正直に言えばムカつくけど。
彼女の実力は本物で、まだデビューしていない私とアイドルグループを組んでくれることさえ奇跡と思って良いだろう。だが、しかし、私の
「ねえ、あんたの妹ってブラコンなの?」
「いや、そんなわけないだろ?俺は『シスコン』とか『妹大好きクソ野郎』とか言われてるけど、ルビーは普通の女の子だぞ」
「そうには、見えないけど」
あんなに顔を近付けて話す必要性無くない?私だって起きてる
「むうぅ~っ、
「……え、ごめん。なにか悪いことしたか?」
「………ふんっ」
「ルビー、どうしたんだよ」
ちょっと抜けてる
〈星野家"ルビーの部屋"〉
私と有馬かなは親睦を深めるという名目で二人きりになっている。
「
「どっちも嫌よ!?………ったく、はじめて会ったときは『泣かす』とか『お仕置きしてやる』とか言ってきたクセになんて顔してるのよ」
「…どうせ、私は見てもらえないんで…」
「は?あんたが見られてなかったら私も含めて他の女はアイツの眼中にも入れてもらえないわよ。ホントにムカつくけど、アイツの最推しはアンタと星野アイだけ」
「……私が
「アンタまで無自覚とかどれだけ鈍いのよ」
呆れたように溜め息をこぼす。けど、そんなことより
「悪いけど、引き下がるつもりはないから。アンタ達を引きずり下ろして、アイツの最推しになるのは私、この有馬かなってことを覚えておきなさい」
「……私も負けませんよ、かな先輩」
「ふーん、言うじゃない。あとで私とアクアの出演したラブロマンスのドラマを見せても問題ないってことよね?アクアに聞いてるわよぉ?」
かな先輩はニヤニヤと笑ってDVDを取り出し、私の部屋にあるDVDプレイヤーに取り込ませようとする。さ、させるかぁぁ!!!
「………いきなり、手を叩くなんてね」
「それだけは絶対に見ませんよ!!なにが悲しくて
私は