水着でも僕は海に挑戦しないととした時。ピーチバレーやら何やらで一夏が見とれてたのは織斑先生だった。それと?

 

「なっ、何故それを!」

 

 ラウラは、マドカが普通のスク―ル水着を来ているのがショックだったようだ。僕には理解出来ない何かがあるんだとしながら海に・・・・海に挑戦をとした時に一夏に手を引かれた。

 

「シャル、準備運動をしないと駄目だろ」

 

「そっ・・・・う、か」

 

 言われたようにして海に入ったら、塩味のする水くらいには割り切れていた。そうやって、周りは関係無く一夏と一緒に泳ぎで勝負をし始めた。なんか良いなと感じたりで夕食になった時。

 

「ま、前の店で焼き肉に使ってたのの比じゃないね」

 

「おう、肉じゃなくて刺身だからな」

 

 セシリアもそうだけど、焼いた肉にわさびと言うより日本の調味料や薬味は恐ろしく合うから楽しめたけど刺身は勝手が違う。外国育ちには衝撃だよ。

 

 

 

 

 そして?

 

 

 

「ねえ、織斑先生は僕を女として見てくれないのかな?」

 

 なんか暗い声出た。何度目かな一緒な入浴。一応処置は使ってるから例えば男性従業員が来ても大丈夫だけど、お風呂一緒に入るの何度目なんだろな状況になってる。

 

「さあなあ、千冬姉は何かセシリア達と話してるみたいだけど。お前を信用はしてるのは間違い無いぜ」

 

「えっ、そうかな。何か・・・・良いな。【お義姉さん】になってくれるかもな人だし」

 

「ああ、千冬姉は他から見たら怖いだろうけど案外と面倒見は良いから、山田先生みたいになりたいなら・・・・って、何で頬をつねるんだ!」

 

 口を滑らせた気がするけど、こんな程度じゃどうにもならなかった。篠ノ之博士に言われたように計画性が云々じゃ通用しないかもしれないと考えた翌朝だった。

 

【実習訓練】

 

 臨海学校先でのだけど、何故か箒さんが声を掛けられて現れたのは篠ノ之博士だった。何かコネで専用機頼んだらしいけど、そりゃないと思うよ!散々にあの人とは関係無いとか言っておきながらと周りも不満を漏らした時に篠ノ之博士はゾッとする笑みを浮かべた。

 

「うん、確かになんだけど実は箒ちゃんにはあげないといけないんだ。何故ならこのISはねえ。箒ちゃんが【小さい頃に動かして悪戯したせいで他の娘には使えなくしちゃった可愛そうな子】なんだからねえ」

 

 全員がドヨッとしていたけど、僕は見た。その後に篠ノ之博士は一夏しか見ていなかったのを。それと、何故か僕は一夏の顔を見れなかった。




 秘密の一部公開な回。
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