「直哉様、此方などどうですか!?」
「今度はなんやの?え、ほんまになんなん?」
私の差し出す駆け足の人生に驚きつつ受け取ってくれた禪院直哉様に、そのアイテムについて説明していると叔父様方が現れました。
どうやって手に入れたのだと私に問い詰める禪院扇を無視して直哉様に寄り添う。禪院扇は古臭い考え方をするし、直哉様の叔父様を虐めていた悪い人なので私は嫌いです。
「扇のおっちゃん、この子な?僕には饒舌やけど、ほかん人には何も話さんし近づこうともせんねん。っていうか、僕に引っ付いて離れんのよ」
「それは愛ゆえにです、直哉様」
「いや、僕と君はまだ許嫁になるかもしれんってだけやで?それやのになんで、こない僕のこと好きなんかが分からんし、こないな呪具持ってるのかも分からんのに、どないして愛せぇゆうん?」
「ふふふ、大丈夫です。直哉様のためなら呪具だろうと呪霊だろうと何でも集めてみせます。ところで、またお付きの女性が変わりましたね、あれは直哉様のご指示なんですか?」
「なあ、扇のおっちゃん、ちょっと僕のこと助けてぇな。なんか僕の周りに女の子が来たら半端ないほど威嚇するし、僕によく分からん呪いを掛けようとするんねん、ほんまにどないしたらええの?」
「…はあ、私は知らん。兄に聞け」
それもまた愛ゆえにです。
私はニコニコと笑いながら直哉様の頭を膝に乗せて、もっと仲良くなれるようにナデナデしてあげます。こうすればもっと仲良くなれるはずです。
〈頭の中の掲示板〉
243:名無しのオタク女
ウーン、悩むわね
244:名無しのオタク女
つぎのプレゼントはどうしようかしら?
245:名無しのオタク女
ところで、特撮限定なの?
246:名無しのオタク女
さすがに名家のお嬢様にアニメを教えるのは不味いんじゃないかしら?という判断だけど。そうよね、アニメや漫画も教えてあげましょうか
247:名無しのオタク女
薮蛇だったわね、これは
248:名無しのオタク女
まあ、しかたないわよ
249:名無しのオタク女
ライダー系はいいのよね、教えても
250:名無しのオタク女
それは、いいんじゃない?
251:名無しのオタク女
ドルオタもいるしね
252:名無しのオタク女
ん?私にようか?
253:名無しのオタク女
いや、なんでもないよ
そっちは、どうなってるの?
254:名無しのオタク女
いつも通りだ…って言えればいいんだが
エボルトの兄貴が出てきやがった
255:名無しのオタク女
えぇ、もうなの?
256:名無しのオタク女
キルバスかあ、厄介だねえ
257:名無しのオタク女
私達は応援してるね
258:名無しのオタク女
おう、私に任せろ!
ハザードスマッシュ、嘗めるなよぉ?
259:名無しのオタク女
そういえばライダーじゃなかったわね
260:名無しのオタク女
ドルオタだから、いいんじゃない?
261:名無しのオタク女
それもそうね
262:名無しのオタク女
………催馬楽ちゃん、どうなってるかな?
263:名無しのオタク女
きっと成功してるわよ
264:名無しのオタク女
そうね、きっとそうよ
265:名無しのオタク女
お母さんは?
266:名無しのオタク女
私はサーヴァントのままだね
つぎは海だそうです
267:名無しのオタク女
ビキニ?それともハイレグ?
268:名無しのオタク女
どっちも着ないでしょうが、お母さんよ?
269:名無しのオタク女
私は普通に私服だよ?
270:名無しのオタク女
くそぉ…
271:名無しのオタク女
ちなみに私は呼ばれる予定だ
272:名無しのオタク女
くそがぁ…