私達は初ライブを控えている。
黒川あかねは役者の仕事が立て込んでいるためにアイドルになることはできない。それは良かったと言えば良かったんだろうけど。
しかし、魔法少女と仮面ライダーと宇宙人と電波系ユーチューバーというアイドルなのかも分からないグループは売れるのだろうか。そんなことを思ったりしながらぴえヨンさんとぴえヨン2号に変装した
細マッチョの
私達って
弾ける汗、揺れる筋肉、漏れる吐息、たぶんみんな鼻血を出している。だって、あのクールなキャラで売っている
〈ライブ会場〉
私達、新生B小町のデビューを聞き付けてママ世代のファンで会場は溢れ返っている。
かな先輩の歌い出しに合わせて私達は踊りながら歌う。みんなと練習してきた成果を世界に見せつけてやる。そして、私はママだって越えちゃうアイドルになるんだから!
ふと観客に紛れた
なにそれ、ずるい!
もっと私を見てよ!
その意識して観客に視線を向けた瞬間、お客さん達が沸き立った。なるほど、なるほど、こういう笑顔が良いんだね。
それなら、もっともっと私を魅せてあげる!
私の発するオーラに負けじとかな先輩もMEMちょも理子さんもパフォーマンスを向上させて、もはや初ライブとは言えない熱狂によって会場は包まれる。ひょっとして、これが
じゃあ、もっと強くするね♡
私達の心が一つになっていく。みんな
世界で一番大好きだよ、私の