とあるオタク女の受難(クロスオーバー編)。   作:SUN'S

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藤丸立香の交流 -4-

「こんにちは、ウルトラお母さんです」

 

「初めまして、立香(マスター)の母です」

 

「……マシュのお母さんだ」

 

カルデアの食堂の片隅に集まっているのはカルデアで育児経験のあるサーヴァントとマスターだ。一人だけ場違いな頼光さんもいるけど。二人とも何も言わずに頼光さんの妄言を受け入れている。

 

「うちの子は三姉妹なんで末っ子が四つも宇宙を越えて迷子になっちゃってるんです。いったい、どうすればいいんですかね?あの子は『迎えに来なくていい』とは言ってるんですけど」

 

「まあ、それは大変ですね。うちの立香(マスター)も昔からヤンチャで色々と大変な時期もありましたが、今はしっかりと世界を救うために頑張っているんです!」

 

「マシュは最初から良い子だよ。っていうか、藤丸君やウルトラさんの娘達より可愛いんだが?」

 

「「はぁ?」」

 

やだ、こわいっ!

 

〈カルデア"男性職員の会"〉

 

「マスター、私はやはり女性職員も集めてウルトラマンゼアスを見るべきだと思うのだが、どうするべきなのだろうか」

 

「う~ん、かなり難しいかな。マシュなら基礎知識は持ってるだろうけど、他のスタッフさんたちは科学的・魔術的に調べようとするだろうし」

 

「なあ、このウルトラマンメビウスってのはどうだ?レイシフト先でこういう展開になるかもしれねぇし、みんなで見ようぜ」

 

そんなクー兄さんの言葉にうなずき、俺達は三人でウルトラマンメビウスのDVD第1巻をプレイヤーに差し込み、まだまだ未熟なウルトラマンメビウスの成長を三人で見届ける。

 

「「「ヒルカワ、てめえぇっ!!」」」

 

俺達はウルトラマンメビウスを悪者のように扱い、保身に走りまくっているヒルカワに怒りを爆発させながら最後までウルトラマンメビウスの話を見終える。ああ、これをみんなで見れたらどれだけいいだろう。

 

「………ところで、ロマンは?」

 

「アイツは隠し持っていたお菓子の件でマシュと彼女に説教を受けている。所長殿に関しては未だオーブリングを触ろうとすらしていない」

 

「あの嬢ちゃんもやるときはやるが、如何せん臆病すぎるのが難点だな。いや、気が強すぎるのも悪くはねえけど、流石に近づかねえのはなぁ……」

 

「所長、ビビりだもんね。………ねえ、俺のオーブリングでアルトリアとエミヤを合体させたらどうなるのか試していい?」

 

「血迷ったか貴様!?昨日の一件で性能については納得していただろう、それなのになぜ私とセイバーを合体させようとする!!」

 

「………面白そうだから?」

 

そうエミヤに言ったら「くっ、ティガダークに選ばれなければこんなことにはならなかったぞ!」とかすごく騒いでるけど。

 

フォスキアさんに「本当の貴方を取り戻すために必要だから」と言われて、ちょっとだけワクワクしているのを俺は知っている。

 

 

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