私はかな先輩と一緒に『今からガチ恋始めます』を見ている。これは
しっかりとこいつらを闇討ちする。
ちゃんと私がやったという証拠は残さず、恰も忽然と失踪したように偽造してやる。かな先輩は私の独り言にドン引きしているけど、貴女も似たようなこと言ってるの自覚してます?
「「うげぇっ」」
私達は思わず汚い声を出してしまった。
だって、そうでしょう?
いきなり謎の電波を受信した二人に挟まれて困惑している
まあ、それは事実だから肯定はするけど。
かな先輩まで電波を受信したら私と
『はぁ~っ?アクたんと過ごしたのは私なんですけどぉ?ぽっと出のポット野郎が私とアクたんの清らかな思い出に割り込まないでもらえるぅ?』
「MEMちょって人気ユーチューバーよね?これでアクアが炎上したりとかないわよね?ねぇ、なんとか言ってくれない?」
「
「しばくわよ!?」
かな先輩とギャーギャー喚いて言い合っていると
『二人とも、ごめん。その頃の事を俺は覚えていないから二人の話を無理やり否定する事も肯定することも出来ない。だから、俺に二人と過ごしたっていう思い出を教えてくれ』
「ねえ、ルビー」
「なんですか、かな先輩」
「こいつ、なんなの?私達の気持ちに気付いてないクセに思いっきり二人同時に口説いてるんだけど。マジあり得ないし、マジで最悪なんだけど」
「あははーっ、そうですね。こりゃあ帰ってきたら
「そうね、そうしましょう。このニブチンの唐変木にたっぷり説教しましょう。ついで、どっちも選ばないように釘刺しとこう」
そんなことを話し合いながらキラキラとした空間を作り出している三人を睨み付ける。